元文科省幹部・佐野太による受託収賄事件で逮捕から2年越しの初公判…開廷からなんと容疑全面否認!  群馬高専アカハラ問題

■2018年7月、息子の裏口入学と引き換えに便宜を図った容疑で逮捕起訴された元文科省幹部・佐野太。エリート官僚による文科行政私物化の呆れた実態を浮き彫りにしたそのニュースは、衝撃とともに日本を駆け巡りました。天下り文科官僚によって引き起こされた群馬高専の悲劇を追及する当会としてもそれは注目の事件であり、当時大きく本ブログにて取り上げました。さらに驚くべきことに、当会が別途追及し続けている長野高専の石原祐志天下り前校長の就任と退任劇が、どちらも佐野太の引き起こしたものであったという衝撃の事実がのちに明らかとなりました。
○2018年7月5日:補助金と天下りで教育行政を歪める文科省の官僚とそれに順応して教育の本質を見失った学校組織のトップ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2686.html
○2019年12月31日:【スクープ】長野高専石原祐志前校長就任・退任の裏事情…実はあの日本中激震の大事件と連動していた!?
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3102.html
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日本中を騒がせた有名人からこんな「友情の校長プレゼント」がなされていたかもしれない?

 佐野太によるこの受託収賄医学部裏口入学事件は、東京地検特捜部が威信を賭けて逮捕起訴し、日本中を騒がせた重大事件です。しかしその後、何らかの事情で捜査や公判準備が不調に陥ったのかさっぱり音沙汰が無くなり、さらにコロナ禍での裁判所の機能停止も相まって開廷は遅れに遅れました。そして18年7月4日の逮捕から丸二年が経った今年7月6日、ようやく東京地裁で初公判が開かれることになりました。
○2020年5月23日:受託収賄元文科省幹部の佐野太の現況…新型コロナ騒動の裏で一進一退の法廷お膳立て
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3167.html

■当会としても、群馬高専の悲劇にも繋がる文科行政腐敗の象徴的な事件であり、また今に尾を引く長野高専の様々な崩壊を招いた元凶が起こした事件について、ぜひその真相と審理の行方を見定めたいと考えました。そのため、東京地裁HPのアナウンスを注視していたところ、以下の傍聴券配布予定が7月2日午後に掲載されました。

https://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/detail?id=11292&list_id=15,18,19,20,21,22,23,24,25
**********
裁判所名:東京地方裁判所  刑事第16部
日時・場所:令和2年7月6日 午前9時15分 東京地方裁判所1番交付所
事件名:受託収賄,贈賄,受託収賄幇助 平成30年刑(わ)第1936号
備考:<抽選>当日午前9時15分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。開廷時間は午前10時00分です。<傍聴席>新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から,各法廷の傍聴席については,間隔を空けてお座りいただくこととしました。ついては,各法廷の傍聴席に「不使用」の用紙がついた席にはお座りいただくことができません。御理解いただきますようお願いします。
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■当日、当会担当者が朝9時15分までの抽選に間に合うよう安中市の自宅を出たところ、高崎に向かう途上の国道18号線で大渋滞に引っ掛かりました。普段いつも通っている道なのですが、コロナ禍での「新しい生活様式」に慣れ過ぎて、通勤ラッシュの時間帯であることをすっかり失念してしまっていました。

 なんとか高崎駅に着いたあと、新幹線で東京に向かいましたが、東京地裁最寄りの霞ヶ関駅に着いたのは9時20分でした。何とか辿り着いた裁判所の守衛に訊いたところ、やはり傍聴整理券の配布は締め切られてしまっており、既に当選者の通知も掲示されたあとでした。コロナ前から初公判の行方を見守っていたにも関わらず、凡ミスで初公判の傍聴はおろか抽選へのトライもできなかったことについては、慙愧に堪えず、読者の方々にお詫びの言葉も見つかりません。

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9時24分の裁判所前の歩道の様子。
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同上。
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東京地裁刑事第16部が張り出した傍聴券交付所。10分遅れですでに「傍聴券は、すべて交付しました」の張り紙が付けられていた。

 東京地裁の前には報道陣が前に多数詰めかけていました。実は当会担当者は佐野太初公判のためだけに東京高等地方簡易裁判所合同庁舎に来たわけではなく、別件の裁判の上告手続き( https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3178.html )を取りにも来ていたので、そのまま報道陣の群がる玄関を通って裁判所内に入りました。そして、1階の107号法廷に通ずるエレベーターホールで、佐野太初公判の傍聴を許されたラッキーな当選者らとマスコミ記者らが、受付のチェックを受けているシーンを横目にしながら、17階の高裁民事受付に向かいました。

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10時7分に上告手続きを終えて東京高裁を出る。この時、既に104号法廷で佐野太らの刑事初公判が開廷したばかり。
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同上。

■その後帰宅して佐野太初公判に関する報道を見たところ、思わず目を疑ってしまいました。佐野太を筆頭に、裏口入学に関与した東京医大の前理事長と前学長、そして仲介役を果たしたとされるコンサル会社元役員の全員が、容疑を全面否認しているというのです。

 佐野太が18年12月に釈放されてから、検察がもたついていた1年半をフル活用し、ガッツリ腕利きの弁護士も交えて協議と口裏合わせを重ね、言い逃れの作戦を用意してきたのでしょう。そうでもなければ、この状況でここまで自信満々に身の潔白を主張することはできません。しかし、素人目にもさすがに完全無罪というのは厳しいように思われますが、なぜ佐野太らはここまで妥協知らずの姿勢で闘おうと試みているのでしょうか。

 筆者が推察するに、これは現在、佐野太の退職金の支払いが差し止められていることと無関係ではないでしょう。というのも、国家公務員退職手当法などの規定に基づき、有罪が確定すれば退職金は支払われないことになっているからです。

 あくまで筆者の丼勘定でいえば、もし本件が露見しないまま佐野太が順当に局長あるいはそれ以上の役職で定年退職していれば、退職金は6千万円に達していたはずです。実際には逮捕によって大臣官房付に格下げとなり、そのまま今年3月末に定年になっていることから、退職金算定額は2千万〜3千万円程度目減りしていると考えられます。しかし、3千万〜4千万円でも、言うまでもなく相当な額です。

 報道によると、佐野太は2014年に5500万円のローンを組んで港区麻布の高級マンションを購入していたようです。佐野太がバカ息子を入れた私立の東京医大は、6年間で3千万円の学費がかかります。佐野太としては、トップ幹部のまま定年でゴールインして莫大な退職金を貰い、更に天下りで荒稼ぎするので無問題という算段だったのかもしれません。しかしそうした目論見は、逮捕と共に泡と消えてしまいました。そして逮捕によって入れられた牢屋から出るために、保釈金500万円を積むことになりました。

 しかも別の報道によると、佐野太は「徹底抗戦」のため元検事の弁護士まで雇っているという話もあります。アテにしていた稼ぎがパァになったうえ、保釈金に裁判費用など想定外の出費まで嵩んでは、佐野太の老後の財産計画は台無しといったところでしょう。

 だからこそ、佐野太は死に物狂いで妥協なき「無罪」をもぎ取り、差し止められている数千万の退職金を手にしなければいけないのでしょう。しかしあれほどの騒動を起こして何の反省もない態度丸出しでは、ますます世間の怒りを買っていくだけです。

■当会としては今後、今回の失敗を踏まえて、次回以降の公判の傍聴にトライしていく所存です。初公判と判決言渡以外の途中公判は傍聴希望者も減ると思われることから、比較的狙い目といえそうです。

【7月17日追記】
■再チャレンジとして第2回公判にトライするため、その予定について本日7月17日(金)の11:41に東京地裁刑事第16部に電話をして確認したところ、「本事件の第2回公判は来たる7月20日(月)10:00から開廷する予定で、傍聴券配布方式により、前回同様09:15に配布締め切りのうえ抽選で傍聴者を選ぶ予定」とのことです。よって、今度こそ今回の失敗の反省を活かし、朝一番に東京地裁に余裕を持って到着し、傍聴券配布の列に加わる所存です。【追記終】

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考情報「佐野太らの裏口入学受託収賄事件初公判に関する報道」
今回の初公判に関する報道記事を集めてみました。
**********テレ東NEWS 2020年7月6日
https://www.youtube.com/watch?v=8JJPCrAhB4o
文科汚職、元局長ら初公判(2020年7月6日)
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 私立大学の支援事業を巡る汚職事件で、受託収賄の罪に問われた文部科学省の元局長ら4人の初公判が、東京地裁で開かれています。 元局長ら4人は起訴内容を否認しました。 文部科学省の元局長・佐野太被告は2017年5月、私立大学の支援事業で便宜を図った見返りに、2018年2月に実施した入試で息子を東京医科大学に合格させてもらった罪に問われています。 初公判には佐野被告のほか、贈賄の罪に問われた東京医科大学の前理事長・臼井正彦被告ら3人も出廷しています。 佐野被告は起訴内容について「賄賂を受け取ったとする内容については否認します。私は無罪です」と述べました。

**********テレ朝ニュース2020年7月6日
文科省汚職事件の初公判 元局長ら起訴内容を否認
https://www.youtube.com/watch?v=wGeJqUTSK5g
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 文部科学省の大学支援事業を巡る贈収賄事件で、起訴された文科省の元局長が初公判で起訴内容を否認しました。
 文科省の元局長・佐野太被告(60)は東京医科大学に支援事業で便宜を図る見返りに、息子を合格させた受託収賄の罪に問われています。初公判で佐野被告は「いくら自分の子どもがかわいいとはいえ、不正を考えたことは天地神明に誓って一度もありません」と述べ、起訴内容を否認しました。また、贈賄側の大学の前理事長らも起訴内容を否認しました。検察側は冒頭陳述で「佐野被告は息子が高校野球で活躍した新聞記事を理事長に渡した」「息子が大学を志望していることを伝えた」などと指摘しました。

**********NHK News Web 2020年7月6日4時42分
文部科学省元局長の贈収賄事件 6日初公判 無罪主張か 東京地裁
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 文部科学省の元局長が東京医科大学に息子を不正に合格させてもらったとして起訴された贈収賄事件の初公判が6日、東京地方裁判所で開かれます。関係者によりますと、収賄側の元局長と贈賄側の大学の前理事長らはいずれも無罪を主張する方針で、裁判の行方が注目されます。
 文部科学省の元局長の佐野太被告(60)は国が私立大学を支援する事業の選定で東京医科大学に便宜を図った見返りに、おととし大学を受験した息子を不正に合格させてもらったとして受託収賄の罪に問われ、東京医科大学の前理事長の臼井正彦被告(79)らが贈賄の罪に問われるなど、4人が起訴されています。
 佐野元局長は捜査段階の調べで「大学側に助言はしたが当時は官房長で職務権限は無かった。息子を不正に合格させてくれとまでは依頼していない」などと一貫して否認していました。
 関係者によりますと、贈賄側の前理事長らも起訴内容を否認していて、裁判では4人がいずれも無罪を主張し、全面的に争う方針だということです。
 4人の初公判は6日、東京地方裁判所で開かれ、裁判では元局長による便宜供与があったかや息子の合格が賄賂にあたるのかなどが争われる見通しです。

**********朝日新聞2020年7月6日11時36分
文科省汚職、元局長が無罪を主張「息子に加点、知らず」
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東京地裁に入る文部科学省元科学技術・学術政策局長の佐野太被告=2020年7月6日午前9時22分、東京・霞が関、新屋絵理撮影
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東京地裁に入る東京医科大前理事長の臼井正彦被告=2020年7月6日午前9時23分、東京・霞が関、新屋絵理撮影
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東京地裁に入るコンサル会社元役員の谷口浩司被告=2020年7月6日午前9時24分、東京・霞が関、新屋絵理撮影
 文部科学省の私立大学支援事業で便宜を図る見返りに、東京医科大学の入試で次男を合格させてもらったとして、受託収賄の罪に問われた同省元科学技術・学術政策局長の佐野太被告(60)ら4人の初公判が6日、東京地裁であった。佐野元局長は「私は無実です。息子に加点されたことは全く知りませんでした」と無罪を主張。ほかの3人も起訴内容を否認した。
 贈賄罪で起訴された同大前理事長の臼井正彦被告(79)は「加点は私が勝手に指示した。佐野元局長には言っていない」、前学長の鈴木衛被告(71)は「佐野元局長とは面識もなく、加点が賄賂という認識はない」と述べた。受託収賄幇助(ほうじょ)の罪に問われたコンサル会社元役員の谷口浩司被告(49)は「佐野元局長から裏口入学を頼まれたことはない」とした。
 起訴状によると、佐野元局長は同省官房長だった2017年5月、東京都内の飲食店で臼井前理事長から「私立大学研究ブランディング事業」の選定で便宜をはかるよう頼まれ、翌6月に谷口元役員を通じて事業計画書の書き方などを助言。18年2月、同大医学部の入試で次男の点数の加算を受け、不正に合格させてもらったとされる。
 佐野元局長は18年7月、東京地検特捜部に逮捕、起訴された。臼井前理事長と鈴木前学長は容疑を認めて在宅で起訴されたが、起訴後に否認に転じた。一連の事件では、同省の川端和明・前国際統括官(59)も谷口元役員から飲食接待を受けた別の収賄罪に問われ、すでに執行猶予付きの有罪判決が確定している。
 事件をきっかけに、東京医科大が女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱う得点調整をしていたことが発覚。文科省は18年12月、東京医大を含む計9大学の医学部で、女子を不利に扱うなどの「不適切入試」があったと認定した。(根津弥)

**********毎日新聞2020年7月6日 11時13分(最終更新 7月6日 11時31分)
文科省汚職 佐野元局長「私は無実」 贈賄・東京医科大の前理事長ら起訴内容否認
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文部科学省汚職事件の初公判で、東京地裁に入る佐野太被告=東京都千代田区で2020年7月6日午前9時20分、長谷川直亮撮影
 文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件で、東京医科大に便宜を図った見返りに息子を同大に不正に合格させてもらったとして、受託収賄罪に問われた同省元科学技術・学術政策局長の佐野太被告(60)は6日、東京地裁(西野吾一裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を否認した。佐野元局長は「職務に関し賄賂を受け取った認識はない。私は無実です」と述べた。
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文部科学省汚職事件の初公判で、東京地裁に入る臼井正彦被告=東京都千代田区で2020年7月6日午前9時21分、長谷川直亮撮影
 贈賄罪に問われた東京医科大前理事長の臼井正彦被告(79)と前学長の鈴木衛被告(71)、受託収賄ほう助罪に問われた元コンサルティング会社役員の谷口浩司被告(49)も同様に起訴内容を否認した。
 起訴状によると、佐野元局長は同省官房長だった2017年5月、東京都内の飲食店で臼井前理事長と会食した際、同省の「私立大学研究ブランディング事業」に同大が選定されるよう依頼され、事業計画書の書き方を助言した見返りに、18年2月の同大入試で息子を不正合格させてもらったとされる。
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文部科学省汚職事件の初公判で、東京地裁に入る谷口浩司被告=東京都千代田区で2020年7月6日午前9時22分、長谷川直亮撮影
 臼井前理事長と鈴木前学長は共謀して佐野元局長の息子を不正合格させ、谷口被告は佐野元局長と臼井前理事長を引き合わせたほか、17年6月には佐野元局長の助言内容を、臼井前理事長らに伝えたとされる。
 ブランディング事業は大学を挙げた独自色の強い研究を助成する事業。17年度は188校から申請があり、同大を含む60校が選定され、同大には3500万円が交付された。
 佐野元局長と谷口被告は18年7月、東京地検特捜部に逮捕・起訴された。臼井前理事長と鈴木前学長は捜査段階では容疑を認めていたとされ、在宅起訴されたが、その後に否認に転じたとみられる。
 谷口被告は宇宙航空研究開発機構(JAXA)を巡る汚職事件でも、川端和明・同省前国際統括官(59)に接待を繰り返した見返りに便宜を受けたとして贈賄罪で起訴されている。川端前統括官は収賄罪に問われ、東京地裁が19年12月に懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金154万円の有罪判決を言い渡し、確定した。【巽賢司、遠山和宏】

**********共同通信2020年7月6日 12時00分 (共同通信)
元文科局長が無罪主張、入試汚職 前医科大理事長らも否認
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東京地裁に向かう佐野太被告=6日午前9時20分
 私大支援事業で便宜を図る見返りに、息子を東京医科大に合格させてもらったとして、受託収賄罪に問われた元文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太被告(60)は6日、東京地裁(西野吾一裁判長)の初公判で「私は無実です。私の知らないところで息子の入試の加点がなされていた。不正の請託も受けていない」と述べ、起訴内容を否認、無罪を主張した。
 贈賄罪に問われた東京医科大の前理事長臼井正彦被告(79)と前学長鈴木衛被告(71)、受託収賄ほう助罪に問われた元医療コンサルティング会社役員谷口浩司被告(49)の3人も起訴内容を否認、無罪を訴えた。

**********山梨放送2020年7月6日
文科省汚職事件 元局長ら起訴内容否認
 文部科学省の汚職事件で、受託収賄の罪に問われている元局長ら4人の初公判が開かれ、元局長は、起訴内容を否認しました。
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**********FNNプライムオンライン2020年7月6日12:48
不正合格 元局長は無罪主張 文科省汚職
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 文部科学省の元局長による、東京医科大学への息子の不正入学をめぐる汚職事件の初公判で、元局長ら4人は、無罪を主張した。
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 文科省元局長の佐野太被告(60)は、2017年、私立大学への助成事業の選定で、東京医大に便宜を図った見返りに、自分の息子を不正に合格させてもらった受託収賄の罪に問われている。
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 また、東京医大元理事長の臼井正彦被告(79)と、元学長の鈴木衛(まもる)被告(71)が、贈賄の罪に、谷口浩司被告(49)が収賄のほう助の罪に問われている。
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 初公判で、佐野被告は「わたしが職務に関して依頼を受け、賄賂を受け取ったことは否認します。不正をしてまで合格させたいなどと、姑息(こそく)なことを考えたことは、天地神明に誓って一度もありません」と述べるなど、4人全員が無罪を主張した。

**********TBS NEWS 2020年7月6日14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec28e54542e77a063c29f221b1df14a6ef29d021
文科省汚職事件 初公判、元局長「私は無実です」
 東京医科大学に便宜を図る見返りに息子を合格させてもらったとして、文部科学省の元局長が罪に問われている事件の初公判が開かれ、元局長は「私は無実です」と述べて、起訴内容を否認しました。
 文部科学省の元局長・佐野太被告(60)は、東京医科大側から支援事業で便宜を図るよう依頼を受けた見返りに、息子を不正に合格させてもらったとして、受託収賄罪に問われています。
 6日の初公判で、佐野被告は「特別な便宜を図ったことはない。私は無実です」と述べて、起訴内容を否認しました。また、贈賄の罪に問われている東京医科大の前理事長・臼井正彦被告(79)らも起訴内容を否認しました。
 一方、検察側は冒頭陳述で、「会食の際に、臼井被告が佐野被告に『来年は絶対大丈夫だと思う』と述べて、合格させることができると伝えた」と指摘しました。

**********日経2020年7月6日19:42
文科省汚職初公判、「加点なくても息子合格」元局長無罪主張
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東京地裁に向かう佐野太被告(6日午前9時20分)=共同
 私立大支援事業を巡る文部科学省汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省科学技術・学術政策元局長の佐野太被告(60)や、贈賄罪に問われた東京医科大前理事長、臼井正彦被告(79)らの初公判が6日、東京地裁であった。全員が無罪を主張し、検察側と全面対決する構図になった。
 検察側は、佐野被告は文科省官房長だった2017年5月、東京都内の飲食店で、臼井被告から、東京医科大が支援事業対象校に選ばれるよう事業計画書の書き方を助言してほしいなどと依頼されたと指摘。その見返りとして18年2月の入試で加点を受け、息子を合格させてもらったと主張している。
 これに対し、佐野被告は6日の初公判の罪状認否で「加点の話は一切聞いていない。加点がなくても息子は合格していた。賄賂は存在しない」と無罪主張をした。臼井被告も「佐野被告に『書き方のアドバイスはできない』と断られた。加点は私が勝手に指示したもので、佐野被告に伝えていない」と話した。
 贈賄罪に問われた東京医科大前学長の鈴木衛被告(71)や、受託収賄ほう助罪に問われた医療コンサルタント会社元役員の谷口浩司被告(49)も無罪主張をした。
 冒頭陳述で検察側は、17年5月の会食の際、佐野被告が臼井被告に、前回の入試で不合格だった息子について「またよろしくお願いします」と切り出したと指摘した。
 冒頭陳述によると、臼井被告は、前回の得点・順位が書かれた紙を示し「もうあと5点、10点ほしい」と話し、その程度の上積みがあれば、加点で合格させられることを伝えたという。臼井被告は18年2月の1次試験で佐野被告の息子の点数に10点を加え「ある程度の配慮はした」と同被告に報告したと主張している。

**********日テレNews 24 2020年07月06日20:07
https://www.news24.jp/nnn/news88817312.html
文部科学省の汚職事件 起訴内容を否認
 文部科学省の汚職事件で、受託収賄の罪に問われている甲州市出身の元局長ら4人の初公判が6日、開かれ元局長は起訴内容を否認した。
 文科省の元局長で甲州市出身の佐野太被告は私立大学への支援事業で東京医科大学に便宜を図るよう依頼を受けた見返りに、息子を入学試験で不正に合格させてもらったとして起訴されている。
 初公判で佐野被告は「自分の子どもが可愛いとはいえ不正をしてまで大学に合格させたいなどという姑息なことを考えたことは天地神明に誓って一度もない」などと話し、起訴内容を否認した。
 日かに贈賄の罪に問われている東京医科大学の前理事長・臼井正彦被告と、前学長の鈴木衞被告もいずれも起訴内容を否認。
 受託収賄ほう助の罪に問われているコンサルタント会社元役員の谷口浩司被告も否認した。

**********共同通信2020年07月06日20:51
元文科省局長に「あと10点」 東京医科大側、私大支援巡る汚職
 文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件の東京地裁初公判で、検察側は6日、受託収賄罪に問われた元同省局長佐野太被告(60)の次男の受験について、贈賄罪に問われた東京医科大の前理事長臼井正彦被告(79)が、不合格時の成績を渡し「あと5点、10点ほしい」と言及した上、もう少し得点が取れれば、加点による合格が可能だと伝えていたと指摘した。
 佐野被告や臼井被告らは、支援事業を巡る助言・指導のやりとりはなく、加点合格の依頼もなかったと反論、全面対決の姿勢を示した。
 検察側は冒頭陳述で、2017年5月の会食の際、同2月の次男の受験が話題になったと指摘した。

**********時事通信2020年07月06日17時26分
元局長ら、無罪主張 「加点なくても合格」―文科省汚職事件・東京地裁
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 文部科学省の私立大支援事業をめぐる汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省元科学技術・学術政策局長、佐野太被告(60)ら4人の初公判が6日、東京地裁(西野吾一裁判長)であり、4人はいずれも起訴内容を否認し、無罪を主張した。
 罪状認否で佐野被告は「点の加算がなくても息子は合格していた。賄賂は存在しない」と主張。「いくら自分の息子がかわいいとはいえ、不正をしてまで合格させたいと考えたことは天地神明に誓って一度もない」などと述べた。
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文部科学省の私立大支援事業をめぐる汚職事件の初公判のため、東京地裁に入る元同省局長の佐野太被告=6日午前、東京都千代田区
 佐野被告以外の3人は、贈賄罪に問われた東京医科大の前理事長臼井正彦(79)と前学長鈴木衛(71)、受託収賄ほう助罪に問われた医療コンサルタント会社元役員谷口浩司(49)の各被告。いずれも「加点は自分が勝手に指示したもので、一切佐野被告には言っていない」(臼井被告)などと述べ、無罪を主張した。
 検察側は冒頭陳述で、佐野被告が臼井被告との会食の翌日、再び同被告とホテルで面会し、東京医科大の事業計画書案を一度見せるよう伝えたと主張。谷口被告を介して大学側と文案をやりとりし、改善点の助言をした結果、同大が支援対象校に選定されたとした。
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文部科学省の私立大支援事業をめぐる汚職事件の初公判のため、東京地裁に入る東京医科大前理事長の臼井正彦被告=6日午前、東京都千代田区
 弁護側も冒頭陳述し、佐野被告に対象校選定の権限はなく、特別な便宜供与は行っていないと主張。息子への加点も知らなかったなどと訴えた。
 起訴状によると、佐野被告は文科省官房長だった2017年5月、谷口被告が手配した東京都内の飲食店で臼井被告と会食。支援事業の対象校選定で東京医科大が有利になるよう依頼を受け、見返りとして18年2月に同大を受験した息子を臼井、鈴木両被告によって不正合格させたとされる。

**********産経2020年6月12日
文科省元局長、7月6日に初公判 息子の医大合格に便宜
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東京地裁(桐原正道撮影)
 東京地裁は12日、文部科学省の私大支援事業で便宜を図る見返りに、息子を東京医科大に合格させてもらったとして、受託収賄罪で起訴された同省の元科学技術・学術政策局長、佐野太被告(60)ら4人の初公判を7月6日に開くと決めた。当初4月20日に予定していたが、延期されていた。
 ほか3人は、いずれも贈賄罪で在宅起訴された医科大の前理事長、臼井正彦被告(79)と前学長、鈴木衛被告(71)、受託収賄ほう助罪で起訴された元医療コンサルティング会社役員、谷口浩司被告(49)。
 一連の文科省汚職事件では、飲食接待を受けたとして収賄罪に問われた同省の川端和明前国際統括官(59)=失職=に執行猶予付きの有罪判決が確定している。

**********時事通信2020年03月31日05時22分
汚職の元局長が定年 有罪なら退職金不支給―文科省
 文部科学省は、受託収賄罪で起訴された元科学技術・学術政策局長の佐野太被告(60)が31日付で定年退職したと発表した。退職金の支給は差し止めており、今後の公判で有罪が確定した場合は不支給となる。
 佐野被告は2018年、同省の私立大支援事業をめぐる汚職事件で逮捕、起訴された。起訴に伴い休職し、その後は職務に従事していなかった。

**********産経2018年7月21日21:44
【文科省汚職】秘密裏の得点操作 佐野被告の息子は75人中74位 女子や4浪以上は仮に100点満点でも80点に
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 東京医科大の医学部医学科一般入試で、長年にわたって不正な得点操作が行われていたことが7日、内部調査で認定された。公表された報告書からは、前理事長の臼井正彦被告(77)=贈賄罪で在宅起訴=らごく少人数しか知らない中で秘密裏に得点操作が行われた実態が浮かぶ。
 1次試験で特定の受験者への加点と、2次試験での女子受験生と3浪以上の多浪生を抑制する得点調整−の手口が明らかになった。
 前者を象徴するのは文部科学省汚職の発端となった文科省の前科学技術・学術政策局長、佐野太被告(59)=受託収賄罪で起訴=の息子のケースだ。
 佐野被告の息子が昨年、同大を受験した際の1次試験の結果は400点満点で200点(1051位)。臼井被告は合格には大幅な加点が必要になるため得点調整を断念した。
 今年の1次試験は226点(282位)。前学長の鈴木衛被告(69)=贈賄罪で在宅起訴=と相談の上、「10点加算すれば2次試験が普通の出来である限り補欠で繰り上げ合格できる」と判断した。
 学務課長がパソコンで入力し169位で1次試験を突破。小論文を課す2次試験では87位だったが、最終的に面接の不合格などが出たため75人中74位で合格した。
 一方、女子と3浪以上の男子を不利にする具体的な操作手法も明示された。受験生全員の点数に「0・8」を掛け、男子の場合、現役と1〜2浪の受験生に一律20点、3浪生には10点をそれぞれ加算。女子と4浪以上の男子には点を加えなかった。
 仮に100点満点だったとしても、女子や4浪以上の受験生は80点にとどまり、合格者が抑制されることになる。実際、今年の入試では、3浪以上の女子入学者はいない。男子の入学者も3浪は6人、4浪以上は1人にとどまった。
 今年の入試では、小論文の配点が平成29年度の60点満点から100点満点に増えた結果、女子の減点幅が大きくなり、合格者の抑制につながったとみられる。
 報告書は得点調整を「女性差別以外の何物でもない」「受験生への背信行為」と明記した。

**********東洋経済2018年08月08日6:00
揺れる東京医大、「不正入試」の驚くべき実態
★この2年で少なくとも19人に不正加点★
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会見の冒頭で謝罪する東京医科大学の行岡哲男・常務理事(左)と宮澤啓介・学長職務代理(撮影:今 祥雄)
 裏口入学が発覚した東京医科大学の内部調査委員会が8月7日に調査結果を公表した。東京地検特捜部は現在、文部科学省科学技術・学術政策局前局長の佐野太氏の公判を東京地裁に請求している。容疑は、文科省が東京医大を「私立大学研究ブランディング事業」に指定した見返りに、佐野氏の子息(以下S君)を同大学に合格させるために行われたとされる贈収賄だ。
 内部調査報告書はこの経緯を生々しく再現している。東京医大を今年2月に受験したS君の1次試験の成績は400満点中226点。全受験生中で282位だった。451位まで1次試験を通過していることから、不正な加点を行わなくてもS君は”足切り”を食らうことはなかった。
 だが、臼井正彦前理事長らは「あと10点加点すれば2次試験が普通の出来である限り、少なくとも補欠で繰り上げ合格ができる」として、S君に10点を加点した。その結果、1次試験の成績は236点にカサ上げされ、順位も169位に繰り上がった。
 S君の2次試験(小論文)の成績は100点満点中55点だった。そしてS君は以下に示す得点調整で「1浪男子」という属性により、2次試験の結果に20点が加点された。この結果、S君の成績は1次試験との合計で301点で87位。「少なくとも繰り上げ合格する可能性が高い」として、2次試験でのさらなる不正加点は行われなかった。適性検査や面接による不合格者などがいたことから、S君は最終的に74位となり75人の正規合格の1人になった。
★「0.8を掛けて20点を足す」★
 2次試験における得点調整はこうだ。まず採点結果に0.8を掛ける。だから仮に100点を取っても、素点は80点だ。1ケタの点数は0点か5点に調整する。その次に属性に応じて自動的に加点。現役〜2浪の男子には20点が加点される。3浪男子なら10点、4浪以上の男子なら加点はゼロ。女子は現役でも浪人でも加点はゼロだ。これらはプログラミングされていて、自動的に出てくる。
 S君の場合、55点に0.8を掛けると44点。1ケタの点数の調整で45点になる。それに1浪男子の20点の加点で65点になった。S君の成績を式に表すと以下のようになる。
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調査報告書に記された得点調整のテーブル(撮影:今 祥雄)
 1次試験226点+不正な加点10点+2次試験の結果×0.8+属性加点20点=301点
S君の成績は1次試験での不正な加点10点がなければ、合計点は291点で151位。2次試験での属性加点がなくても281点で173位なので、「繰り上げ合格は226位までだったから、不正加点や属性加点がなくても繰り上げ合格となっていたと思われる」(報告書)。ただし、これはあくまでも結果論である。S君よりも成績が良かった受験生が東京医大を蹴っていなければ、繰り上げ合格にはならない可能性があった。
★前理事長の動機はやはり「カネ」★
 S君は現役時代にも東京医大を受験している。そのときの成績は1次試験が400点満点中200点で全体の1051番。当時の2次試験の満点は60点であり、合格ラインに届かせるには相当のゲタを履かせなければならないため、臼井前理事長らは断念したのだという。その翌年度に当たる2018年度入試で、2次試験の満点は100点に改められたばかりだった。
 さらにS君と同期入学の東京医大生のうち、少なくとも5人が不正加点を受けていた可能性があるという。S君と同じ10点加点が最低で、ほかは15点、32点、48点、49点。つまり、S君よりも多く加点されて入学した学生がいる。うち32点の不正加点を受けた学生は、その学生よりも高い点数の学生がいたのにもかかわらず、繰り上げ合格となった。
 その前年度には少なくとも13人が不正加点を受けている。8点が最低で45点が最高。13人のうち7人が30点台の不正加点をしてもらっていた。前年度は2次試験の際にも、属性加点に加えて、さらに不正加点を受けた学生もいたという。
 東京医大では、不正入試は悪しき慣行となっていたようだ。
 たとえば臼井前理事長が入試委員だった1996年には、合否判定をする教授会に受験生の得点を開示せず、教授会の前に開催される入試委員会で、入試委員同士が話し合って合格者の調整を行っていた。1次試験の得点がようやく教授会に開示されるようになったのは、2009年から。それまでは、理事長や同窓会長が入試委員に接触することも禁止されていなかった。
 報告書によれば、臼井前理事長らが不正を犯した動機はカネと見て間違いない。ブランディング事業指定も計4089万円の助成金の受領が狙いだった。不正合格によって大学は寄付金を得たほか、臼井前理事長は個人的にも複数回にわたり、受験生の親などから謝礼金を受け取っていた。
 報告書を受けて会見を開いた東京医大の行岡哲男常務理事や宮澤啓介学長職務代理は、「一律に(0.8を)掛けるとか、そういうことにわれわれは関与していない。承知しておらない。女子や多浪生を差別していることも知らなかった。報告書で知って驚愕した。東京医大は女子学生が多いことで有名な大学なのに」と驚くとともに関与を全否定。あくまでも臼井前理事長や鈴木衛前学長のしたことであるという立場を崩さなかった。
 本当に何も知らなかったのだろうか。報告書には、看護学科学務課課長の証言として「2017年の入試委員会で『属性による得点調整に関する資料』を提出しているので当時の入試委員会のメンバーは皆、この調整について知っているはずである」と記載してある。
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質問に答える宮澤啓介学長職務代理(右)(撮影:今 祥雄)
 入試委員だった宮澤学長代理は、「私は見たことがない。委員会で配られたとしても、綴じてある中の1枚ですぐ回収されたのではないか。そうでなければその場で十分議論されていたはずだ。今後組織される第三者委員会で調査をきちっとしていただいて、身の潔白を証明していただきたい」と気色ばんだ。
 事件発覚後、S君は大学に来ていないが、夏期休暇前の試験を受けないと自動的に留年になるために、他の学生とは別の部屋で、1人で試験を受けたという。調査報告書はS君に対して「自主退学を勧めるという選択肢もありうる」と指摘したが、宮澤学長代理は「大学の不正で入学し、大学が入学許可証を発行した以上、責任は大学にある。自主退学を勧めるつもりはない」と断言した。ただし、贈収賄事件なので、贈収賄物は返還しなくてはならない。本件ではS君の合格が贈収賄物に当たるが、「それは大学の判断することではない」(宮澤学長代理)。
★合否を判断する資料は押収されたまま★
 報われないのは、本来は正規合格や補欠合格となるところを、あおりを受けて不合格となった女子や多浪生である。
 大学側は「過去の女子受験生や多浪生について誠心誠意対応する。今年度中をメドに精査し追加合格としたい」と言う。一方で調査委員会は、合否を判定する資料が東京地検に押収されたままで、公判中の1〜2年は戻ってこない可能性があるとする。宮澤学長代理は、「押収物の一部返還を求める一方で、学内に合否の判断できる資料が残っていないか探す」と言うが、現実的には厳しい状況と言わざるを得ない。
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調査報告書を公表する中井憲治弁護士(右)(撮影:今 祥雄)
 今回の内部調査を受任したのは、東京医大の顧問弁護士である鈴木翼氏が所属する田辺総合法律事務所だった。鈴木弁護士が調査委員会に加わらない、調査報告書に加筆しないことを大学側が約束する、逆に田辺総合が公正中立に調査することを大学側に約束するなどの条件を付けることで、「第三者委員会的な委員会になったので、第三者委員会の設置は不要だろう」と調査委員会の中井憲治弁護士(元最高検検事)は胸を張った。
 だが、東京医大は調査書を文科省に届け出た直後に、第三者委員会の設置を決定した。今後の真相解明は、東京地裁と第三者委員会に委ねられることになる。
東京医大の調査結果を受けて、林芳正文科大臣は全国の国公私立大の医学部の入試で不正がないか緊急調査する考えを示した。第2、第3の東京医大が現われれば、医大入試への不信はさらに高まることになる。(山田雄一郎)
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2020/7/21  18:24

投稿者:ひらく会情報部

>>「ある通生」さんへ
 まったくです。
 佐野太がお友達の石原を校長として送り込んでしまったがために、長野高専は今もその後遺症に喘ぎ続けています。
 土居校長がふんぞり返っていられる理由の一つは、石原氏が育てあげた金魚のフン幹部陣を継承しているからです。
 それにしても、当会のような一市民団体相手ならともかく、天下の東京地検特捜部に加えて全国民・マスコミから針のムシロにされても、居直っては官僚答弁で平然と無罪を主張するのですから、まさに純然たる「悪」と断じて過言ではありません。
 今後も本件推移について注視していきたいと存じます。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/7/19  18:44

投稿者:ある通生

石原校長はこんな汚い方法で校長になって、部活を潰そうとしてプールをなくしたのか。許せない。石原校長は左遷されたみたいだけど長野高専破壊の原因を作った佐野塀の中に行って欲しい。

2020/7/10  22:42

投稿者:ひらく会情報部

>>「りんごの県」さんへ
 他ならぬ自分自身がしでかした動かぬ証拠まで握られ、報道と糾弾の嵐を浴びた文科省史に残る汚職についてですら、この鉄の壁のような面の皮の厚さというのは、まったく呆れる限りです。
 しかしそうなると、自分の身勝手な采配で大混乱に陥った遠い長野高専のことなど、まして屁とも思っていないでしょう。
 底知れぬ憤りしか感じませんが、「被害者」の長野高専関係者らの思いも佐野太に届くよう、活動してまいります。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/7/9  22:02

投稿者:りんごの県

報道によれば斡旋収賄の録音まであるというのに全面否認するとは驚いてます。
どの顔して全面否認したんでしょうか。
石原氏を含めて役人の面の皮は相当厚いとしか言いようがないです。

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