「ルーキー回顧22! 阪口 哲也(和歌山・市和歌山)二塁」
状況説明
阪口 哲也(19歳・阪神育成)二塁 (市和歌山出身)
蔵の入団前評価:指名見送り
高校時代は、三拍子適度にバランスの取れた強打者。打ってはインパクトの強さ、守ってはスローイングに課題のある二塁手だった。その他の部分でも、特徴に欠けるきらいがあり、無理して高校からプロに取るべき選手ではないのではないかと評価した選手。
1年目の今年はウエスタンで、
30試合 0本 2打点 0盗塁(2失敗) 打率.125厘。更に七転八倒さんの三軍成績を参考にさせて頂くと、
39試合 109打数19安打 打率.174 出塁率.262 長打率.192と、三軍で成績を残したから、ファームのチャンスをもらったわけではないことがわかる。この数字を見る限り、走力に特徴がないこと、打撃が高卒ルーキーの目安となる2割越は3軍でも果たせず、打撃の弱さを露呈した。またウエスタンで出場した30試合は、いずれも二塁手として出場。二塁守備では、一応の評価をもらえたと考えて良いのではないのだろうか。
こうやってみてみると、かなり厳しい一年目だったということがわかる。来年あたりは、三軍あたりではある程度成績を残して行かないと、そう長くは見てもらえないかなと考えられる。ただ高卒1年目、環境に馴れるだけで低一杯の一年だったろう。そんな中、二軍・三軍合わせて、69試合のプロの実戦経験を無事できたことで、一応及第点を与えられる一年ではなかったのだろうか。
蔵の印象:△ (数字的には厳しいが、貴重な経験を積めたことを評価)

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