タゴ事件の負の遺産103年ローン14回目支払いが迫るのに市民には市税徴収を強化する安中市の本末転倒  土地開発公社51億円横領事件

■来週12月25日(火)は、タゴ51億円事件でタゴ一族や市役所関係者、金融関係者、政治家や業者、暴力団、愛人などにばら撒かれた横領金をタゴに騙し取られた群馬銀行に、タゴと一緒に安中市土地開発公社の理事・監事として経営に当たったことのある岡田義弘安中市長兼土地開発公社理事長が、群銀安中支店長時代にタゴに盆暮れのお歳暮を欠かさなかった松井誠群馬県信用組合理事長経由で、公金2000万円を群馬銀行に103年ローンの14回目のクリスマスプレゼントとしてくれてやる日です。いよいよあと、3日後に迫りました。

 ところが、広報あんなか12月1日号によると、この忌まわしい12月を、安中市はなんと「市税滞納整理強化月間」などと、性懲りも無くキャンペーンしている有様です。

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12月は「市税滞納整理強化月間」です
〜納期限内納付のご協力をお願いします〜
 市税は私たちが安心して健康な暮らしをするために、重要な役割を持っています。福祉や保険といった社会保障、ごみ処理、教育、道路整備など、さまざまな事業を進めるうえで、非常に大切な財源です。市税などの納期が過ぎても未納の人は早めに納付してください。
 市では、毎年増加傾向にある市税滞納額の縮小と収納率の向上を目指し、12月を「市税滞納整理強化月間」として、税収確保に努めます。
【納付・相談に応じない人には滞納処分により強制的に徴収します】
 市税などの納期限が過ぎても未納の人には、督促状や電話・文書などで催告をしていますが、納税相談がなく未納の人には市職員がその人のお宅を訪問し、納税の催告を行います。
 市税などの滞納が続くと納期限の翌日から納付の日までの期間に応じ延滞金が加算されます。また、大多数の人が納期内に納付されている中で、再三納付の催告をしているにも関わらず滞納を続ける人には、税負担の公平性や市民としての負担の義務を果たしていただくため、財産の差押などの滞納処分を執行します。
◎差押件数は年々増加しています
 上半期(4〜9月)の滞納処分(財産差押)の件数と、換価額の推移です。債権・不動産など種類を問わず、差押件数・換価額ともに年々増加しています。
 区分/22年度上半期/23年度上半期/24年度上半期
預貯金/124/185/340
給与・年金/9/12/19
生命保険/9/17/16
国税還付金/2/25/57
売掛金・賃料ほか/3/5/5
不動産/3/15/33
計/150/259/470
換価による徴収/6,003,871円/11,272,160円/27,074,723円
◎市税に滞納のある人は、確定申告による所得税還付金をすべて差押します。
 確定申告をしたことにより所得税が還付になる場合、市税に滞納のある人については、差押の手続を行ったうえで、すべて市税に充当します。なお、市税を分割納付いただいている人もすべて差押の対象となります。
 年度/平成21年度/平成22年度/平成23年度
差押件数/7/68/99
換価額/236,010円/2,587,665円/5,300,377円
◎不動産差押を強化しています
 住宅ローンなどの支払を優先して納税いただけない人には、積極的に不動産(土地・建物)差押を執行しています。
 今年度は10物件を公売に出しました。
◎給与差押も強化しています
 給与収入など納税できる支払能力があるにも関わらず、住宅ローンや他の借入などの支払を優先して納税いただけない人には、積極的に給与差押を執行しています。
 市税を滞納してしまい、市が勤務先に給与照会することにより、結果的に市税の滞納の事実が勤務先に知られることとなります。
 給与差押については、完納になるまで毎月取立を行います。
【納税が困難な人は、一人で迷わず放置せず、早めに相談を】
 災害や盗難、本人や家族の病気、事業の休廃止、失業などのやむを得ない事情や、多重債務などにより市税の納期ごとの納付が困難な場合は、一人で悩まず、放置せずに、早めにご相談ください。一括納付が難しい場合には、分割納付に応じることもできます。まずは、納付できない理由をお聞かせください。
●夜間納税相談窓口
市役所開庁時間に納税相談ができない人のために、下表納期限日に夜間窓口を開設しています。
開設日:12月25日(火)、1月31日(木)、2月25日(木)、4月1日(月)
時 間:午後8時まで
場 所:本庁収納課
●日曜納税相談窓□
 12月の「市税滞納整理強化月間」には日曜納税相談窓口を開設します。
開設日:12月23日(日)
時 間:午前9時から正午まで
場 所:本庁収納課
問合せ>本庁収納課収納整理係(TEL内線1082・1084)
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■同様なキャンペーンは先月の広報あんなか11月1日号の5ページ目にも「もしあなたが市税滞納してしまうと」と題して掲載されていました。

 今回のキャンペーン記事は、冒頭の「市税は私たちが安心して健康な暮らしをするために、重要な役割を持っています。福祉や保険といった社会保障、ごみ処理、教育、道路整備など、さまざまな事業を進めるうえで、非常に大切な財源です。」までは同文ですが、その後の記事の文章がガラリと変わりました。

 今回は「市税などの納期が過ぎても未納の人は早めに納付してください。」となっていて、前月の「市税を滞納することは、納期限内に納付している大多数の市民との公平性を欠くことになります。また、市の財政を圧迫し、住民サービスに支障をきたすことになります。このため、大多数の納期限内納税者の代弁者として、『滞納は許さない』を合言葉に、市では毅然とした態度で、滞納処分(財産差押)に取り組んでいます。」という既述よりも、簡単な表現に変えられました。

■偉そうに「納期限内納税者の代弁者」とか「滞納により市の財政を圧迫し、住民サービスに支障をきたすことになる」などと主張するのは、やはりはばかったのかもしれません。なにしろ、51億円以上という巨額の所得を得ていた元職員タゴが、安中市土地開発公社から損害賠償の民事請求事件を起されて、一度も法廷に出廷しないまま敗訴となったのを受けて、税務署はタゴの不当利得に掛けていた所得税をまるまる棒引きしましたが、あろうことか、安中市も、これを奇貨かとして、タゴの巨額犯罪利得に対する市税の課税を放棄したのでした。

 安中市は、課税放棄した上に、本来、元職員タゴ及びその一族関係者らの財産差押えをして、巨額の損害金を回収し、一刻も早く、群馬銀行への和解金支払いのための公金投入から脱却しなければならないのに、岡田市長に至っては、「元職員は14年の懲役刑に服したのだから、そっとしておいてやらねば・・・」などと思っているのでないか、と疑りたくなるほど、タゴとその関係者の財産差押えには極めて消極的な対応しかとっていません。

■安中市の広報によれば、市税滞納による市民の財産差押え件数と金額は、平成22年度上半期が150件約600万円、平成23年度上半期が259件約1127万円、平成24年度上半期が470件約2707万円と倍々ゲームで実績を上げてきていることを誇らしげに表で示していますが、せっかく市民から徴収した血税が、公社に事務費として流れ、今年もクリスマスの日に、2000万円がいわばドブに捨てられるのです。これではせっかく安中市が、12月を「市税滞納整理強化月間」としてキャンペーンに努めても、「タゴ事件尻拭い金の群銀への支払い強化月間」というふうに聞こえてしまいます。

 安中市が、増え続ける市税滞納の撲滅を図るために、差押件数と金額の毎年の実績を表にするのであれば、同様に、巨額横領事件を風化させないためにも、タゴやその一族に対する損害金の回収にかかる差押件数及び金額も、きちんと市民に報告するのがスジではないでしょうか。

【ひらく会情報部】
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