多摩動物公園に行った。
レッサーパンダの餌タイムがとにかく悶絶のかわいさだった。飼育員のお姉さんがリンゴと笹を持って入ってきた瞬間に飛びついてリンゴをねだる様子。
ふわふわモコモコの毛並み。
リンゴを前足でじょうずに持って食べる様子。食べたらまたすぐ飛びついてねだる。お姉さんによじ登ってるやつまでいた。
結局あれだ、ふわふわの丸々とした生き物はかわいいってことなんですね。
コアラも鼻血級のかわいさだったもの。特に寝てる後ろ姿の、あのまるまっちい様子!
わたしだって動物園の人気者が大好きだー!
多摩動物公園ではライオンの敷地内を走るライオンバスがあり、これに乗ってライオンを間近で見ることができる。
メスのライオンが寄ってきて、バスの匂いをかいでペロッとなめた。かわいかったー。丸い哺乳類とネコ科はかわいさの殿堂。
と、脳直撃のかわいさにやられつつ、傍らの林や植え込みのチェックも忘れない。前日に雨が降り、気温が高いとなれば粘菌が出ているに違いないからだ。
果たしてその予感は的中した。
落ち葉の上に休眠中の状態の粘菌(菌核)を見つけた。
条件が良くなったからだろう、変形体に復帰する途中のようだった。
他にも地面から染み出してきたとおぼしき粘菌を見ることができた。
ビバ、多摩動物公園!
だけど動物園で動物そっちのけで植え込みにしゃがみこんでいる大人はすごい不審だ。しかも粘菌シーズンだからと思って持っていた虫めがね片手である。
職質されたら「粘菌が…」と言わなければならないのだろうか。めんどくさい。おまわりさんに南方熊楠について講義してしまいそうだ。
今年はもっと見つけるぞー!
