2010/12/21  23:49

地元住民の先祖代々の墓地の直近にサンパイ場を作った東邦亜鉛のカドミ公害から変わらぬ二枚舌的体質(1)  東邦亜鉛カドミウム公害問題

■先日の土曜日、12月18日に、実に30数年ぶりに、東邦亜鉛株式会社による、地元岩野谷地区の住民を対象とした地元説明会が開催されました。

 東邦亜鉛安中製錬所といえば、昭和40年代にカドミウム公害問題を起こしたことで、全国的に有名ですが、現在は非鉄金属産業の一翼を担う会社として、過去の公害問題はどこへやら。空前の円高に苦しむわが国の輸出企業を尻目に、円高を十二分に享受して、今年度の利益も上方修正の繰り返しとなっています。

 しかし、長年にわたって安中製錬所から排出され続けたカドミウムや亜鉛、鉛、水銀、砒素などの重金属は周辺の農地や住宅地に、降下煤塵として降り注いできました。原因者である東邦亜鉛は、公害問題で騒がれてから既に40年以上経過しているにもかかわらず、自社の公害防止設備の設置を監督官庁の指導の下に逸早く行っただけで、周辺の汚染土壌は一部の水田を除いて、特に野殿や岩井地区の畑地は手付かずのまま放置されており、安全、安心な住環境、営農環境、食料環境に重大な問題を残しています。

 その東邦亜鉛が、珍しく住民説明会を開催する、というのですから、その裏に何かがあるに違いない、と不安に感じた地元住民が、12月19日(土)午後1時半から岩野谷公民館2階に集まりました。そして、住民の不安は的中したのでした。



■岩野谷地区に東邦亜鉛の住民説明会の案内チラシが回覧板で配布されたのは、今年11月下旬でした。

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平成22年12月 日
岩野谷地区 各位
     岩野谷地区  代表区長 高橋一夫
東邦亜鉛鰍ノよる地元説明会のお知らせ
 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、東邦亜鉛活タ中製錬所より、岩野谷地区の皆様に対して、工場を管理監督する適用法令の変更と、新工場建設に関して、地元説明会を実施したいと申し入れがありましたので、下記により説明会を実施いたします。
 ご多忙中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご参加頂きますようお願いします。
     記
1.期 日 平成22年12月18日(土)13時30分より
2.場 所 岩野谷公民館
3.内 容 1)適用法令と管理監督官庁の変更について
      2)新工場建設に関する報告
4.対 象 岩野谷地区 居住者
5.説明者 東邦亜鉛活タ中製錬所
6.立ち合い(予定)
      関東東北産業保安監督部
      安中市市民部
以上
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事前に東邦亜鉛が地元区長らに依頼して、地元民に回覧板で回覧された案内チラシ。これにはサンパイ処分場のことは全く記されていなかった。

■当日、約40名ほどの岩野谷地区住民らが公民館に集まりました。以下は、そのときの会社側と住民側のやり取りの模様です。

地元代表区長:皆さん今日は。私は岩野谷地区の代表区長の高橋と申します。今日は暮れの土曜日の寒い中、このような皆様方に、ご出席頂きまして本当にもったいないことであります。今日は東邦亜鉛の新工場と法律について説明があろうかと思いますけど、このお話につきましては10月19日に、私の方へ、新工場稼動前に、地域の皆さんに説明をしたい、ということでお話がありました。その後2回、3回と打合せを通じて、今日の運びになりました。東邦亜鉛の方から細かい説明がなされるかと思います。最後に質問を受けると思いますので、いろいろな疑問点がありましたら、どうぞよろしくお願いします。

東邦亜鉛司会:岩野谷地区の皆様、たいへんご苦労様です。本日は師走のご多用中にも拘らず私共東邦亜鉛の説明会にご参集頂き、真に有難うございます。私は安中製錬所の環境管理担当の中島と申します。本日の説明会の司会を担当させて頂きますので宜しくお願いをいたします。それではまず、会社の出席者についてご紹介をさせて頂きます。安中製錬所環境管理室長の津金でございます。

環境管理室長:よろしくお願いいたします。

司会:安中製錬所事務部長の吉沢でございます。

事務部長:吉澤と申します。よろしくお願いします。

司会:本社環境管理部長の冨沢でございます。

本社部長:冨沢でございます。よろしくお願い申し上げます。

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司会:以上、3名を中心に本日はご説明をさせていただきます。また、行政より、立会人としてご出席を頂いている皆様をご紹介いたします。(経済産業省)関東東北産業保安監督部鉱害防止課からは、滝田敏宏鉱務監督官と平田憲司鉱務監督官にご出席をいただいております。

経産省職員ら:・・・(起立して無言でお辞儀)
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司会:群馬県環境森林部からは、廃棄物政策課の小原靖弘次長と吉田勝彦係長にご出席を頂いております

県職員ら:・・・(起立して無言でお辞儀)
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司会:安中市の市民部からは、環境推進課の須藤洋一課長と廃棄対策係の真下明係長にご出席を頂いております・。

市職員ら:・・・(起立して無言でお辞儀)
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司会:それでは、さっそくですが、主催者を代表いたしまして安中製錬所事務部長の吉澤勇夫よりご挨拶を申し上げます。

事務部長:はい。えー、東邦亜鉛安中製錬所の事務部を担当しております吉澤と申します。本日は当社の地元説明会のご案内をしたところ、師走のご多用事にもかかわらず大勢の皆様にご参加頂き、まことにありがとうございます。また、説明会の開催に当たりましては、岩野谷地区の高橋代表区長様はじめ各地区の区長様並びに地区役員の皆様には大変なご足労を頂きましたことに、この場を借りて御礼申し上げます。また、本日は、日頃我々の事業活動をご指導頂いております行政の窓口の皆さんに、立会人という形でご参加を頂いております。真に有難うございます。当社はこの地に工場を構え今年で73年目を数えます。この間、過去には地元の皆さんとの対話不足や説明不足の為に、トラブルを生じさせたことも事実であります。現在当社は、過去の出来事の強い反省のもとに、地域との共存共栄を経営の第一の柱に据え、事業活動を展開しております。おかげ様を持ちまして、激動する厳しい経済環境下にありますけども、曲がりなりにも一定の収益を確保しながら、国内の素材産業の一翼を担いつつ、地元企業としての責任も果たすことが出来ていると自負をしております。これもひとえに地元の皆様のご理解とご支援の賜物と、心より感謝を申し上げます。さて、本日の説明会でありますが、まず第1点目は当社の事業活動を基本的に管理する適用法令が変更されまして、管理の主体がこれまでの国から、県に移行されることになりました。移行に関する諸手続について、これまで国及び県のご指導を賜りながら進めてまいりましたが、最終的にはまず地元の皆さんへ報告手続きを行いまして、その後、実行に移りたいというふうに考えております。また、2点目として、工場東側に新しい工場を建設中であります。この工場は来年の4月に稼動させる計画で、現在進めております。この新工場については、後ほどまた詳しくご報告しますが、場内の一部の設備を新しく更新するという工事でございまして、新しい事業を始めるとか、あるいは、生産量を変更するとか、そういう事は一切ございません。ま、しかし、稼動の前にですね、その内容を皆さんにお知らせし、安心をして頂くことが重要だと、いうことで本日報告会をさして頂くという事でございます。以上2点につきまして只今より説明会を開催さしてもらいますが、貴重なお時間を頂いての説明会であります。ご参加の皆様に当社の事業活動を正しくご理解頂けるよう、精一杯努めますので何とぞ宜しくお願い申し上げます。簡単ではございますが、冒頭のご挨拶に代えさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

東邦亜鉛司会:それではまず適用法令の変更に関しまして、本社環境管理部長の冨沢芳幸よりご説明をさせて頂きます。

環境管理部長:本社環境管理部の冨沢でございます。宜しくお願い致します。私の方から安中製錬所を管理する法律の変更について、概略をご説明させて頂きます。その中身が二つに分かれておりまして、一つは管理する法律の変更の経緯、どうして変わったのかということ。もう一つはこの管理、法律の変更に伴いまして、後ほど説明いたしますけれども、安中製錬所内の埋立場。要は廃棄物を処分する場所でございます。の届出手続きについてご説明いたします。まず初めに法律の変更経緯についてご説明いたします。私共安中製錬所は、鉱山から掘り出した鉱石を亜鉛という金属に製錬する工場としまして、国の法律であります鉱山保安法、という特別の法律で管理されております。精錬所というのは、鉱山のそばにある、要は山のそばにあるというのが通常でありますが、当安中製錬所は長崎県対馬市、朝鮮半島の方ですね、玄界灘の方に対馬という島でございますが、そこにある対州(たいしゅう)鉱山からの鉱石を使用して、かつ海外、カナダですとかオーストラリアとか、そういうところからの鉱石を購入して製錬をしているということで、法律の定義から行きますと、こちらに書いてございます遠隔地附属施設、まあ通称は遠隔地附属製錬所と言いますけれど、こういう位置付けの下で鉱山保安法の中で、ここにちょっと書いてございますが、排水、水と鉱さい、それから鉱煙、鉱煙というのは排ガスのことでございます。この3つに関して鉱害防止についての管理を受けております。その他、騒音ですとか、振動ですとか、そういう環境規制、それと安全衛生関係については、群馬県関係の一般法での中で労働安全衛生法だとか、振動規制法、そういうものの適用を受けております、したがい、一方、私共みたいな遠隔地の附属製錬所ではなくて、使用する鉱石全てを輸入に頼っている製錬所もございます。こちらは、独立精錬所という呼び方の中で、全て環境規制については鉱山保安法ではなくて、一般の環境規制法令の適用を受けていることでございます。で、平成17年4月、今から5年前でございますけれども、鉱山保安法が見直されまして、自分の会社の鉱石、すなわち私達は対州鉱山でございますけども、そういう鉱石を使用せずに製錬事業を行う製錬所は、こちらの独立製錬所ということで、要は一般法の適用になるという改正がございました。それに伴いまして、今回、代わるということをご説明をさせて頂いております。えー、国の管理であります鉱山保安法から、今度、群馬県の管理となる一般法で変更となった場合、何が違うか。ここにも書いてございますけれども殆ど変わりません。鉱山保安法・・こちらに書いてございますけども、鉱山保安法の中には、先ほども言いましたように排水と鉱煙、煙です。埋立場、廃棄物に係るものですが、これらは全て鉱山保安法という一つの法律の中で規制を受けております。しかしながら、一般法というのは、水というのは水質汚濁防止法という法律があり、煙につきましては大気汚染防止法という法律があり、埋立場、これは廃棄物でございますけども、これについては廃棄物処理法という、夫々の個別法律で管理されています。製錬所から排水や鉱煙、まあ排ガス、の処理状況ですとか、排出状況については、現在も安中精錬所担当による定期的な測定等によって管理しており、一般法、すなわち群馬県の方の管理に移っても、これらの管理に変わることはございません。それからもう一つ、今が変更経緯でございます。もう一つ、今度、管理されるのは、鉱山保安法から一般法に変わるということで、既に鉱山保安法で手続を、このような新規残土置場という名称のものを、鉱山保安規則法によるこの手続によりまして、既に完成をした埋立場についての届出を、改めて、法律が変わるということで、廃棄物処理法に基づく手続を行うことの説明をさせて頂きます。
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環境管理部長:で、この埋立場は、安中製錬所内から発生する廃棄物を処分する為に、平成19年の4月に計画の届出をいたしまして、平成20年の2月に完成した施設でございます。平成20年2月に完成させて以降、現在まで、未使用でございます。要は出来た状態のままになってございます。この施設につきましては、おおよそ20年、使用が出来る設計になってございます。この埋立場は、どういうものを入れるかと言いますと、こちらにも書いてございます建設廃材ですとか、ゴム屑のような安定五品目と法律で呼ばれております、これらのものを処分するとしております。外部、即ち安中製錬所以外からのごみは持ってまいりません。あくまでも安中製錬所内で発生したものだけを処分するものでございます。で、この安定五品目の処分に際しましては、各職場で必ず分別する、安中製錬所でもいろんな職場がございます。総務課という事務所もあれば、現場の方で煙を管理する職場、水を管理する職場等々ございますけども、そちらの職場で必ず分別する施設というものを持っておりまして、更には安中製錬所、今日ここに環境担当がおりますけども、この環境担当者が定期的に留意しまして、その安定五品目以外のものは処分させないという、管理するシステムを構築してございます。で、その埋立場なるものの位置でございます。これにつきましては製錬所最上部、今こちらが安中駅前でございますが、一番山の上、こちらのこのオレンジ色の部分。ちょうどこちらが野殿地区になろうかと思いますが、この一番山の上のこの部分に、施設を作ってございます。この作りました施設の構造について、ご説明をさせて頂きます。この埋立地は、最終処分場でございますけれども、構造は先ほども申しましたように、処分するものは安定五品目ということで作ってございますけども、法律上はこの処分場というのは素掘り、いわゆる土に穴を掘っている状態でいいわけでございますけども、会社としましては更なる安全を期して、シート、遮水シート、ちょうどこのあの黒い部分なんですけれども、この黒い部分に遮水シートを張りまして、そのシートの保護のために、保護マット、土側のほうに保護マットを入れ、この上には、この遮水シートが、太陽光でやられないための遮光保護マットということで3重構造にした対策をとっております。それからさらに、当然屋外でございますので雨が降ります。雨が降るとこれらは大きなプールになっておりますので、水が溜まります。その水は、この中に配水管を設置してございますので、その配水管を通して、水抜きを行いまして、安中製錬所内の排水処理工場に送って、完全な綺麗な水にしまして、河川に流すということにしてございます。また、この埋立場の周囲にも当然雨が降りますので、その降った水がこの中に流れ込まないように、周囲にコンクリート製のU字溝を、ここで水をカットいたしまして、こちらから、こちらに流れ込まないような形にしまして、この水も水処理工場に送りまして、処理するという構造にしてございます。それから、ここに廃棄物を入れた時に、ここのシート、厚さが10mm、1.5mm、10mmでございますけども、このシートを保護する意味で、ここに保護層、山砂を入れます。ですから、一番丁寧に山砂を入れ、だんだん上に上がってきたら、この側面にも山砂が入りまして、このシートの保護を行います。ということで、廃棄物によってこのシートが破れない、そういう対策も行います。で、こちらが現在もう出来上がった写真でございます。これが、あの野殿地区のかたから見ますと、一番山の上で、煙突から煙が出ている排気塔でございます。こちら側に昔の学園という、コンクリートの建物がありますが、その前にこういう施設の穴がありまして、ここにちょっと色が見ずらくて申し訳ないのですが、緑色のこれが遮光保護マットでございます。そして、これが、先ほど申しましたように、周囲に降った雨が、この中に入らないようにする為のU字溝が、周囲にずーっと設置してございます。で、この部分、この白くなっておりますけども、これはこのシートがずり落ちない為にコンクリートで押さえてある部分でございます。
最後になりますけども、私共は、管理監督機関が国から県になり、また適用法令が先ほど言いましたように、鉱山保安法から一般法に変わりましても、周辺の皆様方にご迷惑を掛けないよう、環境保全対策に関しては万難を排していく決意でございます。以上で私からの説明を終わらせて頂きます。有難うございました。

司会:只今の説明に対しまして、ご質問があったらお答えしたいと思います。質問のある方はございますか。

住民A:はい。着席のまま質問させて下さい。野殿980番地の小川でございます。あの煙突から約300mくらいのところに住んでおりまして、私の耕作地は近いところでは150mのところにも数箇所ございますけども、いまのお話ですと、安定型五品目を埋める1万5000立米ですか。で、山砂等々を入れて安全にやるというのですけれども、実際に埋め込む廃棄物の量そのものの立米、およびその比重、トン数というのはどのくらいになりますか?

事務部長:・・・あの、計画ではですね。平均では1ヶ月40立米にしたいと思っています。ただあのう、工事とかで出る場合のあるのでMaxで、140立米くらい出る月もあるんですけども平均40立米で設計をしております。

住民A:それから・・・すいません、有難うございました。次に、御社の事業の活動によって廃棄されたゴミしか埋め込まないということなんですけども、私は時々あそこに行きますと今廃乾電池が山積みされていますよね。最近全く減った風情がありませんが、中にはドラム缶がもう錆びて非常に腐食しているのもありますけども、例えばですね。あれどうやって処理しているか分かりませんけども、マンガン乾電池等を受け入れた時にですね。いまおそらくマンガンを再生してもペイしないと思いますけども、それもあそこにぶち込むんですか?

事務部長:電池の処理に関しましては、当社の場合、一般廃棄物の処理業も持っておりまして、まあ産業廃棄物ということで、処理をしております。で、基本的に、一時保管しているのは、それをですね。どう処理しているかと言うと、原料として再利用する。あのう、電池に含まれています20%くらいの亜鉛を原料として使う為に、まあいろいろな前処理をして原料として炉に入れて使っております。まあ、マンガン自体をお金にするというのも、どっちかというと亜鉛なんですけれども、亜鉛の原料ということで、使ってます。であのう、ドラム缶、大変多く見えると思うんですけども、移動するのにドラム缶を使ってまして、空のドラム缶も結構あるものですから、ちょっと多く見えるかもしれませんけども、一応、原料という形での保管となっていますのでご理解をいただきたいと思います。

住民A:今のお話ですと、マンガンの処理についてお答え頂いてないんですけども、このマンガンはどう処理されるんでしょうか。

事務部長:マンガンも亜鉛と一緒に燃やします。で、ですね、あの、マンガンは一部、製錬用材としても鉄を酸化するための補助材としても使っておりますので、工程の中で鉱石と一緒に混ぜてやることで、その、マンガンとしての機能も果たすと。酸化材としてのですね。そういった利用の仕方もしながら、基本的には焼いて、そういうふうになり易く、反応し易くして使っております。

住民A:そうしますと、例のリータリーキルンで、1200度くらいで溶かして鉱さいとして外部に排出すると、セメント原料に、ということなんでしょうか?

事務部長:いえ、ちょっと、あの・・代わって。

環境管理部長:・・・冨沢でございまして、今あの小川さんので、マンガンについて吉沢が申しましたように、系内で使いますけれども、キルンに入れましても、最終的には鉱さいの中に入ってもそれは、クリンカーという鉄さいが出ますので、その中に一部入りますけども、殆どマンガンにつきましては、電池をそもそも砕いた段階で系内のほうで使います。強いものは。ということでご理解頂ければありがたいんですけども。決して外には、外部排出とか、埋立てるということはございません。

住民A:要するに焼結合金とか、どういう形で、リユース、リサイクルされるつもりなのか、はっきり説明して頂かないと、そういう得体の知れないものが、特にマンガンというのは、本当はリサイクルすればいいんでしょうけども、おそらく業界の話ですと、今、安いもんだから買った方が安い、ということなんで、どうするんかなと思って今聞いているわけですよ。だったら、乾電池リサイクル事業を止めるとか、そういう方針を示して頂かない限り、外部からのものは一切そこに入れないとおっしゃりながら、おっしゃりながら、実際には輸入鉱石等々、鉛バッテリー事業にしてもですね。原料はみな外から入れるわけでしょう?さっきの独立製錬所という定義がございましたけども。だから、何を入って何を外に出すのかということをきちんと示してもらわないと、また汚染土壌等に、またこれは後で説明しますけれども、そこ、お願いしますよ。もし、今きっちり説明できないのであれば、後でまた資料を頂ければいいですけども。他に質問されたい方もいるので、ここは細かく質問しませんけどもね、

環境管理部長:あの、今小川さんが言われたように、もともと最終処分場に入れますものは、先ほどご説明しましたけども、建設廃材とか、ゴム屑、プラスチックということで、基本的にはマンガンは入りません。まず、それは入りません。

住民A:わかりました。

環境管理部長:乾電池につきましては、処理をして、製錬、先ほど小川さんが言いましたように、培焼炉とロータリーキルンという炉で燃やしまして、それは、亜鉛は電気亜鉛で製品として回収し、マンガンにつきましては、先ほどがうちの吉澤が申しましたように酸化用材としまして系内で既に使っておりますので、その一助として工程内で有効活用するということでございます。

住民A:すいません。それでね。今お話しがあった、ここに埋め込むのは建設廃材と安定五品目と。で、安定五品目の場合ですとですね、ちょっとスライド出してもらいます?(スライドをスクリーンに映す)で、今ここに掲げられた5つのものを見ますと、まずですね。毎月、コンスタントに40立米、Maxで150立米出ると、今、ご説明なんですけども、もともと御社は装置産業でですね、この中に出るような屑といったら、無いでしょう?一体何がでるんですか?だから今言ったように、私が心配したのは、今こう言っておきながら、ややこしい重金属類の混じったものをここに埋め込むのではないか、という心配を皆さん、するわけですよ。近隣住民はね。ちょっと、その辺ね、整合性が取れないと思うんで、申し訳ないけど説明してもらえません?お願いします。例えば建設廃材といったら、今、スクラップアンドビルトでつくっているやつのあれを業者に頼むと高いから、今どこかに溜め込んでいるんで、それを浮かす為に自前のものを作って埋めちまえばコストが安くなるんでしょうけども、そういうことを狙っていらっしゃるのか率直な意見を聞かせてください。

事務部長:じゃあのう、建築廃材でですね。例えば炉の壁の材料とかですね。そうした部分はやっぱり・・・要は補修、補修用です。炉を維持したり建物を維持したり、木は埋めませんけどもそういったもの、レンガとか、そういったものが発生します。それを、まあ建築廃材、コンクリートとかでやってます。ゴムなんかもベルトコンベアとか、それからポンプの部品とかありまして、まあそれを・・細かくしなくちゃいけないんですけども、そういう形にして埋めるとか。それから廃プラスチックについては、所内いっぱい縦横無尽に走っている塩ビ製のパイプとかもございます。まあ、こういうのは実際リサイクルも一部しているんですけども、そういったかけらとかですね。そういったものが出てくるということで、主にそういったですね、補修をしたものの、使用済みのものが非常に多いということであります。でもお答えになっているかどうか・・。

住民A:すいません。あのですね。私は、東邦亜鉛さんは非常にリサイクル、リユース、あの例のカドミウム公害でですね。反省されて、業界でもトップクラスのゼロ・エミッション企業を目指して居らっしゃると思っていたんですけども、なぜいまさら、こんな1万何千立米のものを北野殿のお墓の直ぐ近くに作るんかと非常に疑問に思っているんですよ。今お話しが合ったように、建設廃材等が出たら、クリンカーとか云々があるけれど、焼いてですね、すぐ隣りにある井上工業(道路)のアスファルトの原料にしてくれとかですね。リユース、リサイクルの努力が足りないのではないですか?それからゴム屑等、カロリーのあるものでしたら、キルンの助燃材に使えばいいじゃないですか。なぜそういうところでまともに、すぐ耕作地に近い、北野殿の裏手のご先祖様の住むお墓の近くにこんなでかい穴を作って埋めるんですか?私は疑問ですよ。
もっと言わせてもらいます。もっと言わせてもらいます。御社は、今年度の業績見るとオーストラリアの鉱山を買う時の費用が円高のおかげで3分に1で済んだと。で、新しいスクラップアンドビルトの電解工場も80億円掛けていらっしゃるんですね。だったらですね、これの上に、屋根を掛けたらどうですか。もう作っちゃんたんでしょう。雨水が入るようなことをせずに。でそれからですね、本当だったら遮蔽型の、遮断型の処分場にすべきですよ。コンクリートで囲ってですね。そのぐらいのことをしてもらわないと、しかもそれくらいのことが御社には求められているわけですよ。ぜひ再考をお願いしますよ。屋根をかけるのは簡単でしょう。要するに雨水が混じらないようにすれば、重金属の入ったものを。何が入るか私ら管理できませんから。塀の外でですから。で、御社の既存のシックナー等、あそこに流し込んで、後はそこで中和かなんかして、そこのパイプで鐘ケ淵のあそこに放流されるんでしょうけども、やはりね。無用なところは避けて欲しい。つまりそれだけ既存の設備も負荷がかかるわけですよ。で、そういったものは、負荷がかかるから、そこも増強するとか、改善するとか、そういう説明もなしに、ただ安定型だから、有毒なものは出ないから、このままね、皆さんに説明して、はあもう稼動してですね、後は誰もフォロー出来ないわけですよ。だったら、私共もね、お願いするのは、完全な遮断型で、雨水も無くね。で、要するに現存の設備に負荷をかかることもなく、周辺環境に余計な粉塵等ですね。これ以上降下煤塵として撒き散らすことのないような、そういう設備をお願いし増すというふうに強く望みます。お願いします。

事務部長:いま、いろいろアイデアっていうか、方法については、いろいろあると思うんですけども、その我々の基準としては、一般法にもらっている法律を守ることによって、皆さんにぜひご理解を頂きたいんです。まあ、屋根を付ける必要があるかどうか、或いは完全なプールにして、やる必要があるかというようなことについては一度法律の範囲の中で、検討させて頂きたいというふうに思っています。

住民A:まあそういうお答えをされるというのは、背景はいろいろおありなんでしょうけども、私もここで生まれて育っていろいろな経緯を見てきまして、御社が法律を守らないからこそ、守らなかったこそ、こういった問題が出てきているわけですよ、いろいろな面でね。だから、法律をきちんと守って頂きたいということはお願いしますし、ただ、それが既存の普通の法律でなくて、我々住民、ずーっとこれから死ぬまで、我々はそこで耕作して、息、大気を吸って、汚染土壌の上で暮らさなければいけないんですけども、ひとつ、そこはね、特段の配慮をお願いしたいと思います。おカネがあるはずですから、皆さんはね。それとすいません。金属屑と書いてあるんですけども、鉄サビ等、その「など」というところについてもう少し説明をお願いします。金属屑、皆さんが出す金属屑というのは鉄。それは亜鉛鉱石には鉄分がかなり含まれているようですけど、そのほかの水銀とか鉛とか砒素とか、もろもろ入っているわけですよ。カドミウムを含めてね。で、ちょっと「など」というのが気になるのでご説明お願いします。

環境管理部長:あのう、確かに「など」というのは非常に広範囲になってしまいますけれども、私共が考えておりますのは、例えば、ここに書いてある鉄サビの他にですね。あとは私のほうも火でタバコを吸っていまして、タバコのライター。あれもプラスチックと金属が引っ付いていますよね。鉄みたいな。そういうなものもイメージして、金属と言っています。決してあの、鉛だとかカドミだとか、砒素だとか、そういう金属は一切考えてございません。入るのは主体とすれば鉄が主かなと。そのくらいしか考えていません。

住民A:あの、すいません。金属というと、最近中国で話題になっているレアメタル、あれも金属じゃないんですか。特に今言ったカドミウム、一時ニッカドで御社もいろいろ回収していたようですけども、今どうやって処分しているのか、私も業界のことは知りませんが、要するに、金属、それからその化合物、副産物。でまあ、それから廃棄物ですよね、これ捨てるんだったら。要するにリサイクルしようと思ってそこからですね。御社に言うのは釈迦に説法ですけども、今の技術を使ってですね。特定の物質を抜き取ったあとの、どうしようもない物というのが残るわけですよ。これを限りなくゼロにしてほしいというので、皆様もそういうふうにして社会的貢献を果たすために、いろいろ技術を磨かれていると思うんですが。ただし「など」と言った時に、それがどのくらいものが、どんなものが入るのかということは、我々非常に心配なわけなんですよ。そうでなくても我々は、公害でいろいろ痛めつけられていますからね。それが今ここで説明できないのであったら、あとでいろいろな文書で、頂いてもいいんですけども、こで是非配慮をお願いしますよ。あの、分かりやすい説明というか、いろいろ比喩でもって説明をしても、やはり具体的にきちんと、明確に説明してもらわないと、我々としては非常に心配です。で、他にもいらっしゃるかもしれませんけども、私の最後のお願いとしては、この岩野谷ではとにかくね。安定五品目とか、管理型とか、そういう触れ込みで、民間、それから公的なものも含めて、もうそういう話をうんざり、処分場の話はうんざりしているわけですよ。いまでも何箇所かあって、焼けボックイに今火が点きそうなのがまだいっぱいありますけども、そこで、急にこういうものを作っちゃってね。私も今日来て初めて聞いて、もう驚きました。北野殿のお墓の直ぐ近くに、こんなでかいものをつくって、しかも何を入れるかわからない。安定五品目といいながら、だったら、遮水シート等も要らないはずですよね。だけど、それを作っておられるということは、まあ何か危ないものも入ると、入れても、何とか外にばれないようになんかしようという、そういう魂胆を感ずるわけですよ。言い方御免ね。だけどいろいろな経緯があるから。だから私が今言ったように、遮断型にして屋根を付けて完全に外界とシャットアウトした形で、そこに埋め込むと。だって以前、工場見学させてもらった時にですね。今の電解工場の中宿寄りのところで、御社、廃棄物埋立場がありましたよね。で、私が「ちょっと見せてくれませんか」と言ったら、「小川さん、ダメだよあそこは絶対に」と、もう複数回私は止められましたよ。いや、最後のそういう埋立場が必要だというのはわかりますから、「そこを見せてください」と、ただそう言っただけなんだけども、「見せられない」と。これは何か後ろめたいことがあるなというふうに、私はそれ以来ずっとそう思っているわけですよ。それが今度はお墓の直ぐ近くにね、こんなものを作ってもらうと。しかも作っちゃった、稼動する前に住民に説明しておかなければいけないから、じゃあみんな集めて。だけどそんなことは何も書いてないじゃないですか。しれっと、その法律が変わったというだけでここに来て、あと役所の皆さんを呼んでですね。「ああ、一応これで喋べったから、あとは稼動開始します」と、言われたのでは、我々は困るんですよ。こういう計画を立案した段階でね、説明してもらわなきゃあ困りますよ。その時であれば、私は今言ったように、遮蔽型にしてください、屋根を付けてくださいと。そうすれば、一切水処理の負荷もかからないし、外側に漏れることもない、匂いも出ない。あとはコンクリートで封印してでづね。あとずっとそこにとっておけばよいし、将来技術が進歩した時には、その中で今まで捨てたやつから、またリサイクルできるように温存しておけばいいじゃないですか。80億円も掛けてやるよりは、あるいは、豪州の鉱山を安値で買ったんだから、そういうところに再投資、つまり環境に再投資することが、セロエミッション企業の東邦亜鉛さんの為すべき姿だと私は思います。この件について、私から以上で質問を終わります。

事務部長:ひとつ誤解があるといけないので、ちょっとコメントさせて頂きたいんですけど、まあ一つですね、現在岩野谷地区の皆さんが、真剣に一般埋立場の建設について、いろいろなご意見を、まあ市内、県内に上げているという話はよく伺っております。で、ただ、それと私共の今日、詳しく説明しているのは若干、その背景が違うという点で、その部分を説明させて頂きたい。それは、一般廃棄物については、まずよそからいっぱい持ってきて、業としてそういうことをやられるわけですけども、私共については、工業を守る立場から、今までずっーと鉱山保安法という形でやってきたこと・・が、事実があるわけですね。それを今回一般法に移行するということで、その特別の事情だということで、今後についてはですね。今小川さんがおっしゃったとおり、一般法に移れば、当然、2年くらいかかる事前協議とか、そういうこともやりながら、皆さんの意見を聞いたり、或いはご了解をいただく上で、そういうことでやって行きたいと思いますが、今回は、今まで、工業を守るという鉱山保安法の中でやってきて、それで問題なくやってきたと。それを県のほうに受け継いでくれという、そういう特例である、ということをまずひとつご理解を頂きたいと思います。それから、本来安定五品目であれば、そのままでもいいということなんですが、我々としては皆さんに、より安心をして頂けるために、ま、管理型に近いような形。まあこれは監督行政さんからのご指導もあったんですけども、なるべく安心して頂く為に、そういったものもやっているということでございます。さらには、それをもっと安心できる為に、完全な管理型にというご意見もありましたけど、まあ、その辺についてはですね。行政のご指導も頂きながら進めさせて頂きたいというふうに思っています。で、何よりもまあ、こういう機会に、皆様が知らなかったと言うことではいけないんで、全部、それは行政のご指導もあるんですけれども、皆さんにご報告をしてご了解を頂いた上で使い始めようというのが、本日の説明でございます。

住民B:じゃあひとつ。俺はいいたいことがあるから。そちらの偉い方々もこの公害には関係があるんだけども、私が申し上げるのは、まず第一に言いたいのは、今後、環境を崩さないこと、環境維持。それから第一番に、野殿と岩井のカドミ汚染されている土壌をきれいにすること。どう管理されるのか。それからあと、今後環境に関して我々住民が泣きっ面することの無いように、その偉い方々も監視して、東邦亜鉛とに基づいてやって頂きたいと思います。私は科学的なことは分からない百姓だから。ただし環境は、確かなことは、俺のものでもない、会社のものでもない、誰のものでもない。全部日本中のもので、みな同じなんだから。要するに、痛めないように、今後も環境を崩さないように、皆さんは悪いところは直して、安心して(我々住民が)暮らせる会社になってほしいと思う。だから、そっちの偉い方も、よく俺のことをよく聞いて。俺は老人だけれども、俺も公害で苦しめられた人間だから。どうか、二度とこういうことのないように、よく東邦亜鉛に何度もお願いします。どうか、偉い県庁のお役人さんも、よく聞いて、このジジイの言うこともよく聞いて、一つお願いします。私は百姓だから、理屈も何も言えない。何も出来ない。学もないし、知識もないし。ただし、しかし、環境を汚染するということ、それがものがダメだということは、俺は百章だからよく知っているから。どうか安心して住めて、安心してものが買えて、ものが売れて、安心して、安中の(製錬所の)回りもあれじゃないということを別立てしてやりてえと思っている。どうかそれをよく、私は何も理屈は言いません。百姓だから。ただし、環境を崩すと、それからあと、まず第一番に、まずものを、(土壌汚染で)散々土地を傷めた所を直して、そして今後、絶対環境を崩さないという約束が3つ守ればいいよ、ひとつよろしくお願いします。それだけ。お願いします。

事務部長:あのう、大変ありがとうございます。藤巻さんには毎年、工場視察に来て頂きまして、まあ、叱咤激励っていうか、そうことで環境について抜かりないようにやれよ、ということで、いつもお言葉を頂いているところであります。環境についてきましては、勿論会社としても、二度と同じ失敗を繰り返さない為に、これも法律は最低限、それ以上に皆さんに安心して頂いているように、まあ、小川さんから先ほど、ご発言もありましたが、そういった見方ではなくて、まあ、よくやっているなと思われるようにですね、我々も一生懸命やりたいと思います。それから土地改良について、のお話がありましたけども、今日ちょっと行政からお越しいただいている皆さんは、ちょっと窓口が違いまして。まあ、たとえば県では、農政部の技術支援課とかですね、あのう・・・あのう・・・が、窓口になりますし、市のほうも・・・あのう、農林部ですね、のほうが窓口で、ちょっと今日は違うんで、話題がちょっと違うんですけども、まああの、その部分についてもですね、毎年、藤巻さんからもご意見を頂いておりますし、会社としても、もう何十年も畑地を汚したままでですね、何も出来ないということで、大変心苦しく思っております。ただ、その件については、まず地権者の皆さんのご意見と、それからちょっと今法律がいろいろ変わっている時で、行政のほうの対応も、非常に難しいというふうに伺っておりますので、えー、ちょっとまた、あのう・・足どりがですね、遅くなってしまって、大変我々も残念に思っているんですけども。ま、それはちょっと別の角度から、会社としてもいろいろ、あのう、県市のご指導を頂きながらですね、それだけ、皆さんのご要望に応えられるような努力は今後もしていきたいと思います。ということで、ちょっと今日はそのう、農地の窓口が違うということで、それについてはまた別の機会にですね、いろいろご報告なり、お話をしたいと思いますので、ご了承頂きたいと思います。貴重な五井検討どうもありがとうございました。

住民C:ちょっと。あの、3区の今、区長をさして頂いている依田と申します。ひとつ、東邦亜鉛の先ほどの話等は十分お伺いしました。ただひとつ問題があります。この安定五品目。県の森林部長さん、次長さん、6月はいろいろとお世話になりました。区民を挙げまして、それはあくまでも会社組織の中ですけども、これから先ほど吉澤部長さん言ったように、ある業者が、また、小川さんがいったように、この岩野谷地区には、もうサイボウという会社が稼動してますね。そのほか、ヤマトという廃材、そのほかもろもろの地図が4箇所5箇所というのがありまして、私は背中に子供たちを背負っております。ということは皆さんも承知のように、子ども会育成会連合会という、30年子供のためにさして頂いている依田でございます。これは国にも通じると思います。そんなことで、我々がこの岩井川、これ直接東邦亜鉛とは関係ないんだけど、また関連してくると思います。岩井川の一級河川に、今現在、ザリガニ、シジミ等が生息しております、その水を、いい水を流してくれればいい、と言っている一人の依田でございます。ということは、ある業者から県の方に平成18年7月7日から、書類を出しております。そして県も言ったとおり、今安定五品目で法律が変わりましたよ、ということは十分昨年から聞いております。ですけど、これはあくまでも、東邦亜鉛の組織の中で、これをやっているんですよね?ところが、あるいは耳にフタが出来ないとおりで、「東邦亜鉛がこういうものが出来たんだから、なんで安定型五品目が出来ないのか」ってこう、あるいは県だとか。県はもう書類が既に安中市に行っていると。安中市で一応受理していません。その県としての産業廃棄物。だけどあくまでも建設廃材、この5つの中に代表例がこっちにあるけれども、今小川さんが言っていたように、鉄サビなど、クエッション。そこにいろいろなものが入っているんじゃないかと。まあ屋根掛けたらどうかと、いい質問したと思うんですよ。だから、ある業者も塩化ビニールでどうのこうのって確か言ってます。高橋会長の所に行きました。だけど我々はあくまでもこの川をいい川にしておいてくれりゃあいい。私は子供の為、これからの国を背負っていくために、我々の時代は終わったんだと。だけども、これから育成してゆく子供たちのため、ということで、この前に県庁に行った時も、稲山副知事に、今総務省に帰ったと思うんですけど、思い言葉だ、ということを、書類等をもって県会議員を連れて行って、「絶対これは出来ては困る」ということで今現在運動しております。だから、だけど、会社が、ある会社が、「なんだ東邦亜鉛がこれが出来たんだ。じゃあ俺なんかがやっても同じじゃあねえか」と、こういう多分流れになったら困るので、今質問させて頂きました。で、その会社が来たならば、「東邦亜鉛に行ってよく聞いて来い」ということに、将来なるかも知れません、ね。だから、そういうことをちょっとここの場で貴重な時間ですから、私も区長として、また子供を背中にしょっている人間として。私は子供が大好きです。「子供の役なら何でも持って来なさい。大人の役は嫌だ」という持論なんですけども。ま、ある業者が、いろいろ「また区長が代われば何とかなるだんベ」という程度で、もう4年もかかってまだやっているんですよ。会社はぱっと掘っちゃって、「ほれ、今度はこれ入れるんだよ」と。これ会社の組織。けど一般とはそんな甘いもんじゃない。だから、今言ったように、きれいに屋根かければ、業者だってエライ屋根をかければこれはどうしようもねえぜ、という事例もあるかも知れませんが、まあそういう、私たちが心配しているのは、ある業者が今動いてきて、安定五品目を、法律で一般になりました。これはもう十分に書いてあります。このとおりで。だけどこれはあくまでも会社だということで今日聞きに来たんですけども、それが業者に聞こえて、また一般のところに行ったらどうするのかな?とこういう考えがあって、今質問させて頂いたんです。貴重な時間。ですから「じゃあ東邦亜鉛に行くべえや」って言って、連れて行くかも知れません。依田と申します。以上です。

事務部長:まああの、先ほど申し上げましたけども、まあ事業、廃棄物処理の事業としてやる一般の埋立場と私どものはまた違うということ・・

住民C:それは了解しています。

事務部長:あのう、まずご理解して頂きたいということと、私共のそういった移行措置が、そういうところに影響することがあれば、それはいけないと思いますけども、まあ、そうならないように、行政にもお願いしたいと思いますが、今回来て頂いたのは、再三言うようですが、今までやってきたことを移行するということで、その内容を今報告しているということで、ぜひご理解頂きたいと思います。

【ひらく会情報部・この項つづく】

※東邦亜鉛が地元説明会で配布した資料

【地元説明会資料】
適用法令変更と新工場稼働に関して
とき  平成22年12月18日
ところ  岩野谷公民館
東邦亜鉛株式会社  安中製錬所

も く じ
<安中製錬所を管理する法律が変わります> ‥ 1
1.鉱山保安法から一般法への変更経緯   ‥ 1
2.安中製錬所における環境管理の考え方  ‥ 1
3.適用法令変更に伴う会社の決意     ‥ 2
<新工場の稼働について>
1.安中製錬所の仕組みと新工場の位置付け ‥ 2
2.新工場の内部はこんな形になります   ‥ 4
3.地域の皆様との共存共栄を求めて    ‥ 5
  <ご質問にお答えします>

≪安中製錬所を管理する法律がかわります≫
 東邦亜鉛活タ中製錬所は、このたび、水質・大気及び廃棄物の処理などについて、一般法(公害関係法令、廃棄物処理法)に基づいて群馬県の管理監督を受ける事業所に移行する方針を決定いたしました。
1.鉱山保安法から一般法への変更経緯
1)東邦亜鉛活タ中製錬所は、長崎県対馬市にある対州鉱山の附属製錬所として、これまで経済産業省の監督の下に「鉱業法・鉱山保安法」という特別法の適用を受け、国の機関(関東東北産業保安監督部)によって管理監督されていました。
 そのため、水質・大気の公害防止や廃棄物の処理については、これまで、鉱山保安法に基づく規制が行われてきました。
2)平成17年に鉱山保安法が改正され、鉱石を採掘していない鉱山の附属製錬所を「鉱業法・鉱山保安法」の適用から外し、一般法に移行させる方針が、国において決定されました。
 当社では、これまで関東東北産業保安監督部及び群馬県環境森林部のご指導を受けながら、安中製錬所の一般法移行に関して問題点の洗い出しや具体的な于続きの調整を続けて参りました。
2.安中製錬所における環境管理の考え方
1)所内設備については、これまで鉱山保安法に基づき産業保安監督部の管理監督下で水平大気に関する測定調査が行われ、また、所外の環境影響については、群馬県による調査が行われていました。一般法への移行後は、所内設備についても公害関係法令に基づいて、群馬県の管理監督下で測定調査を行うことになります。
2)公害関係法令の規制を受ける所内設備(施設)については、一般法への移行に併せて、改めて群馬県へ届出を行うこととしております。水や大気については、鉱山保安法と公害関係法令とで排水基準や排出基準等に変わりがないため、一般法に移行しても従来通りの管理が継続されます。
3)所内で発生する廃棄物の処理について、一般法への移行対象となっているのは、鉱山保安法に基づく設置手続きを終え、工事が完了して未使用となっている埋立場ですが、一般法に移行した場合、最終処分場に該当することから、廃棄物処理法に基づく施設設置の許可手続きを行う予定です。
3.適用法令変更に伴う会社の決意
 当社は、これまでも過去の公害問題に関する強い反省に基づき、場内は国のご指導と監督のもとに、外部は県のご指導と安全確認を頂きながら、企業活動を進めてきました。
 当社では、法律による規制値は勿論のこと、地域の皆様の安心や信頼を得る水準達成への取組を行っております。なお、所外の環境影響につきましては毎年群馬県が発表する環境白書で報告されています。
 この間、国の機構見直しや新たな環境法規の制定など、時代の変化とともに環境管理体制には変化が見られます。特に咋今は、事業主に対する「自己責任」が強く求められており、自主的な管理監督体制の構築は企業存続の必須事項と認識しています。
 今同、会社は地元の皆様のご理解がいただけることを前提として、国のご指導のもとに、鉱山保安法から外れ、一般法へ移行する方針を決定いたしました。
 一般法移行後も、群馬県のご指導のもとに地域の皆様との共存共栄を大前提として、より一層の環境改善に取り組み、周辺の環境保全を図っていく決意であります。
 何とぞご理解を賜りますようお願い申し上げ、ご報告とさせていただきます。
     以 上

≪安中製錬所の仕組みと「新電解工場の位置付け」≫
●鉱石貯鉱舎:外国から輸入した鉱石を貯めて保管します
●培焼工場:鉱石を焙焼炉で約900℃にて燃やし「焼鉱」と「亜硫酸ガス」を作ります
 ●硫酸工場:「亜硫酸ガス」を全量「硫酸」という製品にします
  ↓   「硫酸」はタンクに保管してお客様に出荷します
  煙突  煙は規制値以下に管理して大気に放出します
●造液工場:「焼鉱」を希硫酸で溶かして、不純物を取り除き、キレイな「硫酸亜鉛溶液」を作ります
     焼鉱の溶け残りはキルンエ場へ送ります
 ●キルン工場:焼鉱の溶け残りを、横置きの大きな回転炉で約1300℃にて燃やして金属を回収します
  煙突   煙は公害防止設備を通してキレイな状態に管理して大気に放出します
●電解工場:キレイな「硫酸亜鉛溶液」を電解槽にいれ、電気分解します
     電気分解により電極についた「金属亜鉛(カソード)」をはぎ取ります
第一電解× 第二電解○ 新電解○
     *:新電解工場は自動でこの作業を行なうための最新式の設備です
     *:これまで稼働していた第一電解の設備は役割を終え全停止します
●鋳造工場:カソードを溶解炉で約500℃で溶かして型に流し込みます
     製品により混ぜる成分や形が異なります
●製品倉庫:検査の済んだ製品を種類ごとに保管してお客様へ出荷します

≪新工場の内部はこんな形になります≫
長さ148m、通常部の屋根の高さ26m、中央部の屋根高さ31m
中央部に2基の冷却塔を設置。排気出口にはミス炉除去設備を装備。
内部の上方に「極板搬送機」というクレーン設備と、「電解槽」それに片方の建物の端のスペースに「カソード剥離機」が据え付けられている。
≪主な工夫≫
1)建屋全体を強制換気して、工場内の空気をきれいに保ちます。
2)強制換気した空気(ミストを含む)を冷却塔に導き、冷却塔の冷却空気として利用し、同時にミストも除去します。
3)電解槽・冷却塔を大きくして数を減らし、効率化を図ります。
4)搬送機はレーザーとセンサーの組み合わせで、停止位置を判定し、無人で極板を搬送します。
5)補修用のスペースを広く取り、設備の性能維持が楽にできます。

≪地域の皆様との共存共栄を求めて≫
<ご質問にお答えします>
Q1:大気に煙や匂いは出ないか?
1)新工場では基本的に液体を扱いますので、煙や埃は発生しません。
2)建屋全体の空気を集め、大きなファン(羽車)で強制換気する設備となっています。
3)冷却塔からは水蒸気がでますが、匂いは装置を通して取り除きます。
Q2:予期せぬパイプの破損や大雨の対策は充分か?
1)建屋の土間は、耐酸性不浸透構造の外部流出防止対応となっており、全て回収する仕組みになっています。もしもの場合でも、外に液か洩れることはありません。
2)建屋周囲の側溝は、製錬所東側敷地の雨水も回収する構造となっており、従前と変わらす大雨でも対応できる設計となっています。
Q3:騒音や振動はないか?
1)騒音発生の恐れがあるファンやコンプレッサー(空気圧縮機)は、建屋内に設置して防音対策を行っています、
2)自動機械、の基本的な部分には、耐振材を使い、振動を防止する工夫を行っています。
3)他では屋外設置の風力発電機による低周波騒音が問題化しているようですか、当所では屋内設置の防音設計となっていますので、低周波騒音の心配もありません。
Q4:地震や火事・爆発の備えは?
1)十分な地盤調査に基づき、建物の耐震強度は勿論のこと、付帯設備に関しても建物同様の強度を備えていますので、関東大震災規模の地震でも問題ありません。
2)特定化学物質や密閉容器を使用しておりませんので、爆発の危険はありません。
3)燃えやすい物としては油圧設備の油や電気設備の絶縁油等がありますか、その他の設備は不燃性の材料を便用して防火対応を行っています。
4)建物全体の自動火災警報装置や消火設備については、消防法の設備検査で合格することで、安全を確保していきます。
Q5:電磁波障害で人体や植物に影響することはないか?
1)大きな建物による「電波障害」については、専門調査会社の事前調査により「問題なし」の評価をもらっています。
2)高電流による電磁波は、導体近くでは発生しますが、数mで急激になくなるため、工場外まで影響することは全くありません。
Q6:稼働予定日や生産能力は?
1)新工場の運転開始は、平成23年4月から5月を予定しています。
2)運転開始に向けては、各装置の機能と安全を確認、しつつ、徐々に進めます。
3)なお新工場の運転開始と並行して、第一電解工場の操業は停止します。
4)工場全体の生産量は従前と変わりません。
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