女性市議の解職を問う草津町の住民投票・・・明日12月6日の投票結果で決まる草津温泉の民意の効能度  国内外からのトピックス

■議会での言動などを理由に解職要求を受けた草津町のたった一人の町議会議員の解職の賛否を問う住民投票が明日12月6日に草津町で行われ、即日開票されます。群馬県はかかあ天下で女性の地位は昔から高かった、などと言われていますが、裏返せば、女性差別の実態を覆い隠すためのカモフラージュの宣伝文句なのかもしれません。現在、草津温泉のおひざ元の草津町で繰り広げられているのは、さながら草津町の民主化度を図る踏み絵のようなものです。
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町長室のある庁舎3階のガラス窓。


 明日の住民投票は「町長室で黒岩町長と関係を持った」などと議会で発言した草津町で唯一の新井祥子議員の解職の賛否を問うものです。草津町における9月1日時点での有権者数は5383人ですが、過半数が賛成すれば新井議員は失職します。

 新井議員は2019年12月に町議会から除名処分を受けていましたが、2020年8月に県へ不服申し立てを行い、処分が取り消されていました。そのため、新井議員の発言を否定する黒岩町長に加担すべく町議機議員らで構成する団体が、町の有権者の3分の1を超える3180人の有効署名を集め、今回の住民投票が行われることになりました。

 群馬県の政治的後進性は今に始まったことではありませんが、今回、全国的に著名な草津温泉を擁する草津町で、このような前近代的な差別意識が蔓延っていることが知れ渡っているとは、群馬県民でも知らなかった人は多いと思います。

■この住民投票について、関連する報道記事を振り返ってみてみましょう。

**********AERA 2020年12月3日16:00配信
殺気だつ草津町傍聴席「犬だってしねぇよ」 セクハラを背中で浴び続けた気分になった
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新井議員のリコールを求めるポスターがあちこちに貼られている。有効投票の過半数で新井議員は失職する。
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「せっかくだから町長室を見ていけばいいじゃないか」と傍聴席の町長支援者に声をかけられ、散会後入れてもらった。
 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、群馬県草津町で賛否が問われている女性議員に対する解職請求(リコール)について。議会を傍聴してきた感想をまとめた。
*  *  *
 町長からの性被害を訴えた草津町議員に対するリコールの賛否を問う住民投票が12月6日に迫っている。
 衆院議員の杉田水脈氏の辞職を求める声に14万筆近く集まっても、国会議員を辞職させることはできない。一方、地方議員となると、辞職勧告や懲罰のハードルが下がるのだろうか。
 乳児を議場に入れた熊本市の緒方夕佳議員が、のどあめをなめたと出席停止処分を受けたのは2018年。宮古島への自衛隊誘致に反対し「(自衛隊がくると)婦女暴行事件が起こる」とSNSに記した石嶺香織市議(当時)が辞職勧告を受けたのは2017年(SNSについては後に謝罪のうえ撤回)。徳島県藍住町では、水道光熱費が少なすぎて居住実態がないと断定され西岡恵子さんが2度(2010年、2014年)同じ理由で議員を失職させられている(議決取り消しを求めて提訴し勝訴確定)。最近ではSNSに議会での同僚議員の様子を(質問をしなかったなど)を記した埼玉県日高市の田中まどか議員も辞職勧告を受けた。
 女性ばかり記したが、もちろん男性議員も辞職勧告などを受けている。とはいえそもそも絶対数が少ない女性議員への懲罰が目立つのと、港区議員の公然わいせつや、女性職員の机を物色して刑事事件になった富山市議などの例が直近ではあるが、のどあめをなめたとか、光熱費が少なすぎるというのとは次元が違いすぎるじゃないか。
■ 町議会の傍聴をしてきた
 そういうなか、草津町で今起きていることは、もしかしたら地方議会の「今」の問題なのかもしれない。リコールの賛否を問う住民投票まで時間がないなか、12月1日、草津町議会を傍聴するため草津に向かった。
 この日、議会で多くの時間を費やしたのは、町長からの性被害を告発した新井祥子議員の処分についてだった。町長は新井議員を名誉毀損で刑事・民事ともに訴え、5000万円を要求している。議会で新井議員はうそつきと断定され、議員等が率先してリコール運動を導いた。
 12人の傍聴席は全て埋まっていた。私を含めて5人の女性が傍聴していたが(偶然だが、この問題に関心を持つ女性が東京から私を含めて4人いた)、傍聴席の約半数が女性であることは珍しいという。そのためか町長は傍聴席を意識するように「今日は新井議員の応援団が来ているから」と2度ほど言い、自らの潔白を強く語りかけるように長い発言を繰り返した。
 休憩を挟んで議場に戻ろうとしていた男性議員たちが「傍聴席のヤツラ! 今日はやりにくい」と大声で言っているのが聞こえた。「ヤツラ」と言うんだな……と驚いたが、普段から傍聴している人によると、「今日は議場がいつもより穏やか」とのことだった。いつもは新井議員への嘲笑や暴言、叱責が激しいといい、この日は傍聴席の女性が圧になっていたのは確かのようだ。
 一方、傍聴席は殺気だっていた。70代くらいの男性たちが前列に座る私たちの背後から、「こっちにだって選ぶ権利あるんだよ」「誰があんな女と」「犬だってしねぇよ」と声を浴びせたり、「(性被害が)本当なら(時間的に)町長はニワトリだ」と盛り上がったりもしていた。ニワトリの意味は、すぐ射精するとのことらしい。コケッコッコーと言っては笑っていた。セクハラを背中からずっと浴び続けた思いになる。
■ 女性が被害者、男性が加害者という“風潮”
 町長とは散会後、話す機会を頂いた。率直にリコールはやりすぎではないかと問うと、町長は「それは主観の問題」と答え、逃げられたように感じたが、いわゆる「ガハハ」な下品系ではなく、初対面の私に敬語を崩さないビジネスマン的雰囲気の人である。
 町長室に入って座って話しましょうと言われたが、町長室前の立ち話でお願いし、20分ほど話した。その後、礼を言い立ち去る時、「町長室に入ったら犯されちゃうって警戒されちゃったね」と、支援者たちがふざけているのが聞こえた。思わずカッとくるのを抑えながら、階段を駆け下りた。
 町長は「最近は女は被害者、男は加害者という風潮がある」と議会で話していた。私との会話の中でもそう語っていた。その風潮を新井議員が利用しているという主張だ。「私に犯されたなら証拠だしなさい」といら立つように新井議員に迫ってもいた。そういう町長に同調するように傍聴席でも「女が被害を受けたといえばそれでいいのか」と吐き捨てる男性の姿もあった。
 セクハラがセクハラと理解されない日常で、声をあげた女性を全力でたたきつぶそうとするその拳の強さを思い知る。
「女は被害者、男は加害者という風潮」は、実は男性社会が作ってきたレイプ神話だ。逆説的だが、そういう“風潮”があるからこそ、女はいくらでもうそをつき男をおとしめられるのだという“神話”が再生産されてきた。
「女性はいくらでもうそをつける」という杉田議員発言の背後には、こういう被害者意識を深める男性たちのいら立ちがあるのだろう。
 加えて今の「風潮」を言うなら、被害者の訴える声をまずは疑わずに静かに聴く、ことである。それが今の国際基準の、“被害者中心主義”というものだ。もちろん、男女問わずに。犯された証拠を出せ、出せないなら犯されていないのだという論理で追い詰めることは、そもそも性暴力に無知であることを露呈するだけでしかない。
■ 女性議員1人以下の地方議会は45%
 女性議員がゼロ、またはたった1人の議会は日本全体で45%にもなる。宮古島市の石嶺さんは26人中一人の女性議員(当時)で、藍住町の西岡さんも16人中1人(当時)、日高市の田中議員は16人中2人のうち1人。新井議員もたった1人の女性議員だ。女性がいないことが、「あたりまえ」の極端な男性社会が日本の地方に根深くあり、深く根を張り続けてきた。その弊害が、今、少しずつ可視化されてきているのかもしれない。
 1日の草津町議会が散会したのは午後3時を過ぎていた。温泉は大好きなのに、入る気分になれずそのまま東京に戻った。
 帰路ずっと「傍聴席のヤツラ」という男性の声が追いかけてきた。あからさまな物言いに驚きながらも、でも、「ヤツラ」がいることが、この国の民主主義には大切なのかもしれないとも思う。中からも、外からも、こもった空気を入れかえ優しい風を感じるために、この国の窓をあけたい。
(北原みのり)

**********AERA 2020年11月25日16:00配信
まるで現代の魔女狩り? 性被害を訴えた草津町議会女性議員へのリコール
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草津町のいたるところに新井議員のリコールを求めるポスターが貼られている
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草津町議会(c)朝日新聞社
 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、群馬県草津町で賛否が問われている女性議員に対する解職請求(リコール)について取り上げる。
*  *  *
 12月6日、群馬県草津町で、一人の女性議員に対するリコールの賛否が、住民投票で決定される。
 発端は、この女性議員が町長から性被害を受けたと昨年の11月にメディアに告発したことだ。町長は性被害の事実はないとし、女性を刑事と民事で訴え、その後、草津町議会は彼女を「議会の品位を傷つける発言をした」と除名処分にした。その後、群馬県がこの処分を取り消し、女性議員は議会に戻れたのだが、改めて議会で議員辞職勧告を受け、さらに町議等が先導して今回のリコールにつながった。
 現在の草津町議会は12人。女性は町長を訴えた新井祥子さんただ一人で、彼女は草津町議史上初めての女性議員でもある。小さな地方議会で、「性被害の事実はない」という町長の声が一方的に通ってしまう現実、さらに現職の町議等が町民にリコール投票を求める力には、やはり違和感しかない。日本有数の温泉地でありながら、女性がたった一人の議会。そこはどのような空気で、何が語られているのだろう。気になり、草津町議会の動画を何げなく見た。これがかなりの衝撃的な内容だった。
 まず、男性が圧倒的多数の歪(いびつ)さは映像で見るとやはりインパクトがある。議員12人のうち11人が男性で、ペーパーを配る係に女性が一人いるが、15人ほどいる役所の担当者等も男性ばかり。議場が新しく見えるせいか、まるで女性が生まれない未来社会に来たかのような強烈な世界観だ。視聴したのは新井議員に辞職勧告が出された今年3月2日の議会だが、そこで映されていたのは、男性たちが徒党を組むように、新井議員をおとしめる様子だった。
「(セクハラ告発は)草津町議会にとっても、町民にとっても、経済にとっても、対外的にも非常に迷惑!」と大声をあげる議員がいれば、「レイプされたというのなら、なぜ即刑事事件にしなかったのか?」と、新井議員の告発の真偽を疑う発言も繰り返された。こういう発言に新井議員は「裁判中だから発言を控える」と言い、時には「性被害者はすぐには訴えられないものだ」などと感情を交えず静かに反論していた。
 また過去に新井議員が草津町の権力者をパロディー化(欲深い豚の顔に似せたりなど)したマンガを自身の活動誌に掲載していたことに触れ、「あなたは人を豚にしたりロバにしたりしているんですよ? これほどのパワハラはないんですよ!」と声を震わせる議員もいた。それはパワハラとは言わない……と思ったが、理屈よりも感情がものをいう世界のようで、「草津町議会にはセクハラもパワハラもない」と、何の根拠もなくこの議員はただ大声で言い切った。  
 衝撃だったのは町長だ。彼は性被害があったと新井議員が訴えた町長室の写真を大きなパネルにして、「どこで私にいかがわしい行為をさせられたのか答えてください」と目の前で迫った。「裁判で明らかにしていきます」と新井議員が答えても「答えなさいよ!」と大声を何度も出した。さらに新井議員の告発によって、「本当に被害にあった女性が声をあげられなくなる、大変な罪作りだ」と責め、こう言った。
「私に犯された女性ならば、とても(加害者と同じ空間の)ここにはいられない」「それがあなたは平然として、平気で私の目を見る」「神経が分からない」。このセリフは何度も繰り返された。
 町長にたとえ加害の事実がなかったとしても、この議会そのものが十分に性暴力でミソジニーだった。「この議会の様子はYouTubeで世界に配信される!」と町長自身が動画内で言っていたので、自身の正しさを証明する機会として、新井議員をおとしめる発言を繰り返したのだろうが、「世界的」には完全にアウトなのは草津町議会そのものではないか。男性ばかりの歪な議会で、性被害を訴えた女性を「嘘つき」とののしる姿を世界にさらしてしまった。
 日本には女性議員がゼロの市区町村が、311あるという(2020年内閣府調査)。全1741市区町村中なので、この国の約18%の“あなたが暮らす街”は、男性だけで大切なことが決められているということになる。日本全国でならすと、市区の女性議員率はたったの16.6%で、町村にいたっては11.1%。草津町のように女性がたった一人しかいない議会は地方にいけばいくほど珍しくない。
 国政に出るより町議や区議のほうがハードルが低そうだし、女性も多そう……ということは全くなく、地域に根づけば根づくほど、そして田舎であればあるほど「女性は家に」の圧力が高く、政治参加が難しい現実があるのだ。
 日本有数の温泉街で繰り広げられるミソジニー議会。温泉街は女性の働き手抜きには語れない。一昔前は、住み込みでの旅館の仕事は、身寄りのない女性の自立の道でもあった。夜のサービス業も過去は非常に盛んで、今もコンパニオンの需要は少なくない。女性議員があげた性被害の声と、それを数の力で潰す光景に、女性たちは何を思うのだろう。
 性被害告発に対する町議等の過剰な反応は、町民たちにどのように届くのだろうか。12月6日の結果を見守りたい。
■北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

**********朝日新聞デジタル2020年11月17日 11時30分
草津町議リコール、住民投票告示 セクハラ告発の真偽は
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町議リコールの住民投票の実施を伝える立て看板=2020年11月16日午後1時3分、群馬県草津町草津、柳沼広幸撮影
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町議リコールの住民投票を告示する職員=2020年11月16日午後2時12分、群馬県草津町草津の草津町役場、柳沼広幸撮影
 群馬県草津町の新井祥子町議(51)=無所属=に対する解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票が16日、告示された。新井氏が黒岩信忠町長(73)からセクハラ被害を受けたという告発は、告発した議員が適格性を問われることになった。告発からほぼ1年を経て、12月6日に住民投票が投開票される。
●町議へのリコールは「制度の乱用」 まずは真相究明を
 「町長室で黒岩町長から性被害にあった」。新井氏の告白が昨年11月に電子書籍で公表された。町議会でも取り上げられ、昨年12月2日の本会議は荒れた。町長は電子書籍の内容を否定し、「(事実なら)強制わいせつ罪で訴えなさい」と反論。新井氏が被害に遭ったという2015年1月8日の面会は「15、16分ほど」と認めたが、持ち込んだ写真パネルを手に説明を迫るなど、新井氏に激しい言葉を浴びせた。
 新井氏と別の議員の2人が電子書籍の内容を引用しながら「町長として欠格がある」として、黒岩町長の不信任決議案を提出したが、賛成は2で否決。逆に新井氏の発言などが「破廉恥で、議会の品位を傷つけた」と懲罰動議が出され、賛成10で可決し、新井氏は除名処分となった。
 当時、新井氏は取材に「他にも肉体関係を持たされた人がいると知った。誰かが言わないと、自分と同じ思いをする人がいる。町長を辞めてほしいと思い、議場に議論を持ち込んだ」と語っていた。
 新井氏は県に処分の取り消しを求めた。県は8月、町議会の除名処分を取り消した。県の判断に納得しない黒岩卓議長(71)ら町議が中心になってリコール運動を開始。ついには住民の判断を仰ぐことになった。
 発端となった告発について黒岩町長は名誉毀損(きそん)で新井氏らを告訴し、民事でも係争中だ。住民投票告示の16日に取材に応じた町長は「全くのうそ、でっち上げだ。新井氏の言動で草津の評価は地に落ちた。憤りを感じている」。「新井氏は町民が選んだ。町議としてふさわしいのかどうか、住民に問うのが民主主義だ」と、町民に投票を呼びかけている。
 一方、新井氏は弁明書で解職の理由はないと主張。「一人一人の町の方の意見をうかがい、活動してきた。町の評価やブランドを下げているのは町長や解職請求をした議員。権力者主導のリコール運動は、理念から外れている」とした。
 今回の住民投票には約800万円の費用がかかる。「町長と新井氏の問題は当事者が解決すべきこと。多額の税金を使って住民投票をやる価値があるのか。議会や町民を巻き込まないでほしい」。町内の会社経営の男性(60)は、うんざりしている。
 住民投票は、新井氏の解職に「賛成」か「反対」かどちらかの欄に「○」をして投票する。有効投票の過半数が「賛成」すると、新井氏は失職する。17日から12月5日まで町役場で期日前投票も行われる。12月6日は町内7カ所で投票があり、午後8時から即日開票される。9月1日現在の有権者数は5383人。(柳沼広幸、寺沢尚晃)
高崎経済大・増田正教授(地方政治論)の話 
 小規模な基礎自治体では、解職請求が成立することは珍しくない。町や関係者が県の除名処分取り消しを受け、リコールに打って出たのだとすると、形を変えた除名処分にも見える。町としては早くけりをつけたい問題なのかもしれないが、町議を失職させることが町政の最優先の課題なのかという疑問を感じる人もいるかもしれない。

**********朝日新聞デジタル2020年11月16日10:07
「町長から性被害」告白町議の解職住民投票、きょう告示
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町長室の写真パネルを議場に持ち込み、新井祥子議員(中央)に説明を求める黒岩信忠町長(右隣)=2019年12月2日午後6時54分、群馬県草津町議会、泉野尚彦撮影
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 温泉の町として全国的に知られる群馬県草津町で16日、新井祥子町議(51)=無所属=に対する解職請求(リコール)への賛否を問う住民投票が告示される。12月6日に投開票され、有効投票の過半数が賛成すれば新井氏は失職する。
 新井氏は町で唯一の女性町議。昨年、「町長から2015年に町長室で性被害に遭った」と告白し、「事実無根だ」と否定する黒岩信忠町長(73)が新井氏らを名誉毀損(きそん)の疑いで告訴。民事でも訴え、双方で争っている。
 町議会は昨年12月、「言論の品位に欠ける」と新井氏を除く11議員のうち10議員の賛成で除名処分にしたが、県は自治紛争処理委員の審理を踏まえて今年8月、町議会の処分を取り消した。
 その後、町議らは黒岩卓議長(71)を発起人代表にして新井氏のリコールに向けた署名集めを開始。有権者の6割の3180人分が有効と認められ、住民投票の実施が決まった。(柳沼広幸)
**********

■県内で解職請求に伴う住民投票が行われるのは旧榛名町議会の解散を求めた2006年以来になるそうですが、同じ住民投票でも今回は、あまりにもレベルが低すぎます。明日の住民投票でみっともない結果が出ないよう、祈るばかりです。

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宿泊ホテルの客室から見た湯畑。
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この宿泊ホテルの幹部も草津町議会議員。セクハラ、パワハラ議会を容認していて、果たして国際観光ホテルを標榜できるのだろうか。
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草津町観光案内所。
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観光案内所の裏手に草津町役場がある。
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草津温泉などの歴史がよく判る貴重な資料を収蔵した「冬住みの里資料館」は草津温泉の山本館にゆかりのある市川さんご夫妻のご自宅を開放したもの。中之条町六合支所前にある。草津温泉の行き帰りにぜひ立ち寄られたい。
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土蔵を改造した資料館には、各年代ごとのさまざまなジャンルの情報がきちんと区分けされて展示されている。
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草津の人々は酷寒を避けるため冬の間を麓の六合(くに)村で暮らしたことから、明治時代以前より「冬住みの里」と呼ばれていた。
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明治期の山本館の看板。英語表記になっている。この頃から外国人の湯治客にも注目されていたことがわかる。ぜひ、当時を思い起こし、名実ともに開かれた草津温泉を取り戻してもらいたいものだ。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考資料「女性町議から草津町民への発信サイト」
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町長の圧力による女性議員の排除(リコール)を防ぎ、日本の湯・草津町に本当の民主主義を!!
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発信者:新井 祥子 宛先:草津町の皆さま
We call for democratic revival in Japan’s most famous hot springs town of Kusatsu to stop the mayor’s plebiscite to remove a female councilor!
 私、新井祥子(草津町で唯一の女性議員です)は昨年、温泉で有名な群馬県草津町の黒岩信忠町長からの性被害やハラスメントを告発したところ、町議会において、「町長に不快の念を抱かせ」「議会の品位を落とした」として、「除名」という懲罰処分を下されました。私はすぐに群馬県に不服申し立てをし、その結果、今年の7月、山本一太県知事は「この除名処分は『違法』である」とし、除名処分を取り消すとの判断を下しました。
 しかし、町長や町議会議長をはじめ、私に懲罰を科した議員たちは、審査が「十分ではない」として、県知事の出した結果を不服とし、私のリコール運動(解職運動)を始めました。なにがなんでも私を辞めさせなくては、という意図だと考えられます。
 リコール制度(直接請求運動)は、戦後、「地方自治の運営が、常に民意に基づき行われ、住民の自治的な監視が行われることにより、自治の発達に大いに寄与するものとして導入された」ものです。主人公である住民が主体となって意思を決定できる意義のある運動の一つです。
 しかし、草津町のこのたびのリコール運動を主動しているのが町長や議員であるということは、この住民運動の理念から逸脱する大きな問題だと私は考えています。第一に、町長・議員が主導というだけで、一般町民には圧力と感じられるからです。第二に、町長や議員の多くは社長や旅館の主人など雇用主や上司であり、彼等は直接間接的に町民の生殺与奪権を握っているからです。署名を依頼されて断れる人が何人いるでしょうか。
 私は日々、圧力を受けております。除名(クビ)、裁判、資格審委員会設置、盗撮、議員報酬仮差し押さえ(兵糧攻め)、誹謗中傷チラシの全戸配布、などなど。私がされていることを見聞きすれば、「町長に逆らうとこうなる」と怖くて署名を断ることはできないと思います。
 そのような状況の中、10月16日に過半数以上の署名が集まったとして、12月6日に住民投票(11月16日告示)が行われることになりました。
 私は、この住民投票を、不当なリコール運動に「NO」、黒岩独裁政治に「NO」を突きつける投票にしたいと覚悟を決めました。
 住民投票は普通の選挙と同じく、投票所に行き、賛成か反対かを投票し、その票の多さで結果が決まります。町民の皆さんには、できるだけ投票に行っていただき、反対票を投じて欲しいと思っています。
 そのためには、日本中、いや世界各地の人々が「このリコールはおかしい!」「草津町の町政はおかしい!」と考えていることを、草津町の人たちに、知っていただく必要があります。
 どうか、このリコールに疑問を感じる人、理不尽で不当と思う方は、署名をしていただけたらと思います。町の中にいたら、恐怖で縛られ、何が真実かわからなくなってしまうのです。
 どうか、草津町で民主主義が行われるよう、「このリコールにNo!!」と思う方は、署名にご協力下さい。なにとぞよろしくお願いします。
新井祥子(草津町議会議員)

**********女性町議のブログ2020年10月17日
今朝の「情報くさつ」について
テーマ:町の方の声
朝「また、こんなチラシが入ったよ⁉️」と、康治議員から連絡があり、コピーを頂きました。
見たら、まるで私が裁判で敗訴したみたいに書いてあるΣ(・□・;)
それは、康治議員もびっくりしますよね。
私と町長の裁判は、まだ、審議中で結果は出ていません。
園田元議員も、この紙面の裏に書いてますが「これはやばいな、負けるかもな。」と、考えると、財産を処分したり隠したりズルい人もいます。」と。
「負けるかも」です。
結果はまだ、出ていません。
訴えた人が、仮に勝った場合、損害賠償金額をもらえなくなってしまうから、逃げ得を許さないために行われるモノだと、私は理解しており、裁判の勝ち負けは関係ないと思うのですが。
ちなみに、この仮差し押さえの文書は、まだ、私のところに届いていません。
なんで、園田元議員が知っているのか。
先日、康治議員が、役場で署名を閲覧していたら、町長の同級生のMさんが「こんなの出た」と、裁判所から出た、私の仮差し押さえの文書を持ってきて、渡したそうです。
だから、その文書のことを言っているのだと思います。
町長は、私に届く前に、その文書を色々な人に見せているっていうことなのでしょうか??
なぜ、まだ、届かないのか、裁判所に聞いてみましょう。
弁護士さんにも、相談したけど「これで敗訴が決定しました」とは言われませんでした。
どうなんでしょうね???
私には、リコールの住民投票を有利に進めるための情報操作にしか思えないんですけど、皆さんは、どう思われますか?
**********
2



2020/12/7  17:04

投稿者:ひらく会情報部

>>「りんごの県」さんへ
 ご指摘の通りだと思います。
 残念ながら、草津町民は女性町議を排除してしまいました。
 コロナ禍で5月頃は一時閑古鳥が鳴いていた草津温泉も、政府のGoToキャンペーンで先月の21−23日の三連休では、満室となったようですが、1日あたりの感染者数が全国各地で急拡大し、群馬県でもじわじわ感染者が増えており、公費を使って住民投票などやっている暇はないはずです。
 最近は冬季に入ってもあまり「空っ風」が吹き荒れませんが、国際観光温泉地を標榜する草津町でも、当分「神風」が吹く気配はなさそうです。

  市民オンブズマン群馬事務局より

2020/12/6  13:35

投稿者:りんごの県

こんな問題になっていたとは。仮にリコールに値する人物だとしても、コロナ禍が騒がれている時期にリコール投票している暇なんて無いと思いますがどんなもんなんでしょうか。

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