2008/2/18  22:20

安中市配水管布設工事中止事件の経過報告  安中市の配水管布設工事中止事件

この件については、2月7日に第2回公開質問状を出していたところ、2月15日付に次の内容の回答がありました。


**********

安中市野殿980番地
小川 賢 様
安中市長 岡田 義弘(公印)
(上下水道部上水道工務課)
平成20年2月7日付け、安中市北野殿地区における配水管布設工事に係る第2回公開質問状について(回答)

1)前回の質問で「この工事は、今年の秋から同じ場所で施行された東京ガスによるガス導管敷設工事となにか関係あるのか、関係があるとすれば、どのような理由により、表記工事を実施しなければならないのか、その背景と経緯と理由について詳しく教示願いたい」とお願いしたが、貴回答は「ガス工事との関係はありません」という内容だった。しかし、東京ガスは貴部署とガス導管敷設に際して、水道管との干渉対策について、昨年来から何度も協議を重ねてきたという説明を私たち北野殿の住民にしています。なぜ、東京ガスの高圧ガス導管工事が済んだ後になって、同じ場所に配水管の布設替工事をするのか、理解に苦しむところである。あらためて東京ガスとの協議経過や部署内での協議内容など示して、この工事が必要だと判断した理由や根拠を教えてほしい。
〔回答〕
・前回、ご回答申し上げましたようにガス工事との関係はございません。

2)表記工事の予算の裏付けについて、開示された情報によると、改良工事費520,350千円の中の「道路改良等に伴う配水管布設替工事4 7,300千円」から支出しているという。ここでいう「改良工事等」とは、大手組が施工中の道路工事を指すのか、あるいは東京ガス管埋設のための道路工事を指すのか、それとも、全く別のことを指すのか、はっきりとわかり易く説明願いたい。
〔回答〕
・道路改良工事であります。

3)前回の質問で北野殿では、東京ガスの工事によりあちこちで交通規制行われている。この時期にこうした交通規制を伴う工事を3ヵ月間もの長期間施行するのは地元住民への負担が大きいと思うが、このことについて予めどのような検討したのか、教えて欲しいと訊いたところ、貴回答は「工事期間については、工事の段どりを充分検討し工期短縮につとめ地元住民の安全をはかり実施させて頂ます。なお、見直しも検討中です」という内容だった。ここで「見直しも検討中です」という意味は、工事期間を見直すということか?それとも工事の着工時期を遅らせるという意味か?あるいは完全に工事を白紙に戻したということか?分かり易く具体的に説明願いたい。
〔回答〕
・一切の見直しであります。

4)平成20年1月31日付安水工第19922号の回覧用のチラシで、「配水管布設替工事中止」となっているが、中止理由として「当市の財政状況」「住民皆様の負担軽減]「工事期間短縮など」を挙げている。既に予算に基づき、昨年9月27日に6社による指名競争入札で請負金額714万円を提示した業者が落札して、工程表によれば、年明けに工事の準備まで済ませていることになっている。にもかかわらず、当市の財政状況を理由にしたわけは何か?
〔回答〕
・一切の見直しであります。

5)同じく、「住民皆様の負担軽減」を工事中止の理由に挙げているが、ここでいう「住民の負担」とは何か?またその負担を「軽減」するというのは、どのような行為を指すのか?
〔回答〕
・片側交通規制の緩和です。

6)同じく「工事期間短縮など」を工事中止の理由に挙げているが、「工事期間短縮で
きない」から中止に踏み切ったのか「工事期間を短縮せざるを得ない」から中止を決めたのかはっきり説明願いたい。
〔回答〕
・片側交通規制の緩和です。

7)また、この「工事の中止は、落札業者の都合なのか?それとも貴部署の都合なのか?いつだれがどのような手続きを踏まえて判断したのか?
〔回答〕
・関係部署と協議の結果です。

8)もし、落札業者の都合であればまだしも、貴部署の都合で中止を業者に伝えた場合、仕掛かり費用などの処理や費用弁済等の問題は発生したのか?問題ある場合、仕掛かり費用は幾ら発生しているのか?
〔回答〕
・管材の買上げとして約300万円の支払いを致しました。

9)開示された図面を見ると、配水管の布設替工事ルートは、わざわざ東京ガスの天神川推進工法で設置したガス導管の到達抗のところの直ぐそばに、道路を横切って配置している。さらに、既に東京ガスの高圧導管が地表下1.2〜1.5mに敷設された場所と殆ど同じ場所に、しかも高圧ガス導管にそって、深さ121.8cmの位置に配水管を設置する工事だという。この工事図はいつ誰が作成したのか?またその費用はいくらだったのか?ちなみに東京ガスは、高圧ガス導管のメンテナンスのため、ガス管の上部や直ぐ横には水道管などの他の構造の存在を許さず、充分な離隔距離を確保することが必要だとしている。
〔回答〕
・作成時期におきましては、H19年6月中旬であり、図面の作成については上下水道部でしております。

10)開示された入札調書を見ると1番札の業者の提示額680万円は、予定価格701万円に対して落札率が97%に相当する。落札率が95%以上は、間違いなく談合しているともいわれている昨今の伏況下で、しかも、最低額の1番札と最高額の6番札の業者の提示額の差額がわずか10万円で、この中に応札しか6社が2〜3万円ずつの差できれいに並んでいるのを目にする限り、談合の可能性が極めて高いと思うが、いかがなものか?また、予定価格が事前に漏れていることを端的に示しているとも言えるのではないか?入札結果から、予定価格の事前漏洩、すなわち官製談合の可能性について貴殿の見解を聞かせて欲しい。
〔回答〕
・本案件に対する、入札談合に関する情報はありません。
・公共工事の予定価格は入札前に公表しています。

11)東京ガスの高圧ガス導管建設工事では、切通し、北野殿、岩井の各地区の各所で配水管などとの干渉が生じており、東京ガスでは、安中市上下水道課など関係先と緊密に協議を重ねて、必要な配水管の移設費用は原因者である東京ガスがすべて負担することで合意しているはず。なぜ、安中市の貴重な予算を投入しなければならないのか、その理由を教えて欲しい。
〔回答〕
・ 東京ガスの工事とは関係ありません。

■以上のように、落札業者に対しておよそ300万円が違約金として支払われたそうです。また、東京ガスの工事との関係については、一切無関係だとしています。しかし、本来、東京ガスの高圧ガス導管は、切通しの野殿交差点から天神川の橋までは、布設ルートが市の水道管と干渉しますが、橋から先は干渉していません。しかし、上水道部が描いた図面では「ガス到達坑」と記されており、そこからガス管の真上に重なるように布設替の水道管を設置することになっております。この図面を上水道部が作成したのは昨年6月中旬だそうですから、当時、既に東京ガスが天神川の河床工事をしており、東京ガスの工事を知っていた上で、水道管の布設替工事の内容を決めたことは確実です。
これらの経緯は、2月7日に行政文書開示請求をしているので、まもなく書類や図面として開示される見通しです。それらを見れば、事情が判明すると期待されます。
一方、落札業者に対して約300万円が違約金として支払われていますが、この金額が妥当かどうか、落札業者を泣かせてはいないかどうか、検証する必要があります。そこで、次の質問状を提出しました。
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平成20年2月18日
〒379-0192安中市安中一丁目23-13安中市長 岡田義弘様
(安中市上下水道部上下水道工務課:電話027-385-6831)
  〒379−0114安中市野殿980番地 小川 賢
安中市北野殿地区における配水管布設工事に係る第3回公開質問状
 このことについては、平成19年12月13日付安水上発第17283号の回覧チラシが12月27日に回付されたので、先日公開質問状を出したところ、平成20年1月10日に回答を頂き、同時に開示された行政文書を拝見しました。さらに、平成20年1月31日付安水工発第19922号の回覧チラシが2月6日に回付されてきました。これらの一連の情報をもとに、2月7日付で第2回目公開質問状を差し上げたところ、2月15日(金)に回答を頂き、厚く御礼申し上げます。
 詳細は、2月7日に提出した行政文書開示申請書に基づく情報開示で、起案書、回議書、契約解除書類、庁議録などを見れば明らかになると思いますが、念のため、次の関連事項について追加質問があります。ご回答は2月22日(金)必着でお願いします。なお、これらの事項が開示資料を見て、容易に分かるようであれば、回答不要です。

1)本件工事中止決定により、落札業者に対して、仕掛かり費用弁済のため、管材の買上げとして約300万円を支払ったそうですが、これは業者からの申告に従って支払い額を決めたのでしょうか?それとも協議の上決めたのでしょうか?

2)支払い金額の根拠として、見積り額を参考にしたと思いますが、見積り額は幾らだったしょうか?

3)その見積り額の根拠となる管材の予量表(材料の仕様と数量)を教えて下さい。

4)発注者側の都合による工事中止の場合、仕掛かりの弁済条項について契約書にはどのように記されていましたか?

以上

■今週末には、情報開示請求をした文書も開示されますので、それと合わせて、結果を報告します。

【ひらく会情報部】
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