富岡市桑原地区の出前講座で地元が県に突き付けた産廃場設置許可の説明責任と県の無責任答弁!(講座編)  全国のサンパイ業者が注目!

■安中市岩野谷地区の大谷にある灌漑用貯水池の直ぐそばの山林に、産業廃棄物(サンパイ)最終処分場の計画が持ち上がったのは、日刊スポーツゴルフ場開発の地上げが行われていた平成5年頃でした。

 最初、関東最大級の容量200万トンとささやかれた計画でしたが、その後頓挫したと思われたものの、今後は平成10年に群馬県が設置許可を出したサイボウ環境鰍フ一般廃棄物最終処分場の計画を推進していた連中が、あらたに環境資源という会社を設立し、上記のサンパイ場の計画を引き継ぎ、地元の大谷の関係住民に接近し、平成18年6月に事前協議申請を群馬県に提出しました。その後、平成19年4月にサイボウ環境の一般廃棄物最終処分場が完成すると、本格的に動き始めたのでした。

 そして事前協議開始から15年後、今年2月3日に群馬県はなんと千葉県市原市のサンパイ業者に処分場の設置許可を出したのでした。そのため、設置許可を知った地元の桑原地区の皆さんは、危機感を持ち、急遽、群馬県に、産業廃棄物処理に関する出前なんでも講座の開催を求め、ようやく7月7日に実現したのでした。
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 当時からこれまでに至る事情は次のブログ記事を参照ください。
○2009年7月5日:高崎市との合併で懸念される旧吉井町上奥平地区の苦難のサンパイ症候群(その1)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/278.html
○2009年7月5日:高崎市との合併で懸念される旧吉井町上奥平地区のサンパイ症候群(その2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/279.html
○2009年11月28日:柳川喜郎・岐阜県前御嵩町長の体験談から見える群馬県西毛地区のサンパイ場計画の深刻さ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/375.html
○2012年4月15日:安中市大谷地区2番目となる大規模サンパイ場計画の第2回説明会の顛末報告(前半) 
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/761.html
○2012年4月19日:安中市大谷地区2番目となる大規模サンパイ場計画の第2回説明会の顛末報告(後半)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/762.html
○2012年5月27日:安中市大谷の廃棄物処分場設置問題にかんする岩野谷区長会主催の意見交換会
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/770.html
○2012年6月10日:これでいいのか群馬県環境行政・・水源地域保全条例にサンパイ場目的の森林売買監視強化も含めよ!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/783.html
○2012年8月1日:安中市岩野谷地区で3番目となる廃棄物処分場に対して反対の意見書を県知事に提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/819.html
○2012年8月17日:これでいいのか群馬県環境行政…職員OBを役員に迎え県土サンパイ化に盤石を期す業者とそれを支える群馬県
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/835.html
○2012年8月20日:これでいいのか群馬県環境行政…3つ目のゴミ最終処分場の申請が出た安中市岩野谷の大谷地区
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/836.html
○2012年11月8日:これでいいのか群馬県環境行政・・・27年目に高崎市に設置許可させ拍車がかかる高崎西部丘陵の産廃銀座化
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/896.html
○2012年11月18日:サンパイ銀座化阻止のため安中市岩野谷地区住民らが設置した看板に早速イチャモンを付けた安中市と群馬県
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/903.html
○2012年12月1日:「条例違反…」住民に看板を撤去させたサンパイ業者/環境資源鰍ィ抱え大物役人OBの威光と安中市の弱腰
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/915.html
○2012年12月4日:住民が県道脇に建てた看板を群馬県に命じて15cmずらさせたサンパイ業者天下り大物役人OBのツルの一声
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/918.html
○2013年7月19日:本日の大規模審議会で事前協議を終了し設置に向け業者・行政が邁進するか安中市大谷の大規模サンパイ場計画
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1081.html
○2013年7月29日:ついに日刊ゴルフ場跡地まで目を付け始めた廃棄物処理業者…群馬県西部サンパイ銀座化拍車の懸念
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1086.html
○2013年7月30日:これでよいのか群馬県環境行政…資本金300万円で廃棄物処分場設置申請ができる理由を非開示にする深いワケ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1087.html
○2013年9月19日:8月19日に事前協議を終えた滑ツ境資源のサンパイ場計画で早くも市道路線廃止で便宜を図る安中市
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1125.html
○2013年11月15日:これでいいのか群馬県環境行政・・・大規模審議会の議事録から見えてくる政官業トライアングル(その1)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1163.html
○2013年11月16日:これでいいのか群馬県環境行政・・・大規模審議会の議事録から見えてくる政官業トライアングル(その2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1164.html
○2014年5月14日:これでいいのか群馬県環境行政・・・市長選前は時間の問題だけだった環境資源のサンパイ場計画の今後(1)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1288.html
○2014年5月14日:これでいいのか群馬県環境行政・・・市長選前は時間の問題だけだった環境資源のサンパイ場計画の今後(2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1289.html
○2014年7月10日:只今縦覧中の安中市岩野谷地区3番目の廃棄物処分場計画・・・意見書には必ずページ総数を記載しよう
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1339.html
○2014年7月13日:これでいいのか群馬県環境行政…環境資源サンパイ場計画を後押しする環境森林部長と元上司の大物OB
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1338.html
○2014年7月30日:官業癒着で粛々と進む岩野谷地区のサンパイ場設置計画の本申請に対して住民として意見書を提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1352.html
○2015年4月10日:環境資源サンパイ場計画許可目前でガン死の恐怖に晒される岩野谷住民が特別講座で知った驚愕の実態(1)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1579.html
○2015年4月11日:環境資源サンパイ場計画許可目前でガン死の恐怖に晒される岩野谷住民が特別講座で知った驚愕の実態(2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1581.html
○2021年4月6日:住民意向を黙殺し安中市岩野谷地区の大規模サンバイ処分場設置許可を出した一太知事率いる環境行政の悪質度
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3297.html
○2021年6月18日:住民の意向を無視して県が出した安中市内の関東最大級サンバイ場設置許可処分に対し環境大臣に審査請求!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3328.html

■2021年7月7日(水)午後6時40分頃、筆者は地元岩野谷地区に隣接する富岡市桑原地区の桑原公会堂を訪れました。当日午後7時から群馬県による出前講座「産業廃棄物対策について」がここで開催されるためです。

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開催直前の会場内の様子

 この出前講座は当初5月17日(月)に開催予定でしたが、コロナ感染拡大のため富岡市を含む群馬県内10市町に5月16日から「まん延防止等重点措置」が直前に適用されたため延期となっていました。その後、同措置は6月13日で解除され、その後、感染が収まる傾向を見せてきたため、この日に開催することになったものです。

 当日筆者が会場に着くと、非接触型体温計で体温計測を行ったあと、手指のアルコール消毒をしてから、中に入りました。すでに10名を超える関係者が準備をしたり、待機していました。

 出前講座に呼んでいただいた桑原区長の金田氏に挨拶をし、最前列の中央の椅子に着座して、開始時間を待ちました。
※開催者の配布資料 ZIP ⇒ 20210707jzz.zip
※群馬県の説明資料 ZIP ⇒ 202107071qnp.zip
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司会(地元桑原区長):では時間になりましたので、はじめさせてもらいます。後ろの方、声聞こえますかね?

場内:聞こえます。

司会:大丈夫ですか?

場内:はい。

司会:皆さん、こんばんは。

場内:こんばんは。

司会:桑原の区長の金田です。きょうは、コロナで大変な中、大勢の皆さんに参加いただきましてほんとうにありがとうございます。ちょっと会場が狭くて蒸し暑いので、楽な…それ、上着を脱いでいただいて、裸になってもらっても構いませんので。

場内:(笑い)

司会:2月3日付で、群馬県の山本知事のほうが、産廃処理場の設置許可を出しました。これであのう、現実問題として、処理場の、大谷の処理場の新設ステージがですね、限りなく上がったものと私は考えているんですね。で、業者の予定では来年8月のオープンということで聞いています。地域住民としてこの事態を深刻に受け止めて、住民の多くが脅威を感じているような現状でございます。で、本日の出前講座で、いろいろ、廃棄物の法律やら、県の条例ですとか、県の対応など、勉強させていただいて、今後ですね、桑原地区としてどのような対応をしていくかを決めさせていただきたいと思っております。本日はよろしくお願い致します。で最初に、住民以外のかたで今日、おいていただいておりますので、私のほうから簡単ですが紹介させていただきます。隣りが、小野地区の区長会長の藤木の区長の白石さんです。

藤木区長:白石です。皆さんご苦労様です。宜しくお願い致します。

司会:それと、こちら、県の方、あとで…はい。富岡市役所の方からお二人。市民生活部長の富田部長さんをお呼びいただいております。

富岡市部長:あのう、大塚でございます。

区長:あ、大塚部長さんか、ごめんなさい。失礼しました。それと、環境課長の磯貝課長さん。

富岡市環境課長:磯貝です。宜しくお願いします。

司会:それと地元の市会議員さんの黒澤議員さん。

黒澤市議:黒澤です。よろしくお願いします。

司会:地元の小林議員さん。

小林市議:宜しくお願いします。

司会:それと妙義のほうから、富岡市議会の副議長の島田議員さんです。

島田市議:みなさん、こんばんは、お世話になります。どうも。

司会:島田さんは奥様が桑原なんですよね。

島田市議:ええ。

司会:桑原の元の区長のTSさんの娘さん。

島田市議:ええ。

司会:それと隣が一宮のほうの茂原議員さん。

茂原市議:あ、どうも、皆さん、こんばんは、宜しくお願いします。

司会:茂原議員さんはこのサンパイの問題について、10年前に意見書も県の方に出していただいています。ずっと関心をお持ちいただいていましたので、宜しくお願いします。隣が妙義のほうの田村議員さん。

田村市議:田村です、宜しくお願いします。

司会:田村議員さんとは、私は学校の統廃合問題で、ずっと勉強会ということで一緒に勉強させていただいている関係でございます。宜しくお願いします。皆さんに拍手をすいません、お願いします。

場内:(拍手)

司会:えーと、最後にですね、安中の野殿からおいでいただいています小川賢さんです。

当会:どうも、隣りの野殿から来ました。うちのばあさんは、そこの小桑の出身で、白石ぎんと言いまして、もう亡くなったんですけどね。だからこの地区は非常に親しみのある場所です。よくアケビ取りなんか、そこでしていました。今日はよろしくお願いします。オンブズマンの小川でございます。

司会:小川さんは群馬県のオンブズマンの代表として市民目線でいままでほんとに熱心に取り組んできていただきまして。その取り組みの一例を私から紹介させてもらいますと、先の国会で最終日に法律が成立した外国人による土地取引規制法ですか、これも小川さんが2年か3年位前に内閣の安全保障会議、ここに直訴というような形で、ものを申していただいたのが一つの私はきっかけになっているのではないかと思っています。そういうふうに、我々には真似ができないような活動をされている方です。宜しくお願い致します。

当会:ありがとうございます。

司会:次に、ですね、本日の講師をお願いしました県の担当のかたを紹介させていただきます。群馬県廃棄物・リサイクル課の富田係長さん。

富田係長:はい。

司会:係長さん、県の方の紹介をお願いします。

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富田係長:はい、私、群馬県廃棄物リサイクル課産業廃棄物係の富田と申します。今日は出前講座の説明ということで、1時間ほどお時間をいただいて、ですね、説明させていただきたいと思います。よろしくお願い致します。あと、県の、きょう、当課から2名同席していますのでご紹介します。・・・はい、えーと、当課の次長の畠中です。

畠中次長:畠中です。宜しくお願いします。

富田係長:えーと、当課産業廃棄物係の係員の飯塚と申します。

飯塚係員:飯塚と申します。宜しくお願いします。

司会:どうぞ皆さん、盛大な拍手をお送りしたいと思います。

場内:(拍手)

司会:では、係長さん。どうぞ。

富田係長:はい。それではお手元に、きょう、資料を1部お配りさせていただいておりますが、皆さんお持ちですか?ないかたがいらっしゃいましたら、(ここに)ありますから、予備がありますので。大丈夫でしょうか?

場内:はい。

富田係長:そうしましたら、すいません。着座にてちょっと説明を始めさせていただきますので、失礼いたします。

司会:うしろ聞こえますかね。大丈夫?

場内:大丈夫です。

富田係長:はい、そうしましたら、本日、えー、県の出前何でも講座のほうにお申込みいただきまして、まことにありがとうございます。えー、今回はですね、えー、産業廃棄物処理対策ということで、えー、申込みをいただきまして、ですね、えー、産業廃棄物の処理について、概要のほうを説明させていただきたいと思っております。えー、今回は、産業廃棄物処理の中でも、ですね、最終処分、埋め立て処分ということについて、ちょっと、焦点を当てたかたちで資料をまとめさせていただきました。えー、最終処分とはどういうものなのか、どういう規制とか、手続きがあるのか。ま、その概要について説明したいと思います。えー、冒頭、区長さんからのお話でもあったとおりですね、この地区で皆さんが心配しています安中市大谷の最終処分場計画についてなんですが、すいません、あのう、個別事業者の事業計画となりますので、今回のこの県の出前講座という場で、ですね、そういったものを事細かに説明するというのは、ちょっとこの講座の趣旨と異なるということで、ご理解いただきたいな、と思います。最後に、えー、まあ、計画されている最終処分場の概要については、ちょっと、ご紹介はさせていただきたいと思いますが、本日は、個別のそういった部分に踏み込むというところまではちょっといかないので、概要の、法の規制等の概要の説明ということでご理解いただければと思います。
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それではお手元の資料、えー、1枚めくっていただいて、・・・横長になっていますけれども、まずページ番号が2とふってある、2ぺージ目のところです。
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それでは、「廃棄物の分類」ってありますが、廃棄物に関しては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律と、いう法律において、えー、その処理について、さまざまな規制がございます。えー、この廃棄物処理・・廃棄物の処理及び清掃に関する法律、ま、略して廃棄物処理法とか廃掃法とか言われますが、この法律はですね、廃棄物の排出を抑制し、および、廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をして、並びに生活環境を清潔にすることによってですね、生活環境の保全および公衆衛生の向上を図ることを目的としています。廃棄物というものについての定義もこの法律の中で行われています。で、廃棄物の分類ということで見ていきたいと思うんですけど、いわゆる廃棄物、いわゆるゴミについてはですね、大きく2種類に分けられる、ということになります。えー、一つがですね、産業廃棄物というもので、これは工場とか、工事現場、あるいは事業所というようなところの事業活動に伴って生じるものになります。で、もう一つは一般廃棄物ということで、これもまあ、産業廃棄物以外の廃棄物ということで、主に、家庭から出るようなゴミになります。で、なお、この産業廃棄物とか一般廃棄物の中で、有害物質とか危険な物ということで、えー、特別な管理が必要な物ということで、ですね、特別管理産業廃棄物、あるいは特別管理一般廃棄物というものがあります。この法律での、その廃棄物の分類を、模式図的に表すと、ですね、その資料に描かれているような状況になります。大きくは、廃棄物というものがあって、その中に産業廃棄物。まあ黒く、ちょっとグレーになっているところが産業廃棄物。それ以外の黄色のところが一般廃棄物ということになっていて、その中に特別管理が必要な物、ということで、分類が為されます。で、今回は産業廃棄物ということになりますので、産業廃棄物の状況について、もう少し細かく確認していきたいと思います。ま、産業廃棄物についてはその事業活動から出る廃棄プラスチックなど20種類ほどあるんですけれども、その次のページを見ていただくと…見ていただければと思います。
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で、産業廃棄物の種類についてですね、まあ、埋め立て処分を行う観点からちょっと説明をさせていただきたいと思います。法律上、産業廃棄物は全部で20種類に分類されます。その3ページの資料のところでですね、文の途中で○数字で記載されているものを見ていただくと、@の廃プラスチック類というものから、ずっときて、S番、処理したもの、スラグ・固化物とか書いてありますが、ここまで、この20種類に法律上分類されています。このあとまた、ちょっと触れたいと思いますが、産業廃棄物の埋め立てを行う最終処分場というのは、ですね、安定型最終処分場、管理型最終処分場、遮断型最終処分場という3種類に分類されます。で、この産業廃棄物のこの種類の中で、ですね、上にあるとおり、@の廃プラスチック類、Aのゴムくず、Bの金属くず、Cのガラスくず等、あと、Dのがれき類(コンクリートの廃材など)になりますが、この5種類についてはですね、その性状が比較的安定しているものとして、ですね、安定型産業廃棄物というふうに分類されます。これはあのう、その名のとおり安定型の最終処分場に埋め立てができるもの、ということになっていまして、まあ、十分な土砂でこう覆って埋め立て基準を守れば、まあ、汚水等が生じにくいもの、ということでこの分類になっております。で、今、お示しした安定型産業廃棄物5種類、これ以外のものについては、例えばEの燃え殻とか、F番の汚泥とか、ですね、こういったもの。これはまあ地下水等への影響があるということで埋め立て処分にあたっては、十分な管理が必要ということで、管理型の最終処分場に埋め立てる必要があります。なお、この有害物質等が、ですね、一定基準以上含まれているような有害な産業廃棄物については、管理型というものでもなくて、さらにあのう、強固な構造の遮断型の最終処分場、これに入れて隔離することとなります。
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それでは、えー、4ページのほうをご覧ください。産業廃棄物の処理に関して、ですね、産業廃棄物業界の役割ということで、ちょっと触れてみたいと思います。えー、先ほども産業廃物の種類について触れさせていただきました。産業廃棄物は国内のあらゆる事業活動に伴って生じており、えー、まあ、あのう、一般家庭の中ではちょっと縁遠いかと思いますがいろいろなところで発生していて、我々の生活には、実は結構身近なものでもあります。産業廃棄物についても、ですね、家庭ゴミと…一般廃棄物と同様に集められて処理をされているという状況になっています。で、まあ家庭ゴミなどの一般廃棄物、これについては法律上、市町村長にその処理責任がありますが…、あるため、市町村の方で、回収して、クリーンセンターで処理、というのがされているかと思います。一方、産業廃棄物についてはですね、その処理責任というのは、まあ、事業者、まあ排出事業者にあります。これが法律でそのような規定されているんですが。ですので、まあ排出事業者が自ら処理をしたり、というのが一つ。あとは、えー、県知事の許可を受けた産業廃棄物の処理業者、えー、こういった方々がいらっしゃいますので、そういった方に委託をして処理をする、という形で処理が行われております。で、その産業廃棄物の処理の流れ、産業廃棄物業界における処理の流れはその図のような形、まあ、概略図ですけれども、そのような状況になっております。まあ、発生した産業廃棄物について、収集運搬されて、中間処理、ま、ここでは再生をしたり、あとは減量したり、されます。で、再生したものについては、リサイクルの業者等に引き渡されて商品化等にされたりとか、あるいはその中間処理をした後、再使用できないようなもの、こういったものについては、最終処分ということで埋め立てにまわる形になります。えーと、ちなみにですけれども群馬県内で排出される産業廃棄物、これちょっと、今、データがちょっと古いですが、平成30年度の実績。まあこれ、環境白書等にも出ているんですけれども、平成30年度の実績で、ですね、年間約302万トンというふうに推定されています。で、このうち約288万トン、まあ、大体95%くらいが、ですね、中間処理をされています。で、残りの約14万トン、5%程度ですけれども、これが最終処分に回っているという状況です。えー、国では循環型社会構築を進めていまして、産業廃棄物の多くはこのように中間処理をされてリサイクルをされております。ただし、出たものすべて100%リサイクルするということは、まあ技術的な部分もありますし、あるいは経済的な部分もありまして、100%というのはなかなか難しいので、ま、このリサイクルできない、まあ残渣物とか、そういったものの適正処理というものも必要になってくるということで、この適正処理をするための最終処分場というものが、循環型社会を支えていくうえでも必要な施設という位置付けになっています。
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それでは、5ページ目に行っていただいて、ここからはちょっと産業廃棄物の最終処分場の種類。これについてちょっと確認をしていきたいと思います。先程も説明させていただいた通り、産業廃棄物の最終処分場は3種類に分類されます。5ページ目は、まず1番目は、ですね、安定型最終処分場。これについて説明させていただきます。こちらは、模式図、描いてありますけども、ま、図のとおり、えー、図の右側のほうにですね、擁壁、まあ或いは堰堤ですけれども、こういった、貯留構造物がつくられて廃棄物の流出を防ぐ形をとってですね、その空間に廃棄物を埋めていくと、いうものになります。まあ、平たく言うと、ま、素掘りの穴に埋めていくような形になります。で、安定型最終処分場には、ですね、安定型産業廃棄物、先ほどちょっと説明させていただいたんですが、5種類。これしか埋め立てられないことから、えー、まあ、持ち込まれた廃棄物。この中に5種類以外のものがないかということを、確認する必要があるということで、その図の左のところにちょっとトラックが荷を降ろすような図が描いてあるんですけれども、ここに展開検査場所が設けられているかと思います。こういった形で「展開検査」を行う、というものになります。で、また廃棄物の層を、埋め立てた廃棄物の層を、降った雨等が、こう、浸みこんで、ですね、水が浸みて行って、という形になりますが、そういったものの水を採取する井戸、これがまあ擁壁等の近くにある「浸透水採取設備」というふうに書いてあるところですけれども、こういったものも設けられて水質の確認を行うというかたちになります。で、更に処分場の埋め立ての区画の外にですね、まあ、上流側、下流側に、こう1か所ずつ、地下水の検査をするための井戸も設けて、埋め立てた廃棄物の影響が外に出ていないか、ということを監視することになります。まあ、安定型最終処分場については、このような構造になっておりまして、まずは安定したものしか入れないと、いうところを担保したうえで、処理を進めていく、というものになります。
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それでは次のページ、6ページを見ていただきたいと思います。続いて管理型最終処分場について、説明いたします。こちらも先程の安定型最終処分場と同じくですね、えー、擁壁等、あるいは堰堤等、貯留構造物によって、廃棄物の流出というものを防止しています。えー、ただし安定型最終処分場、先ほどのものと大きく異なるのは、ですね、管理型最終処分場については処分場の底面に、遮水工と、いうものが敷かれる、敷設されることになります。管理型最終処分場については、その、埋めた廃棄物の層を、こう、えー、雨水等が浸透していって、その浸透した水については、ですね、その遮水工というところで、えー、地下浸透を防止する形をとりまして、えー、これを、その、えー、この図にあります保有水等集排水設備ということで、処分場の中にこう溜まって保有されている水を集める、まあ、配管等のようなもので集められて、処分場の外に抜くという形になります。この、えー、抜かれた水については、えー、その下流で、調整池を経て浸出液処理設備と書いてあるかと思いますが、えー、出てきた水を処理する、えー、設備に送られて、ここで、出てきた水は浄化をされて、ですね、えー、ま、河川等に放流されるという形になります。また、あのう、埋め立てた廃棄物、ま、これが、えー、分解すること等によってですね、発生するガス、こういったものを、えー、場内から抜くための通気装置というものも設けられる形になります。で、管理型最終処分場については、今ご説明した通り、底面に遮水工ということで、地下浸透しないように、えー、隔離する形になりますが、えー、その遮水工の下に地下水とか、そういうものが外から滞留したりすることで、遮水工というものが損傷するという懸念もありますので、こういった場合には、えー、ここにあります地下水集排水設備と書いてありますが、こういったもので、その、ここに溜まるような地下水を抜くような形になります。で、その他、先ほどの安定型最終処分場でもご説明した通り、地下水の、周辺の地下水の水質検査ということができるように、上流側、下流側に地下水の水質検査用の井戸というものも設けられている形になります。まあ、特徴的なのは、この、えー、地下浸透しないように遮水工を設けるというところ。まあ、それによって、えー、中に溜まる水を管理をしてですね、浄化等をして管理をして流す、ということで、まあ、水の管理をしていくという部分で管理型最終処分場という形になります。えー、管理型最終処分場というのは埋め立てた廃棄物をですね、こういった形で、えー…等で浄化をして…形で、安定化させるというものでありまして、この、ま、出てくる水等が安定化するまで、ま、廃棄物が安定化するまでは、この水処理等を行って、管理をしていくと、いうことが必要になります。ちなみになんですが、市町村のほうで設置する一般廃棄物の最終処分場、というものがあるかと思いますが、これはこの管理型最終処分場とほぼ同じ構造と、いうことになります。で、以上が管理型処分場の概略の説明となります。
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で、続いて7ページ目。えー、先程最終処分場、産業廃棄物の最終処分場の種類、3種類あると申し上げましたが、最後の3種類目。これが遮断型最終処分場ということになります。最後にこちらの方の説明をいたします。えーと、遮断型最終処分場というものは、えー、有害な産業廃棄物を埋め立てるものであります。えー、ま、廃棄物をですね、自然環境からこう隔離するため、構造を見ていただくと、その図を見ていただくと分かると思うんですが、あのう、擁壁等で強固なコンクリート構造で隔離するような形をとります。えー、その埋めた廃棄物のほうに、ですね、雨水等の浸入もないように、えー、処分場の上には屋根が掛けられることになりまして、埋め立て終了後は屋根が掛かって、隣ですけれども、こういった形で蓋をして、ですね、表面を舗装して隔離すると、いう形になります。現時点で、遮断型最終処分場というのは、ですね、まあ、この中に埋めている廃棄物、これが有害なものが埋められていますので、ま、この廃棄物がここにある限り、ま、永久に管理すると、いう形になっています。遮断型の最終処分場について、今言ったように、あの、雨水等の浸入を防ぐ形を取りますので、先ほどの管理型の最終処分場とは違って、ですね、出てくる水と、いうものもないということで、水処理とかそういった概念は無くて、ほんとに入れたものを隔離して、という構造になっています。
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では、資料の8ページを見ていただければ、と思います。えーと、最終処分場の概要について、先程図を用いて説明させていただきました。えー、廃棄物処理法では、ですね、この最終処分場の構造とか、維持管理の方法について、まあ、正式名称でいきますと、一般廃棄物の最終処分場および産業廃棄物の最終処分場にかかる技術上の基準を定める省令というものにおいて、いろいろな基準を定めています。で、今回は、管理型最終処分場に関する基準をちょっとご紹介させていただきたいと思います。先ほどの図、7…6ページの図と併せていただくとイメージし易いと思いますが、図のほうで説明させていただいたいろいろな模式図にある構造について、それが、えーと、まあ、こちらの1から6というかたちで、ですね、ま、技術上の基準、別に構造基準と言いますが、こういった形で規定されています。えー、繰り返しになります。管理型最終処分場の構造基準の中で、とくに重要なのがこの5番の遮水工というものになります。その遮水工というのは、ですね。えー、まあ、原則として、えー、二重のシートで、遮水シートで、まあ、設置して、ですね、えー、地下浸透の防止を図るということに、基準になっております。この今回の資料の方では、項目出しだけになりますが、えー、こちらの基準について条文のほうで、ですね、もう少し細かく、こういう構造のものを、というのが書かれています。で、また、あのう、これらの基準に対しては、えー、まあ、いろいろな形で設計指針等が示されていたりとか、ですね、あとは群馬県では、まあ、行政指導の基準とはなりますが、えー、群馬県の構造維持管理基準というものも設けさせていただいて、えー、プラスアルファの指導もさせていただいているところであります。
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では、続きまして、えー、9ページ。こちらのほうが、えー、今度は最終処分場の維持管理に関しての、えー、技術上の基準となります。こちらもちょっと項目出しだけになりますが、えー、こういった内容について維持管理をしていくと、いう形になります。ま、基本的にはあのう、周辺の生活環境の保全上の支障が生じないように、ですね、ま、こういった様々な観点から維持管理を行っていくと、いうことになります。ま、とくに最終処分場で、えー、問題となるのは、ですね、擁壁等の状況とか、遮水工の状況、まあ、水質、出てくる水の、えー、状況、あるいは処理した水の状況。そういうところになってくるかと思います。まあ、最終処分場のほうでは、ですね、こういった擁壁や遮水工の点検結果とか、水質検査の結果について、まあ、記録を、えー、まあ、設置して、ですと、処分業者のほうに最終処分場を設置したものについては、そういったものを、記録を作成して、保存していくことが義務付けられています。で、こういった維持管理に関する状況…情報についてはですね、法律上、これも、公表しなければならないと、いうことになっていまして、えー、生活環境保全上、利害関係を有する者が、こう、見せてくれというふうに求めたら、ですね、記録は閲覧させなければならない、ということになっています。えー、ですから、あのう、今の廃棄物処理法の基準では、ですね、このように最終処分場の維持管理というものは、えー、基本的にはオープンにされると、いうことで、行われている、ということになります。で、ここまでが最終処分場の構造とか維持管理についての、あのう、基準上そのもの、施設についてちょっと概略の説明となります。
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続きまして、えーと10ページ。ここからが、ですね、えーと、廃棄物処理施設、とくに最終処分場の設置に関しての、えー、県の手続きについての流れをちょっとご説明したいと思います。10ページに、事前協議制度とは…とありますが、えー、まず、えー、廃棄物処理法上はですね、えー、廃棄物処理施設を設置すると、ま、許可が必要な施設を設置する場合には、法律に基づいた設置許可申請を行うと、いうこととなりますが、えー、群馬県では、これも行政指導の規定ではありますが、設置許可申請のその手続きの前に、事前協議制度というものを導入しています。事前協議制度の主な目的というのは、えー、地域理解の促進を図ること、廃棄物等の適正処理の推進を図ること。えー、あと、周辺地域の生活環境の保全及び周辺の施設について適正な配慮を図ること、という形になっています。まあこういった、廃棄物処理施設等を設置する前に行うこの事前協議制度と、いうものは、えー、結構多くの自治体で行われていまして、群馬県でも昭和56年から導入して、ですね、かなり以前から行われてきています。群馬県の事前協議制度は、えー、そこからですね、何回か、こう改正等を行って、今現状では、平成25年に行った改正が一番大きな改正ですけども、えー、そこで改正された内容で今、導入をされてきているということです。ま、この群馬県で定めている、ですね、事前協議制度は、ですね、えーと、地域理解の促進を図るためということで、えー、そのためにどういったことをすればいいかというのを、必要な手続きを、まあ、いくつか定めて運用している形になります。
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それでは、あのう、事前協議の手続きの流れをちょっとご説明したいと思います。11ページのほうをご覧ください。えーと、事前協議手続きの概要ということで、フローが書かれてあるかと思いますが、えーと、まず最初、まずはですね、廃棄物処理施設の設置を計画している事業者さんのほうで、計画内容をまとめたこの事前協議書と、いうものを提出するところから始まります。事前協議の段階での計画内容ということになりますので、まあ、なかなか詳細まで決まっていないところもありますが、えー、手続きの中で、ですね、出る、さまざまな意見を受けて、その当初出された事前協議の内容というのは、修正とか内示なども行われていく形になっています。で、実際、手続きの流れとしてこの事前協議書が提出されたあと、Aとしてですね、現地調査ということで、まあ、この提出された事前協議書に基づいて、まあ、関係機関、市町村とかですね、県のいろいろな部署の関係機関によって、この廃棄物処理施設の設置を計画している現地のほう、これを、えー、確認をすると。まあ、現地の調査をするという手続きがあります。この現地調査の主な目的というのは、ですね。えー、この計画している場所にかかわる、その、各種法令の規制の状況とか、計画地周辺の、ま、環境の状況とかですね、そういったものの確認、ということが、えー、主なものになります。で、現地調査が終了した後ですね。今度はその計画内容を、えー、まあ地元の方々に周知する手続きと言うことで…が行われる形になっています。えー、まだその事前協議をしている計画内容について、えー、まあ、県の方で公告という形で、いちおう示してですね。併せて、事前協議書、これを地域の機関であるとか、そういったところで縦覧できるように手続きをとります。この事前協議を行っている期間中であれば、ですね、この事前協議書というものはいつでも縦覧可能、という形で対応させていただいております。で、計画地の周辺地域の住民の方々はですね、こういった形で縦覧できるようになっている事前協議書を見ていただくことで、えー、計画内容というものを知っていただく形になります。あわせてその公告縦覧、公告をして縦覧開始後ですけれども、えー、事業者の方はですね、周辺地域住民等に対して、説明会を開催する形になります。これがCという、の場所になります。えー、この説明会というのは、ですね、えー、地域の住民の方々に計画内容の、こう、周知していただくという目的で行っています。ですので、周知が図られなければ、ですね、1回だけではなくて、説明会を複数回開催すると、いう事例もございます。また、手続き以外、任意になってしまいますが、手続き終了後に、えー、事業者がですね、任意にもう少し説明すると、いうことで行うようなケースも、えー、ございます。えーと、こうした形で事前協議の公告、事前協議書の公告縦覧、で、説明会の実施とか、そういうかたちで、えーと、計画内容について、いちおう、知っていただいた周辺地域住民のかたについて生活環境保全上の見地から、意見書というものを県に提出することができる形になります。これがE…あ、Dのところです。併せて関係する市町村長に対しても意見を求めるという手続きになっています。えー、まだ、この、実は、フローについてはですね、冒頭皆さんから話がありました、安中大谷地区の最終処分場計画で行っていた時の事前協議の手続きの流れとなっています。現在はまあ、平成25年にちょっと事前協議のほうは改正となっておりますが、えー、以前はですね、この市町村長の意見を求めるタイミングというのは若干変わってきていますが、大きな流れは変わっていませんので、えー、ご承知おきください。
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で、えー、流れについて次のページに行きたいと思います。12ページの方を見ていただくと、続きの流れになります。えー、ここまで地元からの意見を求める手続きというものが行われてきましたが、えー、これと並行して、ですね。えー、県の方では、その計画内容について、えー、審査会であるとか、あるいは、専門的知識を有する方々の集まりの専門委員会に諮って、技術的な見地からの意見をとりまとめて、とりまとめます。これを、えー、その意見について技術指導という形で、ですね、協議者に提示を行っております。ですので、この段階で、ですね。えー、事業者のほうには、地元からの生活環境保全上の見地からの意見と、県のほうから計画内容に対する技術的な指導を受ける形になります。そこが、えー、EFGのところと、EFGのところとなって、それを受けてですね、Hのところになります。これら意見とか、ですね、指導に対して協議者のほうは見解書という形で、事業者のほうの考え、あとは、そのう、指導に対する対応方針とかですね、まあ、こういう形で対応しますといったような資料をまとめて、見解書として、県に提出することとなります。で、この協議者から提出された見解書というものは、事前協議書と同じく公告縦覧されることとなっていますね。地域のかたがたは再度この計画、見解書を見て、見解書に対する意見を提出すると、いうことができます。で、えーと、協議者から出された見解とですね、地元から出された意見との間に大きな隔たりがあって、調整が必要だと、いうふうに、えー、県のほうで判断した場合には、ですね、その見解書のかたにたいして、まずJ番のところになりますが、調整指示ということで、「もう少し比較の見解等について出されている意見等々、調整をしてきてください」という指示を行うケースもあります。

区長:あのう、暑いですからちょっとお茶でも飲みながら、講座のほう、お願いします。

富田係長:で、えー、一方見解内容がですね、あのう、そんなに調整が必要がないと、まだ、見解を示しているというであれば、えー、次の手続きである、まあ、関係者からの合意の取得、合意書の取得とうところで、まあ、K番のところに進む形になります。で、このK番の合意書の取得というところですが、この合意書という書面についてはですね、まあ、これが今の、えー、事前協議で運用している内容になりますが、えー、計画そのものに、えー、「賛成・反対です」「賛成します」という同意を表するものではない。まあ、現状ではそういう運用となっています。まあ、内容とすると住民と事業者のほうとで、ですね、互いに歩み寄れる合意できる部分の範囲について、確認をする書面という運用となっております。で、えー、ま、最後にこの合意書、必要な合意書の範囲の合意書の取得ができましたら、えー、設置元の生活環境保全上の協定の締結、ま、これが、求めがあればそういった締結をして、ですね、事前協議の終了という形になります。で、現在運用している規定ではですね。まあ、そのフローの横に※印で書かれてます調整期間1年とか、ですね、合意書取得期間2年、あと事前協議終了、ま、終了までに5年というような制限。まあ、あのう、事前協議をいつまでも長々とやっているわけにもいかないということで、一応、一定期間をもって手続きを行うという形での、今、運用となっております。ここまでが、県で行っている行政指導の範疇になりますが、事前協議手続きの流れとなります。
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で、続きまして13ページ。この事前協議の手続きが終了したところで、えー、次は廃棄物処理法に基づく、えー、設置許可申請というものの手続きとなります。えーと、設置許可申請の手続きの中ではですね、この設置許可申請書の提出の前に、まあ、生活環境への影響の調査、いわゆる、まあ、環境アセスと言われているものですけれども、これを実施することとなります。群馬県ではですね、この事前…先ほど説明させていただいた事前協議の段階で、えー、生活環境調査、ま、アセスメントをどのように行うかということも、方法書というかたちでまとめて出していただいて、その内容について確認を、えー、しています。ですので、その事前協議の中で確認させていただいた方法書に基づいて、えー、審査・・・環境アセスメントのほうを行う、ということとなります。こうした、えー、生活環境への影響の調査を行ったうえで、その結果を添付して、設置許可申請というものを提出するかたちになります。えー、設置許可申請書の提出以降は、ですね、これは廃棄物処理法のほうに定められた手続き、それを進めていただく形に、えー、行われる形になります。で、最終処分場の設置許可についてはですね。えー、出された申請書、これについて、えー、公告縦覧、えー、が必要となりますので、そのフローでいうと、このYESというふうに、左側に流れる方向、こちらのほうになります。ということで、これについては、手続き上、公告・縦覧が行われるという形になります。で、こちらの縦覧期間とかですね、そういったものは法律上で、えー、期間とか定められていて、ですね、縦覧期間は1か月ということ。で、関係市町村長への意見聴取とかですね、えー、手続きとなります。で、これに関して、申請に関して、利害関係を有する者については意見書を提出することができる、となっています。で、併せて並行して、ですね、えー、この申請者の、許可申請の審査の段階でも、専門的知識を有する者から意見を聴取して、えー、こういった意見を踏まえてですね。えー、最終的には許可の基準に適合しているかどうか、というものを、えー、法律の基準に基づいて審査を行って、判断をする形になります。で、基準に適合という形になれば、えー、設置について許可となって、えー、その後、まあ、フローで下の方に進んで行く形で、ま、着工届が出され、完成後に使用前の検査を行って施設の運営が開始されると。基準に適合していないというふうに、不適合という判断になれば、ですね。これについては、不許可処分になるという形になります。
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それでは次のページ、14ページを見ていただくと、廃棄物処理施設の設置をする際に、ですね、許可をする際の基準、法律に定められた基準というものがありますので、これをちょっと説明させていただきたいと思います。許可の基準とはどういうものなのかということで、ちょっと確認ということになります。えーと、廃棄物処理法で定める設置許可の基準とは大きく次の4つになります。えー、一つが、施設の設置に関する計画が技術上の基準に適合すること。えー、もう一つ、二つ目が施設の設置に関する計画及び維持管理に関する計画が周辺地域の生活環境の保全及び周辺施設について、適正な配慮がなされたものであること。で、3つ目が申請書の能力がここで定める基準に適合していること。えー、4つ目、これが申請者が欠格要件に該当しないこと。という形になります。それぞれの基準の概要というのがその横に書かせていただいていますが、さきほど言った、まあ、1番の技術上の基準に適合することというのは、冒頭ちょっとご説明もさせていただいた、えー、基準を定める省令、こちらのほうに書かれているいろいろな項目について、ひとつひとつ、照らし合せてですね、基準に適合しているか、ということ¥の確認となります。で、2つ目の、まあ、維持管理計画等に関しての基準ですが、これは、申請書に添付されています生活環境影響調査の結果、まあ、アセスメントの結果ですね。ま、この結果の内容と、あとは周辺の状況で、どういったものの配慮するべき施設があるかどうか、そういったものを踏まえてですね、えー、アセスの結果と維持管理の状況を見て、判断をする形になります。で、3番目、申請者の能力ということでは、申請者がその施設の運営を引き続き、ま、知識とか技能を有するかどうか、あとは、適切に事業として運営していけるように、経理的な基礎があるかどうか、というところ、これの、えー、審査の確認となります。最後は、えー、ま、欠格要件ということで、廃棄物処理法違反により罰則を受けていないかとか、ですね、あとは、環境法令等でのまあ、それを受けてなにか、あとは、申請者が暴力団員等であれば、これはもう欠格になるますので。こういったものを確認審査を行った後になります。で、廃棄物処理法の設置許可の性質ということで下に書かせていただいたのですが、えー、今の性質上ですね、許可の基準のいずれの要件にもこう適合すると、いうことであった場合には、必ず許可しなければならない基準というのがあります。ま、都道府県知事に、ですね、基準は満たしているけれども、これはちょっと許可できないなというような裁量権はないということ、という状況となっております。ですから、基準に照らして合っているか、基準に適合しているか、していないか、というところが基準の判断の形になります。ただ、あのう、廃棄物処理法の基準を見ていただくと大きくは、この4つなんですけれども、これについては、あのう、地域理解の促進というような、許可の基準の項目はございません。それなので、ま、群馬県とすれば、ですね、この法律の基準を満せるだけと、いうことでは、えー、なかなか適切な廃棄物処理施設の設置とか運営、こう言ったものを確保するのは難しいだろうと、いうこともありますので、えー、先ほどちょっとご説明させていただいた事前協議制度というものを、この申請手続きの前に運用させていただいています。ここまでが廃棄物処理施設設置に関する手続きの流れとなります。
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で、えー、最後、えー、15ページから、えー、最終処分場のですね、えー、実際の運営が始まってから、えー、どのような形で、まあ、埋立が終わって、えー、経緯を経ていくのか、というところ。これをちょっと確認させていただきたいと思います。15ページ目の埋め立て開始から埋立終了までということで、ですね、とくに管理型最終処分場の場合について、ちょっとご説明をいたしたいと思います。まず埋め立てが…施設が設置されて、ですね、埋め立てが開始されてから、まあ、埋めて行って、埋め立てが終わるまでの間に事業者が行うことと。まあ、概略ではありますが、埋め立て中に行うことをちょっと簡単にまとめてみます。事業者はこの埋立を行っている間ですね、そこに、書かせていただいたこうした内容のことを管理していただくかたちになります。とくに、えー、最終処分場についてはですね、今の廃棄物処理法のなかでは、一番下のところになりますが、維持管理積立金というものの積み立てが義務付けられています。この維持管理積立金というのは何かと言いますと、埋め立てが終了した後も、あのう、最終処分場というのは、ですね、えー、埋め終われば終わりということではなくて、きちっと安定化するまで管理をしなければならない、ということになります。まあ、そういった埋め立てが終了した後も適切な維持管理が行えるようにですね、えー、まあ、事前にその、必要な経費というものを、積み立てておこうという制度となっています。で、あと、この維持管理の中にはですね、えー、次の16ページになります。
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施設の管理という部分だけではなくて、生活環境保全上の調査と言うことで、ですね、特に水質検査等を中心として、いろいろな環境測定も随時行っていく必要があります。えーと、繰り返しになりますが埋め立てが終了…最終処分場というのは埋め立てが終わったからということで、即廃止という形にはなりません。えー、最終処分場を廃止する場合には、あのう、埋め立てられた廃棄物というものが、まあその、埋め立てた状態で安定していることを確認できないとならない、という状況になります。えー、特に管理型最終処分場の場合は、ですね。まあ、具体的にはこの埋め立てた、埋め立て地から出てくる、こう、浸み出てくる水、廃棄物を通って集められた水、水槽で集められた水。こちらのほうが、えー、最終的には、この浸出水の処理施設で水処理をしなくても放流できる基準に適合するという状況になるまで安定化することを、安定するまで管理をしなければなりません。また、あのう、処分場内から、ガス、分解に…廃棄物の分解に伴って派生するガス、こういったものの発生もほぼなくなるとか、安定して増加曳航にはないという状況になるまで、見ていく必要があります。だから埋め立て終了後もですね、こうした環境調査を継続してですね、法に定める、その排出できるよという基準に適合していないと、えー、最終処分場については廃止することができないんですね。事業者の方は、廃止ができるまでの間は、えー、例え埋め立てが終わったとしても、処分場の管理を継続して行っていく必要があります。
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続いて17頁をご覧ください。先程の埋め立てが終了したあとの廃止に関しての流れが、えー、そこに書かせていただいております。埋め立て処分が終了した後は、えー、ま、いろいろな擁壁とかですね、そういった部分の点検、あるいは、えー、水質検査等を行っての、水の状況とか、そういったものを確認していく形で、点検を実施していきます。こういった形で、維持管理を、ですね、必要な頻度で。ずっと行っていく形になります。で、最終的には安定した状態が、ですね、2年以上ずっと継続して確認されて、ですね、排出条件を満たすということが確認出来たら、ま、事業者の方で、ま、こういう状況なので、施設の廃止をしていただい…させていただいていいか、その時点でいうかたちになって、この状況を県が確認した上で、えー、これなら廃止できるという判断になりましたら、廃止ができる、という形になります。で、ただ、あのう、最終的にこう、最終処分場を廃止して、ですね、それで終わりかというと、今の廃棄物処理法の制度では、そこで廃止で終わりということではなくて、えー、廃止した後はですね。その埋め立てがされている場所については、県が、指定区域という形で、指定をする形になります。その指定区域というのは何かというと、ちょっと字が小さくて読みづらいんですけど、下のところに「指定区域の指定について」という形で点線で囲ってある中にあります。まあ最終処分場、廃止になったとはいえ中にゴミが埋まっていますので、そのままの状態ではいちおう安定しているという形の確認が取れていますが、たとえば廃止した、ということで、その後ですね、その土地をなにか有効利用したいということで、掘削を行って、なにかを構造物をつくるとか、そういったことをしようとすると、ですね、場合によっては、そのままでは安定しているんですけれども、上に、そういった大きな構造物をつくるような工事をしたりすることによって、影響が出てくることも十分想定されます。ですので、えー、そういった、えー、手続きを行うに当たっては、県に事前に、その指定区域に関しては、こういった内容での工事をしたいというような届出をすると、いう形になります。形質変更を行う場合には事前の届け出でという形になります。まあその、届けられた内容はですね。えー、まあ、その内容であれば、下の廃棄物とかに影響がないというような、えー、基準を満たしていればですね、まあ、工事はできるんですけども、この工事については問題があると、いうことになれば、えー、その計画については、造成工事と計画については変更してくださいという命令を県が行う形になります。で、こうした形で廃止された最終処分場で、県が指定をした区域については、ですね、県の方で指定区域台帳という形で、まとめてあります。県民の皆さん、いつも閲覧できるような形で整理をさせていただいております。えー、まあ、どこが指定になっているかというのも、県のHPのほうで告示させていただいている状況です。
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で、最後、えーと、18ページ。まあ、廃止された、あのう、最終処分場の跡地の事例ということで、まあ本当に簡単ではありますが、見ていただきます。現在最終処分場廃止になったあとはですね。えーと、ま、森林等開発して、処分場にするという例もあります。そういった場合には、埋め終わった後に、ですね、最終的な覆土して、その上でに植林を行ってもとの森林に戻すというようなことを行ったり、えー、最近では、太陽光発電設置と言うことが行われているところもございます。で、まあ、市町村が設置するような一般廃棄物最終処分場とかですね、市町村の方で、その管理をする形で、例えば上に公園を作ったりとか、スポーツ施設のグラウンドとかですね、或いは駐車場とかに使う事例もあると聞いております。ま、こうした形で、えー、最終処分場というのは、ですね、一回設置してから、廃止された後も、このような指定をされるということで、ずっとその場所については、えー、県の方で、チェック、把握をして、管理していくという形で、まあ、廃棄物処理法の基準になtっております。ここまでで、以上で配布されている資料のご説明を終わりにさせていただきたいと思います。で、えーと、冒頭ちょっと大谷地区の話しについて、大谷地区で計画されている最終処分場の話しということで、「概要についてご説明を」と、いうお話をさせていただいたのですが、すいません。あのう、これ区長さんの方でご用意いただいた資料ですかね。

司会:はい。

富田係長:あのう、机の上に置いてありました。えー、設置許可証の写しとかですね。えー、これは、申請書のたぶん抜粋になるのだと思いますが、搬入搬出に関する事項とか、埋め立て処分の計画、ということで、資料がありますが、えー、ま、まさにこの通りの形で、えー、計画については、えー、県の方で2月の3日付で廃棄物処理法に基づく設置許可申請については許可をしたという形になっています。ま、概要の説明と言う部分ですと、あの、もう、お手元に資料が配られているので、これのなぞって補足する程度しかこの場でちょっと説明できないので、大変恐縮ですけれど、これを見ていただく形での、ご理解ということで、この場ではご了承いただきたいと思います。それでは、すいません。

司会:時間的には大丈夫ですか?

富田係長:はい。あのう、以上で私の方からのご説明は終わりにさせていただきたいと思います。
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【ひらく会情報部・質疑編へと続く】
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