台湾企業がワクチン提供の返礼にマスク60万枚を寄贈、うち10万枚が群馬県台湾総会の仲介で群馬県に寄付  国内外からのトピックス

■台湾、すなわち中華民国の建国記念日は10月10日で、10が二つ重なることから双十国慶節、略して双十節とも言われます。これは1911年10月10日(宣統3年・旧暦辛亥8月19日)が、清朝の圧制に苦しむなかで、孫文を主とする革命軍が武昌で清朝打倒の行動を起こした日であることから、建国記念日とされました。この辛亥革命によって清朝が倒れ、孫文が臨時大総統となり、翌年1月1日に南京において中華民国が成立しました。

 台湾の双十節が間もなく迫る中、先月9月25日に、日本から台湾に5回目のワクチン提供が行われました。こうした日本からのワクチン支援は台湾の社会に大きな反響と感謝の声を台湾社会に巻き起こしています。「日本に恩返しをしたい」として、台湾各地での動きが広がっています。

■そうした中で、台中市にある「東志企業股份有限公司」(英文社名・EASTERNER ENTERPRISE CO., LTD.、董事長・彭以信、所在地・台中市西屯区河南路二段410号1楼、電話+886-4-24510961、FAX +886-4-24516227、業種・建材用品その他金属製品の卸売・自動車部品・用品の卸売)も感謝の気持ちを込めて、60万枚の台湾製マスクを日本に寄贈することを決めました。
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9月14日に群馬県庁に届けられた台湾からのマスク10万枚(4000枚入り✕25箱)。


 東京にある団体のアドバイスを受け、そのうちの10万枚を群馬県民に是非使って頂きたいという申し出がありました。毎年の「台湾フェアin群馬」の催しで、群馬と台湾との親密な交流関係を知っていたからです。そこで群馬県台湾総会はその仲介役として、「台湾フェアin群馬」の清水一也実行委員長とともに、知事に打診をして、台湾の善意を実現させました。

 10万枚のマスクは既に9月14日に群馬県庁に届いており、今度は県知事のほうから感謝状にて日本側の謝意を表したいということで、10月5日に群馬県台湾総会の事務局長と台湾フェアin群馬実行委員長が一太知事を表敬訪問しました。群馬県台湾総会側として、多くの県民に善意のマスクを使って頂き、役に立てて頂くことを期待しています。

 そして今後とも、両国が助け合いをしながら、末永い友情が続いて行くことを切に願っております。

■この表敬訪問はマスコミにも取り上げられました。

**********群馬テレビ2021年10月5日18:29
台湾企業によるマスク寄付 連絡調整など協力の群馬県台湾総会が表敬訪問
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 台湾企業から群馬県へのマスク寄贈にあたり全面的に協力を行った県台湾総会の事務局長が山本知事を表敬訪問しました。
 県庁を訪れたのは、県台湾総会のウタサトモリミ事務局長と県台湾フェア実行委員会の清水一也会長です。
 県は、先月、台湾の企業である東志企業股份有限公司からマスク10万枚を寄付されました。
 県台湾総会は、このマスク寄贈に全面協力し、県と台湾の企業の間に入り連絡調整などを行いました。マスクは、日本政府が台湾に新型コロナワクチンを提供したことに感謝し贈られたものです。台湾からは日本に60万枚の寄付があり、その内の10万枚が群馬県に贈られました。
 ウタサト事務局長は、「台湾の人々の感謝を代表してお礼を伝えたい。友情がこれからも続くことを願っています」と挨拶しました。山本知事は、「県と台湾の友情は長い歴史がありこれまでも良き友人として助け合ってきた。マスクは大切に使わせていただきます。」と感謝を述べました。
 寄付されたマスクは、保育所や認定こども園など保育の現場での感染症対策に役立てられるということです。
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https://www.youtube.com/watch?v=W5fYRq82yu8
台湾企業によるマスク寄付 連絡調整など協力の群馬県台湾総会が表敬訪問(21/10/05)

**********上毛新聞2021年10月06日11:00
県にマスク10万枚 台湾企業が寄贈
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贈られたマスクを手にする山本知事(中央)と頌彦事務局長(左)、清水会長
 群馬県と台湾の交流事業を進める県台湾総会(頌彦(うたさと)信賢会長)の関係者が5日、県庁の山本一太知事を表敬訪問した。新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらおうと、台湾の企業の代理としてマスク10万枚を県に贈った。
 県庁を訪れたのは同総会の頌彦守真事務局長と、県台湾フェア実行委員会の清水一也会長。マスクは台中で輸出入などを展開する「東志企業股份有限公司」が贈り、両団体が県と同社を仲介した。(北沢彩)
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■表敬訪問の場で、群馬県台湾総会の事務局長から一太知事に対して、次の挨拶を行いました。

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 こんにちは。ただいまご紹介に預かりました群馬県台湾総会事務局長の頌彦でございます。
 本県を含む19都道府県に発令されていました緊急事態措置は、9月30日に全面解除となりましたが、群馬県では「リバウンド防止のための1週間」として、10月1日以降も、県のガイドラインに基づいて、警戒度4を継続中です。
そうした中、知事をはじめ、関係部署の皆様には、公務多忙にもかかわらず、お時間を作ってくださり、しかも、このような場を設けていただき、たいへん感謝申し上げます。
 また、いまだにコロナの影響で、健康面や生活面で苦しい思いをされている県民の皆さまには、一日も早い回復を実現されますよう、切に願っております。
 さて、去る8月、台湾台中市にある東志株式会社様より、台湾製マスク60万枚を是非日本に寄贈したいという相談がございました。
 経緯としましては、今年6月4日から9月25日まで5回にわたって、全部で340万4千回分のワクチンを日本政府が無償で台湾に提供していただいたことが発端です。
 日本政府の英断に感謝した投資株式会社様は、台湾人の気持ちを代表して日本に恩返しできることは何かないかと考えた結果、マスクを寄贈することに致しました。
 東志株式会社様は、毎年『台湾フェアin群馬』の催しが盛大に県庁内で行われていることから、群馬県と台湾の親密な交流関係を知り、是非そのうちの10万枚分を群馬県の皆さまに使って頂きたい、と申し出をされました。
 そして、わたしども群馬県台湾総会に仲介をお願いしてこられたことから、本日の寄贈に至ったものです。
 マスクは、既に9月14日に群馬県庁内に到着しております。
 皆さま、どうぞご覧ください。このような医療用マスクです。
 是非多くの県民の皆さまに使って頂き、お役に立てていただけますよう、期待しております。
 結びとなりますが、「まさかの時の友こそ、真の友」。日本からのワクチン支援は、日本人が想像するよりもはるかに大きな反響と感謝の声を、台湾社会に巻き起こしました。
 ここに東志株式会社様をはじめ、台湾人のすべての感謝の気持ちを代表し、日本政府のご英断に対して、厚く御礼を申し上げます。
 これからも両国のひとびとの、末長い友情が続いていくことを願って、私のご挨拶とさせていただきます。
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■群馬県台湾総会では、2020年4月27日にも、新型コロナウイルス感染症対策として、群馬県に医療用防護服400着、医療用ゴーグル600個を寄贈しています。
○2020年4月27日:群馬県HP「群馬県台湾総会から医療用防護服・医療用ゴーグルが寄贈されました」
https://www.pref.gunma.jp/07/co01_00002.html

 台湾は今、台湾のTPP加盟を阻止しようと、中共が軍用機を多数、連日にわたり、台湾の防空識別圏内に侵入させて、必死に威嚇行為を続けています。こうした中共の横暴に対して、我が国と台湾との外交面での関係強化はもとより、私たち一般市民同士の友好関係の絆をますます盛んにすることが、中共への抑止力として効果的だと確信します。

【10月12日追記】
**********駐日本代表処2012年10月12日
双十節記念動画
https://www.youtube.com/watch?v=nonaBDF7Zus
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駐日本代表處 中華民國(臺灣)110年國慶祝賀影片
2021/10/12
00:00オープニング
00:10 台湾選手団の訪日
00:57 深まる台湾と日本の地方交流〜ホストタウン 他〜
03:06 日本からのワクチン提供と台湾からの感謝〜善の循環〜
05:24 台湾と日本100年の絆
07:24 エンディング
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【群馬県台湾総会書記からの報告】

※関連報道「日台友好関連記事ほか」
**********TAIWAN Today 2021年10月01日
自民党新総裁・岸田文雄氏の曽祖父と基隆市のつながり
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自民党の新総裁に選出された岸田文雄氏の曽祖父・岸田幾太郎氏が1895年、基隆市に「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」を経営していたことが分かり、台湾で大きく注目されている。「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」があった建物は、いまも基隆市内に残る。(基隆市の林右昌市長フェイスブックより)
 日本の与党・自由民主党は9月29日に総裁選挙を行い、岸田文雄前政調会長を第27代新総裁に選出した。この岸田新総裁の祖先が、台湾北部の港町・基隆市と浅からぬゆかりを持っていたことが分かり、台湾で大きく注目されている。
 基隆市の林右昌市長は30日、メディアの取材に対し、岸田新総裁の曽祖父である岸田幾太郎氏が1895年、基隆市の「哨船頭」に呉服店「岸田呉服店」と喫茶店「岸田喫茶部」を経営していた事実があることを認めた。林市長は、かつての歴史が台湾と日本を結び付けていることについて、「基隆市として誇りに思う」とした上で、これが今後の台日関係の進展につながることに期待を寄せた。
 林市長によると、岸田新総裁の曽祖父である岸田幾太郎氏は1867年、広島県広島市に生まれた。1895年、28歳で基隆へ移り住み、弟の多一郎氏とともに現在の基隆市信二路と義二路の交差点に「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」をオープンさせた。呉服商のほか、材木商も営んでいたという。幾太郎氏は基隆に4年間滞在した後、1899年に広島県呉市に戻り、別の事業を始めた。(なお、奇しくも基隆市と広島県呉市は、2017年4月に姉妹都市協定を結んでいる。)
 基隆市は近年、文化や歴史の保存や古い建築物の再利用などに力を入れている。「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」があった建築物も保存状態が極めて良く、現在の家主も文化や建築物の保存に積極的に取り組んでいる。「岸田呉服店」があった場所は現在、洋食レストランになっている。「岸田喫茶部」があった場所にはいま、基隆の老舗書店「自立書店」が入っている。
 林市長によると、義二路の一帯は清朝時代に「哨船頭」と呼ばれていたが、日本統治時代の1931年、日本人によって「義重町」と改名された。台湾全土でも最も栄えた商業街道で、当時は「基隆銀座」と呼ばれていた。「岸田呉服店」があったのは義重町2丁目18番地である。現在の基隆市信二路と義二路が交わる場所に、いまも2階建てのクラシックな建築物が残る。当時は高級な呉服や舶来品を取り扱っていたという。
 その隣にあった「岸田喫茶部」は、国民政府が台湾を接収したあと、「小上海小酒館」として経営を続けていたが、1951年に閉店した。その後、「自立書店」の創業者・陳上恵さん(今年1月逝去)が借り、1963年にはこれを買い取った。「自立書店」は1947年創業の、台湾最初の繁体字中国語の書籍販売店だ。基隆市文化局は、文化部(日本の文科省に類似)の「私有老建築保存再生計画」を利用して、市内の古い建築物9件について国の補助金で修復することにしているが、そのうちの一つがこの「自立書店」となっている。
 林市長は、「この歴史が台湾と日本を結び付けるものとなっている。基隆市は、自民党新総裁とこうした縁があることを非常に誇りに思う。また、台日の友好関係がより深まるよう期待している。基隆市はこれからも、日本の関連都市とより多くの交流を持ち、双方の感情をより深められるようにしていきたい」と述べている。

**********産経新聞2021年9月26日19:39
台湾が日本の5回目ワクチン提供に謝意
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台湾の蔡英文総統(田中靖人撮影)
 日本政府が台湾に追加供与した英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン約50万回分が25日、北部の桃園国際空港に到着した。総統府の報道官は「台湾でのワクチン接種率は大幅に上昇した」として「心からの感謝」を表明した。日本政府からの供与は5回目で、計約390万回分となった。
 報道官は、台湾が今月、日本に酸素濃縮器約千台と血中酸素濃度を測るパルスオキシメーター1万台を提供したことに触れ、日台間の「善意の循環だ」と評し、協力してコロナ禍を克服できると強調した。
 衛生福利部(厚生労働省に相当)によると、台湾で24日までにワクチンを少なくとも1回接種した人は全人口の約51%。(共同)

**********産経新聞2021年10月6日19:45
仏議員団、豪元首相…外国要人が続々訪台、中国反発
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6日、台湾の桃園国際空港に到着し、台湾側関係者とあいさつするフランスのアラン・リシャール元国防相(右から3人目)(AP)
【台北=矢板明夫】フランスのアラン・リシャール元国防相が率いる仏上院議員団が6日、台湾に到着し、4泊5日の訪問を始めた。これに先立ち、オーストラリアのアボット元首相も5日に台湾入り。「台湾は中国の一部」と主張する中国は外国要人の台湾訪問に反対するが、台湾側は要人訪台で存在感を高めたい考えだ。
 仏議員団はリシャール氏を団長に超党派の上院議員4人で構成。7日に蔡英文総統と会談し、8日に立法院(国会に相当)で立法委員(議員)らと交流する。蘇貞昌行政院長(首相)ら政権幹部とも面会の予定。
 台湾メディアによると、リシャール氏は当初、今夏の訪台を計画していたが、3月には中国の在仏大使館から訪問を断念するよう圧力をかけられていたことが明らかになった。訪台が10月になったのは新型コロナウイルス禍などのためだ。
 出発前の9月30日、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は「仏議員と台湾とのいかなる公式接触にも私たちは反対する。中仏関係発展のために良好な環境を維持してほしい」と語り、仏側への報復も示唆した。一方、台湾の外交部(外務省)は5日、「中国が反対する中での仏議員団の訪台実現は、自由と民主主義の精神に対する彼らの確固たるコミットメントを示す」とのコメントを発表した。
 欧米では最近、民主主義の価値を共有する台湾への注目が高まる一方で、中国の圧力外交への反発が強まっている。中国の妨害工作の効果も薄くなり、要人の訪台が相次いでいる。
 昨年にはチェコの上院議長が中国の反対を押し切って台湾を訪問。今年はリトアニアやスロバキアなど4カ国が台湾に新型コロナのワクチンを提供するなど、台湾との関係を強化した。台湾の外交関係者は「仏議員団(の訪台)が成功すれば、他の欧州の要人訪台につながる」との期待感を語った。
 一方、オーストラリアのアボット元首相も7日に蔡氏と会談後、台北で8日に開かれる国際会議「玉山フォーラム」に出席。インド太平洋地域の国際協力体制の構築などについて講演する予定だ。
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