2010/7/29  22:33

タゴ51億円横領金で購入した絵画等をタゴから預かった人の情報が黒塗りされた理由(その4)  土地開発公社51億円横領事件

■三日目の午後は、タゴの配偶者が経営していた喫茶店の捜索でした。

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【喫茶店の捜査差押調書】
日時 平成七年六月二十一日 午後一時三十七分〜午後六時二十五分
指押物件  コーヒーブレイク店舗
差押立会人 多胡春美 41歳 自営業  群馬県安中市1丁目1−12−11
差押立会人 小貫 達 52歳 美術商  栃木県足利市島田749

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*差押物件
コーヒーカップ
1.英国製アインズレー1940年¥55,000正札付き、ばら柄受け皿2枚  1組
2.英国製アインズレー1940年¥55,000正札付き、鳥柄受け皿2枚   1組
3.英国製ウースター 1940年 ¥8,000正札付き、竹柄受け皿1枚   1組
4.英国製アインズレー1940年\55,000止札付き、花柄受け皿2枚   1組
5.英国製アインズレー     \60,000正札付き、花柄受け皿1枚   1組
6.                烏に花柄 角と丸の受け皿2枚   1組
7.                ばら柄 受け皿1枚      1組
8.                 鳥柄 受け皿1枚      1組
9.                山水柄 受け皿1枚      1組
腕時計
1.ローレックスK9 1930年代 \580,000の正札付き、二針式黒皮バンドNo.35197 1点
2.ローレックスK14金縁   \ 750, 000の正札付き、三針式黒皮バンド     1点
3.ローレックス1930年    \440.000の正札付き、角型黒皮バンドNo.0360261 1点
4.パティックプリック1937年 \980.000の正札付き、二針式ケース入り      1点
5.バセロンK188      \670,000の正札付き、二針式           1点
6.ティファニー       \780,000の正札付き、茶色皮バンド        1点
7.シャガールクルト丸型   ¥550,000の正札付き、二針式No.500017      1点
8.ゴローバK14      ¥270,000の正札付き、三針式茶色皮バンドケース入り 1点
置時計  シャガールクルト金色角型裏面にスイス564と記載           1台
ライター ロンソンK14   ¥280,000の正札付き、金色ガスライターケース入り  1個
絵画1. 藤田嗣治 作 『女給』額入り                     1点
  2. 額入り人物油絵 縦23センチ、横20センチ              1点
  3. 東山魁夷 作 風景画                         1点
  4. 脇 作 『季節の鳥』                         1点
置時計  ドイツ製茶色木箱型                          1台
花瓶   ガラス製草柄 高さ26センチ                     1個
コーヒーカップ チェコスロバキア製1950年\550,000大小2枚の受け皿付き、人物柄 1個
ワイングラス コブレット カップ縁緑                      1個
コーヒーカップ 英国製ミントン1910年¥770,000 大小2枚の受け皿付き     1組
     英国製ウースター 1940年  \50,000 大小2枚の受け肌付き 花柄  1組
     英国製アインズレー1940年  \60,000 大小2枚の受け肌付き 花柄  1組
     英国製ミントン  1910年  ¥70,000 大小2枚の受け皿付き 鳥花柄 1組
     英国製インズレー 1940年  ¥60,000 大小2枚の受け皿付き ばら柄 1組
グラス  ボヘミアングラス製17世紀              樹木と鹿柄   1組
スプーンセット カルティエ 金色ティースプーン 12本 ケース入り       1個
サイドボード 焦茶色木製飾り金具付き、ガラス三枚戸               1台
壷    伊万里焼 柿右エ門 色絵 菊花模様                  1個
香合   伊万里焼染め付け ツバメ型                      1点
鉢    はけ目 藍色どん型                          1個
版画   棟方志功 作 墨絵 人物像 額入り                  1点
徳利   伊万里焼染め付け 角徳利 草花紋                   1個
香炉   伊万里焼 瑠璃色                           1点
版画   捕方志功 作 観音様の彩色版画                    1点
徳利   伊万里焼染め付け                           1個
掛軸   清水郭一郎 作 『雪月花』の書                    1点
壷    伊万里焼染め付け 角型壷 山水柄                   1個
皿    柿石エ門 色絵小皿 菊柄                       1枚
花瓶   黄色ガラスに茶色の花模様入り                     1個
花瓶   黄色丸型ガラス瓶で花模様入り                     1個
腕時計  ローレックス 男性用 二針式                     1点
万年筆  三角錘のショーケース内に展示                     6本
置時計  ティファニー製二針式大型 リング状の台付 No.8238276         1台
ライター ダンヒル製ベンジンライター ニ針式時計付               1個
腕時計  ブルガリ製二針式茶皮バンド                      1個
     バロン製三針式黒皮バンド                       1個
     パティッククリップ製角型二針式女性用黒皮バンド            1個
     ローレックスオイスターカチオール大型二針式茶皮バンド         1個
万年筆  紺色セーム皮ケース入り                        1本
     黒皮ペンケース入り                          1本
     金色万年筆とボールペンのセット『WATERMAN』記載ケース入り     1本
壷    清水郭一郎 作 大型白地に黒筋入り                  1個
香炉   銅製の物                               1個
花瓶   竹を型取った茶色もの                         1個
額皿   金の額入り ヨーロッパ製 女性像の絵皿                1枚
コーヒーカップ
     英国製ウェツジウッド製 黒と金 受け皿1枚              1組
     英国製 金のすじ柄受け肌1枚                     1組
     ヨーロッパコレクション 花と鳥模様 受け皿1枚            1組
     英国製ローヤルクラウン 花模様   受け皿1枚            1組
     ヘレンド製 白地緑 草花模様   受け皿1枚             1組
グラス  バカラ製コブレット 金縁                       1個
     レドックス製コブレット                        1個
版画   小山 作 額入りの風景両                       1点
皿    柿石エ門 作 色絵皿 虎に梅柄                    1枚
     伊万里焼古九谷 変形小皿 花模様                   1枚
小鉢   伊万里焼青磁 色絵 鶏柄                       1個
     伊万里焼 柿右エ門 色絵 花柄                    1枚
ちょこ  伊万里焼 染め付け ぼたん柄                     1枚
壷    伊万里焼 柿右エ門 色絵蓋付 草花紋                 1個
版画   加東一 作 『暁富士』額入り 紙箱入り                1点
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■一品堂の店主が言うように、タゴ自慢の骨董倉庫とタゴ配偶者が経営の喫茶店「珈琲ぶれいく」で3日掛かりで差し押さえた上記の差押リストは、タゴが収集した骨董品の全てのはずでした。この中には、林武作「妻の像」「風景画」それに浅井忠「漁村の風景画」が含まれていました。しかし、今回、突如として絵画等6点をタゴから預かっていたという人物が現れたのです。

 上記の一覧表を見るとお分かりのとおり、警察が骨董倉庫を家宅捜査したのは、平成7年6月19日から3日間でした。タゴ事件が発覚したのはその1ヶ月前の5月18日でした。(5月17日にはまだ一部の関係者のみが事件を知った段階)

 このため、6月3日に出頭し、6月6日に逮捕されたタゴが、知人に、数ある骨董品の中から目ぼしい絵画等を預けておくことは、時間的に十分可能だったと思われます。

■また、500点近くに上る上記の一覧表では、圧倒的に陶磁器が多く、絵画類はそのうち80点程度であることがわかります。おそらく、タゴは真っ当な価値のある絵画類を予め選別して、それを知人に預けたおいた可能性があります。

 しかし、タゴ本人は、骨董知識がありません。タゴが購入した骨董品は、全て仲介者が関与していたと、一品堂店主が告白しました。

 公社理事長印や安中市長印が自由に使えて、まさに打ち出の小槌を持っていたタゴには、膨大な絵画類を見ても、どれが価値のあるものか、そうでないかをタゴ自身が見極めることは不可能でした。それを可能にしたのは、目利きの能力を持っていた仲介者がいたからです。

となると、今回のタゴの配偶者が、安中市・公社に持ちかけた現物支給による損害賠償の話の中で、「この絵画等は平成22年4月12日、■■■■様より、『■■■■さんから預かったものであるのでお返しする。』として預かっているものであり、■■■■の資産では無く、■■■■の資産であることを申し添えます」と述べているところから、■■■■様は、@タゴ一族と親しいこと、Aタゴの信頼が厚いこと、B絵画等の保管に慣れていることが分かります。

■しかも、共産党の見立てでは、これらの絵画等6点を換価すると総額4億円にもなるというのです。平成7年6月19日〜21日にかけて、群馬県警と一品堂の店主が差し押さえた上記の数百点にのぼる膨大な骨董品を、一品堂の手引きで東京の笹塚会でオークションにかけて売り払った合計が、4億円にも満たなかったのですから、いかに、これら絵画等6点の価値が群を抜くものであったのかがよくわかります(もっともタゴの配偶者は「本物かどうかはわからない」といっていますが)。

 いかに、■■■■様の鑑定眼が優れているかがお分かりいただけたことと思います。

 この■■■■様とは一体誰なのか。知らぬは市民ばかりであり、岡田市長をはじめ、市役所の幹部は全て承知しているにもかかわらず、情報公開で黒塗りにした文書を出してくる安中市の体質は、15年経過しても、全く変わっていないと言えるでしょう。

【ひらく会情報部・この項おわり】
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