市役所を筆頭にして意外な場所にある安中市内の放射能ホットスポットの模様  前橋Biomass発電問題・東電福一事故・東日本大震災

■タゴ51億円事件を引きずる安中市役所では、群馬銀行に毎年クリスマスに2000万円ずつタゴ横領金の尻ぬぐいの和解金を公金で支払っていますが、市内の幼稚園や小学校に対してまだ1つも線量計を配布していません。群銀に支払う2000万円があれば、線量計を1000個以上調達することができます。

 ところで、安中市役所では、ようやく6月13日から市内の幼稚園や小中学校、市有施設で放射能の定期的な測定を開始しホームページで公表をはじめました。
http://www.city.annaka.gunma.jp/news/houhshasen.html

 サーベイメーターによる空間放射線量の測定地点は、市内の保育園、幼稚園を始め、小学校、中学校、市有施設の計47ヵ所で、地表より80cmの高さで、毎週月曜・金曜に市有施設と小中学校、毎週金水曜に幼稚園を測定しています。しかし、地表面の放射線量は計測していません。また、測定場所の具体的な場所についても、記載がありません。測定機器は(株)堀場製作所 環境放射線モニタ Radi(PA−1000)で、測定者は環境推進課(電話027‐382-1111内線1122)の職員です。

 また、安中市役所の上下水道課では、3月24日から平均10日おきに、市内浄水場の水道水に含まれる放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、137の計測をしています。しかし、最近、各地の浄水場の沈殿物に含まれる放射性物質の問題が取りざたされていますが、安中市では水道原水の放射能の測定まではしていません。
http://www.water-usui.jp/src/okyakusama/6_suishitu.htm

■このように、ようやく安中市役所でも、市民からの強い要請に対して少しずつ重い腰を上げていますが、タゴ51億円事件にみられるように、その秘密体質はいまでも継承されている恐れがあります。そこで、当会では6月23日、市内各所で放射線レベルを自主的に測定してみました。その結果を次に紹介します。

計測地点・場所/放射線(ガンマ線等量線量率:マイクロシーベルト/時)
当会事務局長自宅(安中市北野殿)     玄関前     地上1m    0.10
同                          玄関前     地表1cm   0.14
同                          庭先排水溝  地上1m    0.10
同                          庭先排水溝  地表1cm   0.24
同                          屋根雨樋    地上2m   0.23
同                          雨樋出口    地表1cm  0.26
岡田市長前交差点(安中市北野殿)     歩道       地上1m   0.11
同                        歩道側溝ふた  地表1cm  0.14
藤井坂通学路(安中市北野殿)      歩道        地上1m   0.10
同                        歩道        地表1cm  0.17
同                        歩道縁石脇    地表1cm  0.22
同                        歩道反対側草むら 地表1cm 0.25
藤井坂通学路(安中市岩井三叉路)   歩道        地上1m   0.14
同                         歩道       地表1cm  0.17
ベイシア前(安中市岩井)          駐車場      地上1m   0.11
同                         駐車場     地表1cm   0.18
安中駅前(安中市中宿)          バス停       地上1m    0.11
同                        バス停       地表1cm   0.22
同                        駅舎待合室内  地上1m   0.12
同                        駅前植込芝生  地表1cm   0.16
同                      駐輪場付近植込  地上1m    0.18
安中郵便局前(安中市安中)       道路脇側溝ふた  地表1cm  0.18
同                      道路脇駐車場    地上1m    0.15
同                        道路脇ポスト   地表1cm  0.13
安中市役所(安中市安中)    駐車場脇樹木根元側溝  地表1cm  0.26
同                   駐車場脇樹木根元地面  地表1cm  0.31
同               玄関車止め支柱脇植込ツツジ上 地上1m   0.26
同                        メイン玄関      地上1m  0.17
同                     1F市民課ロビー   床上1m  0.08
同                     2F秘書課前ロビー  床上0.5m  0.09
同                   2F市長室前        床上1m    0.11
同              2F議員控室(民主社民クラブ)前 床上1m   0.09
同              2F議員控室(平成の会)前    床上1m    0.10
同              西庁舎前植込ツツジ上      地上1m      0.14
同              西庁舎前駐車場         地上1m     0.13
同           南庁舎建替落成記念植込ツツジ上 地上1m  0.16
タゴ旧自宅(安中市安中)     玄関ポーチ       地表1cm    0.19
安中市役所谷津庁舎(旧東電安中支店)  玄関脇植込ツツジ上 地上1m 0.17
同                     駐車場入口中央排水水脇 地表1cm  0.24
同                     玄関ロビー内      床上1m   0.08
東邦亜鉛安中製錬所(安中市中宿)    主排気塔脇産廃処分場脇 地上1m 0.11
同                         主排気塔脇産廃処分場脇 地表1cm 0.13
同                         野殿北浦側フェンス外側市道脇 地表1cm   0.18

 以上のことから、安中市役所前の駐車場の排水溝や植込みの放射線濃度が相当高いことがわかります。また、通学路の側溝や縁石に吹き寄せられた落ち葉、道路脇の草むらの放射線濃度が比較的高くなっています。

 そして、市民の自宅においても、雨樋の中や、その雨樋排水口の地表部付近がかなり放射線量がたかいことが分かります。

 また、安中市のホームページのデータから、やはり、安中市内においても、西部や北部の山間部に近いほうが放射線量が多い傾向が見て取れます。

■三好達治の作品に「雪」という詩があります。「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ」とうたわれているこの詩では、雪が誰の家にも分け隔てなく平等に静かに降りしきる様を表現しています。

 東電の福島第一原発が吐き出し続ける放射性物質、いわゆる「死の灰」も、このように、3月11日以降、毎日、私たちの生活の上に降り続いているのです。にもかかわらず、原発再開を声高にアピールする動きが、群馬県出身議員の中にも見られます。

 今後とも、引き続き、子どもたちが立ち入る機会の多い場所や、高放射能レベルが発生しそうな場所、そして最近問題となっているゴミの焼却灰などについても、調査対象として検討していきたいと思います。

【ひらく会情報部】
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