
国産タンデム艇として最も有名ではないかと思うフネが写真の
ホエールウォッチャーだ。
抜群の安定性に足の速さも兼ね備え、積載量も優れた本当に
タンデム艇の中のタンデム艇と呼べる存在だ。
集団ツーリングの中にこのフネがいてくれる心強さは
ハードなコンディションのときにさらに確信となる。
このホエールは残念ながら僕の所有ではない。
正確には1週間だけオーナーになったが、
当時タンデムを持っていなかったS隊長にくどかれてこのホエールを手放した。
ちょっぴり残念だったが、このフネのおかげでS隊長とタンデムコンビで何度もレースに出場することができた。
今はその座を高速艇ドラゴンチャネルに譲ったが、
製作者水野氏の朝鮮海峡横断を始め、
このフネには栄光の歴史が刻まれている。
