2008/2/19  0:00

岩野谷地区市政懇談会の顛末(2)日刊スポーツゴルフ場跡地問題  安中市内の市政懇談会

■次の質問者は、やはり区長さんでした。他にも手を上げかけた区長さんがおられましたので、どうやら順番は決めていないようですが、一人少なくても一問は質問のノルマを課せられていたのかも。で、岡田市長がニコニコ顔で次の質問者に声をかけました。

はいはいどうぞ、気軽にどうぞ。気軽にどんどん発言してくんない。

【区長B 】こういうところに来たんは初めてなんで…(場内笑い)。

お世話になります。

【区長B 】いやあ、今日もね、午前中も、午後も区長会でちょっと話しが出たんだけども、やはりいま首長さんが言ったように、過疎化、過疎化、運動会やるのにどうしたら人間集めたらいいかって話も出たんです。自分としたら大谷が一番過疎化があるんだよね、道は狭いし、子供は減るばっかで。だから自分らとすれば、あのゴルフ場のつぶれた山を、うまく工業団地でも持って来てもらって、そこを工業団地でもできれば人口は増えるし、そういうことを考えてもらえば一段と人口は増えるんじゃないかなあという気がするんだけどもどうでしょうかね?

…そうですねえ、あのう今、企業誘致の話が頂いたんですけども、あのう三益半導体がですね、安中市に進出したいということで、話頂いたんです。それで東横野に、あのうA団地、B団地で、工業用団地用地を持っていたん。それで、今まで売れなくて、ま、困っていたんですけど、あのう、一昨年、あの4月に、24日に仕事に着かせて頂いて以来、年1年に200社くらい挨拶に来ているんです。昨年も200社来たんですけども。そうしましたら、もう、売れなくて困ってたんが、もう即売れちゃったん。そく売れちゃった。それで三益半導体が安中市に是非出たいということで、話頂いたんですけども、もう手持ちの工業団地用地がないわけです。それで県が持っているですね、10万平方メートルのんがあるんです。一団地。それで県が持ってるんだから、農振も早く外せるだろうということで、県とまあ、精力的に折衝したんですけど、農振はやっぱし県でもダメなんですね。外すんに1年かかっちゃんです。それから開発許可、農転、すると2年かかっちゃう。渡せるのは3年目なんです。それで企業は、そーんなに待っちゃぁいねぇわけですよ。それで安中市はもうだめだと、いう判断を三益半導体の会社がしたもんで。で、新聞にも出ていたように前橋工業団地に行っちゃった。極めて残念に思っております。それで、ま、どこのうちでも同じなんですけども、子供のためにはですね、親は履く物も食べる物も着る物も節約に節約をして学費を送っているわけなんです。それで、やれやれ卒業だ。高校や大学を卒業になる。市内に受け皿がないわけだ。みな市外、県外でしょう。この知的財産流出をなんとしても食い止めなくっちゃならないと考えている。企業誘致は最大の課題だと思っている。そうですけども、広大な面積が必要ですから、多くの皆さんの理解もなくっては出来ません。そういう意味で、是非、多く重箱みたいな隅の話じゃなくって、そういう、若い、皆さんが安心して市内で就職できる、その受け皿作りを作らなければ、どんなに理想論を書いてみても、こりゃダーメなんですね。

【場内から】新里のほうだっけ。今度団地ができて大分評判がいいんだとか。

どこでも血眼になっていますよ、市町村は。それでそういう企業の誘致っていうんはですね。一朝にしてできるもんじゃないんですよね。なーが年の市の状況を話し、それで理解してもらって、それで産業育成…っていうものが、ああ、安中、新生安中市は相当、深い考え持っているなぁということが理解されて初めて、安中市に行きましょうとこうなる。典型的なのは高崎のキリンビールがですね、栃木の福田知事に、もう、福田知事が戦略的にキリンビールに接触して、高崎のキリンビールが栃木に誘致されちゃった。安中市も、信越の半導体、この、直径が30っちゅう盤なんですけど、今から20数年前ですけど、その大きな、こういう、15とか、10とか、こういうもんは信越化学で作っていたんですけど、この大きな盤の、30というですね、ものを、新しく製造するっていうことを安中市は当時、情報として持っていた。20数年前。だけど安中市はその受け皿作り、全然、しなかったもんですから、福島の白河市に行ってしまった。もう最大の今、企業になっている。白河へ行ったその半導体、信越の。一つの課で800人いるっちゅうんですから!一つの課ですよ!800人います。3千数百人いるっちゅう。信越化学より上へ行っちゃった。磯部工場より。そういうふうにですね。もう本当に将来子供が、将来どうなるというですね。企業誘致をすることが、これが、地域を元気付ける、元になるわけです。それで、栃木県よりも群馬県の方が、この一人一人の所得は、群馬県の方が上だったんです。こないだ上毛新聞に出ましたっすよねえ。47都道府県の。栃木県がこう上に行っちゃった。群馬県が下になっちゃった。人口も栃木県が下だった。群馬県が上だった。いま栃木県は67人群馬県よりも上へ行った。上に行ぐっちゅうことは勢いがついてる。今後延びていく。下がるっちゅうことは勢いがないわけだから、どんどん下がる。こりゃぁ中長期的戦略を、県においても市町村においても持たなければそういうことになっちゃう。従いまして農業も停滞する、商店も停滞する、中小企業も停滞する。ぜーんぶが悪い状況になる。こういうことです。一生懸命、はい。

【区長B】それがね、区長になって2年間で延びるんでなく5世帯減っちゃてるんだよね、なんだかね、寂しいね。なんとか残せれば自分の孫に。おれ孫3人いるんだぜ。なんとか何かを残したいね。

あのう、まあそこの、あのう日刊が、相当買収しているとこはですね、まあ、いろいろな計画があるようです。いろんな計画が。先般もちょっと市に見えたんですけども、いや、それは市がとてもあのう、どうこうできることじゃないですから、まあ、民間活力でね、やってくださいと、こういうふうにして。なにか日刊スポーツじゃないですよ。違った筋から、絵が書いてあるようです。ですけども、あのう、それは、行政がどうこうということは一切できません。ですから民間活力でお願いします。こういう話はさせて頂いております。ですから、行政が関与した開発というものはできません。そりゃあなぜかというと、こういう起伏が非常にあるところですから、あのう今、安中市の財政はですね。破綻寸前なんです。実質公債比率というのがあるんです。その予算に対して借金の割合がどんだけかということ。平成17年度は17%だったんです。平成17年度。あの決算ですね。17年。あの、私が仕事に着かせていただく前の年ですね。で、平成18年は17.5に上がっちゃったんです。17.5%に上がった。18%になりますと、財政健全化計画てぇのを県を通じて国に上げなくっちゃならない。もう皮一枚きしゃあ隙間がない。じゃあ17年度は17で、どうして18年度が。17.5に上がったかということです。先般の大阪府の知事選がありましたね。大阪府は5兆円の借金がある。5兆円。そこへ3千億円、3千万円じゃないですよ。3千億円、あの太田知事が隠しておいた。再建整理団体に落ちることを恐れて。ですから太田、あの助成の太田知事は現職でありながら立候補できなくなっちゃった。安中市はじゃあ、どうして17から17.5になったかっちゅうと、安中市も隠してたっちゅうことですよ。具体的にどういうことかっちゅうと、債務負担行為つって3年とか5年、大体まあ長くても5年なんです。この一度、市議会で、高橋議員おいででございますけど、市議会で議決しとけば、3年間議決しねぇで事業が継続してできるっちゅう。これが債務負担行為っていうんです。或いは5年間出来るっていう。その、金額をこっちに置いといて、分かりやすく言えば、隠しといた。私は、仕事に着かして頂いて全部表に出しちゃった。それだから、17.5に上がった。17.5。それでこれじゃあもう再建整理団体一歩手前になってしまう、ということで、19年度は…(資料をかばんから取り出す)…19年度はですね。16.5に。16.5。1%下げた。うん。それで、こりゃぁあのう、20年度は当初予算、決算でないから。あのう、当初予算ベースで計算しますと、16%。この16%ってぇのは当初予算ベースですから、決算ではありませんから、まだ固まっていない。まだ、今予算編成さしていただいたとこなんですけど、これから議会にかけるんですけど、それを…から、当初予算のベースからこういう算式があるんですけど、算式によって計算しますと16%。で、16%は決して安全じゃないんです。15%が危険水域って言うんです。15%下回んなければ健全財政にはならないんです。ですから、こういう難しい算式があるんです。この難しい算式で弾き出さくちゃなんね。こういうことなんです。まあ長くなってすいません。

■大谷の区長さんは、日刊スポーツが古くは昭和48年のオイルショックの頃、その後バブル期の平成元年から再開したゴルフ場開発を最後の段階でギブアップしたため、そっくり里山の自然が残っている137ヘクタールの広大な開発跡地に、サンパイ場ではなく工業団地を誘致して欲しい、と岡田市長に要請したのに、何を思ったのか岡田市長は、安中市を見捨てた半導体工場の話と、安中市の財政が破綻寸前の火の車だという深刻な話に終始して、後は民間活力頼みだ、などとチンプンカンプンな論理立てで質問者を煙に巻いたのでした。

【ひらく会情報部】
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