2013/3/18  0:18

ハレンチ知事・大澤の公舎目的外使用問題で控訴理由書の策定作業を進める市民オンブズマン群馬  オンブズマン活動

■知事・大澤による知事公舎を舞台にした愛人との度重なる目的外使用については、2月27日の前橋地裁における原告オンブズマン2名の請求が棄却・却下されたため、3月12日に控訴手続きを採った事は、既に報告済みです。これに関連して、3月16日の午後2時から前橋市内で開催された市民オンブズマン群馬の3月例会で、同3月8日付の朝日ぐんま紙のコラム「からっ風」に次の記事が掲載されていたことが報告されました。
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平成25年3月12日に前橋地裁で提出した高裁宛控訴状。地裁の事務官は、オンブズマンが控訴することを予め予期していたかのように、既に控訴手続のファイルを準備してくれていた。


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からっ風
 市民オンブズマンが群馬県の大沢正明知事を訴えた裁判の判決が先月27日、前橋地裁であった。原告は、知事が女性を知事公舎に泊めたのは県公舎管理規則に違反する目的外使用だとして知事に弁済を求めていたが、原告の敗訴に終わった▼問題は、週刊新潮が2011年7月、知事が公舎を「ラブホテル代わりに利用しているようなもの」と報じて公になった。知事は直後の記者会見で、1泊させたと認めたが、女性は愛人ではないと断言し、週刊新潮への抗議は「相談して考えたい」と話した。しかし、編集部に確認すると、これまで書面での抗議や告訴はないという▼規則は公舎の目的を「公務の円滑な運営を図るため」と定める。判決は、女性が泊まった7月8日、公舎で実際何かあったかには踏み込んでおらず、1泊させたことだけでは目的外使用とはいえないと結論付けた。つまり、知事の「潔白」がはっきりしたわけではない。▼判決は、女性が公舎に過去何回来て、何回泊まったのかも特定していない。1泊ではもちろん、仮に週刊新顔が報じた通り43回だったとしても、規則が禁ずる他人の「同居」とはいえないと述べてい
る。要は使用の中身だ▼原告は一審で公舎の現場検証を求めたが、認められなかったという。控訴したら知事と女性を証人として法廷に呼ぶよう求めたらいい。知事は前述の会見で、今後を問われて「正々堂々とやっていきます」と答えた。拒む理由はない。(朝日新聞前橋総局長・高谷秀男)
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3月8日付の朝日ぐんまコラム「からっ風」。朝日ぐんまは県内情報の充実を図るため、朝日新聞東京本社と県内のASA(朝日新聞販売所)で構成する群馬県朝日会の出資で、1983年に朝日新聞の姉妹紙として創刊された。当初の隔週から月4回、金曜日発行となり、大きさもタブロイド判(一般紙の半分)からブランケット判(一般紙の大きさ)に変わっている。紙面はASAから朝日新聞などに無料で折り込まれている。
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■この記事にあるように、市民オンブズマン群馬では、この問題でついて、一番の当事者である知事・大澤正明の証人尋問をしてはどうか、ということについて例会で話題に上ったことがあります。そのときには、知事の証人尋問をするよりも、公舎が目的外使用をされている客観的な証拠を得るためには、公舎内部の現場を検証することが必要と考えて、現場検証命令の申立てを裁判所に行いました。この背景には、群馬県知事が管財課に、知事公舎の敷地を前橋市に売却することを予定しているという情報が、被告の県知事の準備書面に書かれていたこともあり、証拠隠滅を抑止するためにも、現場検証命令を裁判所に要請したのでした。

 しかし、結局、前橋地裁は、市民オンブズマン群馬から提出された公社の現場検証命令の申立てを認めませんでした。その理由について、前橋地裁では、知事・大澤が愛人を公舎に引き入れてラブホテル代わりに使っていたことを確認するには、すでに週刊誌にも写真入りで報道されており、現場検証をする必要性は乏しいと判断していた経緯がありました。

 そのため、市民オンブズマン群馬では最終弁論のときも、完全勝訴を確信しており、よもや、被告の県知事の言い分を120%受け入れて、オンブズマン側を敗訴させるとは思いもよりませんでした。もちろん、これまでの裁判所の行政側に肩入れする傾向は何度も目にして来ましたが、今回のように明らかに税金の不正使用と、公舎という公務のために使用すべき施設をラブホテル代わりにしたことで、いくら偏向判決を行う群馬県の司直としても、知事・大澤に灸を据える必要があると判断するはずだとの強い確信を持っていたからです。

 このことについては裁判の途中で、地裁の大野裁判長から、「ラブホテル」は一晩限りの使用だが、今回は公費を投入して目隠しフェンス等を設備して知事・大澤が恒常的に愛人と宿泊を伴う公舎の利用を行ったわけだから「妾宅」という表現がふさわしい、とコメントをしたという経緯もありました。

■ところが、僅かながらも信じていた司法の良識への信頼というものが、無残にも打ち砕かれた今回の原告敗訴判決で、あらためて、現場検証申立てに加えて、証人尋問の申立てを行う必要を痛感させられた次第です。

 今回の場合、証人尋問の対象となる人物は、公舎を長年目的外使用していた知事・大澤正明と、同人と一緒に頻繁に公舎を利用していた知人女性(=愛人)、それに、知事・大澤と知人女性との仲を、議会事務局長時代からよくしっていた茂原副知事、さらに、この記事を書いた週刊新潮の記者あたりが想定されます。

 いずれにしても、現場検証と関係者の証人尋問の双方から、公舎の内部で何が行われていたのかを明らかにすることは、群馬県トップ自らが公舎という公務を行うための神聖な場所で、目的外使用をしていたというコンプライアンス上からも問題のある事件をきちんと総括するためにも不可欠なことですので、4月18日までの控訴理由書提出期限までに、慎重に討議を重ねて、もっとも有効な方策を見出して行くことにしています。

■また、2月27日の原告敗訴判決の直後に、市民オンブズマン群馬では、地裁での勝訴を予め予期していた群馬県の管財課が、前橋市への公舎土地売却に備えて、公舎建物の解体・撤去・更地化のための工事費用の見積を試算している可能性があるため、平成25年2月27日付で、群馬県知事宛に、次の開示請求をしていました。

<開示を請求する公文書の内容又は件名>
大澤知事が一時知事公舎として使用していた大大手町1号館の解体、撤去、更地化に関して、知事が作成、受領、発行、保有しているすべての情報(事前準備、検討段階のものも含む。ただし、昨年8月ごろまでに、県管財課と前橋市との間でk評議したやり取りは既に請求人に開示した文書は除く。

 この結果、平成25年3月13日管第75-13号で公文書不存在決定通知書が市民オンブズマン事務局に届きました。内容は次のとおりです。
<公文書が存在しない理由>
係争中の住民訴訟に関連するため、平成24年9月中旬意向、大手町1号公舎に係る解体、撤去、更地化の検討を中断しており、平成24年9月19日付け公文書開示請求意向に文書は作成等していないため。(平成24年9月19日付け公文書開示請求を受けて、それ以前に作成等した文書は、平成24年11月22日に開示済みです。)
<事務担当課等>
総務部管財課財産管理係 電話番号 027−226−2113
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 とりあえず、群馬県では、まだ更地化に向けた実作業には着手していないと言うことですが、知らないうちに解体されないように、定期的に公舎更地化情報については、群馬県知事に開示を求めて経緯をチェックしていく方針です。

【市民オンブズマン事務局からの報告】
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