フリマ中止を巡る未来塾側と安中市・岡田市長とのバトル・・・第10ラウンド(判決日は5月27日)」  安中フリマ中止騒動

■安中市で15年以上にわたり春と秋、年2回開催されていたフリーマーケットに対する岡田市長による妨害をめぐり、主催者だった未来塾が平成20年9月17日に安中市と岡田市長個人を、名誉毀損による損害賠償で提訴した事件(前橋地裁平成20年(ワ)第492号)は、提訴から1年半を経過した平成22年3月25日(木)午後1時半に、第12回目の口頭弁論が最終弁論として前橋地裁高崎支部の法廷で開催されました。注目の判決日は、平成22年5月27日(木)午後1時15分と決まりました。

 最終弁論には、原告の未来塾の代表らが弁護士とともに参加したほか、被告の安中市側からは、選挙を目前に控えた岡田義弘市長自らが顔を出し、安中市の顧問弁護士の渡辺明男氏と、市職員3名の合計5人が被告席に座りました。

 今回、一審としては最後となる法廷に提出された資料は、岡田市長個人の関係の丙号証が第23号証と第24号証で、答弁書6項に関する陳述のようです。安中市側からは、乙号証として、第18、第19、第20、第21号証が提出されました。被告側からの、これら丙号証と乙号証あわせた書面のボリュームは16ページでした。

 他方、原告の未来塾からは、最後の準備書面として130ページの文書が提出されました。

■裁判長からは、「(原告、被告の)双方から陳述は出し切ったと思う。一部に統一していないところがあるかと思うが」というコメントがありましたが、これは、岡田市長個人の陳述が、答弁書と準備書面に食い違いがあることを示唆したのかもしれません。

 この点は、さっそく情報公開で提出書類を取り寄せて確認しておく所存です。裁判長も、被告で、今回の問題を引き起こした岡田市長が、この程度の陳述しかできないことを、常識的判断で、判決に反映してくれればよいのですが、岡田市長側には、司直に対する裏工作という切り札があります。自民党政権が倒れた現在でも、群馬県では厳然と通用しているようですので、原告未来塾側としても予断は許されないでしょう。

 こうして、一部に「統一されていない」陳述は残されたままですが、準備書面と書証のやり取りが行われた後、前期の通り、判決予定日の告知が裁判長からなされて、5分程度で最終弁論は終わりました。

■最終弁論を傍聴していたマスコミ記者らから、原告と被告双方に対して、提出された準備書面や書証の写しをもらいたい、との要望が出ました。原告未来塾は、訴訟資料に個人名などの情報があるので、それらをチェックした上で送りたいとし、被告の安中市側は、「すぐにやるよ」と即答していました。

 とりわけ、被告の岡田市長個人の支離滅裂な内容の訴訟資料は、あまり読む価値もないでしょうが、裏がメモ用紙として使えるかもしれません。

■というわけで、判決日は、市長選が済んで、新市長が決まってから1カ月半を経過する5月27日(木)になったわけです。裁判所が市長選の結果を見て、判決文を書くことになり、ますます市長選から目が離せなくなりそうです。

 また、こうした名誉棄損による損害賠償請求事件は、裁判所ではほとんどの場合、和解案を提示するのが常ですが、岡田市長の性格からして、和解案という選択肢はないと思われるだけに、判決次第では東京高裁に控訴となる可能性が大きいという見方がされています。

 いずれにせよ、これで未来塾も岡田市長側も、4月4日告示の安中市長選挙戦に向けて事前運動に注力できる環境条件におかれることになります。

【ひらく会情報部】
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