2019/10/31  23:55

【速報】東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…前橋バイオマス訴訟で原告住民全面敗訴判決!  前橋Biomass発電問題・東電福一事故・東日本大震災

■2019年10月31日、午後2時1分、「主文1、原告らの請求をいずれも棄去する。2、訴訟費用は原告らの負担とする」という裁判長の声が、40名近い傍聴人が詰めかけた前橋地裁2階第21号法廷の張りつめた空気のなかで響きました。
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前橋地裁第21号と思しき法廷写真(同HPより)。手前が傍聴席(全48席)。左側が原告席(3席)。右側が被告席(3席+後ろ側にも必要に応じて並べる)。奥の3席が裁判官。うち中央が裁判長席。その手前下側に書記官席がある。


 なお、2018年4月25日(水)午後4時30分に開かれた第8回弁論準備以降、これまでの本件裁判に関する情報は次のブログ記事を御覧下さい。
○2018年6月15日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…6月20日前橋バイオマス補助金返還第9回弁論に向け原告が準備書面(8)提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2669.html
○2018年8月4日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…9月5日前橋バイオマス補助金返還第10回弁論に向け被告が第7準備書面提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2716.html
○2018年8月28日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…9月5日前橋バイオマス補助金返還第10回弁論に向け原告が準備書面(8)提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2737.html
○2018年10月2日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10月26日前橋バイオマス補助金返還第11回弁論に向け原告が証拠申出書を提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2767.html
○2018年10月6日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10.26前橋バイオマス補助金返還第11回弁論に向け被告第8準備書面が届く
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2772.html
○2018年10月27日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…10.26前橋バイオマス補助金返還第11回弁論準備でついに証人尋問決定!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2795.html
〇2019年1月22日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…1.30前橋バイオマス発電訴訟第12回弁論準備に向けて被告陳述書2通が到来!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2864.html
○2019年2月4日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…前橋バイオマス補助金返還第12回弁論準備で4月24日に尋問決定!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2876.html
○2019年7月17日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…前橋バイオマス補助金返還訴訟が7月17日に結審!判決は10月31日(木)14時!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2980.html
○2019年10月31日:東電の毒牙から赤城と県土を守れ!…前橋バイオマス訴訟の10月31日14時の判決を傍聴しよう!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3061.html

■2019年10月31日(木)、この日は、早朝のニュースで首里城が全焼するショッキングな映像から始まりました。すると昼のニュースでは法務大臣が突然辞任したという騒ぎが報じられました。こうして重大事件が相次ぐ10月31日ですが、筆者は当日午後1時30分過ぎに前橋地裁に到着しました。すると、駐車場には車がほぼ一杯になっており、やっと空きスペースを探して駐車できました。

 地裁1階ロビーに入ると、すでに20人ほど傍聴人の皆さんが集まってくれていました。そして、午後1時40分には、事務官から判決言渡しのある2階の第21号法廷の開廷準備が整ったとの案内があり、三々五々2階の法定に足を運びました。

 原告2名は、午後2時10分前に法廷内に入廷して出頭簿に記された氏名に○記しをつけて、原告席に着席しました。すると、まもなく被告訴訟代理人弁護士ら3名に引率された群馬県職員ら5名も入廷して被告席に着きました。通常は、判決言渡しには行政側が顔を出すのはめったにありませんので、珍しい光景に感じました。傍聴席は法廷に向かって左側・中央・右側にそれぞれ4席×4列=16席、合計48席ありますが、判決言渡し時刻の午後2時前には、38席が傍聴人らにより埋められました。

 定刻午後2時に裁判長及び陪席裁判官2名が入廷してきました。起立ください予め裁判所の書記官から何名くらい集まりそうか?と訊かれていたため、「40名くらい」と通告していたため、裁判長はあまり驚いた風情には見えませんでしたが、やはり、少し緊張している様子がうかがえました。

 渡辺裁判長は「おまたせしました」と挨拶すると席に着きました。すかさず、男性書記官が「平成28年(行ウ)第27号住民訴訟によるバイオマス補助金支払差止請求事件をはじめます」と早口で読み上げると、固唾をのむ傍聴人らでシーンと静まり返った法廷内に裁判長の声が響きました。

 「それでは平成28年行ウ第27号事件の判決を言い渡します。主文1、原告らの請求をいずれも棄去する。2、訴訟費用は原告らの負担とする。事実及び理由は省略します。判決文をお読みください。以上です」と言い放つや、陪席裁判官と共に席を立ち、ドアの向こうに姿を消しました。

 傍聴席にはため息とも、失笑ともつかぬ息音が広がりました。女性書記官が追い立てるように「順次ご退場ください」と声を掛けてきました。そして原告に向かって「判決文の交付を希望される場合は3階にいらしてください」と言うので、「はい。これから直ぐにうかがいます」と答えました。

■ぞろぞろと傍聴人らが退場する中、被告訴訟代理人の弁護士らと県職員らもそそくさと法廷を出てきました。忙しい最中、40名近いかたがたがわずか30秒足らずの判決言渡しのために、集まってきていただいたので、とりあえず1階ロビーで待っていただき、原告2名はさっそく3階の事務係の民事第1部の窓口に行き、判決文を入手しました。原告2名分として2部判決文が交付されたので、裁判所1階に降りて、1部をさっそくコピーしてもらうことにしました。

 近くの店でコピーをとりあえず30分作成してもらう間に、ロビーでたたずむ方々に「本日は本当にありがとうございます。今日は、朝からショッキングなニュースが続き、とくに法務大臣が突然分けの分からない理由で辞任するというハプニングもありました。判決はお聞きのとおりですが、私が思うに、我が国の司法行政のトップがこの有様ですから、今日の判決もそれを象徴するかのようですね」と感想を述べると、突然、女性書記官と男性事務官3名が周りを取り囲み「裁判所内での集会は禁止です」などと、言い始めました。

 それにかまわず、「今後の方針は、判決文の内容を精査して、2週間以内に相談したうえで決めたいと思います。コピーが出来上がったら、皆さんに配布するので、それまで少しお待ちください」と、裁判所側の「集会は裁判所の構内ではできません」と言う声に負けずに、傍聴にきていただいたかたがたに説明しました。

 それでも裁判所側はしつこく傍聴人である皆さんを外に追いやろうとします。一部のかたは外に出たものの、当会から「せっかく集まってくれたので、今判決文のコピーをとってもらいに行って、できあがるのを待っているだけです。集会ではなく、私が一人でつぶやいているだけです。治安上なんの心配もいりませんので、はやく上に上がって公務に励んでください」と裁判所の事務官らに言うと、「これが仕事だ」と言われました。

■その後、コピーが仕上がるまで、ロビーで待機していましたが、3名の腕章を付けた男性事務官が威嚇するように周りを取り囲んで立っていました。そのため、当会はロビーの長椅子に座り、手元にあったもう1部の判決文に目を通しました。判決文は全部で37枚の片面印刷で、3年半も係争した割には、ボリュームが少ない感じがしました。

 ざっと目を通すと、裁判所の判断がどこからどこまで書いてあるのか、さっぱり分かりませんでした。まもなく、15分ほどすると、出来上がったコピーを、赤城山の自然と環境を守る会の会長らが抱えながら戻ってきたので、さっそくロビー内外に待機していた傍聴参加者のかたがたに配りました。

 そして、赤城山の自然と環境を守る会の会長はじめ地元の赤城ニュータウンや宮城地区の住民の皆様と、14日以内に方針について結論を出すことを約束し、午後3時からのイベントのため、裁判所を後にしました。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告・この項続く】
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