庭園美術館で刺繍のアート作品の展示観た。(もう終わっちまった)
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/stitchi/index.html
すばらしかった。
特にぐぐぐっときた作品:
白くて薄い大きな大きな布に、淡々とした挿絵のようなタッチで、
あやとり・編み物・植物のモチーフ・キリスト教的な図案などが
断片的に刺繍されている。
糸の色はショッキングピンク。
布の裏側に回ると、刺繍の糸は玉止めされておらず、
全て長く延ばされていて、束ねられている箇所が空中で吊るされている。
布の裏面からひとつに束ねられるその地点まで、
無数の糸がたわんで微妙な空気のゆらぎにふるえていて、とても美しい。
そして、その束ねられたところから糸は垂れ下がり、
泉のように床にひろがる。
布の裏側を見ると、作品に流れる時間の向きがもうひとつあるのに気付く。
つまり、布の表に現われた刺繍だけをまず見て、そこから出発して
その裏側の糸の流れを追う。
しかし、作品の全体像を知ると、裏側に垂れ下がった糸だまりから
糸が立ち上がっていき、布の表面にかたちとして立ち現われる、
もうひとつの時間の流れが発生する。
帰納法と演繹法みたいなものだけど、
もっとイマジネーションに富んだものだ。
とてもアート然とした(いい意味、きちんとしているという意味で)
よい作品をみた。
国際展級の作家だと思います。手塚愛子さん。
今みたらこの作品は「落ちる絵」というタイトルだったが、
でも「立ちあらわれる絵」でもあるとおもう。
あー。ねむいから他の作品についてはまた書きます。
あのね、ハセゴーはやっぱりかっこよかったよ!!
あと、セブンイレブンでいきなり見かけるようになった
「からだにやさしい」というシリーズ?の、
ほうじ茶プリンがめっちゃうまい!です。
見かけたら即買いだぜ。かなりほうじ茶ほうじ茶してます。
190円と、コンビニプリンにしては高いけど、あれには払える!