2018/11/12  23:34

安中市北野殿地区内の廃品一斉回収が11月11日に実施される  国内外からのトピックス

■恒例の地元の有価物集団回収、いわゆる廃品回収が11月11日に実施されました。当日は、風もなく、穏やかな日和に恵まれ、地元の岩野谷4区の区長、区長代理、班長、子ども育成会長らをはじめ、軽トラックを所有する地元民有志も多数ボランティアで参加しました。
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こうして村の軽トラが一堂に会すると壮観だ。ちなみに、米国では25年を過ぎた中古の軽トラ人気がすごいらしい。


 事前に回覧板でチラシを配布している為、各戸ではあらかじめ家の脇の道路に面した場所に廃品を置いてあり、それらを漏れなく回収して、荷台に積み込み、集積場所まで運ぶのが地元民の仕事です。おかげで午前8時から、およそ40分程度で、回収が終わり、北野殿公会堂のわきの広場に回収された廃品を集積し、廃品回収業者のパッカー車が3台駆けつけて大量の廃品を持ち帰りました。

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午前8時の集合時間には既にかなりの廃品が集積。
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次々に軽トラで廃品集荷に出動。

 安中市のHPによれば、安中市の場合、有価物集団回収(廃品回収)とは、自治会や子ども会,少年少女スポーツクラブなどの公共的又は公益的な団体(市長の認定を受けた団体)が、家庭から出る大切な資源を回収し、リサイクル業者に引渡すという市民参加型のリサイクル活動で、ごみ減量と再資源化、また地域のコミュニティづくりを推進し、環境意識の向上にも役立つというのが、この活動の趣旨です。

 回収品目は新聞紙、ダンボール、紙パック、雑誌・雑がみ、繊維類です。安中市では廃品回収の場合は、報償金として回収量1キログラムあたり10円の報償金を支給しています。

 今日は15台の軽トラックを動員して廃品回収を行い、3トン程度集めたのではないかと思われますが、正確には後日計量した結果次第となります。

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集めた廃品をかわるがわるパッカー車に投入。

■ところで、現在は、古紙の価格が暴投しており、日本の古紙が本格的に輸出されるようになった2002年以降、最高値を付けている状況にあるようです。ネット情報によれば、現在、輸出ドル価格の高値はOCC(Old Corrugated Cartonの略。段ボール古紙のこと)が305ドル、ONP(Old News Printの略。新聞古紙のこと)が325ドル、中国向けOMG(Old Magazineの略。米国の古紙品種基準では#10相当)やWP(段ボール古紙パルプ)が215ドル、アジア向けMIX(米国基準でいう無分別の古紙のこと。日本では無分別の古紙が存在しないため、特に雑誌古紙を指している)が180ドルとなっています。

 また、これも業界情報によれば、古紙の品質の良し悪しはパルプ化効率の良し悪しとされ、米国の紙は材木から作るバージンパルプの比率が高く、古紙もパルプ化効率が良いとのことです。一方、日本の紙は原料中に占める古紙の比率(古紙利用率)が約6割もあり、再資源としてのパルプ化効率は米国などの古紙よりも低いのが実態です。このことから日本の古紙は長く国際市場で二級品として扱われ、かつては輸出されることは少なかったそうです。しかし、ここにきて世界的な古紙需要の増大により、それまで日本古紙を敬遠していた海外の製紙業者も、日本の古紙は徹底した分別が行われているため、雑物の混入が極端に少ないことを好感して、次第に採用するようになり、近年は日本の一大輸出産業に成長しています。

 古紙の利用率が上がって、古紙が何度もリサイクルされると、徐々にパルプの繊維が短くなるとともに、塗工紙に多く含まれるカオリンや炭酸カルシウムなどの灰分が増え、強度が低下していきます。古紙利用率の高い日本では、ポリアクリルアミドを主成分とする乾燥紙力増強剤を使って強度を補完することが広く行われています。

 最近、急に世界的に注目されている海洋環境におけるマイクロプラスチック問題や、中国の廃プラスチック受入れ規制強化により、プラスチック製ストローやレジ袋の使用自粛の動きが加速し、代替案として紙製品に注目が集まっています。

 そのためにも、古紙のリサイクルと、再生技術は、今後ますます盛んに議論されてゆくものとみられます。

■地元北野殿では、子ども育成会を主体に毎年5月に地区内の廃品回収を年中行事として実施していましたが、少子化とともに、育成会関係者の皆さんだけでは、支障を生ずるようになりました。そのため、今年から5月と11月の年2回、実施することにして、地元の自治会が主体になって実施することになりました。

 もちろん、子ども達も参加して地域のコミュニティ振興や環境保護学習も兼ねており、次回は来年5月12日(日)に実施される予定です。

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廃品回収後の反省会で、皆の前に出品された大きなスズメバチの巣。通路脇にあったが、通行中も無視していたら、一度も刺されることがなかったという。無用に恐れたりすると、ハチの方も警戒するのだろう。

【ひらく会情報部】
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