2011/9/22  12:30

今でも原爆ドーム付近で0.14マイクロシーベルトを観測する福島原発事故による残留放射線の深刻さ  国内外からのトピックス

■先日、9月12日に広島市を訪れた際、原爆ドームを尋ねてみました。広島駅の南口からタクシーで1000円ちょっとで10分ほどで到着しました。たまたまロシア製の線量計を持参していたので、原爆ドーム、平和公園、原爆資料館の空間放射線量を計測してみました。
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原爆ドーム前で計測した結果、0.14μSv/h(誤差±9%)を記録。


 その結果、地表1m高さにおける放射線量は0.11〜0.15μSv/hの範囲で計測されました。この数字をどうみるかは人それぞれだと思いますが、原爆投下後66年を経過してもなお、周囲より若干高い数値を示していることに、いろいろな考えが思い浮かびます。

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原爆ドームを南側から見たところ。計測してみると0.15μSv/hだった。
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説明文の掲示板のところも同様に0.15μSv/h。

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太田川。
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平和公園の噴水の植え込みの脇で計測したところ0.11μSv/hだった。
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平和公園の記念碑の前で計測すると0.14μsSv/hあった。
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平和祈念資料館と、その入口。
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「原子力平和利用で1956年(昭和31年)から施行された円視力基本法では、“民主・自主・公開”を基本原則としている」との説明文は、福島原発事故で無残にも踏みにじられた。
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ストロンチウムを使った放射線の仕組み説明機器の前で計測したところ0.12μSv/hだった。
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残留放射線の影響。
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放射線量の人体への影響表。
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被曝時の年齢と白血病の発生との関係。

 タクシーで原爆ドーム前に降り立ち、さっそく原爆ドームの碑文の前で計測したところ0.14μSV/hあったのにはちょっと驚かされました。というのは、東京から広島までの新幹線の車内では0.07μSv/hであり、広島駅の新幹線ホームでも同様だったからです。
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広島駅の新幹線プラットフォームで計測した結果、0.07μSv/h(±16%)

■原爆が広島に投下されたのは1945年8月6日(月)午前8時15分でしたから、既に65年が経過しました。しかし、放射線量はほぼ安全範囲内とはいえ、東京都心よりも若干高い数値を示しています。

 この事実に接し、福島第一原発の事故がいかに深刻な影響を長期間にわたり周辺に及ぼ
す深刻さを実感させられました。

 というのは、ヒロシマの原爆地で、ずっと生活している住民の間に放射能によるガンの発生や死亡率への影響について、「なんだ、低レベルの被曝を日常的に受けているのに特段異常は感じない。フクシマの原発事故による低レベル放射能の汚染地で生活しても、全く問題ないのではないか」という風潮を助長させるのではないか、ということです。

■なお、なぜか、広島駅から呉線で50分ほど行った呉市の市内で宿泊したホテル内では0.12〜0.14μSv/hほどあるのが気になりました。それも、2階よりも5階のほうが放射線レベルが高いことが判りました。

 これからも、当会では、国内外を問わず、旅先で放射線量を計測してみる予定です。

【ひらく会情報部】
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