2009/12/16  23:52

新聞販売店に支えられる岡田義弘市長と山本一太参議員のキケンな献金コネクション  政治とカネ

■12月2日に興味深いブログに出会いました。http://blogs.yahoo.co.jp/voteshop/archive/2009/12/2

 【不思議発見!】山本一太議員へ不適切な献金の可能性? と題するこのブログは、冒頭に「山本一太議員と新聞販売店」という見出しからはじまります。


■山本一太参議員と言えば、新聞業界から5年間で3000万円を超える政治献金を受けていた事実が最近指摘されています。また、同議員は、再販制度や新聞特殊指定の問題が政治課題に上がった際、新聞業界の既得権を守るために露骨な保護活動をした経緯があります。

 同議員への政治献金の中心的な役割を果たしていたのは、地元の群馬県新聞販売組合であり、その本部は、上毛新聞社のオフィス内にあります。

 特定業界の既得権を守る見返りに多額の献金を受け取ると、斡旋収賄罪に問われかねません。道理で、山本一太がやたらテレビやマスコミに顔を出しているわけです。新聞族の既得権保護に熱心な議員を、業界が放っておくわけはないからです。

■それでは、このブログが指摘する、山本一太議員と新聞販売店の癒着の現状を見てみましょう。

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<山本一太議員と新聞販売店>
最近、影が薄い一太さん。
思わぬところで話題を提供してくれました。
「新聞販売店とのズブズブの関係」 詳しくは、【東京サバイバル情報  ☆一時避難せよ☆】のエントリー「あっせん収賄罪に直滑降!」http://yaplog.jp/ichijihinan/archive/573を見てネ。マスコミ大騒ぎの【郵便制度悪用、国会で質問 団体と親密、民主・牧議員】http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041401000194.htmlと比較にならん程に問題ありじゃない?
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■続いて、突然に「謎?の政治団体、自由民主党安中市第一支部」という安中市民にはお馴染みの政党支部名が現れます。

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政治団体の名称 自由民主党群馬県安中市第一支部
報告年月日 21.01.27
1 収入総額      32,596,440
   前年度繰越額    5,096,440
   本年収入額    27,500,000
2 支出総額      19,861,855
3 翌年への繰越額   12,734,585
4 本年収入の内訳
 寄附(内訳別掲)   27,500,000
  個人分        7,500,000
  法人その他の団体分 20,000,000
5 支出の内訳
 経常経費       2,108,855
  光熱水費        609,390
  備品・消耗品費     517,500
  事務所費        981,965
 政治活動費      17,753,000
  組織活動費     16,751,000
  その他の経費      1,002,000
【寄付の内訳】
 (個人分)
 大橋稔      1,500,000 安中市
 大橋龍太     1,500,000 東京都板橋区
 兼松正子     1,500,000 神奈川県横浜市
 真下正美     1,500,000 安中市
 (法人その他の団体分)
 関東新聞販売梶@ 7,500,000 東京都板橋区
 北関東新聞販売梶@3,000,000 栃木県足利市
 関東折込梶@   2,000,000 安中市
 鰹コ和農芸    7,500,000 東京都中央区
(出典:自由民主党群馬県安中市第一支部 20年分収支報告要旨(群馬県公報)
http://www.pref.gunma.jp/upload/7/0909-gou04-1.pdf
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■件のブログでは、「自由民主党群馬県安中市第一支部」という政党支部名から、
「安中市は一太議員の選挙区の一部。」
「生活暦から親密な草津、渋川と同じ地域圏になる。」
「衆議院小選挙区は群馬県5区、小渕優子議員の地元ですネ。」
と分析を加えています。

 さらに、次のように鋭く観察しています。

「不思議なのは、片田舎の自民党支部にしては、政治資金が潤沢なこと。」
「調べた数年間、毎年、複数の同じ寄付者から2〜3千万近い寄付収入がみられる。」
「その多くを政治活動費(寄付?)として支出。(要旨には支出先が省略されるから探索不能!残念)」

■そして、山本一太代議士との関連付けで、

「よく見れば、新聞販売店関係から多額の寄付があるネ。」
「一太議員との関係は?優子議員と関係は?どうなんでしょう?」
「う〜む、代表者すら省略される公報の要旨じゃ情報不足だYO!」
「こうした場合に頼りになるのがコレ!」

■ということで、日本インターネット新聞社の政治資金データベースhttps://www.seiji.janjan.jp/search/organize_search.php を検索したところ、「ありました!自由民主党群馬県安中市第一支部!」といって、次の情報をゲットしています。

**********
政治資金データベース −収支報告書要旨―
2004年 自由民主党群馬県安中市第1支部(政党)
関係国会議員名:−
代表者名:岡田義弘
会計責任者:岡田伸子
主たる住所:安中市安中4272
備考:
<項目>
政治団体の名称:自由民主党群馬県安中市第1支部
資金管理団体の届け出をした者の氏名:
資金団体の届け出に係る公職の種類:
報告年月日:2005/01/19
<収支の総額>  <金額>
1.収入総額   33,441,290円
 (1)前年繰越   1,941,290円
 (2)本年収入額  31,500,000円 内訳>>
2.支出総額   32,476,710円 内訳>>
3.翌年繰越金    964,580円
<本年収入[1−(2)]の内訳>    <金額>
5.寄付合計          31,500,000円
 (1)寄附(政党匿名寄附を除く) 31,500,000円
  b.法人その他からの寄付    131,500,000円
<支出[2]の内訳>  <金額>
10.経常経費合計  1,626,710円
 (2)光熱水費    270,010円
 (3)備品・消耗品費 699,100円
 (4)事務所費    657,600円
11.政治活動費合計   30,850,000円
 (1)組織活動費   25,100,000円
 (2)その他の経費   5,750,000円
<寄付[5−(1)]の内訳><金額><寄付者の名称><住所>>
13.法人その他の団体からの寄付[5−(1)−b]の内訳
 寄付した者  7,500,000円 関東新聞販売梶@ 東京都板橋区
 寄付した者  7,500,000円 北関東新聞販売(株)  足利市
 寄付した者  7,500,000円 昭和農芸(株) 東京都中央区
 寄付した者  1,000,000円 東京新聞安中専売所  安中市
 寄付した者   500,000円 (株)大手組   安中市
**********

■このように2004年当時の情報が記載されていて、「代表者は、岡田義弘氏とある。(なんだぁ〜、一太、優子じゃなかったネ。)」と落胆しつつも、岡田義弘氏をクリックして、「なるほどね〜。安中市長ですか♪」と納得するとともに、「安中市議5期、1999年から群馬県議、2006年〜安中市長(現) 素晴らしい経歴の政治家ですネ。」と、岡田市長の赫々たる選挙履歴に驚いています。

 そして、「結論! 自由民主党群馬県安中市第一支部は、岡田義弘安中市長が代表の政党支部でした。」と結論付けるとともに、「ただ、この情報は2004年当時のもの。 現在の代表者は変更になっている場合がありますのでご注意を。 自民党群馬県連のHPにも掲載がなく確認できませんでした。」とコメントしています。

■安中市民の有権者の皆さんはご存知の通り、自由民党群馬県安中市第一支部の代表は、今でも岡田義弘氏長です。

 続いて、このブログでは「ふしぎ発見! 一太議員へ不適切な献金の可能性?」と銘打って、さらにネット上で関連情報を検索しています。ターゲットにしたキーワードは「関東新聞販売」です。

「自民党群馬県連のHPにも掲載がなく確認できませんでした。」
「目立つのは、毎年、自由民主党群馬県安中市第一支部に750万を寄付する関東新聞販売株式会社」
「あれ?関東新聞・・・ 自由民主党群馬県参議院選挙区第三支部(山本一太支部長)の寄付者にそんな名前が・・・」

■このブロガー氏のネット検索能力と記憶はたいしたものです。山本一太参議員が代表を務める政治団体も次のように調べています。

**********
政治団体の名称 自由民主党群馬県参議院選挙区第三支部
報告年月日 21.03.12
1 収入総額     61,113,783
   前年繰越額   16,951,585
   本年収入額   44,162,198
2 支出総額     52,884,836
3 翌年への繰越額   8,228,947
4 本年収入の内訳
 寄附(内訳別掲)  27,674,005
  個人分       6,416,000
  法人その他の団体分17,658,005
  政治団体分     3,600,000
 本部又は支部から供与された交付金に係る収入  16,000,000
  自由民主党本部  16,000,000
 その他の収入      488,193
  還付金        448,000
  一件十万円未満のもの 40,193
5 支出の内訳
 経常経費      42,990,046
・・・・・
**********

■そして、ついに「あった。」と、お目当ての献金者の名前を探し当てています。

**********
【自由民主党群馬県参議院選挙区第三支部 20年分収支報告(要旨)P28〜30(PDF頁番号30〜32/230)
牛sc屋旅館    100,000 吾妻郡長野原町
富士オート梶@   100,000 前橋市
シオン新聞販売梶@ 100,000 沼田市
原工業梶@     100,000 館林市
高崎弁当梶@    100,000 高崎市
群馬連合新聞折込梶@100,000 前橋市
関東新聞販売梶@  200,000 安中市
八木工業梶@    100,000 高崎市
潟qロタ      100,000 前橋市
・・・・・
**********

■ここで、ブロガー氏は「う〜む、」と唸ります。「安中市第一支部は、関東新聞販売株式会社(東京都板橋区) 参議院選挙区第三支部は、関東新聞販売株式会社(安中市)」ということで、「同じ社名だが所在地が違う。」からです。

 そして、いろいろと推測します。

「本店、支店の違いかも知れないが別会社の可能性もあるYOネ。」
「収支報告PDF版なら代表者氏名が記載されもっと核心に迫れるのになぁ。」

■そこで、グーグルで「関東新聞販売株式会社」を検索したところ・・・・ありました。

**********
特定信書便事業の許可、信書便約款及び信書便管理規程の認可
      総務省 郵政行政局 信書便事業課
関東

関東新聞販売株式会社
代表取締役 大橋 稔
設立:平成元年5月1日
住所:東京都板橋区前野町6-2-3
資本金:1,000万円
事業:貨物軽自動車運送業、新聞小売業、エステティック業、損害保険代理業、古紙卸売業
・3時間以内の送達の役務
・群馬県高崎市の一部、安中市、榛名町及び松井田町の一部
18年4月1日
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2006/060228_3.html
**********

■そして、次の事項を確認できたことを示しています。

・本社:東京都板橋区
・代表者:大橋稔 ⇒ 安中市第1支部に150万寄付する大橋稔氏。
・資本金:1000万
・事 業:新聞小売業、軽貨物自動車運搬業
・区 域:高崎市の一部や安中市ほか

■知識豊かなこのブロガー氏は「ちなみに、特定信書便事業の許可とは、郵便事業の一部民間開放に伴うもの。 同社は、<3時間以内の送達の役務>の許可を受けてるネ。バイクの速配便かな?」と考えをめぐらして、「関東新聞販売株式会社は、板橋区本社を持ち安中市内で事業を行う企業、大橋稔社長は安中市在住であるようだ。」と推測し、最終的に「両団体に記載された関東新聞販売株式会社は、同一の企業であると推定。」としています。あくまで「推定!推定のお話ネ♪」と慎重な言い回しですが、「推定」や「推測」ではなく、まさに「的中!」です。

■そして、いよいよ大団円へ。「すると、ちょっとした問題が生じる。」と問題を提起したブロガー氏は、一つの寄附者ができる寄附の年間限度額、いわゆる[総枠制限]について、紹介しています。

********
一の寄附者ができる寄附の年間限度額
○政党・政治資金団体に対するもの
  個人:2,000万円まで
  会社、労働組合等:750万円〜1億円まで
  (資本金の額、組合員数等により異なる(別表2参照))
○その他の政治団体、公職の候補者に対するもの
  個人:1,000万円まで
**********

■つまり、企業が『政党』に寄付する際、年間限度額〔総枠規制〕があり、「資本金の額により750万〜1億円で年間限度額が決められているのだ。それがこれ。」ということで、総枠制限について詳しく説明しているのです。

*********
【総枠制限の一覧】
会社               政党・政治資金団体に対する寄附の
(資本金の額又は出資の金額)   年間限度額
  10億円未満            750万円
  10億円以上〜  50億円未満  1,500万円
  50億円以上〜 100億円未満  3,000万円
 100億円以上〜 150億円未満  3,500万円
 150億円以上〜 200億円未満  4,000万円
 200億円以上〜 250億円未満  4,500万円
 250億円以上〜 300億円未満  5,000万円
 300億円以上〜 350億円未満  5,500万円
 350億円以上〜 400億円未満  6,000万円
 400億円以上〜 450億円未満  6,300万円
 450億円以上〜 500億円未満  6,600万円
 500億円以上〜 550億円未満  6,900万円
 550億円以上〜 600億円未満  7,200万円
 600億円以上〜 650億円未満  7,500万円
 650億円以上〜 700億円未満  7,800万円
 700億円以上〜 750億円未満  8,100万円
 750億円以上〜 800億円未満  8,400万円
 800億円以上〜 850億円未満  8,700万円
 850億円以上〜 900億円未満  9,000万円
 900億円以上〜 950億円未満  9,300万円
 950億円以上〜1,000億円未満  9,600万円
1,000億円以上〜1,050億円未満  9,900万円
1,050億円以上          1億円
**********

■この法律によれば、「関東新聞販売株式会社の資本金は、1000万。ということは、年間限度額は750万だ。」ということになり、ブロガー氏は「えっ、 ま〜なんということでしょう♪ 関東新聞販売株式会社は、750万を超える770万円を寄付しているYO!」と断定しています。つまり、

自由民主党群馬県安中市第一支部 750万円
自由民主党群馬県参議院選挙区第三支部 20万円

となり、「仮に両団体に記載された関東新聞販売株式会社が同一企業であれば、政治資金規正法[総枠規制]違反!」となるというのです。
「ま〜、一太議員は、寄付者が〔総枠規制〕を守っているか調べる手段がないから非はないけどネ。」
「違法な政治資金の取得が判明したならば返却しましょうネ。」
「どちらの団体が返却するか知ったこっちゃないが、来年は注意して下さいネ。(笑)」
「関東新聞販売鰍ヘ、同じ会社なんですか?違う会社ですか?」
「一太さん、お得意のブログで、説明責任を果たして下さーい!」

と山本一太参議員に向かって警告を発しています。

■ブロガー氏も「最後に、最近、ニュースで良く耳にするのが、寄付限度額150万の個別制限の話であり、考えてみると、総枠規制を守っているかなんて、誰もわからないんじゃないかな? もらう側は知る術がない。寄付する側は気にしちゃいない。(笑) 複数の都道府県をまたがったら誰もわからないよネ。」と鋭く指摘し、「あっ、自民党の政治資金団体である財団法人国民政治協会。ここの企業献金を調べたら総枠制限違反あるカモね。大きく有名な企業でも、意外な程、資本金が少ない企業は結構あるから。」と財団法人国民政治協会 平成20年分治資金収支報告書 をチェックすることを奨めている。

 おそらく、これだけきちんと政治資金規正法違反を指摘しても、関係者がお縄をちょうだいすることは、群馬県の場合、まずあり得ないでしょう。なぜなら、群馬県には公職選挙法違反をしても、政治資金規正法違反をしても、自民党系の政治家は決してお縄をちょうだいすることはないからです。

■当会も、証拠を提出しつつ政治家の公職選挙法違反を警察に何度も告発しましたが、すべて空振りに終わりました。しかし、自民党系以外の政治家が、同じことをすると、お縄をちょうだいするリスクは格段に高くなるのも、群馬県ならではの特徴です。

 岡田義弘安中市長と、関東新聞販売鰍ニの蜜月関係も、安中市民の間ではよく知られています。安中市では、東京新聞以外は、全て関東新聞販売が独占しています。岡田市長について辛口の論評をする内容のチラシを新聞折込してもらおうと、関東新聞販売にチラシ原稿を持ち込むと、関東新聞販売では、すぐには受け取ってくれません。

 前市長のころは、チラシの内容について、新聞折込に関する倫理規定とやらを持ち出し、「上毛新聞社内にある倫理委員会あてに、チラシ原稿をFAXをして、内容が妥当かどうかを審査してもらうことになっている」などと当会も言われたことがあります。その時は、すったもんだの挙句、なんとか受け付けてもらいました。

■しかし、現市長の就任後は、関東新聞販売の折込み受付窓口で、問答無用で受取り拒否をされたという市民らの声も聞こえてきます。

 岡田市長に長年にわたり多額の献金をしてきた同社としては、岡田市長について批判めいたチラシを折り込ませないためには、倫理規定もへったくれもないのかもしれません。なにやら中国政府の情報統制を連想させます。

【ひらく会情報部】
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