6/6・・・夜は一緒に寝た事もあってラウール自身が安心したのか、動き回らずに寝てくれた
アメリもなんとなく察してるのか、いつも割って入ってくるのにこの日からしなくなった
そしてピーチもこの頃から一緒には寝ないで、それまでラウールが寝ていたソファーで寝るようになる・・・
手術は午後2番目の手術だけど、11時までに入って下さいと言われてたので、ギリギリまで家でゆっくりさせて、10時半ごろにたけちゃんだけで連れてってもらう。
一緒に行こうか悩んだけど、なんとなく一緒に行ったら最後の別れみたいな気がしたのと、10日から始まる展示会の準備があったので、午前中に花材の仕入れに行って手術が始まるまでに家に帰って待機する事に。
ラウールには、元気になって帰っておいでと撫でながら声をかけ送り出し、すぐに私も仕入れに向かった。
11時過ぎ頃たけちゃんから、「ラウール、もう手術出来ない・・・」と連絡が入る・・・
やっぱり・・・って思った・・・ラウは手術したくなかったんだと・・・
仕入れ先に入る寸前で良かった(入ればすぐは帰れなかっただろう)、すぐに家に帰り、詳しく聞くと、この数値では麻酔を打った時点で亡くなるだろうとの事。
ここまで急に悪くなるともう何も出来ないし、今日、明日中だろうと余命宣告されたと、、、
点滴などの治療をしても苦しむだけだろうから、自宅でゆっくりさせたげた方が良いと・・・
そして病院のスタッフみんなにいっぱい撫でてもらい帰ってきたとの事。
帰って来たラウールは余命宣告されるくらい本当に悪いの?って感じで、顔つきもしっかりしていた
お家に帰って来れたし、なんとなく今日は大丈夫って思えた。
たけちゃんは仕事に行き、私はなるべくラウの近くで展示会の準備をした。
日中はたまに少し呼吸が早くなるくらいで、穏やかに寝ていたラウール。
相変わらずアメリはラウに引っ付いてた
夜になると、少ししんどくなってきたのか、時折クーーンクーーンって聞こえるか聞こえないかのか細い声で、熱にうなされる子どもの様に鳴く事もあったけど、撫でてあげると安心したかのように寝てくれた
点滴もしてないので、脱水でしんどいのだろうと、水を飲まそうとしても顔をそむけて拒否して何も口にしなかった・・・
それなのに大体2時間おきにトイレに行きたい素振りをし、トイレシートは嫌みたいで、外に出たいと催促するので抱っこして外に出すと自力でしてくれたが、相変わらずのタール便・・・
何日も何も食べてないのに毎回タール便をするという事はやっぱり出血が酷いんだろうな・・・
でもトイレの後は楽になるのかぐっすり寝てくれるので、夜中のトイレもなるべく2時間おきに連れてったので、この頃からほとんど寝ないでラウを撫でてた
そのかいあってか次の朝、いつも通りの朝を迎えることが出来た
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