今年2月に開かれた地区別懇談会の住民意見に対する7ヵ月後の回答が象徴する岡田市政のスピード感(1)  困ったちゃん岡田前市政

■先月9月20日付で、当会事務局の郵便受けに、関東新聞販売株式会社のメール便が入っていました。開封して中にあった書類をみると、7ヶ月まえに地元岩野谷公民館で開催された地区別懇談会での質疑応答について、市役所から回答が来たことがわかりました。最近、ようやく回答内容をチェックする時間ができたので、ご報告します。当会のコメントも合わせてご覧ください。なお、安中市のホームページにも掲載されています。
http://www.city.annaka.gunma.jp/gyousei/soumu/tikukon/tikukon-result23.pdf

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                       (公 印 省 略)
                     平成24年 9月18日
平成23年度地区別懇談会参加者各位
                     安中市長  岡田 義弘
  地区別懇談会でいただいた意見の回答の送付について
 2月1日から24日にかけて行った地区別懇談会には多くの皆様に参加していただき、誠にありがとうございました。当日いただいた意見に対する市の回答を送付いたしますので、ご覧ください。
 また、ご回答が大変遅れましたことをお詫び申し上げます。
 なお、同一の事項に対し、複数の方から意見が出た場合等は編集の都合上、意見の集約等を行なっているほか、担当部署からの補足説明も加えておりますので、ご了承ください。
 また、送付に関しては、会場で記入していただいた名簿をもとに送付させていただいておりますので、誤字等ありましたら、ご容赦ください。
      問合せ
      市役所秘書課広報広聴係
      TEL 382−1111
      (内線1014)
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【平成23年度 地区別懇談会】
いただいた意見とその回答 岩野谷地区
  実 施 日:平成24年2月16日
  参加人数:27人

<ご意見・ご要望(岩野谷地区):Q><回答・説明:A>

1.安中市のサンパイ行政(原市の共和加工と大谷の環境資源の産廃施設)
<Q>
原市の友人が、産廃の処分場ができてしまうのではないかと心配している。大谷にも産廃の問題がある。市長が反対といってくれているので、できないと思っていたが、なぜ、市長が反対しているのに話が進んでしまうのか不思議に思って、県に聞いたところ、難しい所はわからないが、市の出した書類が無意味な書類なので、市が、きちんと県の方の決められた産廃の規定の書類に則って、業者と話し合いをして、きちっと安全性を業者と決めていただければ、県も市の意見を取り入れてやりますよといっていた。
市は市民を守る義務があると思う。反対といっているのになぜ進んでしまうのか。市としての責務を果たしていないと思うがどうか。
<A>
県の事前協議には、市の意見は反映されません。県が法律に基づいて行っています。
県の事前協議がどうなっているかを、まず、県及び県議に聞いていただければと思います。
原市の話ですが、共和化工という会社の話だと思いますが、わかっている範囲でお話すると廃掃法という廃棄物処理の許可を出す法律があります。その許可を出すのは市長が申し上げたとおり県の許可になります。その際に事前協議ということで、市に意見が求められます。その意見については反対ということで表明しています。それにもかかわらず、県は事前協議を進めてしまいました。都市計画法の公共施設の管理者としての協議が始まろうとしていますがそれにつて市長が大変苦慮しているというところです。
産業廃棄物処理施設の許認可権は県であり、本市としては事前協議規程に基づき意見を述べるだけです。このため、大谷及び郷原の両施設に対しては、市の意見として反対の意見を提出しておりますが、県は、あくまでも意見として聞くだけであり、協議は進行している状況です。また、本市は、協定書の締結及び確約書の受理を拒否していますので、条件を出すことは難しい状況です。このため、本市は県が住民のために協定書を結ぶことを求めています。〔市民部〕
 →【当会コメント】やはり安中市はサンパイ業者のいうなりになっている。群馬県は大物職員OBを擁するサンパイ業者と癒着してインサイダーで許可手続を進めており、このまま本申請に突入してしまうようだ。群馬県と安中市のサンパイ推進の行政体質が如実に示されているといえる。
<Q>
反対しても無意味ということですか。
<A>
廃掃法に関しては、県の許可で、基準がきちんと定められていて、基準さえクリアすればいくら住民や市が反対しようが、県は許可せざるを得ないものです。
→【当会コメント】これが岡田市長のホンネ。いくら住民が反対しようが、県は許可せざるを得ないという見解なのです
<Q>
業者との話し合いで基準をここまでしようとかということを市が取り持って・・・
<A>
それは、協定書を結ぶということですね。協定書を結ぶということは、設置することを認めるということになるので、市長としては、協定書を結ぶ以前の問題として、市内に処理場をつくらせたくないという気持ちがあります。  →【当会コメント】気持ちだけでは、屁のツッパリにもならない。行政手続き上、きちんとサンパイ処分場設置反対の立場で行動しない限り、口先だけとなる。二枚舌の岡田市長だけに市民の不安は当然だ。
<Q>
大谷には産廃施設が2つ3つあるが、その近くには、高崎(吉井)の施設があり、その横に富岡の施設もある。1つ1つは法律をクリアしてしまうが、そこのところでたまって5つくらいになると複合汚染でレベルが高くなる。市は反対だというアピールをしてほしい。県や業者へ届くようなアピールをしてほしい。
<A>
公人として、反対していきたい。
 →【当会コメント】では、私人としてサンパイ業者とどう向き合っているのか?
<Q>
産廃の件で県へ行くが、県の産廃の担当者も安中市は反対だという意見をつけてくれているといっていた。先ほど市長から、県会議員に聞いたかといっていたが確かに地元からでている岩井さんと茂木さんがいるがそういう人たちに話はしたことはない。もう4回地区別懇談会に参加して、その都度、市長が反対だという話は聞いている。
県議に直接話す機会がないので、市長の方からこういう意見が出ましたということを伝えてほしい。
<A>
それは伝えたいと思います。

<Q>
原市の共和化工の反対陳情を今日岩井県議と茂木県議が同行して、県知事宛に提出している。
<A>
市から要請しそういう動きになりました。
→【当会コメント】えっ?岡田市長はこんなこと、いつ言ったの?

2.魅力的なまちづくり
<Q>
もう少し子供たちが魅力的だと思うまちづくりをしてほしい。
<A>
こういう地域づくりをすべきだという1つの構想を示していただけるとありがたいと思います。これからは、行政だけで政策を組み立ててやる時代ではありません。そのために地区別懇談会などを行っています。


3.防災対策
<Q>
ハザードマップを見ると国道18号の辺りが水浸しになるが何か対策を考えているか。
<A>
安中市には3つダムがあり、それが崩壊したときの対応をしなければなりません。地震により崩壊した場合、放水とは違い一挙に水が流れてきます。その時の対応を今、積極的に内部で協議しています。
地域防災組織作りを昨年からお願いしています。行政だけでは、とても防げません。防災は信頼であると考えています。信頼とは、子どもがいないから、親が見つけに行く。これは信頼になりません。子どもは子どもで避難場所へ行くように常に家庭で話し合っておき、子どもは子どもで親は親でそれぞれ避難場所へ行き、そこで会うようにしなければなりません。

<Q>
この地区の避難場所は、碓東小学校と公民館である。大谷の人などは避難場所までたどり着けないと思うがどのように考えているか。
<A>
岩野谷公民館は岩井の人が中心。大谷は大谷で、野殿は野殿で、地域防災組織を作っていただき、建物を造るのは財政的に難しいですが。広い芝生の場所だけは用意しなければ皆さんの安全は確保できないと考えています。
防災対策については、避難所の見直しも含め、抜本的な見直しをしなければならないと考えています。


4.防犯対策
<Q>
板鼻地区と岩野谷地区に駐在所があるが、ほとんどいない。国道18号のところに交番を設置してもらいたい。そうすれば事故も多少減るのではないか。
<A>
古くて新しい問題です。中宿地区で、駅前に交番をという話がもう10数年前から出ていますが、未だにできていません。交番や駐在所については公安委員会の協議になります。予算・職員数等の問題もあり、簡単にはいかないのが現実のようです。


5.日刊スポーツゴルフ場跡地問題
<Q>
日刊スポーツがゴルフ場を造るということで、開発を予定していたが、中止になり、猪などの野生動物の巣になっている。日刊スポーツも手放したがっており、日刊も市なり、県なりに開発してもらうことが一番いいといっているらしいので、市で引き受けて工業団地にするなどの開発してもらいたい。
<A>
市が購入ということは現段階では難しいと思います。
 →【当会コメント】安中市土地開発公社元職員のタゴが群銀を騙して横領する際に公社が公金で買った新幹線安中榛名駅の北側駐車場建設予定だった公有地1ヘクタール3億円余りで買い取るくせに、日刊スポーツのゴルフ場跡地137へクタールを買い取るつもりがないのは矛盾している。地元情報によれば、日刊スポーツはゴルフ場跡地をもてあまし、3億円くらい名なら手放してもいいと思っているからだ。それから、懇談会で、唐突に岡田市長が言及したメガソーラーについて、ここでは全く触れられていないのはどうしてか。

6.市営墓地
<Q>
市営墓地については、どうするつもりか。
<A>
地元の皆さんの意向を踏まえて検討していかなければならないと考えています。震災等もあり、いま協議がとまっている状態です。
現在、要望書を提出しているのが2地区、口頭でうちの地区へ持ってきてほしいという地区が3地区あります。
市民の皆様からの候補地としてのご要望、また、取得しやすい墓地がほしいというご意見は真摯に受け止めさせていただいております。ご要望をいただいた場所につきましては、所有者の皆様の考え方、周辺にお住まいの皆様の考え方、建設を進めた場合に推定される費用等を総合的に検討している状況です。〔市民部〕


7.市政の課題と施策
<Q>
当面の課題とこれからやっていきたいことについて聞きたい。
<A>
子育ての環境整備が最優先でなければいけないと思っています。その延長上にあるのが耐震工事。いかなる災害にも耐えられるような環境整備をしていかなければならない。
長期的には市民の皆さんが安心して明日に向かえる社会構造、のどの荘のような施設の整備をしていかなければならないと考えている。


8.教育行政
<Q>
中学を卒業するとみんな高崎、前橋へ行ってしまう。安中にも学校はあるので、そこにいけるようレベルアップをはかるなどしてほしい。
<A>
高校の分野になるので、市として直接の働きかけは難しいと思います。子ども本人と保護者の考えを優先せざるを得ません。
今松井田高校は、特徴ある学校づくりを地域の皆さんの協力により行った結果倍率も高くなっています。
そういった地域の協力がないと難しいようです。
各中学校では、生徒本人と保護者と教員が何度も進路相談を重ねながら最終的な進路を決定しています。地元の安中総合学園、松井田高校ともに、生徒のための良い実践に取り組んでいる高校であり、例年、進学先として選んでいる生徒は少なくありません。引き続き、各高校の正確な情報を生徒及び保護者に伝えていきます。〔教育委員会〕


9.東邦亜鉛周辺の重金属汚染土壌地除染のための耕地整理
<Q>
耕地整備していかなければこの地域は発展していかない。
<A>
耕地整理等の土地改良事業につきましては、地権者や土地利用者の総意のもと、地域の皆様の事業実施に向けたご理解とご協力なくして進めることができません。公特事業につきましては、群馬県と協力しながら早期実施に向け努力いたしますのでご協力をお願いいたします。〔産業部〕


10.原発事故によるホットスポット問題
<Q>
側溝等放射線量の高いところがある。ガイガーカウンターをたくさん購入し、学校や幼稚園の配ったらどうか。
食料の放射線量を測れるものを市で購入し測る計画はあるのか。
測定器を貸し出すだけではだめ。知識のある人が説明してあげなければだめ。
<A>
測定器については、各学校へ配布してあります。
市内47カ所の公共施設を測定して参りました。今度、市内を1qの升に切りそこの測定をしています。
測定器につきましては、4月以降市民の皆さんから要望があれば、貸し出しを検討していきたいと考えています。
測定器は国から1台くる予定になっており、そのほかに1台購入予定である。注文生産のため、納品に時間がかかっている。
平成24年5月には、平成23年に消費者庁に貸与を申請した検査機器が松井田学校給食センターに設置され、小・中学校の給食食材の検査を開始しています。〔教育委員会〕
空間放射線量の測定器の貸出しにつきましては、現在、碓氷川クリーンセンター内の環境推進課に5台、支所の地域振興課に5台にて行っております。また、国から示された基準について説明しています。〔市民部〕


11.東邦亜鉛のサンパイ場問題
<Q>
東邦亜鉛に最終処分場ができてしまった。これについて市から意見書を出したのか。
今後最終処分場建設の話がきた場合、反対してほしい。どうしても建設と言うことになった場合は、完全な密封型の遮蔽型にするようにしてほしい。
<A>
今回の最終処分場に関しては、鉱山法に基づいて建設された施設を許可の段階で産廃物処理法の許可に変更したものであり、特に市として意見は出せない状況でありました。今後については、地元住民のご意見を聞いて対応していきたいと思います。〔市民部〕
 →【当会コメント】懇談会の席上、岡田市長から、東邦亜鉛を擁護する発言がいくつも飛び出したが、それには少しも触れられていない。

12.市内中学校のいじめ問題
<Q>
今度孫が入学する予定だが、1中でいじめがあったという話を聞いた。実際にあったのか。現在はどうなのかということをわかる範囲で教えてほしい。
<A>
いじめといってもいろいろあります。けんかのような一過性のものもあります。特にいじめという報告は受けていません。昨年報道もされた事件についても少しずつだが安定してきています。6名該当者がいますが受験の時期に入ってきて教室に行けるようになったり、ほっとルームという別の教室を開放して先生が面倒見ている状況です。
 市内の小中学校では、毎月、児童・生徒を対象にアンケートをとり、いじめの有無や生活上の悩みなどを把握し、日常の指導に活かしています。第一中学校については、4月からいじめが心配される事案(悪ふざけやけんかのような一過性のもの)の報告はありましたが、アンケートをもとにすべて指導を加えています。(教育委員会)


13.フリマ中止を巡り広報を乱用した名誉毀損問題
<Q>
2月7日フリマ問題の最高裁判決が出たが、ここで皆さんに謝罪するつもりはないのか。
<A>
最高裁判決でも、謝罪文を出せという請求は棄却されているのでそのつもりはありません。


14.安中市土地開発公社51億円事件問題
<Q>
多胡事件で群銀へ毎年2000万円返済しているが減らしてもらうわけにはいかないか。10年ごとに見直しがあると聞いたが。
<A>
結論から言えば、裁判で決まったことなので減らしてもらうことはできません。
判決で返済額は決まっています。10年ごとに支払い方法について話し合うことになっています。
 →【当会コメント】現市長を含め、元職員と親交のあった政治家や同僚、OBらは横領事件の真相について市民に語ろうとしないまま、17年あまりが経過した。しかし、この地方自治体史上最大といわれる巨額横領事件の尻拭いとして、あと91年間、毎年2000万円を、タゴに騙されたとして被害者を装う群馬銀行にくれてやりつづける理不尽さについて、岡田現市長が言及しようとしないのは、やはり、元職員への多大なる配慮のためらしい。

■回答内容を見ると、実際に地区別懇談会での生々しいやり取りの雰囲気はかき消され、市長が気色ばんで答えた様子は到底想像もできず、なごやかに懇談会が行なわれたような印象を読み手に与えますが、実際にはまったく違います。紛糾した場面は、そっくり削除されてあります。現実の様子は、当会のブログを参照してください。
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/747.html#readmore
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/748.html#readmore

【ひらく会事務局・この項つづく】
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