2010/11/21  23:15

阿久根市役所内部の実態と改革に向けた阿久根市長/副市長の不退転の決意  警察裏金問題

■11月5日の大河原裁判と同7日の裁判支援集会に、はるばる鹿児島県阿久根市から竹原信一市長と仙波敏郎副市長が、群馬県前橋市と安中市を訪れました。ちょうど、裁判と支援集会の中日の11月6日(土)午後2時から5時まで、安中市郷原の「かんぽの宿 磯部」の会議室において、新潟県魚沼市議会議員の大桃聡氏主催の「阿久根市政の報告会」が行われました。

 阿久根市のことは、普段、マスコミによる報道を通じて、「阿久根市長は、議会制民主主義の根幹である議会の存在を無視して独断と偏見で専決処分を乱発しているとんでもない独裁市長だ」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

 そこで、阿久根市長と副市長が、当会の根拠地である安中市に来訪した機会を捉えて、直接、阿久根市のこれまでの経緯と現状、そして問題点の実態、今後の対応策等を聞きに出かけました。以下は、その時の模様です。


■報告会は、魚沼市議の大桃氏の司会により、11月6日(土)午後2時から開催されました。事前の開催情報が寸前だったため、地元関係者は当会関係者を含め5名、他に他県からの支援者やマスコミ(上毛、東京)など含めても20名程度のこじんまりとした会議でした。それだけに、竹原市長も仙波副市長も、参加者との距離が小さいため、忌憚のない質疑が出来たと思います。

1.阿久根市の竹原市長の紹介

●主催者:新潟県魚沼市議の大桃といいます。今回責任者ということで一言挨拶させていただきます。皆様、お忙しい中突然のご案内にもかかわらず、大勢お越しくださり有難うございました。当初は桐生でやる予定でしたが、いろいろな都合で今回安中のほうで、阿久根市長竹原信一、副市長仙波俊郎の講演会を行うことになりました。仙波さんと私が始めてお会いしたのは、この7月の大河原さんの裁判の時、その後の懇親会、翌日の講演会に出させていただきました。その夜の食事会のときに竹原さんから副市長のオファーがあるということをきかされて、その時私は仙波さんに「阿久根に是非行っていただくよう」強くお願いした経緯があります。そんな関係で先月、阿久根までうちのほうから約1500キロあります。車で32時間かけていってまいりました。議会が終わったので心配でしたので、行ってきたということなんですが、市長派の4人の議員の方達だとか、あと市民懇談会にも出させていただきました。そういった中でいろいろ見させてもらったり、市民の方にもお話を聞いた中では、仙波効果というか、非常にいい雰囲気になっているなあと、私は感じてこの分であれば大丈夫だろうと、安心して戻ってきたところです。それから私ごとですが、私も、新潟県の魚沼市で発生しました新潟県中越大震災復興基金の井戸掘り事件ということで、これは平成19年から20年の間に起きたのですけども、それで魚沼市長と県知事を被告に住民訴訟を2件抱えております。これから12月9日に2回目の口頭弁論が開かれるということで、私も楽しみにしている。それと、去年この件にかかわって、業者と市の職員を刑事告発をしたんですが、この夏に検察庁のほうから不起訴の通知が来たので、審査会のほうに申立をしています。今後の予定は、市長と県知事を刑事告発をまたあらたにしたいということで、今準備を進めている段階です。今回は、市長のほうの委任状は持ってきませんでしたが、県知事を訴える委任状を持ってきましたのでご賛同いただける方がいらっしゃればありがたいです。先ほども話したとおり、ちょうど6日が竹原さんと仙波さんがおいでになったので、6日の日が空いたということで急遽こちらで、大勢の方に聞いていただきたくて、この会を設けさせていただきました。質問の時間もたっぷりとってありますので、疑問の点がありましたら、質問いただけますようによろしくお願いします。では最初に、鹿児島の阿久根市長の竹原さんからよろしくお願いします。
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◆竹原市長:こんちは、どうも、竹原信一です。私自身はもともと建設会社。まあ、自衛官やっていて、防大出て、28で辞めて帰ってきて、やっては壊しということで、達成感というか自分が世の中の役に立っているという感覚が得られないので、これが非常につらい。仲間どうしでやってね、そういうものが納得いかないんですね。結局辞めて、会社、鹿児島の阿久根で建設会社を親父がやっていましたから、そこで始めたわけです。28で仕事を始めて、土木。子供の頃から見ているので、感覚はあったんですけども、それから始めてもすぐ一人前になりました。コンピュータなんかを使ったりして、一人で2つも3つも現場をできるようになったんです。4千万円くらいの仕事です。それで、ものすごく儲かりました。ひとりで何人分もやるわけですから。仕事も、ミリ単位のレベルの精度で仕事をやっているわけです。順番も、普通の土木の仕事のやり方と異なり、非常に順番に正確にできていくわけです。だけどそういう仕事をしてゆく中で、役所のレベルの低さというか責任感のなさについて本当に腹が立ちました。でも、建設業ですから談合もあるわけですね。談合にも行かなければいけない。それが嫌で嫌でしょうがない。仕舞いには会長でもある父親に「もうやめさせてくれ。誰か雇ってくれ」といった。そういうこともあり、役所の対応の無責任ぶりに腹が立って、知り合いの市議会議員、元議員らとの話の中で、議会や市長が全く無能でデタラメをやっているんです。そして職員も市民を騙して、NPO法人を作らせて、取り上げたり、天下り先にするためですね。議員や市長がそれらを結託している。職員の窓口での対応もでたらめで、そんなこんなで、本当に腹が立ってですね、ビラ配りを始めました。この酷さを市民が知ったら暴動が起こっても当たり前だと思ったんですよ。それで、その実態を書いたチラシを配り続けたわけです。建設会社の社長がそういうことをやると、非常にまずいんで、途中から親父にもバレて、「お前はもうクビだ。会社に出てくるな」という状態だったんです。私は子供が5人いる。そのころ一人がお腹にあって、今小学校1年ですけど、うちの嫁さんは「産んでいいのか」と言ったり、あるいは、私にかける保険を、ものすごく高いものに変えていたしていて。それでも止められなかったですね。
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2.阿久根市政に対する疑問の芽生えから市議選に出馬

◆竹原市長:毎日毎日、会社のコピーを使ってこっそり書いて毎日やっていた。2年半も続いてしまったんですよ、これが。だいたい阿久根の人口は2万4千。1万2千戸くらいです。全部は配りきれないんですけど、だいたい7、8千部毎回書いては配っていました。バイクで・・・。ずっと続くとは思っていなかったんですけども、どうしようもなくて、自分が止められず。2年半続く頃に市議会議員選挙があり、議員の一人が「議員選挙に出てくれ」と言ってきたんですね。その、腐れきった議員の中のひとりに入ってもどうにもならないから、「とんでもない」と。その出てくれといった議員が「議員になってあがって来い」というんですね。「上がって来い、ではなく、落ちて来い、だろう」と大喧嘩をしました。「サル山に落ちて来い」という感じですね。でも、考えて見れば2年半こういうことを続けて、議員選挙に出て、まあ当選する気などないわけですから、落選すれば自分が止める気持ちになるかも知れないということ。それと、もうひとつは、このことを選挙公報に書けるわけですね。そういうこともいいかな、と思って、「まあいいや。一応届け出は出しましょう」ということで。で、もう一人知り合いに、「あんたも一緒に出ようよ」って、「このくだらない世の中を、ね」と。「供託金を出すから、運動などしなくてもいいから」ということで。付き合いのいい男ですから、まあ付き合ってくれたんです。選挙事務所はあんたの会社の倉庫を使うんだよといって、そうしてやったところがそっちの家族や親戚なんかが運動を始めちゃたんです。「うちの身内からも選挙に出たなら、落選させるわけにはいかん」と。「やあこれ大変だな、あんた」と言っていたら、そっちの奥さんが、私がいくと、「(あんたが)自分で火を点けたのに、(選挙)運動もしないとは何事か」と。自分で自分の選挙の応援をさせられるはめになる。タスキも付けろ、車も準備しろ、ウグイス嬢付きでやれ、などというんで、そこそこにやった。早く(選挙事務所に)帰ると叱られるわけですよ。選対長に。仕方がないので、人目につかないところで時間をつぶしたりした。でもどういうわけが、私が当選してしまったんです。16人のうちの7番目ぐらいで。そっちの方は落選してしまったんですが。当選しても、腐った議会ですから、どうしようもないんです。また、全部反対で、何を言ってももう、市長も職員も議員も結託し放題ですから、議論もへったくれも何もないわけです。それはもう酷い状態です。これでは議会などいらないというので、とにかく皆さんに知らせようと。

3.市議に当選後も、議会や市政の内情を暴露したチラシ配布を継続

◆竹原市長:作業は変わらないんですよ。以前配っていたチラシを「阿久根時報」、議員に当選してからは「議会報告」という名前に変えて、やることは一緒ですね。議会は年30日間もないですね。年4回といったって殆ど仕事などなくて。皆さん、変な話、議会というところは議論をするところなどと思っていません?議会は、“議論をしてはいけないところ”なんですね。これは凄いことなんですけども、日本は、この国では議会制民主主義だから議会で議論をしているはずだと思ったら、とんでもない間違いです。議会というものは、市長が召集します。召集するというのは「議会を開いてください」ということなんです。それをやると、議長が開く。議長が「今回議会を開くけど、ついては(市長に)聞きたいことがあるので出てきてください」という出席要請が、議長から市長にあるんです。それがあって始めて、議会に出席できるんです。出席といっても質問に答えるだけですけれども。そこに行くと、議長は、もう議員の中から選ばれているんですね。その方が、「議員の皆さん一人3回まで質問していいから」などとやるわけです。すると議員が「はーい」と言って質問する。それに対して、何を答えるかというと、余計なことは言ってはいけないんです。市長は質問なんかしちゃいけない。3回だけ。質問に対する答えだけ。議員どうし議論してはいけないんですよ。議論はないんです。「はい質問終わりましたか。はい賛成のひと!」・・・これで終わりなんです。どこに議論がありますか?これが日本中の議会で行われていること。議員の皆さんは、そこで質問の答えを聞いて物事を決めるかというと、そんなことはしない。議案は予め分かっている。だから、多数決で決めるのであるから、多数派で前もって決めて、集まって決めておくわけですよ。これには賛成、これには反対。だから議会には質問など本当は必要ない。でも議員だから、なにかしゃべっておかないとアリバイが、格好がつかない。反対することに決めている場合は、反対の理由になりそうなことを言わせるために、口を開く。賛成と決めている場合には、あれを芝居といいますか、「ああいいことしているね」と、質問というか、前もって、なかには職員が質問と解答を作ってくれたりします。芝居です。芝居さえ必要無いんです、本当は。でもなにもしないでカネをもらっている議員。時給は今、東京だと8百何十円だという報道がありましたが、最低賃金で。だいたい議員だと時給1万から10万です。時給ですよ。そんなレベルの世界ですから、何か格好をつけなければならない、だから格好をつけて、そして「賛成、反対、終わり」となる。そういう、とんでもなく楽にして儲かるような商売、それが最高権力。議員だけで決めるんですよ。しかも、ひとがいないところで、仲間だけで決めた過半数をとることのできる人たちが談合して決めたことが、全てを決めます。税金も、給料も、条例も全部密室で決められる。決める儀式だけを皆さんの前でやる。判断は密室。そして責任者は?その議員には何の責任もない。一切ない。その議員たちが密室で決めたことを儀式として議会で多数決で決めて、それを20日以内に市長はハンコを押さなければならない。「決まりましたね」と。それが執行することになるわけです。違法であるかどうかは関係ない。議員たちには何の責任も無いから。もし、それで執行したことが違法なこと、あるいは損害を与えることで、オンブズマンなどから裁判になって、被害を与えた」ということになったら、市長が個人の責任でそれを払わなくてはならい。大阪の池田市長がそういうことで、1千万円以上も自分のカネで払わなければならない。とんでもないことです。問題が起きないように、普通の市長は、あまり市民にはそういうことを、事実を知られたくない。オンブズマンには損害がないほうがいい。そして議員に反対されるようなことも無い方がいいし、いろいろな仕事を実際にするのは職員ですよね。職員と議員と市長は仲良くしていなければいかんわけですよ。私みたいに、職員のためにならないことをしたり、議員に嫌われるようなことをすると、たちまち悪者扱いです

4.日本中で蔓延する役所と議員の慣れ合いの挙句、天井知らずの役人の給料

◆竹原市長:新聞、とくに甚だしいのは新聞、報道機関です。そのアナウンサーが言うんです。私が生放送で南日本放送の取材を受けた時、そのアナウンサーが言うんですよ。「職員と結局、反発する関係、職員や議員と反発する関係があったら、結局損するのは市民の皆さんです。仲良くして波風立たない状態が望ましいんじゃないんですか?」と、こういうことですね。その結果、どういうことが起こっているか。議会のとんでもない状態、それから、私が日本で初めて公務員の給料を公開した、といわれていますけれど、あれが実際開けてみたら、職員の過半数が年収700万円以上、退職金は2、3千万円、甚だしいのでは52歳の女性が退職する時3830万円ももらっていた。こういうことがやられてきて、本当に市民の実態は、せいぜい2、300万円。7割以上が300万円以下。中心は1百万から2百万円。こういう事実をひた隠しにしている。これがおそらく、日本中でやられていることなんですよ。公務員の給料なんか知っていて当たり前ですよ。とにかく、そういったことで、竹原が居ることが邪魔だ、という職員組合は、日常的に記者クラブ系列みたいなものと手を結んでいます。本当の権力者は何かと言ったら、公務員なんです。自分たちで自分たちの給料を決めることができる。今年22年度の公務員の給料は人事院の発表では、月給が40万ほど。民間はそれと7〜8百円くらいしか違わないと言う。(これは)ウソなんですね。ということなんです。裁判になったものもありますが、本当の話し、結局全部仕組んで、私のところの場合は、組合が得に強くて、選挙管理委員会、公平委員会、その他住民が関わるものが全て則られています。徹底的に。市民には何も知らされないで一部の利権団体と、それとそれにつながる人たちばかりが関わる。マスコミも完全に一体になって、とにかく竹原を落とそうと、今回竹原市長に対するリコール運動と言うのも、組合及び組合が雇っている弁護士、及びそこには一体になってこれを成功させようと狙っている。これは、地方議会は、私はまあ7年間もチラシを配っている間に、大体いろいろなことを調べてきているんで、それでだんだんそれになって、最初の時は議員の中で問題になる場面。市長選挙にしかたなく、議員を辞めるつもりで市長選に出たら当選した。8ヶ月してから不信任を2度出されて失職して、再選の時にはまた過半数を取ってきてしまう。どんどん市民が本当のことを知って、何とかしなければいけないという状況は広がっています。で、それにあわせて、マスコミは悪者扱いするんですけども、その波にのって本当のことを知る人が増えている。日本中から或いは外国からも応援メッセージが来たりしております。だから、多分この現象というのは、ますます大きくなって行って、この国を変えてしまうことにつながるんではないか。そういう気がしています。
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5.談合制金権主義へと堕落した日本の役所と議会

◆竹原市長:今の社会の現実、皆さんが知っている議会制民主主義などは、全くなくて談合制金権主義。もう間違いないですよ。一番まずい状態。結局人間というのは、自分の収入を得る方法、そこのところを最大化させようとする努力。努力なんだけど、そのために本当のことを知らせまいと、その力がいつも働いてしまい、結局は全体をダメにする。まあ仙波さんの話もあるかと思うんですけども、国民に隠して裏金を作る。そして自分たちを繁栄、発展させようと、どこでもそれをやるおかげで、お互いを裏切ってダメになってしまう。この国は、例えば、税収は35兆円なのに公務員給与が35兆円も食っている。いつ破綻してもおかしくない状況にある。でもそれを止められない。本当の責任者である、権利者であるはずの国民は、代表を選ぶときに、議員を選ぶ時に、だから、自分が好きか嫌いか、或いは自分の言うことを聞くか聞かないか、社会に対する責任感というものを考えなくてもいいんだ、と。結局、競争することで社会がよくなるんだ、ということを学校でも教えちゃっているんですよね。そういう形で選ばれた議員たちが、何をするかというと、議員なったときに同じことをするんです。この市長は、俺が、自分が好きか嫌いか、自分の言うことを聞くか聞かないかで判断する。皆さん、全体のことは考えない。同じ精神状態です。社会の仕組みを担う人たちが、投票する人たちと同じ精神状態。これを変える方法は投票する人たちの精神状態、モノの考え方を、あるいは仕組みに対する知識を、これを変えないといけないと思いますよ。本当に、根本に立ち返るには、遠回りのように見えますけど、それが一番近道だと思います。学校では議会の仕組みをシミュレーションすべきです。儀式だと言うことがわかる。そして、本当に、議会というのは儀式なんだと言うことをよくわかってほしい。そしたら投票する時は、皆さんも、自分のことではなく、とにかく社会のために働く人を選んで、つくって、それを当選させると言う気持ちにならないと変わらない。そこのところを本当の腹の底で分からないと。本当に絶望です。今、絶望状態ですよ。市民が知って変わらなければ、この国は変わることができません。頑張りましょう(大拍手)

●主催者:ありがとうございました。本当に短い時間で申し訳ありませんが、後も押していますので・・・。竹原さんが発信する阿久根の状況について、私もブログとかで前に見た時は、「なんだこれは?」と思いましたが、私も去年の春に市議会議員に入りますと、同じことが起きています。桐生に傍聴に行きますと、桐生でも同じことが行われています。日本中で同じ議会の状況だと思います。それと、そういうような話しも出ましたが、私も今ブログに、職員の給料と退職金を竹原さんに倣って載せてあります。これは市役所で調べたんですけども、なかなか出しません。1年間かかってやって、今出している額が出ています。べラボーな額です。うち(魚沼市)は平均で786万円、一人当たり。退職金は2900万円、去年。今年の春退職したかたの最高額です。非常に高いです。そういったことで、実際に市民の方が中に入って見ていただかないと、本当のところは分からない。竹原さんがおやりになっていることが、これから大きなうねりになってくるんではないかと、私も期待していますので、ぜひとも皆さんも、この地元の安中であれば、市役所なり議員なりを見ていただきたいと思います。有難うございました。では次、仙波さん、お願いします。

6.大河原宗平氏が接点の竹原市長と仙波元警察官の出会い

▲仙波副市長:はい、なんか、竹原市長が奇人変人であり、こう全く取り付く島も無いという感覚で、お越しの方も沢山おられると思いますが、実は、いま私、阿久根に行って3ヶ月経ちました。いま、市内を回っています。このように少ない人数は初めてです。まあ、急なことですしいろいろあると思いますが。ですから私がなぜ阿久根に行ったかといろいろ珍しがられまして、いろいろな方から取材がありました。まあ、比較的東京新聞さんというのは理解力のある新聞社ですね。ですから、私のことも告発後取り上げていただきましたし、そして現在も、東京新聞というのが、大河原さんの事件も含めて取り上げていただいております。ですが、全国のマスコミ、メディアは竹原市長に対して全てノーの発信をしています。ではなぜ、日本で25万人の警官のなかで、そして退職した警官が、現在私を含めて15万位いますが。40万人の警官の中で、ただ一人裏金に手を染めずに、たった一人定年退職した私が、なぜ法を守らない阿久根に行ったのかということで非常に違和感を持っている人が多いようです。それは、私の生き様を知らない方とか、そして、竹原市長のやろうとしていることが分からない方のいう言葉です。今年の5月に、大河原さんが、警察の裏金を私より先に、テレビで告発をして、その結果、デッチアゲで逮捕されて懲戒免職になった、という事件が6年前にありました。群馬県の方はこのことを誰も関心示さない。群馬県警は愛媛県警より多いですから、大体年間5億円くらいの裏金を、所長以上の管理職は懐に入れていました。今、大体私の計算では半分になっています。そういう実態を告発した大河原さんを群馬県警は全力で彼を抹殺しようとした。成功しました。その後、私が現職で顔を出して告発しました。その生き様を竹原氏は私の本を見て、会いたいということを、群馬の市会議員を通じて言ってきたのが今年の5月です。私はヤクザだろうと、右翼だろうと、調べていましたから、どんな側の人間だと報道されても、私もいいよと、その時は大河原さんも立ち会いをしてくれました。そして初めて会った桐生の喫茶店で、竹原市長は、今はネクタイを格好よくしていますが、当時はネクタイをこういうふうに曲げてタイピンを付けている。で私はそれを見て、私はネクタイはバーバリーで、彼は無印ですよね?まあ多分1個せいぜい3千円くらい?【竹原市長:100円!】ああ、100円。そのくらいのネクタイだったんですね。その時、いったんです。そこに大河原さんもいたんですが。あった瞬間なんです。私はその時言ったんです。あなたは市長だろう、人前に出るのが仕事だろう、そのネクタイはないだろう、と。すると、なんと喫茶店でぱっとネクタイをはずしまして、私の前で掛け直したんです。これでいいですか、と。現在、こんなことが、現職市長が今日本に880少しいますが、(他に)誰もいませんよ。みんなね、黒塗り車で家に迎えに来てもらって、最低でも70、80万の給料をもらって、議会と仲良くして、職員の言いなりメクラ判を押して、そして年俸100万もらって、そしてまた次の選挙に備える。そういう市長だけでしょう。そういう市長が私が行ってネクタイ変えますか?彼は変えました。それから4時間話しましてね。私は42年警察で飯を食ってきました。だから、ある程度人を見る目があります。女性を見る目はないんです。ところが、彼は本物でしたよ。たった4時間でしたけど。本物ですよ。それは自分の骨を切って、肉を切って、血を流して、一番生活の貧しい方。言い方がちょっと私も悪いんですけど、生活の苦しいかたを助けよう。そのためには職員のボーナスをカットする、自分の給料を半分にする、議員の報酬も日額1万円ずつ。自ら骨を切っているわけです。そして、先決でしか、彼は選挙公約を実現できない。ということに行き着いて専決した。専決したことに対して法的な処罰はありません、あるのは政治的責任だけです。彼はどんな責任もとるという覚悟で専決をしました。唯一つだけ失敗したのは、議会で不承認になっても専決が優先するということを竹原市長は知りませんでした。だから、ああいうことになった。で、私と会って、本物だと分かったから。しかし私は四国松山の元警官。大河原さんの復職を誰よりもそうあるべきだということを理解している男です。ですから何も竹原市長に対して、エールこそ送れる可能性はあるにしても、心配して7月を迎えました。7月3日に突然携帯が鳴りました。で、市長が「仙波さん、阿久根に来てくれませんか?」。私は当然、阿久根で決めたことで電話があったと思ってました。ですから「なあに」と。「副市長で来てくれませんか」と。たった1回会っただけですよ。それでそんな話がありましたから、待てよ、そんな話はないよ、ということで、また、大河原さんの裁判があったりして、群馬に行くことが直前ちょうどありましたから、じゃあ、群馬で会おうということで、竹原市長は自分でチケットを買って、群馬で、そして3日3晩。その時に大桃さんも証人ですね。その時同席してくれました。大河原さんも。それで3日3晩話して出した結論は、この竹原市長は、このままでは絶対につぶされる。「国家権力」ということを確信しました。大河原の二の舞です。ですから私は行くことに決めました。
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7.名実ともに無給(タダ働き)のボランティア副市長

▲仙波副市長:そのかわり条件として「給料は要らない、無給で」。ところが法的な問題があってできない。「じゃあカットしてもらって、残りは供託しよう」ということで、現在も無給です、私は。ちょっと失敗して、専決で10万円くらいまで下げていただいたら、私は年金をもらっていまして、満額もらっていましたから、警察というのは60歳で満額ですから、もらっていまして。で、10万円ぐらいまで下げてもらえば、年金もらえましたが、カットしても、皆さん、借金100億円あるようなちっちゃな町の市の副市長の給料、本棒63万円ですよ。市長が80万円から半分引く。私も半分近くにしてもらったけど、残りが30数万残る。それを供託する。形の上では私の懐に入った形。ですから、年金が全額カットになって、8月からは年金もカット、給料も出ないし、私は完全に無給で8月から、阿久根で4万円のアパートに住んでいる。だからそれもマスコミが余り報道しない。竹原市長と私のいうのは殆ど報道しない。どうせ高いポジションと高い給料がほしくて仙波が行ったんだろう。警察ではそういう名声がなかったから。どうせそういう名声と高い金と権力が欲しくて行ったんだろうという方が99%いました。まあ群馬でも大河原さんを支援する方でも、私が阿久根に行くことで、賛成してくれたのは大河原さんだけでしたね。あとは全部反対です。とくに労働組合の関係の方々は私のことを鬼子のように非難していました。でも、私は女房が亡くなって10年ですし、5年前に警察の裏カネを告発して5年経ちますし。告発することによって、年間400億円あった警察の裏金が、予算が減って今では200億円になりました。アメリカのキーダム法と言う訴訟の法律では、国の税金が告発によって損害が免れた額の3分の1は告発者のものです。私はそうなると、(告発で)200億円(が節約)しましたから、60億円が私の懐に入って、そういうことの実績を残しましたから、誰一人裏金で懲役になったものは居ません。約25万人の警官、約6千人の管理職、誰も責任を取らない。ですから、大河原さんの復職は、私の自分の今の人生の最大の目的です。ですが、全国を講演をするだけでは大河原さんの事件を全国に広げることはできない。阿久根に行って、竹原市長が国家権力から、潰されることを、私ができればそれを阻止することによって、大河原さんのことも発信できる。そういう私の心は大河原さんしか分からなかった。

8.元警察官の想像を超えた市役所内部の酷さ

▲仙波副市長:ところが阿久根に行って、大きな失敗は、市役所の中がこれほど酷いとは、私は初めて知りました。230人職員がいます。今2万人ですから、だいたい1%が職員ですね。阿久根は高速道路も無い。鉄道も、列車も特急列車も通らない。新幹線も通らない。陸の孤島です。鹿児島のほうへ出て行くのに、高速道路に乗るまでに1時間かかります。下道を走ります。そういう市で、税収入は18億。人件費が23億。それだけで5億円の赤字です。で、補助金やら交付金をもらって100億円近くの市の活動をしています。そういう中で230人の職員が、市長が公募で選んだ課長以外は。230分の僅か3名だけですよ、信用できる人。その3名と、市長は2年間立った一人で、今までのことをやってきました。実態を知らないメディアや、ジャーナリストが私のことを、また市長のことを、悪く言います。江川詔子などはその最たるものです。私は、2回目、竹原市長と会うので、群馬で会う前、東京で、喫茶ルームで、1時間半くらい大喧嘩しました。仙波さんが行くのはダメみたいな。竹原さんは法律を守らない。私はあなたを取材をして本も出しているのに、絶版にしたい」という、そこまで言い切りました。「では、あなたは竹原市長を知っているのか?」「いや、会ったことが無い」「じゃあ、今から会うから紹介するよ」「会いたくない」「じゃあ、あなたは張本と、日曜日の番組でトラブルになって2ヶ月くらい降板されている。おかしいだろう?そのものを知ってから判断しろよ」と。で、私は言ってはいけないことを言いました。そんなこというから、まあ、いわゆる、彼女のバツイチですからね。そのことを察して、嫌われちゃった。そんなことで大喧嘩しましたけれど、彼女は素晴らしいんですね。感覚的には。大河原さんの裁判で電話をしたら直ぐ来てくれましてね。この事件は検察が、今こう、人気、と言いますか、悪名高い検察が、警察の言葉だけで捜査をして、彼を逮捕している。何の客観的証拠も無い。江川さんは、たった1回の口頭弁論で元検事の証言を聞いて、分かりました、と。それだけできる方ですら、竹原市長のことは報道どおり信じている。ですから3ヶ月たって、今から1ヶ月半前に電話もらったんですが、私が心配しているのが分からんですか、と。誰が心配してくれといったんですか、と。それっきり、これから縁もないと思います。ただ、今回、検察の不祥事で検察のあり方の協議会が開かれてメンバーになっておりまして。ですから15人のメンバーの中で江川さんだけが、今の検察の実態を知っています。そういう意味では期待をしています。だけど、私を入れない会議など、そんなもの絵に描いた餅であります。元最高裁判所の判事であるとか、裁判官であるとか、酷いのになると検事総長とかですね。警察庁長官、佐藤といいましたが、全員裏金にどっぷり浸かった人です。そういう者が検察の在り方?何を言っているのかと。私を入れないような警察の刷新会議とか、検察の刷新会議などは無意味です。ですが、私は、現在、阿久根に居りまして、7時半から夜の11時まで休み無しです。昼間トイレ、小さいトイレに行く時間もありません。昼ご飯を食べたのも回数は数回くらいです。それくらい塞がってますし、メディアの対応を含めてそれは一人でやっています。メディアの対応、それは一人でやっています。で、無給なんです。人に後ろ指、指されたくないんです。私のことを言うなら、お前がやってみろ、と言いたいんです。勿論、土・日休み無し。だから今回の群馬に二人で来てますけど、本当に3ヶ月ぶりの息抜きです。ですから今日お集まりの方が、非常にまあ少ないですし、発信してもなかなか変わりませんけど、彼(竹原市長)のマインドは見事ですよ。

9.弱者への想いを実現するには専決手段しかない阿久根市政の現状

▲仙波副市長:彼がもし、一口には、これなんでかっこよくいいことでなく、一番生活の苦しいかたを、少しでも幸せにしようと。この気持ちが彼の原点なんです。もし、その気持ちがなくなったら、私は阿久根にいる必要はない。ただ、そのためには専決という手段しかない。そして、さっき市長が言いました公平委員会とか、県で言うと人事委員会ですね。選挙管理委員会とか、そういう委員会は、議会の同意を得て委員を任命します。市長が出した人事案件は全件否定です。ですから、全て職員労組出身者が占めています。市長がした降格処分、所員が・・・職員が公平委員会に訴える。100%市長が悪くなります。大河原さんのこと。大河原さんはまともな方です。正義の方です。その人に対してデッチアゲで逮捕したことで、(群馬県の)人事委員会に訴えたら、彼が負けるんです。当然ですよね。人事委員長はヤメ検ですから。ところが、2万4千人の阿久根市役所では、職員の、労組出身の職員が公平委員になっているんです。そんなもの、決定が、どういう決定か分からないんです。ところが、その決定に従わなければ、皆さん、地方公務員法で彼は1年間懲役ですよ。数少ない地方公務員法の罰則のあるペナルティなんです。まもなく彼は逮捕されますよ、鹿児島地方検察庁に・・・。それが現実です。私はそういう仕事をしていましたから、どういう公文書が来たら、責任対応だと、ガサが来るのか分かります。既に3回公文書が検察庁から来ています。私はそれを1件1件つぶして今回っています。一応、昨日の段階で全件クリアをしました。クリアをしても今までの数ヶ月や1年数ヶ月の事実というのは消えません。僅か1年以下の懲役というのは、汚い言葉ですが、元警官であるションベン刑と言います。ションベン刑の事件を、三席の検事が扱うなんて、考えられない。そんなものも知っているんです。司法試験に上っていない検事が、取り扱いする事件を、なんと三席の刑事が取り扱っていますよ。私は電話しました。「国策か?」と。向こうはうろたえていましてね。「いや、たまたまです」と、「たまたまリコールの推進の時期なのか?」と、いうことで言いまして、向こうも言いました。「仙波さんの経歴は存じ上げています。しかしこの事件のことについては検察庁が捜査をします」と。「ま、それはそうだろう。大阪の二の舞をするんかい?」と僕は言いました。大阪の大坪という特捜部長、そして、佐賀という副部長、本人の前田検事。三人とも懲戒免職ね。ところが大坪さんは非常に大きな爆弾を持っています。検察法がひっくり返るくらいの彼は資料を持っています。私の推測では裏金の資料です。私は愛媛県警ですから、大坪元部長が広島地検にいた時に、担当した部下が、ある検事からそういうことを聞きました。「彼は隠蔽工作の達人である」と。それは既に何年も前から積み重ねてきました。で、今回、そのたまたま聞いた大坪という検事が、大阪特捜の部長で、今回のメインだということを報道で聞いて、なにかこう因縁というのを知りました。ですから、警察のやり方も知っているし検察のやり方も勿論知っています。ですから、竹原市長が今回身柄を取られるという可能性も残っていますけれど、私の経験則では、なんとかクリアできるだろうと、なんとか任意ではありますけれども、任意捜査はありますけれども。ところが阿久根で竹原市長は、なんと言って市民の皆さんから言われているか、当然誰にも分からないでしょう。生活の苦しいかたからは「神様」と言われています。そして、既得権益を守ろうとする議員だとか、会社の社長級は、彼を「全く敵」と言っています。

10.竹原市長のリコールの住民投票を取り仕切る選挙管理委員は自治労メンバーの市職員

▲仙波副市長:私が行ったことによって、今、大桃さんから「仙波効果」と言われましたが、そんなものはたいしたことではないんです。彼(竹原市長)のやってきた実績に対して、地元の市民の方は、心からですよ。尊敬をしてですね、支持をしている。ですから住民投票が12月5日にあります。住民投票は1万を超えている。選挙人名簿にあるのが今1万8千・・・2万ちょっとありますから1万で過半数。投票率が85%くらいですから、大体1万8千から1万7千くらいの投票数が見込まれます。ですから当然、過半数1万で軽く落ちるだろうと思われています。私の見た範囲で、この1万人の署名のうち3千人は無効です。ところが選挙管理委員会は、今言いましたように、全員です。職員労組出身者もしくは関係者ですから。それを調べる選挙管理委員会の委員、委員じゃなくて職員、市役所の職員ですね。彼らも全ては自治労の労働組合員です。そういうものが一緒になって不正をしている。ですから、それでも7000くらいの署名が集まりますから、6700で有効ですから、署名が集まったということは私はそんなに否定をしていない。だから動かないんです。問題は、住民投票で8500の、市長を支持する方がいるか、という、その方が投票に行くか行かないかが勝負です。8000人の反竹原の票は全員行きます。

11.リコール賛成派に加担するマスメディア

▲仙波副市長:ですから、「竹原市長を支持するかたは、私たちは信用しているから、指示しているから行かなくてもいいんだよね」ということを、メディアがウソを言うんです。メディアは「反対者だけが行けばいい」ということを言っています。ということは投票総数の過半数はやはり反対派、いわゆるリコール賛成派で占められる可能性が高い。それがマスコミが言うんですよ、阿久根では。ですからそういうふうな状況が今の阿久根であります。そして阿久根の法律というのは勝手に彼らがやっています。6年間。皆さんご存知ですよね。住所を転出したときは、3ヶ月前に住所を提出すれば選挙権がありますよね。転出届。阿久根では半年ですよ。阿久根方式というんですけど。そんなウソが堂々と通るんですよ、阿久根では。私が居なければ、この公文書の訂正はなかったです。私を相手に、そんなウソの公文書を出すんですよ。選挙管理委員会の名前で職員が。だから呼びつけて「調査しろ」と言ったら、「いや、こういう規定があるんです」と言った。「間違っていたらどうする?」と言ったら1週間かけて弁明の材料をズラーッと洗い出して、そして訂正した。3ヶ月にした。だから、週一回の朝会で、月曜日なら8時からやりますが、今週の月曜日、市長と私がやりました。その席上で18人の課長を前に言いました。選挙管理委員会の係長ですが、「こういう不正がある。これは故意もしくは重大な過失であって、懲罰委員会でこの人たちが書いたことについて、最高懲戒免職を含む懲戒処分をする」ということを係長に伝えました。市長が選んだ3人の公募の課長以外、全員が下を向きました。で、懲戒免職というふうに断定をせずに言った。最高は懲戒免職と。そういうことで、その職員は当然懲戒処分です。捜査のプロの私を騙そうとするんですね。

12.投票用紙の増し刷りや不在者投票箱の鍵の管理も自治労メンバーの市職員

▲仙波副市長:もう、とにもかくにも、こんなんですね。で私がその職員をなぜ処分するのかと言うと、彼は投票箱さえも管理するんですから。投票用紙でさえも不正が高いんです。彼が鍵を持っているんですから。不在者投票は市役所でやります。それを彼が鍵を持っているんです。入場券ならいざしらず、投票用紙を彼らが余分に刷っていることも、当然そういう情報が入ってきます。竹原信一市長のリコール賛成と書いてあると彼は失職しますが、「反対」と書いてあれば彼は取り替えることも可能なんです。東南アジアのフィリピン以下ですよ。その中でたった一人ですよ。そんなこんなで、3ヶ月経ちましたけども、本当に行政の中の異常事が彼は許せないということで、本当に素晴らしい改革をやっています。当然、総務大臣の片山さんにも、ちょっと行き過ぎた発言があったので、私はコメントしました。今年1月15日に鹿児島で、(片山氏が)慶応の教授の時に、鹿児島に来て、議員の中の研修で、「地方自治の問題については地方によって百人百様だと。どれが正しいかは地方自治については分からない。最後は最高裁判所の判断に従うべきだ」と言った男が、「損害金の負担に、阿久根の市長のやった専決は違法だ」と言った。それを言っておきながら最後に「これは総務大臣としてではなく、地方自治に関心のある者の発言だ」とトーンダウンしましたが、私はそのことで、「あまりにも軽率過ぎる。職権乱用である。越権行為である。自分のことばを忘れては困る」と発言すると、そのことが、読売新聞に載りました。そのため彼は阿久根の問題を何一つしゃべらない。そして今の総務省の見解は、「竹原市長のした専決が違法であるか適法があるかは、今はわからない」という対応になっている。私は言っている。「違法の疑いがある」と言うならいいけども、「違法だ」と断定するなら裁判をして白黒をつければよい。判決が確定したら従えばよい。そんなこんなしてもですね。

13.高給の歳費や給与に連綿とする議員や自治労メンバーの職員が、日本の地方自治をダメにする

▲仙波副市長:この地方自治が根本的にいい社会をつくることが現実的に竹原市長以外では不可能なんです。彼は市長の座に連綿と全くしていません。1日も早く市長を辞めたいんです。私も彼が辞めてくれると、辞められますから、年金もくれますし愛媛に帰れますし、私もそのほうが本当は嬉しいんです。だけども、これほどの人間が自分の全てをかけて、阿久根の生活に苦しんでいる人を助けようとしている。そういうわけです。12月5日に住民投票で負ける可能性は高い。だけど100%負けるわけではありません。ですから最悪でも1月の本選挙では彼は再選されますけども、できれば12月5日の住民投票でクリアしたい。それで、議会リコールも今始まっています。今月25日に議会リコールの署名数を集めて提示します。これも成立しています。そうなるとメディアが、議員に対して、議会に対して、8000以上の署名が集まったら、6700で有効ですから、「8000以上の署名が集まったら自由解散したほうがいいですよ」と、メディア自身が煽っています。ですからそういう点も含めて、いろいろなものが阿久根ではまだまだ起こります。だけど、竹原市長が、市長を続けて、議会もいい方向になり、そして、市役所の春の市会議員の選挙も竹原派が押さえて、阿久根が、公益の独裁と言いますか、正義の独裁ができた時には、私はもう家に帰って、大河原さんの身分回復に全力で残った時間を過ごしたいと、送りたいとこう思います。ですから私の職員労組に対する発言が誤解を招いて、いろいろ大きくなっていますが、しかし誤解するものは誤解すればいいんです。

14.竹原市長と仙波副市長を支える阿久根市民の温かいエピソード

▲仙波副市長:ですが、そういう気持ちで阿久根に行っておりますので、皆さんにカンパしていただいて、4万円くらい家賃を、と言いません。私は本を書いていますから、月に1本月刊誌も書いているので何とかそのお金でアパート代くらいは出ます。ですからまあ何とか。それと、私は夏に行きましたから、布団の夏布団とですね、そして夏のスーツ5着と、茶碗一つそして靴3足、車に乗る分しか持っていません。でも秋が来て、冬がもすぐ来ますが、どうしようかなと思いましたら、何と市長の支持者から、私はバーバリーのネクタイに拘っていますが、布団がですよ、バーバリーなんですよ(拍手)。それも羽毛ですよ(爆笑)。それが、来るんですから。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機。阿久根市長の支持者から、全部用意してあります。見事な市民の皆さんですね。一時期は玄関にいつもご飯がズラーッとならんでいるんですよ。しかし、これ警察に毒もられてるかもしれないというので、残念ながら辞退することにして、それから紙を張って、「不在の時はよこさないでいただけますか」ということで、何回か繰り返した今は、そのようなのはありません。ですから、帰る時間になりますとね。今日は私の家に食事に来ていただきたい。今日はここですと。餓死しない程度に市長の支援者からそういう食料のカンパをいただいています。ですから、そういう意味で、私の人生で、これほど忙しく7時半から23時までやっていますが、私の印鑑一つで年間100億の予算が動くんですよ。私の印鑑一つです。それで、私のところで3億、4億のカネを止めています。余りにも酷い使われ方をしますから。で、そういう状態で居てもストレス全くありません。肩こりも全くありません。非常に楽しくやっています。どうかそういうことでご理解をしていただきたいと思います。(拍手)

●主催者:仙波さんは、たいしたことは無いと言うことですが、竹原さんがやったことは私共充分分かったすごいことですが、仙波さんが言ったことによって竹原さんがまるくなったという話もいただいております。第一に、竹原さんの妹さんが非常に喜んでおりましたので報告しておきます。

◆竹原市長:えっ、ほんと。

●主催者:仙波効果は絶大です。

◆竹原市長:そうかなあ。

●主催者:賛成派の議員に聞きましたところ、投票箱の管理が大変だと。見張っていなければダメだと。それと不在者投票箱の鍵も、それが不正のある可能性もあると。投票以前の問題があるということを聞いて、私もびっくりして帰ってきたんですけど。ここで5分間の休憩を入れたいと思います・・・。
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■竹原市長の話を聞いていた当会の事務局長である私は、15年前の安中市土地開発公社51億円巨額詐欺横領事件の発覚で、当時の安中市長が市長の座を投げ出し、急遽告示された出直し市長選で、市民団体代表として初めて出馬した当時を回想していました。

 おそらく、タゴ51億円事件を起こした安中市役所の実態も阿久根市と同じか、それ以上酷い状況だったと思います。数多くの市の幹部、OB、職員がタゴを巡るカネの恩恵に関係していました。しかし、その関係を市民にバラされることは決して避けなければなりません。だから、出直し市長選挙期間中の市役所は連日、夜遅くまで煌々と明かりが灯っていました。

 市民団体代表の候補がもし市長に当選して市役所に入り込んできて、事件の真相を調査されたら、それまで営々と築き上げてきた役人としての利権が全部パーになります。同じことが、タゴにたかっていた議員らにも言えます。だから、彼らは必死で自分らの利権を擁護して、巨額詐欺横領事件の真相を隠蔽するために、市民団体候補の当選阻止を図ったのでした。

■私は、竹原市長の話を聞いて、まさに、もし15年前の出直し市長選挙で当選していたならば、同じようなことを考えて実行したに違いない、と思い、休憩時間にそのように竹原市長に伝えました。そして、私は「このような阿久根市政の報告会を、史上最大級の巨額詐欺横領事件を15年前に起こした自治体である安中市で開催していただいたことに対して、最大の謝辞を贈りたい」と竹原市長らと主催者に伝えました。

 投票箱の管理や投票用紙の増し刷り疑惑は、日本の自治体では常にどこでも付きまとっています。内乱や腐敗のために公平、公正、公明な民主主義政権が育たない途上国に対して、公正な選挙管理の実現のために国連が主導して、先進国から選挙監視団が派遣されることがありますが、実は「灯台もと暗し」だったのです。しかし、肝心の我が国の地方自治体が、途上国以下の地方自治の実態にあることを、マスコミは誰も市民に知らせようとしません。それどころか、問題の根源を隠そうとする自治体側に加担するのです。

■阿久根市で起きている出来事は、新しい地方自治の実現に向けた萌芽だと、私は考えています。ここまで住民の力を得て実現できたのは、権力に連綿とせず、常に弱者の立場を考えて行動できる竹原市長の資質と、それを十分に理解している阿久根市住民の先見性と真理探求性の賜物だと思います。竹原市長にはなにより、信頼のおける参謀が付いていることが強みです。

 日本の警察官は間違いなく世界で最も優秀なレベルにありますが、その優秀性を歪めてきたのは、社会常識に欠けたキャリヤ組がこれまでに築き上げてきた裏金捻出手口に象徴される、異常な組織忠誠心の醸成であり、自分の都合のよい組織にしようと努力した結果招いた「組織の変質」だったのでした。

 だから、本体の警察組織では、鼻つまみ者扱いされた元警察官が、自治体の副市長という権限を与えられたとき、その能力は遺憾なく開花し発揮されることが証明されたということができます。その能力に着目した竹原市長の審美眼は、やはり驚嘆に値すると思います。

■その竹原、仙波コンビに、明日から群馬県警の元警察官が加わります。検察やマスコミにどんなに妨害されようと、公正な住民投票の実現を果たすためには、これほど強力な布陣は無いと思われます。地元群馬県の誇る最も警察官らしい警察官である大河原氏が阿久根市の改革に一役買う機会を与えられたことは、彼を支援している地元のオンブズマン組織の代表として、また、15年前に初めて首長選に挑戦し、その後も引き続き3回挑戦したことのある者として、名誉であり、誇りに思う次第です。大河原氏には、今度は行政の中で、その卓越した正義感と分析力と行動力で、活躍されることを祈念いたします。

【ひらく会事務局】
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