こんにちは。
今日はとっても、とっても雪の一日。
先週末も大雪でとんでもない目にあいましたが、この週末も危うい感じですねーーー
(´・ω・`)
これから私が旅立つ予定の新天地は、現在マイナス15度くらいの極寒の地になります・・・笑
ですので、この位の寒さでヒーハー♪言うてたら、アカン!のですけど|д゚)
さて、極寒の今に!あえて思い出していこうという事で、昨年10月に旅立ったインドへの旅行記を、また時間かけてつづっていこうかと思います・・・笑
インドの旅は、自分史上最強にスリリングで、無事に帰ってきた今では面白すぎた旅となりました。ではでは、はじまりぃぃぃ♪

海外へ旅立つ前の私の中のお決まり事は、うどんと米を食べること。
たいてい空港で出発前に頂きますが、成田空港の場合は関東風の出汁なので残念っという事になりますので、関西地区限定です!!

インドという国へ何でまた行く事になったのかというと、以前から好きだった本「ガンジス河でバタフライ」を再度読んで、行けたらいいなぁなんて口走ってしまった事から始まります。
相方さんは過去に長旅をしていた中で、インドにも訪れていました。
私のつぶやきを、しっかり受け止めて・・・「じゃあ、行くか!」と、あっさり決定。
準備が始まる中で、アレアレアレ・・と少し思考が停止するような危険な情報も数々出てくるので、「まさか!ほんとに!!!」という気持ちでしたが、他のインド旅行のガイドブックや、旅行記などの本を読んでも危険因子が多く存在する事は間違いありませんでした。
そしてもちろん、旅のパートナーもその事は承知済。
私は、楽しくて面白いというイメージのインド情報に半ば騙されて、決定したからには嫌でも行かないといけない、、、後戻りができない状態で旅立つことになりました。

そんなわけで、ドキドキワクワクよりも、危険因子をどう逃れて生きて帰ってくるかという気持ちでいっぱいでしたので、非常に不機嫌(^◇^)
安いので、中国経由の航空会社を利用しましたが、サービスが悪いので更に不機嫌・・笑
ビールを飲んでも、機内食を食べても、笑顔はでませんでした。

途中の乗り換えで降りた北京。
真昼間で天気が悪いわけでもないのに、この模様。
もちろんPM2.5の影響のようです。一瞬出た時には、口の中に細かい焼けた鉄のような感じの異物が入ってくるような感覚までありました。

機嫌は悪化するばかり。

乗り換え後、インドの路線になると機内食もインド仕様に。
危険因子を避けるため、加熱をしていない物以外は口に入れないようにしましたが、初カレーは結構おいしかったので、ひさびさに笑顔(^◇^)

ふぅ〜、長旅を経て、インド:デリー国際空港へ到着。
思った以上に清潔で、空港はまったく問題ありませんでした。
でも、心労でクタクタです。
さぁ!そして、ここからいきなりインド流がスタートします!!!

到着したのは真夜中でしたので、ホテルまでの迎えを頼んでいました。
しかし、何でこんなに人がいるの?っていう位の大勢の人・人・人。
私達のドライバーは、すぐに見つかり、一緒に日本人の女性も同乗してホテルへ向かいました。
最初は女性の方に色々と情報を聞いたりして余裕のあった私・・・
しばらくすると、ものすごいスピードに段々と恐怖で言葉が少なくなってきました。
もちろん、怖すぎて写真も撮る余裕なし(笑)
そう、インド人の車の運転は半端じゃないくらい、荒すぎます!!!
追い越し、車線無視は当たり前、間のすり抜け、多少の接触時には罵声(多分)で怒鳴って通過する・・・
そして、常にクラクション。
インドといえば、クラクションといっても良いくらい、日常の音楽と化してします。

そして今晩の宿に到着。
物価は日本の10分の1くらいになるので、日本円でいえば安すぎる宿ですが、現地では中級クラスに入る宿でしたが、意味不明な壁の形が(笑)
突っ込む余裕のないくらいに精神的に疲労していたので、シャワーでも浴びて・・・っと思ったらお決まりの「お湯がでません」状態。
日が出たら、お湯も復活するかもしれませんねっと、気持ちを切り替えて就寝しました。

翌朝、私を起こしたのはアラームでもなく、携帯でもなく、クラクションでした
夜に聞いたものとは比べものにならないレベルのクラクション騒音!!
相変わらず機嫌の悪いまま、相変わらずお湯が出ない水シャワーでスッキリして街に出ました。
気温は30度前後と高いので、水シャワーでも出来ないことはないんですけどね。

夕方には、寝台列車で別の街へ移動する予定でしたので、駅の乗り場や水などの調達に向かいました。
写真で見ると、穏やか?そうですが、常時鳴り響くクラクションと、怒声、物売りの声、荒い運転に、道路の状態が悪いので道のガタガタ揺れる音など、躍動感いっぱいの中、THE日本人の私は恐怖に震えながら、恐る恐る歩きました。
「10m歩けば、10人が声をかけてくる」
まぁ、1mに一人がって事ですが、多くのインド人が日本人か、韓国人か、中国人かわからないので、「こんにちは、アンニョンハセヨ、ニーハオ」と言ってきます。
相方さんは慣れているので一切を無視して突き進んでいきますが、初めての私は反射的に返事をしてしまいますよね
そうなると、獲物がかかった!って顔でずーーーとついてきて離れません。
「もう友達だからね、マイフレンドー」って。
最初の何人かは許せますが、延々と続くやりとりに我慢も限界!
インド人が話しかけてきたら、今度は関西弁で怒る事にしてみました。
でも、それも効果なし(笑)
とにかく答えるとダメだとわかって、相方さんと同じように無視をして進むことを学びました。
平穏に静かに歩くことが出来るって、素晴らしい事だったんんだ★っと、思いましたからね。

腹ごしらえには、インド料理はいきなり怖かったのでケンタッキーへ!
どこにでもあるファストフードは旅では心強いです。

インド限定のメニューもありました。
ターメリックやスパイスの効いたライスに、カレーコロッケがのっています。
美味しかったですよ♪

街中ではスナック売りがたくさん。
インドの方は様々な宗教を信仰していますが、多くはお酒を飲まない信仰が多く、代わりに甘いものや、スナックを好みます。
スナックを買っているのは男性ばっかりでした。

デリーは何といっても首都で、大都市ですから富裕層が多くいます。
カフェもありましたが、非常に高額なコーヒーでした。
日本の物価で換算すると、4000円ほどの珈琲

アメリカンどころじゃない薄さでしたので、ぼったくりやな!と思いましたね。
駅ではインドらしい珍事?もありました。
駅のチケットの確認や、乗り方などを調べていたら、どこからともなく来た男性が私達のチケットをみて
「このチケットじゃあダメだ!手続きが不足してるぞ」っと言いました。
私はびっくり!!!
「えええええ、どうしよう」っと焦りましたが相方さんは冷静に話を聞いていましたが、その男性についていくので、動揺しまくっていましたが、ふいに少し怒って離れていきます。

わけの分からない私でしたが、男性はチケットが無効だと騙して、別の経路のチケットを買わそうとする悪い人でした。
相方さんは、どんな文句で騙してくるのかを楽しんでいた模様。
少し付き合ったものの、すぐに嘘と分かるものだったので面白くなくなって離れたとの事でした。
しかし・・・
道を歩くだけで命がけの私には、そんな余裕はありませんから!
そんな事で遊んでいる場合じゃないと、般若のようになっていました・・・笑
普段は出てこない、荒い言葉使いを連発していた気がします。

そんなやり取りを経て、夕刻の列車の出発前に、インドでの初カレーに挑戦してみました。
長期旅行者向けの安いーー所です。
日本人、欧米人が多く来ています。

ちなみにカレーとはインドでは言いません。
カレーは大きく言って汁物という感じ、それぞれの具材によって名称が変わりますが、最初は色んなカレーがまとまった「タリー」を注文してみました。
インド版の定食セットです。
安いだけあって、まぁ・・・っという味でした。
全然辛くはないですしね、ちょっと冷えててぬるくって、そんな感じです。
安いので仕方ないかな。

夜の駅。
寝台列車がメジャーな交通手段のインドですので、人でごった返していました。

列車のグレードは様々あるのですが、今回はもちろん上級クラスとしました。
最初の列車はファーストクラスだったので、二人で個室。ほっと一安心でしたが、地元の人達は無料に近い値段で乗る事の出来る自由席に押し寄せます。
寝台列車は8〜12時間くらいかけて旅をしますが、東京の朝の満員電車以上の満員の状態で、立ったまんまで旅をするらしく、押しくらまんじゅうになっていました。
インドソウルやなぁと思いました、私には一生できないわ、こりゃ。

ファーストクラスといっても、ベッドがあって個室なだけ。
でも、誰も話かけてこないし、ジロジロ見られないだけで心を休める事ができるので何よりのファーストクラスでした。
この列車で夕方から、真夜中、そして夜明けを迎え、午前中の内に次の街へ到着する予定です。
もちろん、インド人はB型が多いからかどうか不明ですが、時間にルーズなのは当たり前。
電車は3時間前後遅れる事が多々あるので、何時につくかなんてアテになりません。
おまけに車内アナウンスなんてものもありませんので、自力で着いたかどうか確認するというスリリングなものになっています!!
でも、ひとまず寝るぞ〜っと、次の戦いに備えるのでした。
Next Tripに続く・・・

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