元文科省幹部・佐野太による受託収賄裏口入学事件の第2回公判で当会会員が傍聴抽選に挑戦!  【出張!オンブズマン】長野高専の闇

■2018年7月、息子の裏口入学と引き換えに便宜を図った容疑で逮捕起訴された元文科省幹部・佐野太。エリート官僚による文科行政私物化の呆れた実態を浮き彫りにしたそのニュースは、衝撃とともに日本を駆け巡りました。天下り文科官僚によって引き起こされた群馬高専の悲劇を追及する当会としてもそれは注目の事件であり、当時大きく本ブログにて取り上げました。さらに驚くべきことに、当会が別途追及し続けている長野高専の石原祐志天下り前校長の就任と退任劇が、どちらも佐野太の引き起こしたものであったという衝撃の事実がのちに明らかとなりました。

○2018年7月5日:補助金と天下りで教育行政を歪める文科省の官僚とそれに順応して教育の本質を見失った学校組織のトップ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2686.html
○2019年12月31日:【スクープ】長野高専石原祐志前校長就任・退任の裏事情…実はあの日本中激震の大事件と連動していた!?
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3102.html

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佐野太事件の第2回刑事公判を迎えた7月20日午前8時ごろの東京地裁前の様子。まだ入り口ゲートは閉まったまま。

 その後、捜査・公判準備の不調とコロナ禍が合わさり、逮捕から2年が経った7月6日、ようやく東京地裁で初公判が開かれました。当会としても、群馬高専の悲劇にも繋がる文科行政腐敗の象徴的な事件であり、そして今に尾を引く長野高専の様々な崩壊を招いた元凶が起こしたこの事件について、ぜひその真相と審理の行方を見定めたいと考えました。そのため初公判の日程を随時チェックしていましたが、当日に大ポカをしてしまい、抽選機会をタッチの差で逃してしまいました。

○2020年7月8日:元文科省幹部・佐野太による受託収賄事件で逮捕から2年越しの初公判…開廷からなんと容疑全面否認!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3179.html

■その後、当会では第二回公判の行方を注視していました。7月17日(金)11:41に東京地裁刑事第16部に電話をしたところ、「本事件の第2回公判は来たる7月20日(月)10時から開廷する予定で、傍聴券配布方式により、前回同様9時15分に配布締め切りのうえ抽選で傍聴者を選ぶ予定」とのこと。さっそく同地裁HPで佐野太第二回公判の傍聴券交付情報を確認したところ、以下の予定が掲載されていました。

https://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/detail?id=11292&list_id=15,18,19,20,21,22,23,24,25
**********
裁判所名 東京地方裁判所  刑事第16部
日時・場所 令和2年7月20日 午前9時30分 東京地方裁判所1番交付所
事件名 受託収賄,贈賄,受託収賄幇助 平成30年刑(わ)第1936号
備考 <抽選>当日午前9時30分までに指定場所に来られた方を対象に抽選します。開廷時間は午前10時00分です。<傍聴席>新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から,各法廷の傍聴席については,間隔を空けてお座りいただくこととしました。ついては,各法廷の傍聴席に「不使用」の用紙がついた席にはお座りいただくことができません。御理解いただきますようお願いします。
**********

 電話口では地裁の担当者は確かに前回同様9時15分抽選締め切りと言っていたのですが、サイトの記載では9時半となっていました。初公判と判決言渡以外の途中公判は、話題性重視のマスコミや傍聴者が減ることから、あまり抽選締め切りを早める必要もないと判断したのかもしれません。

■7月20日当日、前回失敗の反省を活かし、朝早めに自宅を出ました。前回は国道18号線の渋滞に巻き込まれたため、今回は渋滞の心配のない鉄道を利用することにしました。

 そこで、はやばやと自宅から最寄りの信越線安中駅発午前6時29分発の4両編成の普通電車に乗り、高崎駅に向かいました。高崎駅に6時41分に着くと、今度は新幹線ホームに移動し、6時50分発のあさま600号に乗車し、東京駅に7時40分に到着。そこから丸の内線まで歩き、新宿行きの地下鉄に乗ると、2つ目の霞ヶ関には5分で着きました。地上に出て、裁判所の前に行くと、まだ8時少し前でした。
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 裁判所の入口ゲートは閉まったままだったので、散歩がてら裁判所合同庁舎のあるブロックを一回りすることにしました。既に気温が上昇し始めて、湿度も90%を超えて蒸し暑く、すぐに背中が汗ばみます。

 法務省の赤レンガ庁舎の前の歩道を、警視庁の建物を左側に見ながら、正面に皇居の桜田門を目にして、歩いてゆくと、植え込みの雑草を丁寧に手で抜いている作業員を見かけました。「ご苦労さん」と声を掛けて進むと、東京メトロ有楽町線の桜田門駅の5番出口の脇に来ました。ここから歩道沿いを右に曲がると、まもなく法曹会館が右手前方に見えてきました。このあたりの歩道の右側は、かつて米沢藩上杉家の江戸藩邸跡です。

 米沢藩の初代藩主上杉景勝は会津若松120万石の大名でしたが、関ヶ原の戦いの際に西軍に加勢したため、15万石に減封されてしまいましたが、その米沢藩を立て直したのは、あの「米百俵」で有名な9代藩主上杉鷹山でした。その跡地にある法務省では、賭けマーシャンをした東京高検の検事長を不起訴処分とするなど、鷹山公が聞いたらきっと嘆くに違いありません。

 筆者も何度か利用したことのある法曹会館の前を通り、その先を右に折れると、右手に中央合同庁舎6号館の建物が見えます。法務省、公安調査庁、検察庁があり、それぞれの入口に警備員が立っています。ぼちぼち通勤の職員が、身分証明書の入った定期入れを警備員にチラッと見せて入ってゆきます。筆者は、小渕優子代議士の公選法と政治資金規正法違反で告発状を携えて検察庁の玄関をくぐった6年前のことを思い出しました。

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歩道の一段高いところは法務省大臣官房会計課庁舎管理室の管理下だとして「自転車乗入禁止」と「無断撮影禁止」の看板がいかめしく立っている。

 さらに歩いてゆくと公正取引委員会の建物と、次に東京簡易裁判所の建物、そして弁護士会館の前に出ます。ここに日弁連がありますが、弁護士の懲戒請求のため何度も訪れたことがあります。弱者に寄り添い権力に立ち向かう善良な弁護士も幾多いる一方で、法律を捻じ曲げてまでも不正行為を正当化し、ぼろ儲けを繰り返す悪徳弁護士たちは、どうにも筆者にとって理解しがたい存在の一つです。

 その角を曲がると、地下鉄霞ヶ関駅のB1aの出口があり、階段を上がってくる通勤客に一生懸命チラシを配っている人がいました。近くのレストランのPRチラシのようです。

■さらに歩を進めてゆくと、裁判所合同庁舎の裏手にあたる職員専用の入口がありました。大勢の職員らが、身分証明書を見せながら出勤している光景が見られました。

 こうしてグルっと一回り散歩してきましたが、まだ8時20分を回ったところです。裁判所の正面玄関には生垣にそって30mくらいの長い列がありました。ちょうどゲートを開けるため係員がカギを外しに掛かっており、その先に見えるもう一つのゲートもほぼ同時にガラガラと開けられました。並んでいた人たちが全員中に入り切った後、筆者も中に入りました。まだ8時25分でした。

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 その後、玄関の左手にある傍聴希望者のための整理券交付場所と書いてある「1」の番号札の所に行きましたが、しばらくしても誰もやってくる気配がありません。ちょうどカギを開け終わって、戻ってきた初老の警備員に「今朝、ここで傍聴用の整理券が配られますよね」と声掛けをすると、なにやら手帳と取り出して確認すると「はいそうです。9時10分に係員が来るはずです」と言いました。まだ40分以上もあります。

 その後も、正面玄関には、職員とみられる人たちが、身分証明書を片手に次々と職員用の入口に入ってゆきます。一般人は入口で手荷物検査と金属探知機を掛けられますが、こちらの入口に入る人は殆ど見かけません。ストレッチなどしながら待っていると、ようやく2人目の傍聴希望者と思しき女性がやってきました。警備員になにやら話しかけています。よく聞き取れませんでしたが「公務員です」と言う言葉が聞こえました。その後、携帯電話でどこかに電話をしている風情でした。

 9時過ぎになり2名の職員が出てきて、なにやらカートから荷物を取り出し始めました。そして、本日の傍聴案内表示の掲示資料を看板に取り付け始めました。

 筆者がずっと「1」と書かれた立て看板の前に立っているのを見て、作業の邪魔になると思ったのか、「すいません。もっと(生垣の)端の方に移ってもらえませんか」というので、生垣のある壁際に持たれていたところ、間もなく、今度は電源ケーブルを地面に伸ばし始めました。どうやら警備用のブースから電気をとるためのようです。すると、「邪魔なのでどいてください」と声を掛けられました。「こちらに移るように言われたのですが、それではさっきのところに戻ります」と言って移動しました。どうも、傍聴希望者に対する上から目線の言い方を感じさせられます。これは前橋地裁の総務課の職員の対応と同じ感じがします。

 用意が整い、入り口の液晶表示の時計が9時10分ちょうどを示すと、整理券が配られ始めました。筆者がもちろん第1号です。ところが2人目と思しき女性は、いつのまにか姿が見えなくなっていました。どうやら、傍聴希望者の集まり具合を偵察に来ていた様子です。

■さて筆者といえば、奥の待機スペースに案内されると、地面に約1m間隔でマーキングしてあり、その上に立つように職員から指示されました。5分ほどするとパラパラと傍聴希望者がやって来始めましたが、それでも午前9時20分になっても、まだ定員の24名には達していませんでした。

 「これだと、ひょっとして抽選無しで入れるかも・・・」という期待が脳裏をよぎりかけた途端に、30名くらいの団体がぞろぞろと整理券を受け取りにやってきました。これで無抽選は有り得ないと思いましたが、倍率はさほどではなさそうなので「ひょっとしたら・・」などと依然として思っていた所、5分前から締め切りの9時30分までに、中で涼んでいたらしい方々が次々にやってきて、たちまち待機スペースは3分の2以上埋まってしまいました。細かく数えられませんでしたが、1列当り4名半として、20数列ほどあったので、およそ120名程度の傍聴希望者が集まった勘定です。

 9時30分きっかりに「これで入口を閉鎖します」と係員が宣言し、その後ハンドマイクで、「この後コンピューターで抽選し、結果を前方の掲示板に貼りだします。外れたかたは係員の持つ外れ券回収箱に、外れ券を入れてから退出してください。抽選に当たった方は、9時50分までに1階の104号法廷前の廊下に集まってください」と繰り返しました。

 まもなく、抽選結果が前方の掲示板に貼られました。さっそく係員がハンドマイクで、「これから順番に抽選結果を確認していだきます。はじめに整理券番号が1番から20番までのかたは順番に前のほうに来ていただき、番号の確認をお願いします」というと、別の係員が、赤色の立入禁止のバリアリールが張られたスタンドを撤去しました。

 さっそく、掲示板に書かれた24個の数字を確認したところ、最初の番号が「5」続いて「7」まで確認したところで、ガッカリして、「00001」と書かれた外れ券を掲示板の隣で係員が抱え持つ回収箱に投げつけるようにして入れ、裁判所を後にしました。

 一方、「5」と「7」など抽選に当たった人は、一般入口を経て、中に入っていきました。9時50分までにロビー右手奥の104号法廷の前の廊下で、傍聴券と引き換えたうえで、手荷物を係員に預けて、10時から始める第2回刑事公判に24名の傍聴者が入れることになります。このほか、マスコミ関係者はあらかじめ登録されている各社の記者が傍聴できます。

 不思議に思ったのは、首から職員カードをぶら下げたかたがたが数多く傍聴希望者として整理券を受け取っていたことです。文科省からも歩いて10分足らずですし、抽選に当たれば、公務時間中の傍聴になるのではないか、という疑念を筆者が抱いたのも事実です。

 それにしても、当事者となった文科省はじめ、政・官といった国の中枢からしても目の離せない事件なだけに、職員を大名行列で傍聴に派遣したがる各公的機関の気持ちも理解はできますが、距離の近さと組織力にまかせて一般国民の傍聴権利を侵害しないでいただきたいものです。


■以上のとおり、今回の第二回公判の傍聴トライは残念ながら抽選落ちしてしまいました。コロナ対策で大幅に減らされている貴重な傍聴席に、120名近くも詰めかけているのですから、この倍率では幸運の持ち主でなければ抽選に通るのは難しいでしょう。逆に言えば、初公判よりいくぶん注目度も下がる第二回公判でこの殺到ぶりですから、本事件の世間的な注目度の大きさがよくわかります。

やはり、官僚界、政治界、教育界(受験界)、医師界、そして全国民のお茶の間に至るまで、多方面に計り知れない激震を引き起こした本事件の社会的インパクトは相当なものであることを痛感させられます。

 帰宅してから今回の公判に関する報道記事を読むと、佐野太本人はそんな注目の嵐も意に介さず、屁理屈逃げ口上に終始しているようです。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200720-OYT1T50216/
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200720/1000051659.html

■このように、決定的な証拠を握られてなお、「本職」の本領発揮と言わんばかりの官僚答弁ぶりです。しかしこれは、国会で政府の露払いとして野党の質疑相手に禅問答するのとは話が違います。同じやり方が、自らの犯した罪に対する国民の注目と裁判所の審理を相手に通用するのか、見ものです。

 今回の第二回公判での傍聴抽選は残念な結果に終わりましたが、当会では今後も、公判日程と担当者の予定を随時チェックし、チャンスを見定めながら傍聴にトライしていく所存です。

【8/2追記】
■本事件の第3回公判の日程について、7月31日に東京地裁刑事第16部に電話で確認したところ、「次回期日は9月14日(月)10時から104号法廷にて行われる予定」とのことでした。いつものとおり、傍聴希望者は整理券配布による抽選で選定となる見通しです。チャレンジするだけでも朝一番に出発して東京へ移動し、平日の午前中を丸々使うことになるので、当会担当者としてもそう毎回傍聴に挑戦することは叶いませんが、可能な範囲で本件推移にも目を配っていく所存です。

【9/16追記】
■9月14日に開かれた第3回公判については、当会関係者では傍聴挑戦をしませんでした。第3回公判について、最初は報道によってその様子と進捗を把握しようと考えていましたが、調べても調べても報道記事がありません。よって、第3回公判がどのような様子だったかについて、まったく窺い知ることができません。恐らく、報道陣側がニュースバリューが無くなったと捉え、興味を失っているものと推察されます。逆に言うと、そろそろ傍聴の狙い目になってきているのかもしれません。

 そこで、当会担当者が東京地裁に問い合わせたところ、第4回刑事公判は10月5日(月)午前10時30分から東京地裁第104号法廷で開催されることが判明しました。いつもより30分開始が遅いのはなぜかはわかりませんが、引き続き様子を注視しつつ、傍聴トライが可能かどうか、検討を進めていく所存です。首から名札を下げた近隣官公庁の職員らによる人海戦術で、またも傍聴席が埋め尽くされないのを祈るばかりです。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※関連報道記事
**********読売新聞2020年07月20日20:23
公判で被告らの会食音声を再生「よろしく」「絶対に大丈夫」…文科省汚職
 文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省元科学技術・学術政策局長の佐野太ふとし被告(60)ら4人の第2回公判が20日、東京地裁(西野吾一裁判長)であった。法廷では、検察側が「賄賂」と位置づける佐野被告の息子の入学について、佐野被告が東京医科大側とやりとりした会食の音声データが再生された。これに対し、佐野被告は「受験と事業を結びつける会話をした覚えはない」と強調した。
 会食は2017年5月に都内の料亭で行われた。佐野被告と、贈賄罪に問われた同大の前理事長・臼井正彦被告(79)、受託収賄ほう助罪に問われた医療コンサルティング会社元役員・谷口浩司被告(49)が参加した。
 音声は会食を設定した谷口被告がひそかに録音していた。息子はその約3か月前の入試で不合格となっており、会食の冒頭、佐野被告が「よろしくお願いします」と切り出すと、臼井被告は「来年は絶対に大丈夫だと思います」と返答。散会する直前には、臼井被告が「うちに予約しておいでになって」と述べ、笑い声が上がった。
 また、臼井被告は、同大が文科省に提出を予定していた私大支援事業の計画書について「出す前にご指導を賜ることができたら」と発言。佐野被告は「医療を知らない人が審査するかもしれない。他とどう違うかを示すように」と助言し、担当者を紹介すると約束した。

**********NHK NEWS WEB 2020年07月20日16時35分
文科省汚職事件 会食の際のやり取りの音声 法廷で再生
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当会注:ご覧のとおり、霞ヶ関の職員と思しき青色の身分証を首に掛けたワイシャツ姿の関係者が多数傍聴に詰めかけた。
 文部科学省の元局長が、東京医科大学に息子を不正に合格させてもらったとして起訴された汚職事件の裁判で、元局長と大学の前理事長らが会食した際に息子の受験について話したやり取りを録音した音声が法廷で流されました。
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 文部科学省の元局長、佐野太被告(60)は、国が私立大学を支援する事業の選定で東京医科大学に便宜を図った見返りに、おととし大学を受験した息子を不正に合格させてもらったとして受託収賄の罪に問われ、東京医科大学の前理事長の臼井正彦被告(79)らが贈賄の罪に問われるなど、4人が起訴され、全員が無罪を主張しています。
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 20日、東京地方裁判所で開かれた2回目の裁判では、平成29年5月に3人の被告が会食した際に録音された音声が法廷で流されました。
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 会食の冒頭、佐野元局長が息子の受験について、「またよろしくお願いします」と述べると、前理事長が「来年は絶対に大丈夫だと思いますので」などと応じていました。
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 3人は、2時間余りにわたってビールや焼酎を飲みながら趣味のゴルフの話題などで盛り上がり、会食が終わる前には再び元局長が「今度は勉強して受けますので」と言うと、前理事長が「ぜひぜひ、うちに予約しておいでになって」と述べ、笑い声があがりました。
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 この後、被告人質問が行われ、佐野元局長は「“絶対に大丈夫”という話は加点で優遇されることだとは考えもしなかった。来年は合格するように勉強を頑張らせる意気込みで話していた」などと述べ、息子の受験と便宜を図ったとされている支援事業は関係がないと主張しました。
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**********日テレNEWS 24 2020年7月20日16:41
文科省汚職“やりとり”裏口入学依頼を否認
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 文部科学省の汚職事件の裁判で、検察側が息子の裏口を依頼した場面だと指摘する料亭でのやりとりが、法廷で再生されました。
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 受託収賄の罪に問われている文科省の元局長・佐野太被告や、贈賄の罪に問われている東京医科大学の前理事長・臼井正彦被告らの2回目の裁判が開かれ、検察側は、被告らが料亭で集まった際のやりとりを録音した音声データを法廷で再生しました。
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 音声データでは、直前の入試で不合格だった佐野被告の息子の試験結果について、臼井被告が「もうあと5点、10点欲しい」「来年は絶対大丈夫だと思いますので」などと話す様子が流れました。
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 また、東京医科大学が文科省に提出する支援事業の計画書について、佐野被告が「趣旨に合ってるかはサジェスチョンできると思います」などと話し、「まずタイトルを見ると分かる」「気の抜けたようなタイトルはたいてい駄目」と話す場面も流れました。
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 一方、弁護側の被告人質問で佐野被告は、「来年は大丈夫だと、臼井被告は額面通り、励ましてくれたと思いました」と説明し、裏口入学の依頼などを否認しました。

**********時事ドットコム2020年07月20日18時12分
元局長「曲解」主張 文科省汚職、録音再生に―東京地裁
 文部科学省の私立大支援事業をめぐる汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省元局長、佐野太被告(60)らの公判が20日、東京地裁(西野吾一裁判長)であった。佐野被告は被告人質問で、東京医科大側との会食中に息子の合格を念押ししたとする検察側の主張を「事実ではなく曲解だ」と否定した。
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【図解】文部科学省をめぐる汚職事件の構図
 法廷では、2017年5月に佐野被告と同大前理事長、臼井正彦被告(79)=贈賄罪で起訴=が会食した際、同席した医療コンサルタント会社元役員谷口浩司被告(49)=受託収賄ほう助罪で起訴=が録音したやりとりが再生された。
 佐野被告は同省の私大支援事業について、「制度がどういう趣旨かは説明できる」「やりとりをしているとだんだん見えてきます」などと発言。「(選定には)いいかげんなタイトルは駄目」「要はどうやって(文科省を)だますかです」と述べると、谷口被告らが笑い声を上げていた。
 その後の被告人質問で、佐野被告は「(同省を)その気にさせることが大事だと誇張して表現した」などと釈明。臼井被告が「来年は絶対大丈夫だと思います」「あと5点、10点欲しい」と息子の合格を示唆するような発言をしていたことについては、「来年は大丈夫、と励ましてくれていると受け取った」と述べた。

**********東京新聞2020年7月21日
「書き方指導断った」 文科省汚職公判 元局長、医科大に
 私大支援事業の計画書の書き方を東京医科大側に助言した見返りに、次男を合格させてもらったとして、受託受託収賄罪に問われた元文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太被告(六〇)の公判が二十日、東京地裁(西野吾一裁判長)であり、被告人質問で「(医大に)書き方の指導はできないとはっきりと断った」と述べた。
 佐野被告と東京医科大側との会食で、助言や次男の受験に関するやりとりがあったとする検察側の主張に対し、被告は「助言と授権を結び付けた会話をした覚えは一切ない」と否定。贈賄罪で起訴された東京医科大の前理事長臼井正彦被告(七九)から、次男について「来年は絶対大丈夫」と言われたのは、加点してくれるという意味ではなく「励ましだと思った」と説明した。
 被告人質問に先立ち、受託収賄ほう助罪で起訴された元医療コンサルティング会社役員谷口浩司被告(四九)が録音した二〇一七年五月にあった会食でのやりとりが法廷で流された。
 この中で佐野被告は、臼井被告に対し「書き方は指導できない」とする一方、「事業の趣旨に合っているかは教えられる」と発言。
 次男に対して「今度は勉強してやりますので」と述べると、臼井被告が「ぜひ予約しておいでになって」と答える場面も録音されていた。
 検察側は会食で、臼井被告が「あと五点、十点ほしい」と、もう少し得点が取れれば加点による合格が可能だと佐野被告に伝えていたと指摘したが、公判で谷口被告は「もう少しで合格できたというだけの意味だと思った」と答えた。
 六日の初公判で佐野、臼井、谷口被告はいずれも起訴内容を否認し、無罪を主張していた。
**********
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2020/8/14  7:01

投稿者:ひらく会情報部

>>「元長野高専関係者」さんへ
 おっしゃる通り、文科官僚の中でもひときわ低劣で教育者に不適格な石原を、適性も何も考えず高専校長に据え付けた佐野太は、散々苦しめられ、また今も苦しめられ続けている長野高専関係者らに土下座して詫びるべきです。
 それでも、自分がしでかした一大汚職に関して、決定的な証拠を突き付けられてもなお、徹底的に官僚話法で無罪獲得を試みる面の皮の厚さですから、自分の愚かな行為が遠く離れた長野高専とその関係者をどれほどズタズタに傷つけたかということなど、反省するしない以前に考えもしていないであろうことが、まったく腹立たしい限りです。
 当会では引き続き、本件推移に注目し、文科行政の腐敗を裁判所がキチンと正すかどうかを見極めてまいります。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/8/12  19:54

投稿者:元長野高専関係者

佐野氏は息子を東京医科大に裏口入学させ、石原を長野高専校長で裏口入学させて長野高専を大混乱。佐野氏は裏口入学させるのが大好きなようだ。裏口入学で長野高専は大迷惑を被ったので佐野市にも責任を取って欲しい。

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