東京五輪の中国バドミントン女子選手の余りに下品な罵声を中共政府が称賛  国内外からのトピックス

■7月23日夜行われた東京五輪の開会式で台湾はプラカードこそ「チャイニーズ・タイペイ」でしたが、行進の順番は事前に予定されていた106番目の「チャド」の次ではなく、実際には103番目の「だいかんみんこく」の次で、105番目の「タジキスタン」の前でした。筆者も見ていて「あれっ」と思ったのですが、あとでネットで確認すると、やはり、「たいわん」の呼称で行進の順番とすることを事前に台湾側に通知していたことがわかりました。さっそく中共政府が抗議したようですが、「余計なお世話」だと言えます。

 さて、今回の五輪で台湾が獲得したメダル数は、8月1日午後5時現在で金2、銀2、銅4の合計8個で、2004年のアテネ大会での金2、銀2、銅1の計5個を早くも上回り、さらに上積みが確実視されています。


 このうち大会2日目の7月24日に行われた、柔道男子60キロ級の決勝戦では日本の高藤直寿が台湾の楊勇緯に延長戦で指導3による反則勝ちをしたが、見ていて明らかにイタリア人の女性審判の判定は時期尚早で不適切だと思われました。しかし、3つ目の指導が入って反則負けを受けた台湾の楊選手は、最初、悔しさを隠し切れない様子でうなだれていましたが、歩み寄った高藤選手と手を握り言葉を交わしたあと、高藤選手を称えるために同選手の手を挙げようとしました。これに対して高藤選手も、楊選手の左手を握り返し、二人は握り合った手を共に高々と掲げたのでした。

 これが、台湾選手ではなく中国や韓国の選手ではどうだったでしょうか。こうしたスポーツマンシップに溢れたシーンはおそらく望むべくもなかったことと思います。

 とりわけ中国選手のマナーには眉を潜めざるを得ないシーンが今大会でも続出しています。その際たるものがバドミントンに出場している中国の女子選手です。

**********ニューズウィーク日本版2021年7月31日10:42
東京五輪、中国人バド選手が韓国ペアとの試合中に「罵倒」連発で騒動に
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陳清晨選手(7月29日) LEONHARD FOEGER-REUTERS
<東京五輪に出場している中国の女子バドミントン選手が、試合中に「罵倒」言葉を連発していたと騒動に。本人は「発音の悪さでそう聞こえた」と釈明>
 東京五輪のバドミントン女子ダブルスに出場している世界ランキング3位の中国人ペアが、韓国人ペアとの試合中に罵倒の言葉を繰り返していたとしてネット上で騒ぎが広がっている。ただ、当の中国人選手は、「発音が悪かった」せいだと釈明している。
 陳清晨選手(24)は7月27日に行われた韓国ペアとの1次リーグの試合で、英語にすると大まかに「f***」を意味する中国語を何度も叫んでいたと指摘されている。
 中国ペアはこの試合の第1ゲームを接戦の末に落としたが、陳選手は苛立った様子を見せており、その中で大声で何かを叫んでいた。
 続く第2ゲーム、陳選手は自身やチームメイトの賈一凡選手が得点したときなど、熱くなった瞬間にまた何度か罵倒の言葉を叫んだように見えた。
 試合後に彼女は声明を発表し、感情を爆発させたことについて謝罪した。彼女によれば「自らを励まそうとしていた」という。「私の発音が悪かったせいで、皆さんを誤解させてしまうことになるとは考えませんでした。神経質になっていました。ご支援に感謝します。発音も調整するようにします」
 とはいえ、彼女が実際には何と言おうとしていたのかは明らかにされていない。
 結局、この試合で中国ペアは韓国ペアを下し、準々決勝では福島由紀・広田彩花ペア(日本)にも勝利した。7月31日の準決勝では、騒動となった試合の相手である金昭映・孔熙容の韓国ペアと再戦する。
★東京五輪ではこれまでも「問題発言」が★
 IOCの規定では、試合中の罵倒について明確な基準は定められていない。だが世界バドミントン連盟の行動規範には、選手たちは「あらゆる言語について、一般に知られ、理解される冒とく的または下品な言葉を言い、審判や観客に聞こえるほどはっきりと大声で言うこと」を避けるようにとされている。
 試合の様子はソーシャルメディアを通じて拡散されているが、多くの中国のファンたちは今回の「罵倒騒動」についてはあまり問題視していないようだ。
 今回の大会で、アスリートの発言が問題になるのはこれが初めてではない。イギリスの水泳選手アダム・ピーティーが100メートル平泳ぎの試合後に行われた生中継のインタビュー中に「fワード」を発して問題になった。またオーストラリアの水泳選手ケーリー・マキオンも、同様の騒ぎを起こした。彼女はその後、謝罪している。
 罵りの言葉を発することには、選手の肉体的なパフォーマンスを高める効果があるとする科学者もいる。英キール大学の精神生物学研究者リチャード・スティーブンスが2017年に発表した研究結果によれば、汚い言葉を発することで肉体的なパフォーマンスは最大8%向上し、痛みへの耐性も高まったという。

<SNSで話題になっている韓国ペアとの試合中の陳選手の「叫び声」>
MrX @HelpSoshk – 7月28日
昨天的奧運會場上,出現了奧運史上最怪奇的場景之一。 中國羽球女子雙打選手陳清晨,抗議對手韓國隊擊球時喊聲太大聲,抗議未果後,竟然發聲反制。 她在得分時高喊「操!」、「我操!」、「我操你媽!」、「我去你媽的!」,整場比賽都是她在罵髒話的聲音。
https://twitter.com/HelpSoshk/status/1420274645253509127?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1420274645253509127%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fworld%2F2021%2F07%2Fpost-96815.php

**********レコードチャイナ2021年07月30日 06:20
中国バド選手の「汚い」雄たけび、中国国内でも賛否―仏メディア
 2021年7月29日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、東京五輪のバドミントン女子ダブルスで中国選手が試合中に口汚い言葉を連発し、中国国内からも批判の声が出たと報じた。
 記事は、27日に行われた女子ダブルスの試合で中国の陳清晨(チェン・チンチェン)・賈一凡(ジア・イーファン)ペアが韓国ペアに勝利してベスト8進出を決めたと伝える一方で「残念なことに、陳が試合中にしばしば口汚い言葉を発し、中国のネットユーザーたちは称賛すべきか批判すべきかわからなくなってしまった」とした。
 そして、この試合の第1ゲームで韓国ペアにリードを奪われた陳が反撃のポイントを獲得した際にののしり言葉を叫ぶと、試合中に次々と美しくない言葉を発し続け、最後に勝利を決めた際にも「中継の担当者よりも大きな音量」でののしり言葉を叫び、その様子がネット上で急速に拡散したと伝えている。
 その上で、ネットユーザーから「まさかこれが中国選手の姿なのか」「5000年と言われる中国文化を持ちながら、これは一体どういうことなのか」といった批判的なコメントが寄せられたとしたほか、一部では「わかりやすくていいではないか」「全世界に偉大な中国を知らしめた」などの皮肉めいた「支持」コメントも見られたと紹介した。
 また、世界中継の電波に中国の汚いののしり言葉が流れたことについて、中国国内の市民ならず海外の華僑、華人も大いに恥ずかしさを覚えたと指摘し、「本当に恥ずかしい。わたしはもうののしり言葉を使わないことにした」とするネットユーザーもいたと伝えた。
 記事は、当事者の陳が28日に微博を更新した際に「勝利した気迫で出たもので、発音がまずかったことでみんなの誤解を生むなどということは思いもよらなかった」と釈明、ののしり言葉ではなく具体的にどんな言葉を発したかは明らかにしていないが、今後は発音に気をつけると書き込んだことを紹介した。(翻訳・編集/川尻)

**********VisionTime 2021年7月31日
中国女子バド選手 試合中に「汚い言葉」連発
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(ツイッター動画のスクリーンショット)
 27日に行われた東京五輪のバドミントン女子ダブルス予選ラウンドの試合中、中国の陳清晨(チェン・チンチェン、24)選手が「汚い言葉」を連発したことが、英語圏で話題になった。しかし、中国共産党(以下、中共)公式メディアは「聴いていて心地よい」と称賛。
 中国のバドミントン選手が東京五輪の試合会場で汚い言葉を連発した動画がネットで話題になっている。動画には、女子ダブルスの陳清晨と賈一凡(ジャ・イーファン)のチームが、相手チームが負けるたびに、陳は「我X!我X!我XXX!」と汚い言葉を連発した様子が映っている。競技場には陳の汚い言葉が絶えず響いていた。
 また、バドミントン男子ダブルスの中国チームも同じような動画が流出している。動画では、中国の男子選手劉雨辰(リゥ・ユチェン、26)が相手にサーブしながら、「おまえのXX」と叫び、そして拳を握り締めて「X」と叫んでいる様子が映っている。
 中共の公式報道では、「陳清晨は自分を解放したのだ。初めて汚い言葉がこんなにも美しいと感じた」と選手たちの言動を称賛した。さらに、中国のネットユーザーは「あなたたちの声はまるでコウテンシ(百霊鳥)の鳴き声のように美しい」とコメントを寄せた。
 一方で、海外のネットユーザーからは「粗野で下品、文明とは何かを全く知らず、自尊心も他人への敬意もなく、攻撃性に満ちている。彼らの動画は英語圏で広がっており、今では中国語が分かる外国人も多くて、どれだけ下品で無知だと思われるだろう。国際的な競技の場だし、多少偽ってもいいから、気を付けるべきでは。国際的重要なスポーツ大会の生放送で汚い言葉を発するのは、テレビの前にいる次世代の悪い手本になりかねない」と非難された。
(翻訳・藍或)
**********

■このように中国選手が試合場で大声を発するのは、卓球の混合ダブルスの決勝戦で日本の水谷・伊藤ペアが中国ペアを破った仔細でも、応援していた中国チーム側からひっきりなしに聞こえてきました。

 バドミントンの中国選手が発していた言葉は、同選手が「発音が悪い」などと釈明していますが、中国をネイティブとする群馬県台湾総会の会員らによると、同選手が盛んに罵声を叫んでいた「操!」(cào、ツァォ)は「くそ!」あるいは「くそったれ!」という意味で、本来は「肏(cào)=犯す」が正字で「操」は同音の当て字で、もともとの意味が転じて、「我操=くそったれ」の意味になったのだそうです。また「靠」も同じ意味で使われるとのことです。

 つまりアメリカ人がよく使う同様のスラングがありますが、中国語の場合、「操」の意味の下劣度はさらに酷いものです。

■日本の卓球選手で、今回の五輪に出場している両親が中国出身の日本語と中国語のバイリンガルの選手がいますが、彼も試合中に大声で叫び散らすことで知られています。一般に、試合中に気合を入れたり自らを鼓舞するためにガッツポーツをしつつ声を上げる例がありますが、あまり大げさに行うと見ている方も引いてしまいがちです。

 バドミントンのこの中国女子選手をはじめ、他の一部競技の中国選手団のこうした度を過ぎた罵声やジェスチャーは、台湾の選手や選手団には見られません。今回の五輪は、武漢肺炎(新型コロナウイルス)の世界的蔓延拡大のため、開会式を含めほとんどの競技会場で無観客となったおかげで、中国大陸からの一般人による応援のための来日もなく、観客席からも罵声がとぶ事態は回避されました。

 この罵声選手のペアは、7月29日の女子ダブルス準々決勝で日本の福島由紀、広田彩花組と闘いましたが、敗れた日本ペアのもとに、試合後、中国ペアが駆け寄り、健闘を称え合うため、互いのペアがリスペクトのためのハグをしたことが、好感を持って報道されているようですが、試合中、陳選手はさかんに「操!」を連発していました。そのため、試合後、カモフラージュするために、上記のような演技をしたものと見られます。

 この中国ペアは明日8月2日13:50から、インドネシアのペアとの決勝戦が予定されていますが、どのような罵声を発するでしょうか。

 ちなみに、バドミントンでは、7月30日に台湾ペアが男子ダブルスで中国ペアを破って金メダルを獲得しています。また、本日9時20分から、女子シングルス決勝で、台湾と中国の対戦が行われています。

【群馬県台湾総会書記からの報告】

※関連報道「東京五輪における台湾の活躍」
**********日刊スポーツ2012年7月23日20:01
開会式の入場順は50音順 先頭ギリシャ、開催国日本は206番目
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7月16日、東京五輪の開会式の演習が行われていた国立競技場の上空に光り輝くドローンが集まり立方体を形成していた(撮影・三須一紀)
 東京五輪の開会式が、23日午後8時から東京・国立競技場で行われる。選手団の入場は今回初めて、日本語で国・地域名を表記した50音(あいうえお)順で実施される。五輪発祥国ギリシャが最初に入場し、「あ行」から順に会場入り。開催国日本は最後に登場する。大会公式サイトのリストに従うと、参加予定の全206の地域・国の順はこのようになる。入場行進は午後8時30分〜40分ごろスタートする予定。
入場順は以下の通り。
1 ギリシャ
2 難民選手団
3 ROC
4 アイスランド
5 アイルランド
6 アゼルバイジャン
7 アフガニスタン
8 アラブ首長国連邦
9 アルジェリア
10 アルゼンチン
11 アルバ
12 アルバニア
13 アルメニア
14 アンゴラ
15 アンティグア・バーブーダ
16 アンドラ
17 イエメン
18 イスラエル
19 イタリア
20 イラク
21 イラン・イスラム共和国
22 インド
23 インドネシア
24 ウガンダ
25 ウクライナ
26 ウズベキスタン
27 ウルグアイ
28 英国
29 英領バージン諸島
30 エクアドル
31 エジプト
32 エストニア
33 エスワティニ
34 エチオピア
35 エリトリア
36 エルサルバドル
37 オーストラリア
38 オーストリア
39 オマーン
40 オランダ
41 ガーナ
42 カーボベルデ
43 ガイアナ
44 カザフスタン
45 カタール
46 カナダ
47 ガボン
48 カメルーン
49 ガンビア
50 カンボジア
51 北マケドニア共和国
52 ギニア
53 ギニアビサウ
54 キプロス
55 キューバ
56 キリバス
57 キルギス
58 グアテマラ
59 グアム
60 クウェート
61 クック諸島
62 グレナダ
63 クロアチア
64 ケイマン諸島
65 ケニア
66 コートジボワール
67 コスタリカ
68 コソボ
69 コモロ
70 コロンビア
71 コンゴ
72 コンゴ民主共和国
73 サウジアラビア
74 サモア
75 サントメ・プリンシペ
76 ザンビア
77 サンマリノ
78 シエラレオネ
79 ジブチ
80 ジャマイカ
81 ジョージア
82 シリア・アラブ共和国
83 シンガポール
84 ジンバブエ
85 スイス
86 スウェーデン
87 スーダン
88 スペイン
89 スリナム
90 スリランカ
91 スロバキア
92 スロベニア
93 セーシェル
94 赤道ギニア
95 セネガル
96 セルビア
97 セントクリストファー・ネービス
98 セントビンセント及びグレナディーン諸島
99 セントルシア
100 ソマリア
101 ソロモン諸島
102 タイ
103 大韓民国
104 タジキスタン
105 タンザニア連合共和国
106 チェコ共和国
107 チャイニーズ・タイペイ
108 チャド
109 中央アフリカ共和国
110 中華人民共和国
111 チュニジア
112 チリ
113 ツバル
114 デンマーク
115 ドイツ
116 トーゴ
117 ドミニカ
118 ドミニカ共和国
119 トリニダード・トバゴ
120 トルクメニスタン
121 トルコ
122 トンガ
123 ナイジェリア
124 ナウル
125 ナミビア
126 ニカラグア
127 ニジェール
128 ニュージーランド
129 ネパール
130 ノルウェー
131 バーレーン
132 ハイチ
133 パキスタン
134 パナマ
135 バヌアツ
136 バハマ
137 パプアニューギニア
138 バミューダ
139 パラオ
140 パラグアイ
141 バルバドス
142 パレスチナ
143 ハンガリー
144 バングラデシュ
145 東ティモール民主共和国
146 フィジー
147 フィリピン
148 フィンランド
149 ブータン
150 プエルトリコ
151 ブラジル
152 ブルガリア
153 ブルキナファソ
154 ブルネイ・ダルサラーム
155 ブルンジ
156 米領サモア
157 米領バージン諸島
158 ベトナム
159 ベナン
160 ベネズエラ
161 ベラルーシ
162 ベリーズ
163 ペルー
164 ベルギー
165 ポーランド
166 ボスニア・ヘルツェゴビナ
167 ボツワナ
168 ボリビア
169 ポルトガル
170 ホンコン・チャイナ
171 ホンジュラス
172 マーシャル諸島
173 マダガスカル
174 マラウイ
175 マリ
176 マルタ
177 マレーシア
178 ミクロネシア連邦
179 南アフリカ
180 南スーダン
181 ミャンマー
182 メキシコ
183 モーリシャス
184 モーリタニア
185 モザンビーク
186 モナコ
187 モルディブ
188 モルドバ共和国
189 モロッコ
190 モンゴル
191 モンテネグロ
192 ヨルダン
193 ラオス人民民主共和国
194 ラトビア
195 リトアニア
196 リビア
197 リヒテンシュタイン
198 リベリア
199 ルーマニア
200 ルクセンブルク
201 ルワンダ
202 レソト
203 レバノン
204 アメリカ合衆国(2028年開催国)
205 フランス(2024年開催国)
206 日本(開催国)

**********デイリースポーツ2021年7月24日(土)15:34
開会式、台湾は五十音「たいわん」の順番で登場「チャイニーズ−」ではなかった
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23日の開会式、花火が打ち上がる国立競技場
「東京五輪・開会式」(23日、国立競技場)1964年以来2度目の東京オリンピックが23日、天皇陛下の開会宣言によって開幕した。
 開会式では出場各国が日本の五十音の順番で行進した。会場内では「チャイニーズ・タイペイ」と紹介されていた台湾は、当初の予定だった107番目ではなく、104番目で登場した。
 五十音に従えば「チャイニーズ・タイペイ」はチェコ共和国とチャドの間となる。しかし、実際に登場したのは韓国(大韓民国=だいかんみんこく)とタジキスタンの間。「チャイニーズ・タイペイ」ではなく、「たいわん」の五十音の読み方に従ったとみられる。
 場内ではアナウンス、プラカードなども「チャイニーズ・タイペイ」で統一されていたが、しれっと「台湾」色を加えていた形。NHKの生中継では和久田麻由子アナウンサーがきっちり「台湾です」と紹介していた。

**********毎日新聞2021年7月25日09:10(最終更新09:10)
台湾、「チ」ではなくタイペイの「タ」で入場 東京五輪開会式
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東京オリンピック開会式で入場する台湾の選手たち=国立競技場で2021年7月23日午後9時41分(代表撮影)
 23日夜の東京五輪開会式で行われた五十音(あいうえお)順の選手団入場で、国際オリンピック委員会(IOC)での名称が「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」となっている台湾が「チ」ではなく「タ」の順で行進した。大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは24日の記者会見で「『タイペイ』の『タ』を取った」とし、五輪ではアルファベット分類の際もタイペイの「T」を取るとの合意があると説明した。
 高谷氏は「世界貿易機関(WTO)やアジア太平洋経済協力会議(APEC)などの国際フォーラムでも、同様の対応をしている」と述べた。台湾は、大韓民国(韓国)とタジキスタンの間の104番目に入場した。

**********夕刊フジ2021年7月26日
五輪開会式で「台湾」として行進 50音順の入場めぐり「屈辱」と中国は怒りも NHK和久田アナ「台湾です!」に「粋な計らい」の声
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プラカードは「チャイニーズ・タイペイ」だったが…(共同)
 23日に国立競技場で行われた東京五輪開会式で、台湾の入場順が話題となった。事前の発表では「チャイニーズ・タイペイ」の表記に合わせて「チェコ」の後とされていたが、実際には「大韓民国(韓国)」の後に入場、「台湾(たいわん)」の名称を尊重したことになる。
 日本語の五十音順での入場となった今大会では、公式サイトのリストで、台湾はチェコの後、チャドの前に入場すると表記されていた。
 開会式本番でも、台湾選手団の入場時のプラカードの表記は、英語で「CHINESE TAIPEI」、日本語は「チャイニーズ・タイペイ」。場内のアナウンスも「チャイニーズ・タイペイ」だったが、入場順は韓国の後、タジキスタンの前の入場だった。「チャイニーズ・タイペイ」ではなく「台湾」としての扱いだった。
 NHKの生中継でも、和久田麻由子アナ(32)が「台湾です!」と紹介したところ、ネット上では「粋な計らい」などの声が上がった。
 台湾の日本語ニュースサイト「中央社フォーカス台湾」はツイッターで、入場の様子の写真とともに和久田アナのアナウンスと同じ「台湾です!」という一文を投稿すると、「台湾です!」と応じるリツイート(返信)が相次いだ。
 一部の台湾メディアは大会前に「韓国の後に入場する」と報じており、事前に把握していたとみられるが、中国のネットでは「日本は中国に屈辱を与えた」と怒りの声が上がっていた。
 中国が1979年に国際オリンピック委員会(IOC)に復帰したことを受けて、台湾は84年のサラエボ冬季五輪以降、「チャイニーズ・タイペイ」の名称で五輪に出場している。23日の開会式も台湾の旗である青天白日満地紅旗ではなく、台湾のオリンピック委員会の旗で入場した。

**********時事通信2021年07月25日10:37
中国、米の五輪中継に抗議 「台湾抜き」地図表示で
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東京五輪の開会式で入場行進する中国選手団=23日、国立競技場(AFP時事)
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東京五輪の開会式で入場行進する台湾選手団=23日、国立競技場(AFP時事)
 【ワシントン時事】中国の在米ニューヨーク総領事館は、東京五輪開会式の中継で米NBCテレビが台湾を含まない中国の地図を画面上に映したとして同局に抗議する声明を発表した。ロイター通信などが24日伝えた。中国は台湾を「国家」として認めるような報道ぶりに神経をとがらせている。
 NBCはこの地図を開会式で中国選手団が入場する際に表示。中国の総領事館は「不完全な地図」により「中国人民の尊厳と感情を傷つけた」と主張した。NBCはこれに対してコメントしていない。
 台湾の五輪参加をめぐって国際オリンピック委員会(IOC)は1979年、名称を中華民国(台湾)でなく「チャイニーズタイペイ(中華台北)」とすることを条件に容認した経緯がある。台湾を一地域だとして「一つの中国」を唱える中国政府の立場に配慮した結果だ。
 だが、23日の開会式の入場行進では、NHKもアナウンサーが「台湾です」と紹介。台湾では、中華台北の呼称に反発があり、現地メディアは「台湾に誇りの瞬間をもたらした」と歓迎した。
 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報はNBCに対する批判は「合理的だ」と強調。NHKについても「公共放送として『一つの中国』を損なうような報道はすべきでない」と主張した。

**********フォーカス台湾2021年7月23日18:36
五輪開会式、台湾は104番目に入場 蔡総統「一緒に頑張りましょう」 日本にエール
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東京五輪の成功を祈り、大会に出場する台湾の選手にエールを送る蔡総統のツイート
(台北中央社)日本時間午後8時から開かれる東京五輪開会式で、台湾代表団は104番目に入場する。台湾代表団の旗手を務めるのは、テニス男子の盧彦勳と重量挙げ女子の郭婞淳。このほか、カヌー女子の張筑涵、競泳女子の黄●(サンズイに美)茜、体操女子の丁華恬の3選手が入場行進に参加する。 行進順は日本語で国・地域名を表記した五十音(あいうえお)順で実施され、チャイニーズタイペイ名義で出場する台湾は、1984年に中国が五輪に復帰して以降、初めて中国より先に入場することになる。
 公式資料によれば、チャイニーズタイペイは韓国の後、タジキスタンの前に入場する。中国は110番目。主催国の日本は最後に登場する。入場行進には200を超える国・地域の選手が参加する。 東京五輪には、台湾代表選手68人が計18競技に出場する。 ▽ 蔡総統、ツイッターで日本語メッセージ 東京五輪開会式の開催を前に、蔡英文(さいえいぶん)総統は23日夕、ツイッターにビデオメッセージを投稿した。「台湾の選手たちと主催国、日本に大きなエールを送りしましょう」と呼び掛け、日本語で「一緒に頑張りましょう」と激励した。 (謝静雯/編集:名切千絵)

**********日刊スポーツ2012年7月23日23:44
NHK和久田麻由子アナ「台湾です」と紹介
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開会式が始まり花火が打ち上がる国立競技場(撮影・足立雅史)
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和久田麻由子アナウンサー(19年10月)
<東京オリンピック(五輪):開会式>◇23日◇東京・国立競技場
 東京オリンピックの開会式が23日、東京・国立競技場で行われた。
 台湾は場内アナウンス、プラカードの表記は英語、日本語とも「チャイニーズ・タイペイ」で、NHKも字幕は「CHINESE TAIPEI」だったが、和久田麻由子アナウンサー(32)は「台湾です」と紹介。バドミントンの有力選手について触れた。
 大会公式サイトで事前に発表されていた「あいうえお」順の入場順では、台湾の入場はチェコ共和国の後となっていたが、実際は大韓民国の後に登場した。

**********Japan Indepth 2021年7月25日
NHK和久田アナ、五輪開会式で「台湾です」 中国国営メディア沈黙
【まとめ】
・東京五輪開会式への反応「挨拶長すぎる」「復興五輪らしさあまりない」
・開会式での台湾の扱いをめぐり波紋。
・中国は抗議せず。冬季五輪を成功させたい思惑が理由か。

 東京オリンピックの開会式が23日夜、東京・国立競技場で行われた。筆者はフェイスブックで内外にいる友人らにテレビで開会式を見た感想を聞いた。
「過去一年間にわたって起きたことをすべてに考慮に入れて、とても厳かで恭しい開会式だった」(オーストラリア人女性)
「競技種目を表す絵文字のピクトグラムが良かった。全体としては日本の一番クールな部分であるポップカルチャーの演出がもっとあるかと思っていた」(韓国人男性)
 一番多かった感想は、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と大会組織委の橋本聖子会長の挨拶が長すぎるという文句だった。2人合わせて約9分とされていたが、バッハ会長は約13分、橋本会長は約6分半も挨拶した。
「妻と私はテレビに向かって、ひたすらバッハ会長と橋本会長に『早くステージから降りなさい』と言い続けていた。」(日系アメリカ人)
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五輪開会式で挨拶するトーマス・バッハ氏と橋本聖子氏(2021年7月23日) 出典:Photo by Matthias Hangst/Getty Images
 政府が掲げてきた「復興五輪」のメッセージは届いたかとの質問には、橋本会長の挨拶からメッセージを感じることはあったが、全体として復興五輪らしき主張はあまり感じられなかったとの意見が目立った。
 フェイスブックへのアクセスができない中国人の友人にも感想を聞いてみた。
「大会式主催者が、中華台北(チャイニーズ・タイペイ)ではなく、台湾として紹介したことに驚いた。過去の五輪では通常は『中華台北』として紹介されてきた。SNSの微博(ウェイボー)で激しい議論の的となっている」(中国深圳市のシンクタンクに勤務する男性)
★NHKの和久田麻由子アナウンサーも「台湾です」と紹介した。★
 NHK関係者は「日本の一部ツイッターは逆に和久田アナを英雄視?していますが、それもヘンな話で(苦笑)、台本組んでいますからね」と話した。
 中国のシンクタンク勤務の男性がほかに指摘していたのが、入場の順番の不自然さだった。微博でも大きな話題になっているという。
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五輪開会式で入場する「台湾」の選手たち。後方にはタジキスタン、タンザニアが続く。(2021年7月23日) 出典:Photo by Patrick Smith/Getty Images
 日刊スポーツの記事によると、確かに大会公式サイトで事前に発表されていた「あいうえお」順の入場順では、台湾の入場は「チャイニーズ・タイペイ」としてチェコ共和国の後の107番目となっていた。しかし、実際には大韓民国の後の105番目に登場した。
 大会組織委は「台湾」という日本語の五十音順に基づき、韓国の正式名称である「大韓民国」の後の入場になったとみられる。開会式の行進順はルールで五輪開催国のアルファベット順(日本の場合は五十音順)とされているからだ。
 しかし、中国での反応は、日本が「台湾」という呼称を用いたことで、このような直前の順番変更になったとの疑念が出ているようだ。
 このほか、NBCが中国選手団を紹介する際に、台湾を含んでいない中国地図を放送したため、米国ニューヨークの中国総領事館が抗議をし、中国でも強い反発が起きている。
 ただし、来年2月に北京冬季五輪を開催する中国は、一貫して東京五輪を支援する姿勢を見せている。このため、入場行進での「台湾」と呼称での登場にも今のところ、中国国営メディアは沈黙し、抗議の声を上げていない。
 中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は23日の記者会見で、「力の限り東京五輪の支持を続ける。東京五輪の成功を我々も引き継ぎたい」と述べた。
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中国外務省の趙立堅報道官(2021年7月23日) 出典:趙立堅氏Twitter
 菅首相が東京五輪の成功に政権の存亡を賭けているように、習近平国家主席も自らの権力基盤の強化に向け、北京冬季五輪を是が非でも成功させたいとの政治的思惑がある。それに比べれば、入場行進での「台湾」登場は小さな問題なのかもしれない。
高橋浩祐(国際ジャーナリスト)
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タグ: 東京五輪 台湾 中共



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