2019/12/29  12:40

【長野高専】天下り石原名誉教授問題…同校と産総研の開示文書で「授与」と「活用」の経緯を暴く!(2)  群馬高専アカハラ問題

○開示請求から文書受領までの経緯はこちら ⇒ URL:https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3098.html

■石原祐志氏への名誉教授称号授与の過程、および同氏による名誉教授称号の使用について、長野高専と産総研から受領した開示文書を以下に掲載します。
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長野高専から郵送された部分開示文書の入った封筒。


★開示文書・元資料
●長野高専からの開示文書
送り状 ZIP ⇒ 201911220.zip
文書1 平成30年度運営会議議事概要 ZIP ⇒ 201911221p.zip
文書2 平成30年度執行会議議事概要 ZIP ⇒ 201911222q.zip
文書3 令和元年度運営会議議事概要 ZIP ⇒ 201911222q.zip
文書4 令和元年度執行会議議事概要 ZIP ⇒ 201911224s.zip
文書5平成25年度〜令和元年度名誉教授称号授与関係 ZIP ⇒ 201911225t.zip

●産総研からの開示文書 ZIP ⇒ ottj.zip

 それでは、開示文書の文字起こしを行ったものを実際に読んでいってみましょう。

議事概要等については、議事の開催概要と石原氏への名誉教授授与に該当する部分を抜粋して文字起こしを行っています。また、文字起こし掲載について意味が薄いか困難な文書については、画像化したものを掲載するか、資料に関する説明を付けるに留めます。実際の元資料の確認については、各自で上記ZIPファイルをダウンロードのうえ、お手元のコンピュータで展開しておこなっていただくようよろしくお願い申し上げます。

 また、文書のレビューに際しての当会の注釈は緑字で示してあります。重要なポイントもいくつか示しておりますので、僭越ながらぜひ注釈の方も合わせてお読みください。

■まずは、長野高専からの開示文書です。

*****1 平成30年度 第11回運営会議議事概要*****
日 時 平成31年3月20日(水) 16:15 〜 17:00
場 所 第1会議室
出席者 石原校長、久保田、奥村、鈴木、楡井、古本の各副校長、岡田、古川、小野、藤澤、西川、板屋の各学科長、小山事務部長
オブザーバー 総務課長、学生課長、濱口学生相談室長、中島教育改善委員長、一般科副学科長、技術長、総務課課長補佐(総務)、総務課課長補佐(財務)、学生課課長補佐、総務係長(事務担当)
欠席者 押田副校長、渡辺国際交流センター長

I 協議題

【中略】

2.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:石原校長
  資料No.2に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。また、■■■■から石原校長の名誉教授への推薦があり、この件については来年度に承認手続きを進めることとなった。

【当会注:「資料No.2に基づき〜承認された。」の方は、話によれば、19年3月末で定年退職した奥村信彦氏(一般科)・中島利郎氏(電子制御工学科)への名誉教授授与の審議のようだ。】
【当会追記注:石原への名誉教授授与の「提案者」については黒塗りとされているが、本記事を読んだ読者から情報提供があり、長野高専電気電子工学科教授であり寮務主事(副校長)の鈴木宏(すずきひろし)ではないか、という話であった。詳しくは後述】
【後略】
**********

*****2 平成30年度 第11回執行会議議事概要*****
日 時 平成31年3月26日(火) 15:00 〜 15:15
場 所 校長室
出席者 石原校長、久保田、奥村、鈴木、楡井の各副校長、事務部長
陪席者 総務課長、学生課長、総務課長補佐(総務担当)、総務係長(事務担当)
欠席者 押田副校長、古本副校長、渡辺国際交流センター長

I 協議題

【中略】

2.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:石原校長

  内 容:資料No.2に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。なお、石原校長の名誉教授への推薦については、来年度に承認手続きを進めることとなった。

【後略】
**********

―――【当会注釈:長野高専における会議スペースについて】―――
関係者の話では、長野高専には会議室が3つあり、それぞれ第1会議室、第2会議室、応接室となる。
第1会議室が1番大きく、教員会議などはここで行われる。
第2会議室は、第1会議室の1/3程の広さで、各種委員会や運営会議などを行う。
応接室は更に小さく、第2会議室の半分ほどで、企業からの求人訪問が来たときの対応などがメインで行われるスペース、である。また、ちょっとした資料のまとめをする場合などにも応接室を使うことがある。
なお、執行会議は校長と副校長・事務部長といった極少数の幹部がメインの会議なので、上記の3室でなく、基本的には校長室の打合せスペースでも行われるようである。
―――――――――


*****3-1-1 2019年度 第1回運営会議議事概要*****
日 時 平成31年4月18日(木) 16:15 〜 17:10
場 所 第1会議室
出席者 土居校長、松下、久保田、児玉、鈴木、楡井、古本の各副校長、岡田、古川、小野、藤澤、西川、富永の各学科長、小山事務部長
オブザーバー 総務課長、学生課長、濱口学生相談室長、押田教育改善委員長、一般科副学科長、技術長、総務課課長補佐(総務)、総務課課長補佐(財務)、学生課課長補佐、総務係長(事務担当)
欠席者 渡辺国際交流センター長

I 協議題

【中略】

2.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:土居校長
  内 容:資料No.2に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。


【後略】
**********

*****3-1-2 平成31年4月18日運営会議資料No.2*****
協議題:「名誉教授の推薦について」

(執行会議及び運営会議)
 ・H31.3.31付けで退職(異動)となった石原元校長先生が、以下のとおり,長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則による称号授与の基準を満たしているので名誉教授に推薦する旨の説明。推薦者については,功績調書等を揃えた上で,7月〜9月頃の運営会議及び執行会議で審議予定。名誉教授授与式については,7月〜9月頃に実施予定。

選考対象者
氏名:石原祐志
ふりがな:いしはらゆうじ
退職時職名:校長
退職(予定)年月日:H31.3.31
授与資格(勤続年数):本校の校長として多年勤務し功績のあった者(規則第2条第1項第2号)
**********

●3-1-3「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に定める勤務年数計算書」

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●3-1-4「石原祐志・校務分掌〈委員会等〉」

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●3-1-5「兼業一覧」

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【当会注:ところで本来の「用途」ではないが、上3枚の資料は石原祐志の足跡を参照するのに極めて有用でよくまとまった表になっているようなので、今後、石原祐志に関する各種分析の際に役立つことが期待される】

●3-1-6「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則」
参考 http://www.nagano-nct.ac.jp/guide/rule/docs/08-07.pdf

●3-1-7「長野工業高等専門学校・名誉教授称号記様式」

*****3-2-1 令和元年度 第2回運営会議議事概要*****
日 時 平成31年5月23日(木) 16:15 〜 17:05
場 所 第1会議室
出席者 土居校長、松下、久保田、児玉、鈴木、古本の各副校長、岡田、古川、小野、藤澤、西川、富永の各学科長、渡辺国際交流センター長、小山事務部長
オブザーバー 総務課長、学生課長、濱口学生相談室長、押田教育改善委員長、一般科副学科長、技術長、総務課課長補佐(総務)、総務課課長補佐(財務)、総務係長(事務担当)
欠席者 楡井副校長
【当会注:年度別の「運営会議」と「執行会議」ごとに分けられた開示分類なので、時系列順に並んでいないことに注意。上記の第1回運営会議(4/18)とこの第2回運営会議(5/23)の間に、後述の第1回執行会議(4/22)と第2回執行会議(メール審議、4/24-26)が行われている】
【中略】


I 協議題

【中略】

3.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:岩佐総務課長
  内 容:資料No.3に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。

【後略】
**********

●3-2-2「令和元年5月23日第2回運営会議資料No.3 名誉教授授与に係る資料」
【当会注:特に目新しい情報はないため文字起こし・画像掲載割愛】

●3-2-3「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に定める勤務年数計算書」
●3-2-4「石原祐志・校務分掌〈委員会等〉」
●3-2-5「兼業一覧」

【当会注:以上3文書は、それぞれ文書3-1-3、3-1-4、3-1-5と(ほとんど)同一で、特筆すべき差異もないため文字起こし・画像掲載割愛】

*****3-2-6 功績調書*****
          功  績  調  書

                    元 校長 石 原 祐 志
                      昭和35年10月22日生

 上記の者は,昭和60年4月1日に科学技術庁に採用されたのち、主に、組織の管理・運営、研究開発プロジェクトのマネージメントを主にキャリアを積み、その経験を請われてインドネシア共和国インドネシア科学院(LIPI)の長官顧問に平成13年4月に就任した。さらに、平成14年9月には、研究技術大臣が代々その職に就いていた技術応用評価長(BPPT)長官の政策顧問を兼務して、日本の科学技術基本法等を参考にしてインドネシア共和国の科学技術振興法の草案を作成するなど、インドネシア共和国の科学技術政策に関与してきた。
 また、帰国後、平成19年4月に国立大学法人筑波大学に着任した際には、研究推進部長兼産学連携本部副本部長として、外部研究経費の確保、産学連携の推進、ベンチャー設立・支援、知的財産管理等を行うとともに、筑波大学が学術研究懇談会、通称RU11(リサーチ・ユニバーシティ・イレブン)に加盟を支援するなど筑波大学の研究大学としての地位確立に尽力してきた。また、インドネシア共和国での活動が認められ、同年11月に筑波大学先端学際領域研究センター教授に迎えられ、同センターで教育研究に努めた。

 上記の者の長野工業高等専門学校での在籍時(平成28年4月〜平成31年3月の3年間)の主な業績は以下のとおりである。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【当会注:以下2ページ半超えにわたって全面黒塗り】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

以上のように、同人は永年にわたるマネージメントに関するキャリアを生かし、卓越した知識、指導力、統率力を以って、教育研究・産学官連携および地域との交流、国際交流等に尽力し、これらの功績はきわめて顕著であり、長野高専の発展に大きく寄与し、高く評価される。

[参考]
学内報以外の投稿記事
  長野経済研究所 経済月報 No.402号(2017年10月)巻頭記事
  長岡技術科学大学 広報誌VOS No.207
**********

*****3-2-7 長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に関する申合せ*****
【当会注:3-1-6でも示した「授与規則」(公開情報)の詳細な運用に関する内規であり、こっちは非公開】

   長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に関する申合せ

1 長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則(以下「規則」という。) 第4条に規定する「教育上又は学術上の功績が特に顕著であった者」とは,次の各号の一に該当するものをいう。

 一 校長として長野工業高等専門学校 (以下「本校」という。) の育成発展に特に功労のあった者
 二 次に掲げる職を通算4年以上(重複した在職期間がある場合は,当該期間は一の職の期 間に限る。) 歴任し,本校の育成発展に特に功労のあった者で,本校の教授としての勤務年数が15年 (規則第3条及び次号により通算される勤務年数並びに本校の特任教授としての勤務年数を含む。) 以上の者
  イ 副校長
  ロ 学科長
  ハ 図書館長
  ニ 情報教育センター長
  ホ 技術教育センター長
  ヘ 地域共同テクノセンター長
  ト 国際交流センター長
 三 本校の教授として5年以上勤務し,本校の育成発展に特に功労のあった者で,国,地方公共団体及び独立行政法人等の研究機関並びに民間の研究機関及び企業等において,当該専門分野の研究に従事していた期間 (本校採用時の給与決定に際し,当該期間の経験が本校の教員としての職務に直接役立つと認められるものと算定された期間に限る。) の2分の1を加算して20年 (規則第3条により通算される勤務年数及び本校の特任教授としての勤務年数を含む。) に達する者
 四 ノーベル賞,文化勲章,恩賜賞,学士院賞等を受けた者
 五 日本学士院会員,日本芸術院会員となった者

2 名誉教授の選考手続き及び日付等
 一 規則第5条に定める名誉教授の選考手続きは,次により行う。
  イ 校長は,運営会議構成員の推薦に基づき,名誉教授の選考について,運営会議に付議する。
  ロ 校長は,運営会議の議に基づき,名誉教授を決定する。
  ハ 定年により退職した者に対する名誉教授の選考は,運営会議で行う。
  ニ 定年以外の事由により退職した者又は転出した者に対する名誉教授の選考は,その事由が生じた日以後,速やかに行う。
 二 名誉教授の称号は,退職又は転出した日の翌日付けをもって授与する。

3 名誉教授の称号授与式
  名誉教授の称号授与式は,名誉教授を決定した日の翌日以後,速やかに行う。

附則
 1 この申合せは,平成17年3月30日から施行し,平成16年4月1日から適用する。
 2 長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規程の運用について (昭和62年3月4日施行)は,廃止する。

附則
 この申合せは,平成19年4月1日から施行する。

附則
 1 この申合せは,平成21年4月1日から施行する。
 2 この申合せの施行日の前日までに,副校長,校長補佐,教務主事,学生主事,寮務主事,専攻科長及び学科主任であった者は,第1項第2号に掲げる職にあったものとする。

附則
 この申合せは,平成22年2月17日から施行する。

附則
 1 この申合せは,平成24年2月23日から施行し,改正後の長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に関する申合せ第1項第2号及び第3号の規定は,平成16年4月1日以降退職又は転出した者から適用する。
 2 平成16年4月1日からこの申合せの施行日の前日までに本校を退職した者又は転出した者で名誉教授の称号を授与されていない者に係る第2項 の規定の適用については,同項1号ハ中「退職した日の翌年度の4月に開催する運営会議」とあるのは「運営会議」と,同項1号ニ中「速やかに行う」とあるのは「行う」と,同項2号中「退職又は転出した日の翌日」とあるのは「選考の日」とする。

附則
 この申合せは,平成26年4月1日から施行する。

附則
 この申合せは,平成29年3月23日から施行する。
**********

*****4-1-1 2019年度 第1回執行会議議事概要*****
日 時 平成31年4月22日(月) 16:15 〜 17:05
場 所 第1会議室
出席者 土居校長、松下、久保田、児玉、鈴木、楡井、古本の各副校長、渡辺国際交流センター長、小山事務部長
陪席者 総務課長、学生課長、総務課課長補佐(総務)、総務課課長補佐(財務)、学生課課長補佐、総務係長(事務担当)
欠席者 なし

I 協議題

【中略】

2.名誉教授称号授与について
  結 果:保留
  説明者:土居校長
  内 容:資料No.2に基づき説明があり、長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規定別紙様式において本籍の記載は不要との意見があり、協議の結果、長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則別紙様式の改正を含め石原元校長先生の名誉教授の推薦については継続審議となった。


【当会注:長野高専の名誉教授称号記の様式では、もともと本籍が記載されることになっていたが、どうやらその廃止を着任したての土居校長が言い出したらしい。というのも、説明者が土居校長であることが明記されている上に、もし他の教員の提案なのであれば、他の定年退職者2名に名誉教授が授与された前年度末時点で、この本籍削除の話が出ていないと不自然だからである。
話によると土居氏の東京高専在職時代、個人情報流出事故(参考⇒https://security.srad.jp/story/13/09/27/066238/)があり、彼にとってそれがトラウマのようにつきまとっているそう。そんな経緯で土居氏は情報関係には特に神経質極まるようで、例えば、本年度から土居氏の鶴の一言で学生名簿の配布を取り止め、必要に応じて学生課で閲覧と変更したエピソードもあるようだ。
 土居氏が心にそうした病を抱えているとなると、オンブズマンへの対応が異常な黒塗り・隠蔽一辺倒になるのもうなずける。とはいえ、何事もやり過ぎは毒なのであり、「プライバシー保護」の一方で「情報公開」もないがしろにされてはいけないことを、土居氏はしっかり認識すべきである】
【後略】

**********

●4-1-2 平成31年4月22日執行会議資料No.2 協議題:「名誉教授の推薦について」
●4-1-3「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に定める勤務年数計算書」
●4-1-4「石原祐志・校務分掌〈委員会等〉」
●4-1-5「兼業一覧」
●4-1-7「長野工業高等専門学校・名誉教授称号記様式」

【当会注:上記5資料は、文書3-1-2〜3-1-7とほぼ全く同一なので文字起こし等割愛】

*****4-2-1 2019年度 第2回執行会議(メール審議)議事概要*****
【当会注:第1回執行会議において、石原氏への名誉教授授与も含め、「保留」となってしまった案件について、「メール審議」という形で再審議を行ったもので、これを第2回執行会議として扱っているらしい】
日 時 平成31年4月24日(水)〜平成31年4月26日(金)
出席者 土居校長、松下、久保田、児玉、鈴木、楡井、古本の各副校長、渡辺国際交流センター長、小山事務部長
欠席者 なし

I 協議題

1.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:土居校長
  内 容:長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則別紙様式の「本籍」については、次回運営会議にて規則改正の審議を行うことで、石原元校長の「名誉教授の推薦」について、第1回執行会議資料No.2のとおり承認された。


【後略】
**********

*****4-2-2 第1回執行会議における保留案件のメール審議について*****
件名:第1回執行会議における保留案件のメール審議について
日付:2019年4月24日 12:16
To: 土居信数<■■■■■■>, 松下英次<■■■■■■>, 久保田和男<■■■■■■>, 児玉英樹<■■■■■■>, 鈴木宏<■■■■■■>, 楡井雅巳<■■■■■■>, 古本吉倫<■■■■■■>, 渡辺昌俊<■■■■■■>, 小山登<■■■■■■>, 岩佐達也<■■■■■■>, 二村光昭<■■■■■■>
Cc: ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

執行会議構成員各位

総務係の■■です。
お世話になっております。

4/22(月)の第1回執行会議における保留となった3件の協議題についてメール審議をお願いいたします。
短期間となりますが、4/26(金)12:00までに本メールへの「全員に返信」にてご意見をお願いいたします。
なお、ご意見等がない場合にも「承認」とご返信ください。

(1)名誉教授称号授与について

長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則別紙様式の「本籍」については、次回運営会議にて規則改正の審議を行うことで、石原元校長の「名誉教授の推薦」についてご意見をお願いいたします。

【後略】
【当会注:ちなみに、このメールを発出した総務課職員名は不開示とされているが、当会の別途調査によれば、総務課総務係の金井隆英氏らしい】

**********

●4-2-3 楡井氏、渡辺氏、久保田氏、古本氏、小山氏、鈴木氏、児玉氏、松下氏からの返信メール
【当会注:いずれの返信メールも、名誉教授授与への賛成・反対がわかる箇所(議題(1)への回答)がことごとく黒塗りしてある。執行会議が多数決なのか全会一致制なのかはわからないが、後者であれば当然のことながら全員賛成というわけだから、黒塗りする意味もないだろうと思う。もっとも、どのような採決方法だったとしても、主事ないし副校長は石原が肝いりで任命した取り巻き軍団であり、反対する者など存在するわけもないが】

*****4-3-1 令和元年度 第3回執行会議概要*****
日 時 平成31年5月27日(月) 16:15 〜 16:25
場 所 校長室
出席者 土居校長、松下、久保田、児玉、鈴木、楡井、古本の各副校長、小山事務部長
陪席者 総務課長、学生課長、総務課課長補佐(総務)、総務課課長補佐(財務)、総務係長(事務担当)
欠席者 渡辺国際交流センター長、

I 協議題

【中略】

2.長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則の改正について
  結 果:承認
  説明者:土居校長
  内 容:資料No.2に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。

3.名誉教授称号授与について
  結 果:承認
  説明者:土居校長
  内容:資料No.3に基づき説明があり、協議の結果、原案のとおり承認された。


【当会注:開示された「議事概要」はこれの日付がもっとも遅く、石原氏への名誉教授称号授与についてはどうもこれが最終決定ということらしい】
【後略】

**********

●4-3-2「令和元年5月27日 第3回執行会議資料No.2 長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則(改正)」
【当会注:3-1-6に様式改正の附則を加筆しただけなので、割愛】
●4-3-3「長野高専名誉教授称号記様式(改正)」
【当会注:3-1-7に本籍削除を盛り込んだだけなので、割愛】

●4-3-4「令和元年5月27日第2回執行会議資料No.3 名誉教授授与に係る資料」
●4-3-5「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に定める勤務年数計算書」
●4-3-6「石原祐志・校務分掌〈委員会等〉」
●4-3-7「兼業一覧」
●4-3-8 功績調書
●4-3-9 長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に関する申合せ

【当会注:上記6資料は3-2-2から3-2-7と同一なので文字起こし等割愛】

*****5-1-1 石原祐志への授与方法希望伺いメール*****
件名:セミナーの件
日付:2019年4月22日 13:07
■■■■■■■■
To: ■■■■■■■■

石原前校長先生

長野高専人事係の■■です。
たびたび申し訳ございません。

先ほど併せて連絡させて頂きました名誉教授授与式のご意向はいかがでしょうか。お手数ですが、ご連絡をお願いいたします。

(例)
・長野高専で授与式の開催を希望する
・表彰状の郵送のみでよい

【後略】
【当会注:またもや極めて常軌を逸した文書が飛び出してきたので筆者は椅子から転げ落ちてしまった。メールのタイムスタンプが4月22日13:07となっている。
上記資料4-1-1を見返してもらいたい。土居新校長をトップに迎えた始めての執行会議である「2019年度第1回執行会議」が行われたのはこの日の夕方である。しかも同会議では名誉教授授与については「継続審議」となったはずであり、その後もメール審議や運営会議等を経て、書類上の最終審議日は5/27のはずである。
 なぜ、名誉教授授与決定どころか新校長がまだ一度も執行会議の場に座っていない段階で、なぜ、さっそく石原本人に「名誉教授授与式」のご都合伺いがなされているのか、とうとう理解に苦しむという表現を超えた。
 このメールの前に行われた会議の類は、4月18日の第1回運営会議(資料3-1-1)だけである。日付的にもこの会議を受けて送られたメールである可能性が高いが、しかし、資料3-1-2に「名誉教授に推薦する旨の説明。推薦者については、功績調書等を揃えた上で、7月〜9月頃の運営会議及び執行会議で審議予定」とあるとおり、この運営会議ではただ、石原氏が名誉教授に推薦されたことと、これから審議をおこなっていくことを承認しただけのはずである。なぜ授与決定も同然のメールがこの段階で石原氏に送られているのか。大問題である。
 しかも、「先ほど併せて連絡させて頂きました名誉教授授与式のご意向はいかがでしょうか」ということは、最初にご都合伺いを行ったメールが必ず存在しているはずだが、なぜか開示資料に含まれていない。もしかすると、おそらくかなりまずい記載があり、しらばっくれているのではないか】

**********

*****5-1-2 セミナーの件(返信)*****
件名:セミナーの件
日付:2019年4月22日 16:38
石原 祐志<■■■■■■■■>
To: ■■■■■■■■

■■様

可能であれば、郵送でお願いします。

【当会注:石原氏からの返信メールには署名すらない。「ありがとうございます」とか「お手数をおかけします」とかそういう言葉もない。LINEか何かでメッセージを送る感覚であろうか?
一応にもひとつの学校が、「名誉教授称号」というとてつもない栄誉を、普通は人生をかけて奉職していなければ貰えない称号を贈るというのに、礼儀も何もなく、貰って当たり前という態度である。石原のこの下劣極まる人間性にも底知れぬ憤りを覚えるが、それにもまして、このような人物に名誉教授称号を贈った長野高専執行会議メンバーの底知れない低劣な品性には呆れるほかない】

**********

*****5-2-1 原議書*****
            原議書
文書記号番号:(空欄)
発送:(空欄)
起案:令和元年5月28日
決裁:令和元年5月28日
起案■■
総務課長 岩佐
課長補佐(総務担当)■■
人事係■■
受信者:株式会社アイワ徽章■■営業部長
発信者:人事係
件名:平成30年度名誉教授称号授与にかかる表彰の筆耕依頼ついて

上記のことについて,別紙のとおり依頼してよいか伺います

希望、意見、備考等記載欄
○被表彰予定者
 元校長 石原祐志
○執行会議(H31.4.24〜H31.4.26メール審議)にて推薦者確定。
○令和元年5月27日執行会議で称号付与決定予定。
※令和元年5月27日執行会議で規則改正。(賞状の本籍を削除 4/1適用)

既に賞状配布済み2名についても、本籍を削除して再送付する。
一般科 中島 利郎 教授
一般科 奥村 信彦 教授

           長 野 工 業 高 等 専 門 学 校

【当会注:5/27の執行会議を受けて、名誉教授称号記の筆耕を業者に依頼した時の原議書らしい。備考欄に「5月27日授与決定予定」とあり、なぜ審議日を過ぎて作成された文書なのに「予定」なのかは謎。
ところで、3月の定年退職時に名誉教授を授与した2名についても、本籍を抜いたので授与状を作り直すとある。調べると、奥村信彦氏は確かに一般科所属であった一方で、中島利郎氏まで電子制御工学科所属だったのに一般科扱いになっている。当人からすれば噴飯モノだろう。学校の誇りであるはずの名誉教授について、こんな根本的なところを誤るなど信じられない。
しかも「賞状配布済み2名」などとある。まず正式名称は「称号記」のはずである。それ以上に信じられないのは、「授与」でなく「配布」などという言葉を用いていることである。町の運動会で子供にばら撒く「がんばったで賞」か何かだとでも考えているのだろうか。天下り官僚への大安売りに始まり、長野高専はどこまでも「名誉教授」の価値を貶めなければ気が済まないらしい。あまりにも長野高専に人生をかけて奉職した教員たちを踏みにじっている】

**********

*****5-2-2 名誉教授称号授与にかかる表彰の筆耕について(依頼)*****
                         令和元年5月 日
株式会社アイワ徽章
■■営業部長 殿

                        長野工業高等専門学校
                            総務課人事係

   名誉教授称号授与にかかる表彰の筆耕について(依頼)

拝啓 時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。
平素から本校の記念事業に関し、格別の高配を賜り厚く御礼を申し上げます。
このことについて,下記のとおり,よろしくお願いいたします。

              記

      表彰状 A3版クリーム色(各1部)
           ※原稿は別添のとおり
**********

●5-2-3 石原祐志への名誉教授称号記原稿
クリックすると元のサイズで表示します

*****5-2-4 筆耕依頼メモ*****
個人情報保護の改正により、実地検査が必要となった旨
財務係から連絡あり。

財務係でシルバー人材センターに依頼。

氏名、生年月日については、長野高専に来校の上、
筆耕してもらうこととなった。

■■さん(女性)
■■■■

【当会注:最初に筆耕を依頼した「アイワ徽章」がシルバー人材センターを下請けにしており、この女性が一貫して担当していたのか不明だが、もしそうでなければ、ただの二度手間であり金の二重払いである。
 なお、当会が別途調査したところによれば、この筆耕者を長野高専に呼びつけての「最終仕上げ」は7月4日に行われたらしい】

**********

*****5-3 【長野高専】名誉教授称号付与にかかる賞状の送付*****
件名:【長野高専】名誉教授称号付与にかかる賞状の送付
日付:2019年7月8日 15:52
■■■■■■■■
To: ■■■■■■■■

石原前校長先生

お世話になっています。
長野高専人事係の■■です。

標記の件についてご送付が遅くなり申し訳ございません。
簡略化で申し訳ございませんが、一両日中には賞状を送付させていただきたいと思います。

ついては、送付先の住所は、次のとおりでよろしいでしょうか。
お手数ですが、ご返信くださるようお願いいたします。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
**********

■長野高専からの開示文書については以上です。続けて、産総研からの開示文書です。

*****
S-1 RE: EbHW事務局よりお願い*****
【当会注:サイト掲載のためプロフィールの提供を依頼した6/4付のコンソーシアム事務局メールに対して、石原祐志が6/7に「長野高専名誉教授」付きのプロフィール等を添付して返信したメール】

RE: EbHW事務局よりお願い
Yuji Ishihara<■■■■■■>
2019/06/07(金)16:02
宛先: ■■■■<■■■■■■>
添付ファイル2個(33KB)
役員プロフィール2019_理研・石原.xlsx, 正面写真.jpg

産業技術総合研究所 臨海副都心センター
産学官連携推進室 ■■様

 ご苦労様です。
 理研の石原です。
 さて、ご依頼の件について、エクセルを添付しました。
 写真は、解像度の良いものを現在持っておらず、とりあえず付けますが、写真なしでも結構です。
【当会注:資料5-1-2の石原氏から長野高専へ送ったメールと見比べてみよう。名誉教授さえ手に入れてしまえば用済みの長野高専には粗末に返す一方で、これから寄生していく産総研には「ご苦労様です」に始まり立派な署名まで付け、ずいぶんと丁重なものである。まさに石原祐志という男の意地汚さの発露といった風情か】


***********************************************************
 石 原 祐 志
 〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
 国立研究開発法人 理化学研究所 科技ハブ産連本部 科学技術ハブ推進部長
               (兼 科技ハブ産連本部 本部長室長)
 TEL■■■■■■■(内線■■■■) FAX 048-462-1220
■■■■■■■■■
【当会注:石原氏が現在理研で「科学技術ハブ推進部長」の他に「本部長室長」なる役職を兼任していたことがここで初めてわかった。これにコンソーシアムの役員も合わせて肩書が三つとなり、本人の中でギリギリ「エリート」としてのプライドと体面が保たれている、というところか。
 しかし、「本部長室長」とはまたよくわからない役職名である。ふつう「室長」といえば、「広報室」や「会計監査室」といった”部署”としての「室」のトップの役名であり、幹部に与えられる物理的な執務部屋としての「室」に「室長」を設けるというのは、寡聞にしてあまり聞かない】



-----Original Message-----
【当会注:ここから元のプロフィール提供依頼メール】
From: ■■■■<■■■■■■>
Sent: Tuesday, June 4, 2019 4:23 PM
To: ヘルスケア・サービス効果計測コンソーシアムHSC-ml@aist.go.jp
Subject: EbHW事務局よりお願い

☆本メールはヘルスケア・サービス効果計測コンソーシアムの新運営委員にBCCでお送りさせていただきました。

新運営委員各位

お世話になっております。EbHW事務局の■■です。
さて、本日はコンソーシアムホームページに掲載する情報のご提供のお願いでご連絡させていただきました。

弊コンソーシアムホームページでは、役員紹介のページを設けております。
下記サイトをご参照の上、添付書類に情報をご記入、ご返信くださいますようお願いいたします。
あわせて、上半身のお写真のご提供をお願いいたします(なるべく解像度の高いものでお願いいたします)

なお、写真およびプロフィールの掲載が不可の場合は、”コンソーシアム活動での想い”
だけでも結構です。
https://unit.aist.go.jp/waterfront/ebhw/officer.html

ご協力くださいますようよろしくお願いいたします。

【署名略】
**********

●S-2「石原祐志氏の氏名、所属/役職、プロフィール(500文字以内)及びコンソーシアム活動への想い(300文字以内)」
【当会注:上記メールの添付として、石原氏がExcelで作成した自己プロフィール。とりあえず、これで石原氏の名誉教授使用が6月7日であったことが確定した】

●S-3「正面写真」
【当会注:何度も指摘されているとおり長野高専時代の使い回しである。撮影場所が校長室ゆえ木でできた書庫など背景が豪華なので、長野高専でトップで君臨した未練と合わせて、少しでも虚勢を張りたいのだろう、との関係者からのコメントであった】

●S-4「コンソーシアムHP役員紹介ページのHTMLファイル更新ログ」
【当会注:見ると、同ページは2019年の5月17日、6月10日、10月7日にそれぞれ更新されていることがわかる。石原氏のプロフィールをHP掲載したのは6月10日ということで間違いなさそう。ところで、10月7日の更新ではどこを更新したのか、少し気になるところだ。当会がHP掲載の件を表立って問題提起し始めたのは9月下旬なので、最終更新日を探れなくする証拠隠滅としては少し遅い気もするが】

――――長野高専・産総研からの開示資料は以上――――

■では、さっそく分析を始めていきましょう。

開示文書が膨大な量で流れがつかみにくいので、まずは開示文書から読み取れる2019年3月〜7月の出来事を、既に判明していることも合わせて時系列上に並べてみましょう。

【3月】
○6日…石原校長(当時)が異動内示を受ける。しかしこの時点で異動先は未確定という異常事態が発生していた模様。
○20日…平成30年度第11回運営会議(資料1)。石原氏に近しい長野高専幹部(開示文書では具体名不開示)が、目の前にいるまだ在職中の校長(当然会議のトップ本人)を、名誉教授に推薦する。石原氏も自身への名誉教授授与を来年への継続議題として承認する(☆大問題1)
○26日…平成30年度第11回執行会議(資料2)。在職中の石原校長への名誉教授授与話がまた持ち上がり、自身への名誉教授授与を来年への継続議題として承認する。またこの日、長野高専教職員による石原氏の送別会が執り行われた。
○31日…石原氏が長野高専校長を退任。

【4月】
○1日…石原氏が理研に異動。土居新校長着任。
○18日…2019年度第1回運営会議(資料3-1-1)。土居新校長を始めてトップに迎えた運営会議で、石原氏への名誉教授推薦が議題に上がる。この運営会議では、石原氏を名誉教授に推薦する旨の説明にとどまり、またこの時点では、授与の審議は「7月〜9月頃の運営会議及び執行会議」でおこなう(当然授与はその後)とされていたはずであった(資料3-1-2)。
○22日…昼過ぎ、「名誉教授授与式の方法」を聞く希望伺いのメールが長野高専から送られている(資料5-1-1)。そして石原氏側もそっけなく郵送希望の旨を返信している(5-1-2)。審議など何一つとして始まっていないはずの段階で名誉教授授与が確定も同然の扱いになっている(☆大問題2)。またこの日の夕方、2019年度第1回執行会議議事概要(資料4-1-1)があり、「石原元校長先生の名誉教授の推薦については継続審議」とされている。
○24日〜26日…2019年度第2回執行会議(メール審議)(資料4-2-1)。メール上で採決を取り、石原祐志への名誉教授授与方針が承認となっている。

【5月】
○23日…令和元年度第2回運営会議(資料3-2-1)。説明者が土居校長でなく岩佐総務課長になっており、功績調書など事務方での作業ができたので審議にかけたいということらしい。
○27日…令和元年度第3回執行会議概要(資料4-3-1)。石原氏への名誉教授称号授与に関する議事概要はこれが一番遅い日付で、これが書類上の最終決定日ということのようだ。よってここで書類上石原氏への名誉教授授与方針が確定したらしい。なお、名誉教授称号記の様式改正(本籍削除)についても、同日決定した。
○28日…さっそくアイワ徽章(株)に名誉教授称号記の筆耕依頼(資料5-2-1)

【6月】
○7日…同月4日の産総研側の要請に対して、石原氏が「長野高専名誉教授」を含んだ自己プロフィールを返信。この時点でまだ名誉教授称号記の授与はされていないにも関わらず、すでに堂々と称号を使ってしまっている(☆大問題3)
○24日…石原氏への名誉教授授与方針について、当会が長野高専に問合せを行う(https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2968.html)。

【7月】
○4日…長野高専内で、名誉教授称号記の最終筆耕。
○5日…前月24日付のオンブズマンからの問合せに対して、「授与方針確定」であることを長野高専が回答(https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2974.html)。
○9日…郵送により、長野高専名誉教授を石原祐志前校長に授与。
○12日…当会が名誉教授授与撤回を求める緊急要請を長野高専に送付(https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2983.html)。
○26日…土居校長が当会からの撤回・再考要請を一切拒否(https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2992.html)。

■出来事を時系列順に並べると以上のようになります。こうしてみると、これまで浮上していた問題の再確認に加えて、新たに浮上した大問題やこれまで聞いていた話との差異など、様々なことが浮上してきます。時系列順に追って取り上げてみましょう。

 まず驚いたことに、最初に石原氏への名誉教授授与の話が出たのは、石原校長がまだ在職中であった3月20日です。実は、当会ではこれまで、あくまでも石原氏の退任後に彼の任命した取り巻きであった副校長らがぶち上げた凶行であったと捉えていたのですが、もはやそんな生易しい話ではなく、事実上名誉教授を「自分で自分に授与していた」ということが判明しました。名誉教授の授与は「部下の提案」としてはありますが、そもそもその「部下」である副校長(主事)自体が校長の任命によるもののはずです。しかもこの提案を会議のトップとして本人がいる場で言い出すのは狂っていると評するほかなく、石原氏が自身への名誉教授推薦を承認した時点で、自分への利益供与の疑いは免れません。

 しかも、この「提案者」とされる長野高専幹部はご丁寧にも黒塗りとされています。当然、石原祐志が肝いりで決定・任命した自らの腰巾着であることが強く想定されます。このような犯罪スレスレの「自分自身への名誉教授称号授与」の片棒を担ぎ、長野高専の名誉を汚した恥も外聞もない人物が誰なのか、たいへん興味がひかれます。

【追記:この記事を読んだ本ブログ読者から情報提供があり、「最初に石原氏への名誉教授授与を提案した『幹部』は、長野高専電気電子工学科教授であり寮務主事(副校長)の鈴木宏(すずきひろし)ではないか」とのことです。さらに新たな内部者のかたからの情報提供によれば「とある執行会議メンバーがそのように話していたのを聞いた」とのことです。ちなみに鈴木氏は、石原時代から土居時代まで継続して学校長に媚びへつらっている代表的な「金魚のフン」としての評価が長野高専内で多いようです。】


 実際に高専関係者らに確認しても、「前校長に名誉教授を授与する場合でも、普通は形式上でも退職した翌年度に名誉教授の推薦を行い、次の校長も加わって審議を開始するのが普通。『在職時代に推薦する』という石原氏のケースは極めて異常」とのことです。また、副校長(主事)は基本的に校長自身が選び、打診・決定して任命することになっているのも事実のようです。常識としても、「自分で任命した人物が自分を名誉教授に推薦し、それを承認する」など、いくらなんでもふざけすぎているという他ありません。

 高専機構教職員就業規則https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/resources/information/etc01-no06-kisoku.pdf)の第36条(遵守事項)の三項によれば、「常に公私の別を明らかにし、その職務や地位を私的利用のために用いないこと」が高専教職員の守らなければならない事項のはずです。しかるに、自分が任命した部下が提案した自分への名誉教授授与を議題にすることを承認した石原前校長の行為は、これに真っ向から違反する行為です。ところが惜しむらくはこれが法律ではない「規則」に過ぎず、高専機構そのものがグルだと罰しようもないということです(注:国家公務員の場合は「国家公務員倫理法」でキチンと規定されている)。まさに独法高専機構は、国家公務員としての縛りを受けない天下り官僚のオアシスともいえます。

■並ぶ大問題は、土居体制のもとでほとんど審議がなされていないはずの4月22日昼過ぎの段階で、なぜか既に授与が決定したも同然のように、石原本人に「名誉教授授与式」のご都合伺いがなされていることです。繰り返す通り、この時点では、新校長がまだ一度も執行会議の場に座ってすらいない段階であったはずです。しかも石原氏とのメールのやり取りがなされている裏で開かれた「2019年度第1回執行会議」でも、名誉教授授与については「継続審議」となったはずです。

 そして、このメールの前に土居体制で行われた会議の類は、4月18日の第1回運営会議だけです。このメールは、日付的にもこの会議を受けて送られたものである可能性が高いように見えます。しかし、同会議の資料に「名誉教授に推薦する旨の説明。推薦者については、功績調書等を揃えた上で、7月〜9月頃の運営会議及び執行会議で審議予定」とあるとおり、この運営会議ではただ、石原氏が名誉教授に推薦されたことと、これから審議をおこなっていくことを承認しただけのはずです。なぜ授与決定も同然のメールが長野高専人事係からこの段階で石原氏に送られているのでしょう。何ら議決等の根拠もないのに、土居校長など一部幹部や、人事係の独断でこのようなメールが送られているというわけですから、手続きとして大問題というほかありません。

■そして、開示された議事録等書類や原議書を見る限りでは、名誉教授称号授与に関する書類上の最終審議日は5月27日のようです。実は、これまで、複数の長野高専内部関係者らから、「6月20日の執行会議で名誉教授授与が決定してしまった」という情報が寄せられていたことから、当会では6月20日が内定日と考え、たびたび当ブログでも言及していたのですが、それは誤りであったことになります。この場を借りて、お詫び申し上げます。

 しかしそうなると、既に3週間以上も前に最終審議が行われ、筆耕依頼まで出されていたにも関わらず、複数の長野高専関係者らが「6月20日内定」と情報提供してきたのは一体何だったのか、まったくの謎です。

 その観点から、情報を統合しつつ経緯をもう一度見返すと、土居校長ひきいる長野高専が狡猾に情報統制をしながら名誉教授授与までこぎつけた様子が見えてきます。

 実は、最初に石原氏への名誉教授授与の話が長野高専教職員らの間で広く話のタネとなったのが4月頃のことで、当然この際相当な反発が出ていたようです。しかし、運営会議の資料に「7月〜9月に審議」と書かれていたことや、「これから検討する」という方向性の話だったこともあってか、同校教職員らもいったん油断してしまったようです。しかし実際には、上記メールのとおり、4月時点で既に授与が前提として話が水面下で動かされていたことがわかります。

 更に教職員の油断を誘ったのが、5月に入って話が出なくなり、「5月中の会議では慌ただしく時間が無いので、決まることはないだろう」という楽観論が飛び交ったことのようです。しかしやはりその裏では、土居校長以下の幹部らが水面下で極めて狡猾に、かつ粛々と事を進めていたことがわかります。そのような情報統制のため、教職員サイドの情報把握とアラートも遅れてしまい、それを受けた当会の対処(授与内定後の6/24にようやく公開質問、授与後の7/12にようやく撤回要請)も、今から見返すと完全に後手後手に回ってしまっていたことがわかります。まさに情報統制の賜物であり、長野高専教職員らも当会も半ば踊らされていたとわかって、遺憾の極みというほかありません。

■しかし、5月27日の授与内定後とはいえ、石原氏が名誉教授称号を使用した6月7日は、まだ授与まで1か月以上もある段階であり、長野高専自身が「授与方針確定」と認めていたのですから、いずれにしても詐称疑惑は揺るぎません。なぜなら、実際に称号記を授与されるまでは、手続き上まだ名誉教授でも何でもなく、長野高専が突如授与を取りやめる可能性も当然ゼロではないからです。

 そして、長野高専の二枚舌と産総研の強弁の最大の根拠となっているのが、「授与は『4月1日付』だ」という設定です。授与決定が5月27日で実際の授与日が7月9日という断固とした事実があるのに、そんな訳の分からない理屈で、授与前にも遡及して自称していたことが正当化できるなど、常識的にも話が通るわけがありません。

 そう思って、長野高専の名誉教授授与に関する内規である「長野工業高等専門学校名誉教授称号授与規則に関する申合せ(資料3-2-7)」を読むと、第2項二号に「名誉教授の称号は,退職又は転出した日の翌日付けをもって授与する」という記載があります。おそらく長野高専の強弁はこれを根拠にしているのでしょう。

 しかし普通に考えればこの規定は、基本的には退職予定の教員に名誉教授を授与する際などのケースを主眼にした決まりのはずです。例えるなら、内定を得た就活生でも4月1日までは社員ではないといった類に近い、「これから」のための運用規則のはずです。もし、遡及して「退職翌日」を効力の発生する日ということにできるのなら、10年前に退職した人物に名誉教授を授与した場合、その人物は10年前から名誉教授だったということになってしまいます。ルールそのものとその運用があまりにも不適当と評さざるを得ません。

■このように、今回の情報開示によって、石原祐志氏への名誉教授称号授与とその使用の経緯について大幅に照らし出すことができました。そして、上述のような巨大な問題点がいくつも明るみに出ました。

 当会では、今回の情報開示と分析によって洗い出された問題点の数々について、更に検討を重ねたうえで、本問題への次のアクションを行っていきたいと考えております。その際は、読者の皆様方の意見も参考にしていきたいと考えますので、今回の調査結果をご覧になって思ったことや考えたことなどあれば、どんな軽い感想でも構いませんので、遠慮なくコメント欄やメッセージBOX等でお寄せください。

■なお、これとは別件で、当会では石原祐志の長野高専校長就任と離任の顛末にまつわる特大スクープを入手しており、近日中に報告する予定ですので、あわせて読者の皆様には当ブログへのご注目をよろしくお願いいたします。

【追記】
別件の「石原祐志の長野高専校長就任と離任の顛末にまつわる特大スクープ」は以下の記事をご覧下さい。↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3102.html

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
34



2020/1/8  17:13

投稿者:ひらく会情報部

>>コメントをお寄せくださった皆様へ
 別報スクープの通り、天祐のような佐野太逮捕によって、石原退陣が成りました。長野高専の直接的破壊がひとまず収まって、長野高専関係者の方々は最低限の安息が得られたと思います。
 しかし、本番はこれからです。石原に破壊の限りを尽くされた長野高専の復興が急務だからです。とくに石原の遺物である鈴木宏ら腐敗幹部、および事なかれ隠蔽主義の土居校長を何とかしなければ、長野高専は教育機関としての健全性を失い続けます。すでにその害は、学内者にも情報統制しての石原祐志への名誉教授授与強行という形で出てしまっています。
 長野高専は「正当な手続きに則って与えられたもので問題ない」と強弁していますが、どう見ても手続き自体が異常であり、このような経緯で与えられた「名誉教授」に意味があるのか、しっかり世に問われなければなりません。
 一日も早い長野高専の復興と健全化、および石原祐志への追撃の二本柱で、微力ながら本問題の解決に邁進していく所存です。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/1/5  15:24

投稿者:通りがかり

これと特大スクープで石原氏の人間性がよくわかりました。

2020/1/5  10:43

投稿者:匿名

メールの記録を見るだけで、石原の異常な性格と多重人格ぶりを垣間見ることができる。
石原が校長に相応しくないのは明らかで、それ以上に欠陥人間というべきである。
このような者を校長に推挙する文科省も大問題である。
それでも追記のように石原の就任に文科省大物官僚がいたとなれば納得できる。
高専機構にも天下りはいるだろうから、文科省からどんな欠陥人物を押し付けられても断れないだろう。
これが天下りの実態だと思うと腹立たしい。
石原を名誉教授に推挙した鈴木宏という副校長も大問題だが、それを黙って見ていた副校長も糾弾されるべきである。

2019/12/30  12:43

投稿者:元関係者

退職してからしばらく経ちます。元同僚から聞いて、覗くようになりました。
元同僚に聞くと、石原のハチャメチャぶりは目に余るので、早くやめて欲しいとこぼしてました。石原が酷すぎて、土居時代はマシに映ると言ってました。
浅黄谷時代を経験しましたが、石原の話を聞く度に、石原が来る前に辞められてよかったと感じます。
最後に出出ている、石原の就任と離任の顛末が気になってます。別稿にある群馬の雑賀とか言う人の続報も気になります。両方の報告期待して待っています。
元の職場が破壊されるのは耐えられません。

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