市政懇談会の顛末(14)東邦亜鉛周辺汚染土壌と市営墓地計画  安中市内の市政懇談会


■岡田市長の出身である岩野谷の北野殿には、戦中から東邦亜鉛安中精錬所が稼動して、長年にわたり降り積もったカドミウムその他の重金属が土壌中に高濃度に含まれています。住民の安全で安心な生活を守るべき地元出身の岡田市長は、なぜか汚染土壌対策には消極的です。汚染土壌の排客土対策の同意も、地元で一番最後に、昨年5月ごろ渋々署名押印したのですが、その時は既にカドミウムの国際基準導入による計画見直しを知っていて、当面、事業が進まないことを先読みしたうえで、署名に応じたと思われます。この背景には、昔から続いている東邦亜鉛からの献金が作用していると見られます。東邦亜鉛は、総額37億円と試算されたこれまでの対策事業計画のうち約10億円を負担することになっていますが、その支出をできるだけ避けて、できれば支出せずに済まそうと、議員時代から岡田県議に献金をしてきました。今、まさに首長になったことから、その果実を充分堪能できているわけです。今回もこの問題について、岡田市長に聞いてみました。


【司会者】最後小川さんから。

【住民O】2点ほど。北野殿の区長が来られていないんですが、かねてより懸案の、岡田市長さんもそのエリアにおりますけども、東邦亜鉛の土壌浄化の件、国際基準が変わったから振り出しに戻るという、ことなんですけれども。

いや、まだ変わっていないけど。

【住民O】いやいや、おっしゃったでしょう。0.4ppm。いま環境省とか、食品衛生法とかいろいろな絡みでやっているようですけども、今お聞きになっている最新の岡田さんの聞いているところでいつに動き出しますか?メドは?

土地改良ですか?

【住民O】メドは。

公害汚染値の排客土の問題をいま小川さんからご指摘があったんですが、今のところは全くメドが立っていません。まあ、5年以内には着手できるんではないか、ないかと、こういう今、県との協議の中では、県はそういうふうに言っております。国の交付金が入りますから。あのう、件と滋賀協議して進めるということはちょっとできないんですよね。ですから分かりやすく言えば、国の判断待ち。こういうことなんです。それで、お話が出たから、ちょっと蛇足的に申し上げたいんですが、野殿地区の、岩井地区も同じなんですが、灰客土をして農地に復元してそれでいいのか。この際、運動公園をそこの中に織り込んだり、あるいは、私営墓地を織り込んだり、そういう検討はしなくてもいいのか、そこのところをしっかり議論をしていただきたい。いいんならいいで、私営墓地は他に持って行きます。はっきり申します。スポーツ公園もやらなくもいいよというんなら、他に持ってゆく。こういう要望が。私営墓地も、あのう、4箇所から、おらがほうに持ってくるようにと。ございますので、そういう協議をしっかりとしていただきたい。あとで、あとで、あー、やっときゃよかったと、そういうことにならないように、しっかりと。3年、4年直ぐ経っちゃいますよ。協議しているうちに。

【住民O】いやいや、そうじゃなくて。早く排客土をしてほしいというところを、岡田さんがおっしゃったのは、国際基準で厳しくなって、玄米以外の野菜にもですね。カドミウム含有量が安全性が適用されるので、今の計画案は全く役に立たないと、だからもっと排客土の厚さを変えにゃあいかんとおっしゃったではないですか。

そう、そういうことです。

【住民O】だけどもう一回、図面はできているわけですよ。

そうですよ。

【住民O】予算も全部決まっているんですよ。それをまた、ほかのいろいろなもので、農業公園だの、今初めて私営墓地聞いたけど、噂には耳に入っているが、そういうのを引っ掛けるのではなく、早くやるという方向に持っていかないといけないんじゃないですか。

千歳一隅のチャンスですから、将来を見越してそういうものを検討するのも考え方の一つ。ですから大勢の皆さんで、協議することですからあらゆる角度、あらゆる面から協議して、念には念を入れて、やって、それでこれでいくんでしたら、それはそれでいいんですよ。それで排客土の厚みが違うんですね。国際基準てぇのは0,2ppmだったんですよ。それが国内基準は0.4ppm以下。

【住民O】いや1.0でしたよ。かつては。

いやそういうことですから、どんどん開かれた国ちゅうことになると、国際基準に合わせなけりゃアこれから葉も打つ用紙ねえと国は言っているわけです。ですから、国の判断待ち。せざるを得ないんです。はい。ですから2年、3年直ぐ経っちゃいますから。そういうスポーツ公園も取り入れるのか、私営墓地も。あのう、具体的に申し上げますけども、大塚忠さんのお宅から西。そこをですね。しなくもいいんなら、他に持って行きますから。

【住民N】誰と誰が協議すればいいんですか。

いや、関係者皆です。

【住民N】関係者みんなというと、区長さんら。

あのう、推進委員会というのがあるんですよ。

【住民N】いやいやそれ皆さんじゃない。

【住民O】いや聞いてないですよ。全然。噂しか聞いてないですよ。

あ、なーにを言ってんですか?

【住民O】だから、みんなには情報公開せずにやるんですよ。廃棄物処分場もそう。

小川さん!そんなことを言っていたんでしたらダメですよ。

【住民O】廃棄物もそう、高圧ガス配管もそう、みんな、住民に説明がないうちに決まっちゃっているんですよ。

そんなこと言っていたんなら、そんな小川さん、自分をほうっておいて。

【住民O】今いいチャンスで聞きましたよ。今度は勉強しますよ。

【住民P】前は大谷に市営墓地の話があった。

そうですね、あそこにありましたよね、いつの間にかぽしゃったけど。ほら、日刊スポーツの山の一角。

【住民O】あれは、前任者がやったから、気に食わないと思うんだろうれど。

【住民P】あれもゴルフ場はつぶれても、市営墓地は残してもらいてえ。

道路を開けてゆくだけで、何億円ってかかっちゃう。起伏がありすぎて。今言った大塚忠三からお宅から西、東邦亜鉛の東邦学園のある、ところまで。あそこでやれば、風光明媚で、あそこでやればいいとおもいます。

【住民O】一番汚染度の高いところですよ。ご先祖様に申し訳ないだろう。

【住民P】前から、大谷の市営墓地では大分カネを使っているでしょう。

【住民O】大分使ってますよ。いつの間にか、こう消えたでしょ。

高崎のかたからも早く作ってくれという要望がある。市内からもかなりあるんです。んだけども、あの風光明媚で見晴らしもいい、大塚忠さんのお宅から西、東邦亜鉛の境に至るまで、これはもう市営墓地には最適なんです。もう板鼻からずーっと松井田まで見えるんです。ダメならダメでいいんです。他に持って行きます。

■市営墓地の話は、つい最近、北野殿地区で囁かれはじめたのですが、よりによって東邦亜鉛に一番近い、もっともカドミウム汚染の高い地域を公園墓地にするというアイデア。ここに埋葬されるご先祖様にとってはいい迷惑です。まずは土壌浄化が先決なのに、これほど岡田市長が熱心な背景には、広大な公園墓地を作れば作るほど、汚染土壌の排客土事業の面積が少なくて済み、10億円を負担する東邦亜鉛にとって、メリットが大きいからです。ちゃんと岡田市長は、献金元の事情をよく考えてくれているわけですね。


岩野谷地区市政懇談会の顛末(15)選挙公約と特例債の矛盾

【住民O】最後に、特例債なんですけども、えー、今年のお正月にお聞きしたら、選挙公約中の特例債には手をつけませんというので、おかしいなとお聞きしたら、いや100%は使うつもりは無いというのをおっしゃいましたよね。たまたまさっきおっしゃった来年度の、新年度の予算。新聞記事を見ますと非常に積極財政だと。さきほど火の車だとおっしゃったんですけど、非常に岡田市長さん、積極財政でですね。土木費も前年度比かなり上がってますし、それと特例債も数億円の単位でお使いになりますよね。

ええ。

【住民O】今後、特例債というのは安中市の財政の火の車の救世主として積極的にお使いになるのか、それともある程度歯止めでですね。今年は例外的にお使いになるのか、その辺ちょっと教えて下さい。借金ですからね。

まずですね、小川さん、そういうふうに、岡田、使わねえと言ったって、いったいどこにそういんが書いてあるんだげな。まずそれを初めに説明をすべきだと思います。はい。

【住民O】わかりました。(失笑)

先入観でですね。自分で作文しちゃあ、まず証拠を提示することが良識だとおもいます。

【住民O】マニフェスト、確かにありましたよね。(苦笑)

それからですね。あのう、積極財政てぇのは、これは当然でございまして、冒頭申し上げましたように・・・

【住民O】火の車ね。

中小企業も、それから、あのう、皆さんの要望も、かなり詰まってるわけですよ。締める所は締めて、使うところは使うという、そういったメリハリがないとだめだと。締めるっきりでも、また使うだけじゃあダメです。そこのメリハリ、調整がないとダメだということ。そこで、じゃあなぜ特例債が有利かというと例えば、特例債を例にとりますと、500万円は、皆さんからお預かりして要る500万。それは特例債の対象になりません。9500万円が特例債の対象なんです。9500万円の70%が特例債、国が交付税で見てくれるんです。それでですね。あのうこんな有利なのはないです。どんなに有利でも、教育施設関係で、地方交付税で見てくれるのは50なんです。その項目が、市町村で、53ですかね。もちろん港湾という、ものもありますから、海のほうの関係でもそこへ、計算式の中に入ってくるんですけども、内陸はないですけども。県が46ですかね。そういう項目があるんです。それで、そこで計算してくるんですけども、これは使わなけりゃ損なんです。使わなけりゃ損、何でもかんでも硬けりゃいいって言うもんじゃないんです。これは使う、これは使わない。うん、そういうメリハリをつけなきゃダメです。それから、今もあのう積極財政云々というお話がございましたけれども、もう要望事項はこんなにあるわけです。だけど実際やれるのはこれっきしゃあないんです。そのなかでどうやって効率よくやるかっていう。それには説明責任と情報開示、しなけりゃあ、やる地区とやらねえ地区があるわけですから。ですから、もうすべてを表に出しちゃいます。すーべて表に出ししゃう。隠すこたぁないよ。

【住民O】お願いしますね。

隠すこと。んだから、小川さんが今般、市道認定のやつのところで情報開示請求で監査請求してくるんですけど、ぜーんぜん怖かあねえや。市道認定やっているところを監査請求してくるんですから。(場内失笑)

【住民O】監査請求?

監査請求してるじゃない。

【住民O】おお、あれか、あれは地元住民の方から言われたんですよ。

大体ですね。何でもかんでも監査請求すれば言いというもんじゃないよ。

【住民O】あれはね。あれは売り出している民間のデベロッパーのね・・・。

【住民X】ちょっと待って、申し訳ないけど。ね。皆さんの意見を聞くということでここにきて、いるわけでしょ。

【住民O】だって、特定のテーマじゃないですよ。

お二人だけの話で熱を入れて、私だっていくつか聞きたいことはありますよ。だけどもう時間ですからといって黙ってますよ。周りのことも考えながら議論をやってくださいよ。

【住民O】そのとおりです。しかし特定のテーマを持ち出されてはね。

岩野矢の生の声を、今日はそれを主にやっているわけですから。

【住民X】ですから、何でもかんでも監査請求すればいいちゅうもんではないです。そのことは申し上げておきます。

【司会者】ではもうお約束の時間も・・・

あの、ちょっとちょっと。

【司会者】もう時間ですから。

まあ、そんなことを言わんでも。(笑い)

【住民X】こういう話を聞いてても、頭のいい人の話で、我々庶民は全然分かりません。はっきり言って。その辺、多く頭のいい人が集まって話をされても、生の声は皆さんには届きません。はっきり申し上げます。もっと地元で、大事している人たちのね。声を聞く、そういう機会がないと無理です。こういう形でやっているんでは、と私は思います。ですから、言いたいことも2、3ありますけど、訴えたいことも、もう止めます。

まあ、いいじゃないですか、ゆっくりと。

【司会者】お約束時間、もう30分過ぎました。貴重な提言なりご意見を頂きました。一応、今日はこの場で締めさせていただきたいと思います。

【一同】どうもありがとうございました。(午後9時ちょうどに終了)

■いやはや驚かされました。ヨソの地区の懇談会では「公社事件で小川に訴えられたが、地裁、高裁、最高裁まで全部小川に買った」と岡田市長が語っておられたそうですが、今回、その話題をまた持ち出すことが期待されていたのに、空振りに終わりました。その代わりに、「小川の住民監査請求はこわくない」として、昨年、当会事務局長がオンブズマン活動の一環として、告発情報に基づき情報開示請求から住民監査請求を行ったことを突然、持ち出したのでした。これは監査委員の判断で棄却されましたが、なぜ岡田市長は、住民監査の結果が棄却されたことを喜ぶのでしょうか。(なお、この住民監査請求の詳細はブログマスターに掲載しておきます)
それにしても、岡田市長は当選した途端、あれほど選挙期間中に声高に約束していた「合併特例債には手をつけない」という選挙公約をプッツリと忘れてしまったようです。虚言ヘキは以前から気になっていたけど、最近は健忘症になってしまったのだろうか。あるいは、もしかしてニンチ症の前兆なんてことにはなっていないでしょうね。市長という重要な責務を日夜背負われているのだから、大切な公約は、いつも念頭において頂かないと困ります。念のため、昔からの献金元のひとつのストウ病院でよくチェックされたほうがよろしいのではないでしょうか。

【ひらく会事務局】
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