群馬高専“物質工学科”アカハラ事件を検証する…やっぱり杜撰だった西尾時代の調査経緯(前編)  群馬高専アカハラ問題

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群馬高専公式HP・物質工学科紹介ページ(https://www.gunma-ct.ac.jp/gakka/04cms.htm)より。写真のように生き生きとした教育研究環境の場は、日本を支える学術と人材の源であり、我々市民も全力でその支援に努めたいもの。そんな伸び伸びと過ごせる健全な環境に、教員や学生の営みを破壊するハラスメントなど当然あってはならないが……

■話は2020年の今から4年前にさかのぼります。

 群馬高専がまだ西尾校長時代であった2016年。言わずと知れた雑賀洋平による電子情報工学科アカハラ事件や寮生連続自殺・不審死事件が大きく注目されたことをきっかけにして、当会には堰を切ったように多数の告発が寄せられました。そうした中で発覚した事案のひとつが、主に2009〜10年にかけて、同校物質工学科(以下「K科」)の教員3名が同学科の教員や学生にアカハラとみられる行為をはたらいていたことです。しかも悪質なことに、当時の竹本学校長(在職2010.4〜2013.3)が、事件の揉み消しとみられる言動をしていたことも明るみに出ました。

 そこで、当会では同年12月19日に、この群馬高専K科アカハラ事件の実態調査を求める公開質問状を同校に提出しました。なお、この事件の詳細についても以下記事中に掲載しておりますので、関心のある読者の方は併せてお読みください。

○2016年12月21日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・物質工学科でもアカハラ発生でオンブズマンが公開質問状
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2190.html


■しかし1週間後、回答受領のため同校を訪れたところ、無言の総務課長が示したのは、「事実関係の確認を終えるまで回答できない」という旨がたった3行書かれた、署名も日付もない紙切れ1枚でした。その後も回答をたびたび督促し続けましたが、2017年3月の終わりが近づいても「調査中」の一点張りで、何一つ答えようとしないまま、遂に2017年度を迎え、西尾校長は文科省に逃亡していってしまいました。

○2016年12月29日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・物質工学科のアカハラ事件の公開質問で学校側から3行回答
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2194.html
○2017年2月10日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・物質工学科アカハラ事件の調査に関する公開質問に依然未回答
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2233.html
○2017年3月17日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・校内発行刊行物「校報」人事関係情報も外部に隠す体質浮彫り
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2264.html

■そして、山崎校長就任後も相変わらず調査完了報告ひとつ寄こさなかったため、2017年5月に当会から同校長との直接面談を申し入れた際、本件回答を面談時要請事項のひとつに盛り込みました。すると、群馬高専側はこの面談の実施を承諾しました。

 しかし、2017年6月6日に実現した会談でようやく聞くことのできた「回答」は、噴飯モノとしか形容できない代物でした。

○2017年6月15日:【詳報】群馬高専のアカハラ等問題について4月に着任の新校長ら幹部とオンブズマンの会合の一部始終
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2344.html
*****17/06/06 回答内容抜粋*****
部長:えーと、それではすいません。ちょっと前体制時に頂いたご質問に関してですが、昨年の12月19日、こちらは物質工学科の事案に対してのご質問書でございますね?

当会:はい。

部長:はい。で、まああのう、事実確認をということで、7項目頂いてございます。で、これはまあ、前体制で、ですね、実際に聴き取り調査を、させて頂きました。それで、えー、まず1つ目、ですが、まあ、学科会議等における発言ですね、それから、学生に対する、えー、発言、というのが1番、2番でございますけれども。

当会:ええ、言動ですね。

部長:はい。これはですね、(前体制下での)聴き取り調査の結果といたしましてはですね、事実確認はできなかったということでございます、はい。ええと、それから3番以降、6番まででございます。

当会:はい。

部長:えー、学科長から職員に対する、えー、言動でございますね?

当会:はい。

部長:こちらのほうですが、こちらもですね、同様に複数の者から聴き取り調査をさせて頂いておりまして、えー、まあ、ただちょっと時間がやはり経っていたということが影響してはございますけれども、明らかにハラスメント行為であったと、いう明確な根拠は確認できなかったと、いう結論が出てます。

当会:そのまあ、だから、ハラスメントの、まあ、定義というのはね、まあ、いろいろございますけれどもね。

部長:難しいところでございます。はい。

当会:ええ、だからそれは、御校のその基準に照らして、このぐらいであったら、特にそのハラスメントの、いくつかこう条件がありますけれども、それに該当しなかったと、こういう判断をされているわけですね?

部長はい。それから最後の7番目でございます。えー、まあ、残念ながら、学生さんがお亡くなりになった事案がございまして、あのう、物質工学科の学生さんでございますけれども、ま、ここに関しましてはですね、こちらであのう、質問頂いた事項自体がですね、ちょっとこちらでも根拠を掴みかねるというところでございまして、あのうやはり、大事な、お預かりしている学生さんが亡くなった際にですね、えー、やはり担当教員、ま、担任としてですね、えー、本来あるべき姿での行動はとられていたと、いうことでございますので……まあ、これは、あのう、……複数の、各々の、調査に基づくものということでございます。

【中略】

部長:(前略)それから、すいません、1点ちょっと、これはご相談というか、お願いになってしまうんですが、まあ、12月のご質問に対してですね、先程も私共の行なった審査の結果、まあちょっと、前体制での調査の結果ということでお伝えしましたけれども、事実というものを確認ができていないんですよ。それでですね、あのう、今、ブログの中でですね、まあ群馬高専と、……から学科と、それから、イニシャルで、えー、何名かの教員をほぼ特定できる状態で、掲載されておるんですけれども、まあ、これは、ちょっと外して頂くことは出来ないかなあ、っていう相談なんですね。

当会:えー、イニシャル、仮名ではダメなんですか?

校長:要するに個人が特定できてしまうということなんですよ。

当会:一般人にはできないでしょう。私もできない。

部長:いやいや、それがですね。

校長:いやいや、ホームページで名簿等は、教員名簿等はもちろん公開されていますので。

部長:学科紹介等で、教員紹介としてですね、フルネームで出ていますんで。ですから、あのう、学科とそれを突き合わせることで、個人が特定できてしまうんですね。

当会:うーん、えーとね、そのう、まあ、これ物質工学科の場合、まあちょっと例に挙げて、これあの、実名を挙げて実態報告調査を別紙として、12月19日のやつ(文書)にはお付けしたんですよね。

部長:はい、頂きました。

当会:これで本当に、調査されました?ここに名前が上がっている方?

校長:はい、聴き取り調査をしてますね。

当会:じゃ、これは事実確認ができなかったということ自体、まあ、私は勿論当事者ではないんですけども、えーとね、客観的に見てちょっと考えにくいんですけれどもね。で、ブログの件につきましては、まあ、えーと、もう一回ちょっとね、引き取って、そういう要望があったので、まあどういうふうな、あのう、イニシャルを変えるか、仮名にするかね。もう出てしまったんですけどね。で、今まで特段、だから今、ここで初めてそういう要望が出たので、まあ、今からこう修正していくと、また「なんで修正したんだ」と、いう話になって、じゃあその過程もまた全部公表せねばいかんのでね。そうすると皆さんにとってさらに追い打ちと、ダメージが、よくならないんじゃないかという、そういう懸念は勝手に私もしているんですけれども、大丈夫ですか?

校長:まあまあ、そちらもあのう、複数の情報源なり、をもとに、客観性をもって、確証があるから書かれたんでしょうね?

当会:そうです。そうです。

校長:書かれているということは。

当会:おっしゃる通りです。

校長:それで、出来る範囲で公表したことは確かなことですから。

当会:そうです。

校長:そういうことですね?

当会:そのとおりです。

校長私ども(前体制の面々)は、そこは確認できなかったという調査結果なんですよ

当会:うん、だからまあ、自信をもっていますけれども、では、一応そういう申し入れがあったということは承りましたので。

部長:ご検討をよろしくお願いたします。
**********

■というわけで、半年も待ちぼうけを喰らった挙句に、「ハラスメントなどなかった」と強弁するだけの「回答」が告げられ、極めつけには、「アカハラなど存在しなかったのだから掲載イニシャルを消せ」とまで噛みついてきたのです。

 アカハラ加害者とされる教員らについては、群馬高専宛公開質問状とマスコミ投書ではそのまま実名としていました。しかし本ブログ掲載分については、当該教員らが過ちを恥じ、評価や経歴に傷跡が残らないままやり直せるように、一応の配慮としてイニシャル表記としていました。ところが、そうした当会側の配慮すらも察せず、群馬高専側は「アカハラ自体存在しなかったのだから一切を消せ」と図々しく主張してきたのです。

 この物質工学科アカハラ疑惑については、詳細な経緯に加え、物証の存在は当会でも確認しています。加えて、当時の竹本校長が、「事を大きくしないほうがいい」などとして、関係者や被害者からの要請に対し揉み消しとも言える不適切な対応を取っていたことは、関係者らからの各種情報の提供によっても明白な事実です。したがって、K科アカハラ事件に関して、「事実関係はない」など強弁する群馬高専の上記説明は、極めて怪しいと断言してよいものです。

 しかも、アカハラ事案の告発に対し、当時の竹本校長がそもそも調査を行わず、揉み消すような対応を取ったというのは(アカハラの事実認定如何に関わらず)別個の重大問題です。これは、2012年3月に技術職員によるアカハラが明るみに出たことに際し、竹本・前々校長自身が策定したアカハラ事案への基本姿勢とも真っ向から矛盾するものです。ところが、こうした疑惑の事実確認のため、竹本元校長本人にちゃんと聞き取りを行ったのかすらもわかりません。

 また、群馬高専側が肯定した「群馬高専の基準に照らしてアカハラに該当しない」というのは、加害教員とされる人物が「そもそもそのような言動をした事実が無い」という意味なのか、「そのような言動をした事実はあったにせよ、群馬高専がアカハラと認定する基準に達していない」という意味なのかも判然としません。

 このようにまったくアヤフヤまみれの「説明」に加えて、そもそもなぜ西尾校長の任期中に「回答」をしなかったのかも大きな疑問となりました。なぜなら、この件への「回答」自体は、西尾校長時代に用意されたものであると山崎校長自身も肯定したからです。

 こうした観点から、当会では面談直後にはこのあたりの疑問について更に追及を試みようとしてはいたものの、その後、群馬高専J科アカハラ事件の文書不開示取消訴訟が激化したこともあり、完全に本件へのアクションが凍結状態となってしまっていました。

○2017年6月28日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・6月6日の新校長ら幹部からの説明内容にかかる検証結果
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2349.html

■しかし、事件が明るみに出た以上は、本件を風化させてしまうわけにはいきません。よって、凍結事案再起動プロジェクトの一環として、本件への検証を始めることにしました。

 少なくとも、公益性のある告発内容の掲載に関して「イニシャルを消せ」と公式に要請した以上、群馬高専は「アカハラなど無かった」と断言できる根拠をしっかり説明する義務があります。

 加えて、しっかり検証をした上でアカハラの不存在が確認できたというのであれば、もちろん当会として群馬高専側の要請に応えるにやぶさかではありません。しかしそのためには、当の群馬高専側が、「要請」をしたなりの誠意ある説明をしない限り、事件関係者らの声を背負っている当会としても安易に応じることはできません。まして、群馬高専への告発をおこなったのは、形式上であれ当会なのですから、しっかり調査に関する説明を聞ける権利があるはずです。

 よって、2019年10月8日、西尾時代におこなわれた「調査」の内容と経緯を明らかにするため、以下の文書開示請求を群馬高専に提出しました。

*****19/10/08群馬高専宛開示請求*****ZIP ⇒ 20191008qnlj.zip
貴学が、弊会「市民オンブズマン群馬」の提出した平成28年12月19日付公開質問状(件名:「群馬高専物質工学科におけるアカハラの実態について」)を受けて、同学科におけるアカデミックハラスメント事件等の事実関係及び経緯について調査をおこなった際に作成した文書の一切(電子メール等含む。調査報告書等が複数報ある場合は、そのすべて)。
**********

■その後、通知を待っていると、11月1日付の開示通知が、なぜか12日遅れの11月13日になって届きました。封筒の消印を見ると11月11日となっており、どうやら通知書の日付入力時に11日を1日とタイプミスしたようすがうかがわれます。そうでなければ、作成から発出まで10日もかけているということになってしまいます。

*****19/11/01開示通知*****ZIP ⇒ 20191113qnljm.zip
様式2
                        群高専総第249号
                        令和元年11月1日
           法人文書開示決定通知書
                    市民オンブズマン群馬
                    代表者 小 川 賢 様

令和元年10月8日付けで請求のありました法人文書の開示について、独立行政法人の保有する情報の公開に関する法律第9条第1項及び第2項の規定に基づき、下記のとおり開示することとしましたので通知します。

1 開示等する法人文書名称
市民オンブズマン群馬 (以下 「貴団体」という。) の提出した平成2 8年12月19日付公開質問状 (件名:群馬高専物質工学科におけるアカハラの実態について))を受けて、同学科におけるアカデミックハラスメントの事実関係及び経緯について調査を行った際に作成した以下による文書。

1 市民オンブズマン群馬からの公開質問状を受けての事情聴取の実施について
2 調査メモ (まとめ)
3 調査メモ1
4 調査メモ2
5 調査メモ3
6 調査メモ4
7 調査メモ5
8 調査メモ6
9 調査メモ7
10 調査メモ8
11 調査メモ9
12 調査メモ10
13 回答メモ


2 不開示とした部分とその理由
 1 市民オンブズマン群馬からの公開質問状を受けての事情聴取の実施について
   不開示部分:事情聴取の位置づけ、事情聴取の対象、事情聴取の進め方の一部、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 2 調査メモ (まとめ)
   不開示部分:調査の対象者、調査員、記録者、調査場所、調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。
   不開示部分:氏名
   理 由:法第5条第一号、 第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、 法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、 不開示とすることが相当。

 3 調査メモ1
   不開示部分:調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 4 調査メモ2
   不開示部分:調査結果、メールアドレス、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 5 調査メモ3
   不開示部分:調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 6 調査メモ4
   不開示部分:調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることか相当。

 7 調査メモ5
   不開示部分:調査結果、メールアドレス、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 8 調査メモ6
   不開示部分:調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

 9 調査メモ7
   不開示部分:調査結果、メールアドレス、 氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

10 調査メモ8
   不開示部分:調査結果、 氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

12 調査メモ9
   不開示部分:調査結果
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。

13 調査メモ10
   不開示部分:調査結果、氏名
   理 由:法第5条第四号柱書及び第四号ヘに該当すると認められ、また、法第5条第一号ただし書き及び第二号ただし書きに該当するとは言えず、不開示とすることが相当。
**********

■そして2019年11月27日、当会担当者が群馬高専に直接赴いて開示文書を受領しました。群馬高専側からは尾内課長と村田課長補佐が応対しましたが、村田課長補佐の方は終始無言で厳しい顔をしていました。

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この訪問から2年半前、赴任直後の山崎校長・猿田事務部長と面談した時と同じ会議室に案内された。

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折から舗装工事の真っ最中。

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ちょうど事務棟前の進入道路沿いのイチョウ並木が紅葉真っ盛りだった。

 早速手渡された開示資料に目を落とすと、案の定真っ黒けです。「このように黒く塗るようにしたのは、機構と相談した結果ですか?」と尾内課長に聞いたところ、「そうです」と返答されました。

 11月27日に現地開示された資料のZIPファイルは以下の通りです。
※開示資料 ZIP ⇒
20191127_0001_p0120qnj.zip
20191127_0001_p2041qnj.zip
20191127_0002_p0108qnj.zip
20191127_0002_p0915qnj.zip
20191127_0002_p1623qnj.zip
20191127_0002_p2432qnj.zip

 計73枚の資料が開示されたにも関わらず、紙面のうち半分以上内容が把握できるものはたった4ページしかありません。この4枚(「市民オンブズマン群馬からの公開質問状を受けての事情聴取の実施について」、「調査メモ (まとめ)」の冒頭部、「回答メモ」)を除いた残り69枚は、そのほとんどが一部の隙も無く真っ黒けの文書であり、もはや黒インクで塗り潰しただけのA4用紙です。

■困ったことに、あまりに塗りたくり過ぎていて、実際に受領した書類の果たしてどれが、開示通知の文書リストの各項目に対応しているのかすらも分かりません。これではただの黒い紙束です。

 それに、調査というからには、「調査報告書」がないとおかしいのですが、開示された73枚の紙束のどこにもそれらしき文書の存在が確認できません。調査結果を集約し、論理的に分析し、何かしらの結論を出した(最終)調査報告書といったものが存在しない「調査」など、ついぞ聞いたこともありません。いったいどういうことでしょうか。

 よって12月25日、群馬高専宛てに以下の質問メールを発信しました。

*****19/12/25 当会質問メール(1)*****
From: masaru ogawa
To: 群馬高専総務課 尾内
Cc: 群馬高専村田
日付: 2019/12/25 22:04
件名: Re: 12月5−6日開催の第11回高専出身校長研究会について(ご質問)

群馬高専総務課
課長 尾内様
課長補佐 村田様

たびたび申し訳ございません。
別件で、11月27日に群高専総第249号に基づき開示された貴学物質工学科の過去アカデミックハラスメント事件に関する調査に関する文書について、以下の質問がございます。

(1)開示文書には、「市民オンブズマン群馬からの公開質問状を受けての事情聴取の実施 について」、および、「調査メモ」と表題のついた38ページ(下部中央ページ番号による)の資料、および、左下に手書きで通し番号の付いた報告やメール等雑多な資料が32 ページ(うち31〜32ページは明らかに「回答メモ」) が含まれていることはわかりました。
 しかし大変失礼ながら、これでは開示通知にある各名称の文書が開示資料のどれに対応しているのかまったく把握できません。実際に通知にある各名称文書が過不足なく開示されているかどうかすら確認できない開示方法は、明らかに問題があります。
 したがって、大変お手数ですが、群高専総第249号開示通知にある「2 調査メモ (まとめ)」から「12 調査メモ10」までの各名称文書について、それぞれ実際の開示資料とどのような対応関係にあるのか、 通し番号等との対応をお教えいただければ幸いです。

(2)本件調査に関して、いわゆる「最終報告書」「最終報」(すなわち、調査を踏まえての最終的な結論とその根拠が記載してある文書)に相当するものは、どの文書でしょうか。また、その作成日はいつでしょうか。

 以上、年末のあわただしい折、誠に恐縮ではございますが、上記についてご対応賜りたくよろしくお願い申し上げます。

  市民オンブズマン群馬
  代表 小川賢
**********

■すると翌日、尾内課長から、素直に文書開示の不備を認める返信がありました。既に年の瀬に差し掛かっていたことから、対応は年明け後となりました。

*****19/12/26群馬高専質問受付メール*****
2019年12月26日(木) 16:44
群馬高専総務課 尾内:

市民オンブズマン群馬
代表 小川 賢 様

お世話になっております。群馬高専の尾内でございます。
昨夜,メールにてご指摘いただきました11月27日付け群高専第249号による開示文書につきましては,ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

つきましては,開示決定通知書に記載の1〜13の各文書に対応した開示資料が判別できるようなご回答を(2)のご質問と併せ,年明け早々にはご返信したいと存じますので,よろしくお願い申し上げます。
**********

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告・後編につづく】
★本記事後編はこちら⇒ http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3173.html
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2020/6/15  6:53

投稿者:ひらく会情報部

>>「通りがかり」さんへ
 おっしゃるとおり、人の心というものを無くした成れの果てともいうべき「悪」が、高専界には巣食っています。
 こうした人間が青少年への教育を担っているわけですから、まさに悪夢です。
 毒気に若者たちが晒され、その将来ある才能が台無しにされてしまうことがないよう、当会としても力の限り活動してまいる所存です。

  市民オンブズマン群馬事務局

2020/6/13  14:49

投稿者:通りがかり

調査してないから不存在にしてイニシャル削除要求、唸る方法だが、作戦を実行した奴は相当悪だと断言できる。
いま熱い展開の長野高専の岩佐、北原、上層部も相当悪だと思う。悪は成敗しないといけない。

2020/6/12  0:27

投稿者:ひらく会情報部  

>>「卒業生」さんへ
 記事をお読みいただき、 また本件に関し貴重な情報提供を賜り深謝申し上げます。
 そのように叩けばホコリの出る人物にも関わらず、 群馬高専側が何をもってアカハラの不存在を主張し、 まして当会広報の掲載イニシャル削除まで要求して反撃に出てきた のか、 なぜそこまでして庇い立てるのか謎としかいいようがありません。
 イニシャルまで消してしまえば、 問題教員に関して付随した重要かつ公益性のある情報提供も途絶え てしまいかねませんから、 やはり公共利益の観点からいっても群馬高専側の要求は( その対価として出す情報が皆無であることからして) 軽々と呑めるものではないと再確認している次第です。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/6/10  19:43

投稿者:卒業生

過去の記事も読みました。O教授は他学科の先生の研究にも難癖をつけていて、そのせいで僕の研究が滞ったことがありました。

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