話は遡り8/15、WCT高知予選
予選通過条件はマンツーマン2試合の勝利です。
父、橋本要一が見守る中、幸丸イカダに上がった心平は
対戦二試合を落としてしまいます。
試合終了後
父が心平の戦った場所に座り、無言の釣果を出します。
父は、また来年に繋がれば良いと思ったのでしょう。
そして予選通過者の中に心平の姿はありませんでした。
ところがその夜、心平に朗報が伝えられます。
支部長推薦枠に選ばれたのです。
そして決勝戦に向け再出発。
8/29 決勝戦 福丸イカダ
第一試合目は同門の竹内慎二選手
開始直後ということもありチヌの活性が悪るかったのですが
5-3で心平が勝利。第二試合目に臨みます。
第二試合開始 福丸イカダ
対戦相手は昨年の優勝者:柏 雅登選手
試合開始後、両選手どちらかが竿を曲げます。
結果、24-23で心平が勝利。
大会に相応しい両者一歩も譲らない名勝負でありました。
第三試合、対戦相手は侍こと正木義則選手
この試合に勝てば8名の中より冨永イカダで行われる
準決勝に進出できます。
しかし心平は自分の釣りを貫き通し
侍に21-11で勝利。
その後、1時間の休憩をはさみ冨永イカダに移動。
この時点で残っている選手は
山本孝義(香川)山下健次(岡山)小野年彦(岡山)橋本心平(高知)
準決勝開始
対戦相手はBPキラーの小野年彦選手
今回の大会で1試合、2試合、3試合とBPメンバーと対戦
すべてに勝利した兵です。
きっと心平もいやな対戦相手であったことでしょう。
しかし心平の集中力は衰えず8-5で勝利。
予選敗退から、推薦枠に選ばれ残すは決勝のみ
対戦相手は一回戦でBPMが1-0で負けた山本孝義選手
開始早々、快調に飛ばす心平
心平6-山本選手0にて場所交代です。
交代直後、山本選手が追い上げます。
6-1 6-2 6-3 6-4 6-5
ラスト15分・・・・・
対戦を見守る父
もう声を掛けることも力になることも出来ず
息子である心平を信じます。
直後、山本選手がアタリを取ります。
しかし素バリ・・・・・
その後2回素バリ。
ラスト3分。
ラスト1分。
心平が1枚追加。
終了の合図。
第三回WCTChampion決定!!!
心平おめでとう!!
君はWCTの頂点だ!!!
そしてお父さんおめでとうございます!!

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