知事公舎のあり方検討委員会による報告書で、いよいよ知事公舎の県民公開への道がひらかれる?  県内の税金無駄使い実態


■7月13日に週刊誌沙汰になった、大澤知事の知事公舎を舞台にした目的外使用問題と公舎ラブホテル化費用支出問題等に関連して、あれから4カ月近く経過しようとしていますが、張本人の大澤知事は、けじめをつけるどころか、県庁が組織ぐるみでもみ消そうと躍起になっています。当会では、この問題について、先日、関係資料の開示を受けたため、現在、内容の分析作業を行っています。この作業を通じて、引き続き、公金の使途をきちんと確認し、このハレンチ事件の経緯と真相の解明を目指していきます。

■さて、事件が週刊新潮に掲載され公にされてから早くも4カ月が経過しようとしていますが、先週末の10月29日の新聞各紙が、知事公舎のあり方検討委員会が知事公舎のことについて報告をまとめて知事に提出したことを報じました。

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大沢知事:女性宿泊問題 知事公舎、「前橋市内に必要」−−検討委 /群馬
◇必要最小限なものに
 大沢正明知事が知事公舎に知人女性を宿泊させた「けじめ」として公舎から退去した問題で、「知事公舎のあり方検討委員会」(座長・吉永國光東和銀行頭取)は28日、自宅が遠い知事が選出された場合を考慮し「前橋市内に知事公舎は必要」とする報告書をまとめた。
 報告書は(1)前橋市内に知事公舎は必要だが、コンパクトで必要最小限のものに(2)空き家になっている現公舎は利用価値の高い場所にあり、広く県民・市民のために活用すべきだ−−と提案している。同委によると、緊急時の危機管理体制は整っているが、後任の知事の自宅が遠隔地で通勤に不便が生じる場合は公舎が必要になると判断したという。
 8月以降、太田市の自宅から通う大沢知事は「大きな知事公舎は必要ない」と述べており、報告書はおおむね、従来の知事発言に沿った内容になっている。【喜屋武真之介】
(毎日新聞2011年10月29日)
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「別の知事公舎必要」 検討委が報告書 群馬
2011.10.29 02:27
 知事公舎の存廃や活用法を検討していた「知事公舎のあり方検討委員会」(座長・吉永国光東和銀行頭取)は28日、現在の知事公舎を「住宅用地として適さない」とした上で、「前橋市内に知事の居住に供する(別の)公舎が必要だ」とする報告書を大沢正明知事宛てに提出した。
 報告書では、現在の知事公舎について、「官庁街に立地し、利用価値が高い場所で、広く県民・市民のために活用していくべきだ」と判断。委員会では公民館や児童施設として利用する案が出たという。
 吉永座長から報告書を手渡された茂原璋男副知事は「県として、報告の内容を検討したい」とコメントした。
 知事公舎をめぐっては、大沢知事が7月、知人女性を私用で公舎に宿泊させた県公舎管理規則違反の責任をとり、同月末に退去している。
(産経新聞10月29日)
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現知事公舎「県民活用を」 検討委報告
 「知事公舎のあり方検討委員会」の吉永國光座長は28日、「現公舎は住宅として適さない」とする検討結果をまとめた報告書を大沢正明知事あてに提出した。
 報告書では、「前橋市内に知事公舎が必要。ただしコンパクトで必要最小限にすべきだ」と指摘。現在、大手町にある知事公舎は高層ビルに囲まれ、防犯上問題があり「住宅として適さない。県民のために活用しているべきだ」と提案した。
 これを受けて県は、新しい公舎の場所や現在の公舎の活用法などを検討する。
 同委員会は、8月29日に非公開の会合を開催した後、10がつ上旬まで書面協議をしてきた。【伊藤弘喜】
(東京新聞10月29日)
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■また、群馬県のホームページhttp://www.pref.gunma.jp/houdou/a0800021.htmlにも、次のような内容の情報が掲載されました。

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【10月28日】「知事公舎のあり方検討委員会」からの報告について((総)総務課)
「知事公舎のあり方検討委員会」(吉永國光座長)から、大澤正明群馬県知事あてに別紙のとおり報告がありました。
 ※ なお、報告書は、本日、吉永座長から知事に代わり茂原副知事に手交されました。
<報告書本文>
平成23年10月28日
群馬県知事 大澤 正明 殿
知事公舎のあり方検討委員会    
座長 吉永 國光    
知事公舎のあり方について(報告)
 知事公舎のあり方について、下記のとおり意見をとりまとめましたので、報告します。
        記
1 知事公舎の必要性について
  前橋市内に知事の居住に供する公舎が必要である。
  ただし、コンパクトで必要最小限のものにすべきである。
2 現在の知事公舎について
  現在の知事公舎は、住宅用地として適さない。
  一方で、官庁街に立地し、利用価値が高い場所であり、広く県民・市民のために活用していくべきである。
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■ところで群馬県のホームページによると、「知事公舎のあり方検討委員会」」の概要は次の通りとなっています。

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「知事公舎のあり方検討委員会」の概要
1 構成
(敬称略、外部委員は五十音順、内部委員は建制順)
 鴻上まつよ 中小企業診断士、群馬県行政改革評価・推進委員会委員
 曽我 孝之 群馬県商工会議所連合会長
 田中 誠  公認会計士、群馬県行政改革評価・推進員会員
 吉永 國光 株式会社東和銀行頭取
 茂原 璋男 群馬県副知事 
 関  勤  群馬県総務部長
 榛沢 保男 群馬県危機管理監
 折茂 泉  群馬県総務部総務課長
 中野三智男 群馬県総務部管財課長
2 審議状況
(1) 委員会開催
 日時 平成23年8月29日(月)13時30分〜15時20分
 場所 群馬県庁舎29階 第1特別会議室
 出席者 全委員
(2) 書面協議
 平成23年9月中旬から10月上旬にかけて実施
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■ここで興味深いのは、「公舎のあり方検討委員会」の9名のメンバーに群馬県の関係者が5名いるということです。つまり、過半数が群馬県の職員で構成されている委員会なのです。

 この委員会が、現在の知事公舎について、「現在の知事公舎は、住宅用地として適さない」「一方で、官庁街に立地し、利用価値が高い場所であり、広く県民・市民のために活用していくべきである」という方針を報告書にまとめ知事に提出したのです。

 「現在の知事公舎を広く県民・市民のために活用していくべきである」という方針が、群馬県の総務部や管財課の幹部らから出されたことから、当会では、積極的に、大澤知事に対して、県民向けの知事公舎見学会というものを実現させるべく、尽力するつもりです。

【市民オンブズマン群馬事務局】
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