「2018年ルーキー回顧105 藤井 黎来(大曲工3年)投手」
状況説明
藤井 黎来(広島育成2位)投手 (大曲工出身)
蔵の入団前評価:指名見送り
高2の夏に甲子園に出ていたときはガンガン140キロ台の速球で攻めていたのですが、最終学年では実戦力を重視して、キャパを抑えての投球でした。確かに実戦的にはなったのですが、高校からプロに入るのにはもの足りなく感じ、指名リストから外しました。
藤井の1年目は、
二軍で 1試合(1イニング) 0勝0敗 防 27.00 という成績でした。
育成枠での入団とはいえこれしか登板がなかったのは、藤井が順調さを欠いたわけではなく、同期の育成入団である 岡林 飛翔 も 佐々木 健 も同様に、1試合1イニングの登板でした。
カープはプロアマ交流戦にこそ登板させていたみたいですが、基礎技術・基礎体力を付けるのに同じような方法をとったことがわかります。個人的には、あまりに実戦での登板が少ない印象は受けました。
プロアマ交流戦の登板の模様を見る限り、まだまだ制球力・ボールの勢いやキレはもの足りなく、二軍レベルではないようには感じます。2年目は、もう横並びの育成ではなくなると思いますが、少しずつ二軍での登板を増やすことになるのではないのでしょうか。サンプルが少く判断は難しいのですが、これしか実戦登板が公式戦でデキなかった(させなかった)という部分では、物足りない1年目だったと評価せざるえません。
蔵の印象:☓ (もっと実戦での登板を)

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